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2006年8月31日 (木)

日本一周を悩む。

日本一周を悩んでいる。
と言っても、もちろん続けるかどうかを
悩んでるわけではない。
今後、どういうルートで周るのかを思案しているのだ。

素直に、福島、茨城と太平洋側を下がっていくのか。
それとも。

ひとつ考えているのは、
福島から新潟に抜けて、
そのまま北陸、北関西、山陰へと進むルート。
このルートなら、太平洋側をずっと南下するよりも、
比較的残暑を避けられるのではないかと思うし、
日本一周の後半に北陸を通る際の、
雪の不安も回避できると思ったのだ。
ただ、このルートだと、海沿いの道を走れない。

日本一周中、見たい風景として筆頭に上がるのは、紅葉の京都。
ぜひいちばん良い時期に行きたい。
あちらの紅葉は、11月中旬くらいだろうか。
それまでに北陸、山陰、九州、四国と回ってこれるだろうか。
かなり難しい気がする。

・・・やっぱり、北海道に居過ぎたかな(^_^;)

うーん、まだ本格的に考えてないから
何とも言えないのだが、
場合によってはかなり変則的なルートをたどるかもしれない。

旅中の車内生活の様子を、
親友の「南半球」にカメラで写してもらった。
まぁ、寝てるとことパソコン打ってるとこだけだけど。

軽自動車の狭い車内の中で、
いったいどんな風に寝泊りして、ブログ書いてるんだろ、
って疑問に思ってる人もひとりくらいいるかもしれないので。

運転席側で寝てます。
シートを倒しても、ムーヴはフルフラットにならないので、
あまり寝心地はよくない。

それでも足を伸ばせる分セダンよりは寝やすいとは思う。

Img_1864_1

そこで、クッションを2つばかり敷いてみた。
ちょっと足の方が苦しくはなるのだけど、
上半身はほぼ申し分ない。
まぁこんなものかなって感じ。
足の方にあとひとつクッションを追加するかも。

Img_1882

今のところ、フリースを掛けて寝ているが、
これから秋が深まってくに連れて、厳しくなるだろうな。
ちなみに、寝る時はちゃんとパジャマとかスウェットに着替えてる。
ジーンズのままとかでは疲れが取れないと思うからだ。

Img_1866_1

パソコンをする時は、シートを全部倒して後部座席に座り、
デジカメのハードケースを台代わりにして、
その上にノートを置いて、パチパチ打ってます。

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2006年8月19日 (土)

8/18 日本一周61日目(山田町~大船渡~仙台)

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☆今日の概要☆

・光山温泉「岳泉荘」(通算378湯目)


★本日の走行キロ 270キロ

 


☆今日の詳細☆

無事、仙台に帰着。
実に60日ぶりの仙台。
やっぱりホッとするね。
ようやく、フルフラットな布団でゆっくり眠れる。

今日も、温泉に1湯入った以外は、
旅らしいことはしなかった。
釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼と、
仕事しながら南下して、帰ってきた。

三陸の温泉は、温泉本を見てもさっぱり情報が載っておらず、
ほとほと困ったのだが、
道の駅の情報館のタッチパネルで、
周辺の鉱泉宿の情報が見れて、
今日入った「光山温泉」もそのタッチパネルで探し当てた。
なかなか役に立つじゃないの、道の駅。
てか、温泉本がもちっとバランスよくしっかりやってくれよ。

 
「光山温泉 岳泉荘」はひっそりと佇む山間の一軒宿という感じ。

Img_1860
宿の人の応対も、フレンドリーでホッとする。

「ウチのお風呂は、かなり熱くなってるからね~」
と言われて入ったが、ホントに熱かった。

ぬるい湯、熱い湯と2つの湯船があったが、
私見によれば、ぬるい方でも43.5℃、
熱い方は45℃近くあったと思う。
泉質は単純冷鉱泉。
無味無臭でわずかに黄色がかっているように見えた。

Img_1862

お湯の熱い訳は、常連さんのためだという。
共同浴場にしても同じだが、
常連さんがよく入りに来る湯船は、
大抵、熱めの設定になっている。
長く温泉に通い慣れてくると、
だんだんぬるい温泉では物足りなくなってくるのだろう。
その気持ちは俺にも分かる。
やっぱり熱い方が、入った気がするからな。
かといって、45℃はちょっと熱すぎだろとも思ったけど。

 
さて、後は書くべきことはもう無い。
次の出発は、9月頭の予定。
それまではゆっくり休養するつもり。
これまでの旅のまとめとか、
持ち物の再検討とか、
画像の整理とか、
やることはいっぱいあるんだが、
とりあえずここで一度中断します。

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2006年8月18日 (金)

8/16、17 日本一周59、60日目(八戸~久慈~岩手町~宮古~山田町)

☆今日の概要☆

・新山根温泉「べっぴんの湯」(通算376湯目)

★本日の走行キロ 169キロ

☆今日のイチオシ☆

・新山根温泉「べっぴんの湯」

☆今日の詳細☆

新山根温泉「べっぴんの湯」は、
三陸地方では数少ない貴重な温泉のひとつ。
Img_1858
久慈市の南20キロのところにあり、
泉質も全国的に見て稀有なものであった。
硫黄泉系の冷鉱泉で、PH値が10.8とかなり強い。
脱衣所に掲示されていた強アルカリ泉ランキングを見ると、
全国で3位だとか。
硫黄泉では最高のアルカリ数値の誇るらしい。

浴感としてもかなりツルツルした。
お湯は無色透明だが、わずかに白濁しているようにも見えた。
大風呂の壁の一部から、かなり冷たい水の出る箇所がある事に気がついた。
そこが恐らく源泉の湯口なんだろう。
手で触れると、トロ味さえ感じるほどツルツル感のある水だった。
これを浴用加熱して使っているのだと思う。

露天では面白い風景が展開されていた。
大人が3人入っていたが、全員、片手にハエタタキを持ち、
しつこくまとわりついてくるアブを必死に払い除けていた。
3本もハエタタキが常備してある温泉なんて、初めて見た。
ハエタタキがあるのなら、僕も露天に行って、
アブをビシバシ成敗してこようかとも思ったが、やめた。
触らぬ神に祟りなしである。
下手打ってまた目の上を噛まれたら溜まったもんじゃない。

入浴料400円で、サウナ、水風呂も付いていた。
水風呂もわずかに白濁しているように見えたから、
あそこは冷鉱泉をそのまま流し込んでいるのかもしれない。

この日は新山根温泉に入ったきり、
旅らしいことは何もしなかった。
久慈市で仕事をしたあとは、
岩手の内陸まで車を走らせ、
夕方から、マイミクのリョウさんとお会いして、
夕食を食べたり喫茶店に行ったりした。
豚の生姜焼きを食べ、
「プリンタニエ」とかいうケーキを食べたり、
ベーコンとアスパラのバター炒めとか食べたりした。

リョウさん、仕事でお疲れの所、
楽しい話をありがとうございました。


↓ここから、8/17 日本一周60日目の日記♪




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☆今日の概要☆

・奥中山高原温泉「朝朱の湯」(通算377湯目)

★本日の走行キロ 271キロ

☆今日のイチオシ☆

・奥中山高原温泉「朝朱の湯」

☆今日の詳細☆

旅行前半、最後の一泊だというのに、
道の駅・やまだはエアエッジが使えなかった。
エリアマップを見ると、もう少しのところで圏外だ。
あとほんのちょっとだけ頑張ってくれればいいのに。
何かどうもエアエッジってのはホントに、
まるで楽天のピッチャーのように心細い。

窓という窓にサンバイザーの目隠しを張り、
パソコンの準備をして立ち上げて、
そうしていざネットを始めようとして繋がらない。
ネットを始めるまでにだいぶ手間が掛かっているだけに、
かなりテンションが下がる。

今日も旅らしいことはほとんどしなかった。
唯一、奥中山高原温泉「朝朱の湯」に入っただけ。

Img_1859
泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉だったと思う。
リョウさんも入湯経験があるらしく、
「ツルツルしたお湯ですよ~」と昨日言っていたが、
確かにツルツル感がいい感じのお湯であった。
露天、サウナなどもあって、料金は500円。

東北は、何かもう自分のホームグラウンドみたいな感覚があり、
これまでに入った温泉も数知れず、
日本一周旅行としてはけっこうやる気の下がる地域だ。
「まあまたいつでも来れるから、いいや」
という感覚になってしまう。

北海道にいるときは、
どこで食べるにもデジカメを持って行ってたのに、
東北に入ってからいちどもメシの画像を撮っていない。
今日も、盛岡と山田町で、
それぞれ良い定食、いいラーメンを食べたんだが、
記録する気がまったくなかった。

明日は、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼あたりを回る予定。
懸念事項がひとつ。
明日、入れる温泉あるんだろうか。
ホントに三陸は温泉が少ないからなぁ。
調べるにもネットが使えないし・・。
仙台帰ったら、速攻でケータイの機種変をせねば。
PCサイトを見れる機種にすれば多少は今より楽になるだろう。

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2006年8月17日 (木)

8/15 日本一周58日目(森~函館~八戸)

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☆今日の概要☆

・水無海浜温泉(足湯のみ)
・御崎海浜温泉「浜の湯」(通算374湯目)
・戸井町営温泉ふれあい湯遊館(375湯目)
・函館からフェリーで青森の大間へ。

★本日の走行キロ 341キロ

☆今日のイチオシ☆

・御崎海浜温泉「浜の湯」

☆今日の詳細☆

せっかく森駅の近くにいるんだし、
また駅弁「いかめし」でも食べようかなと駅まで行ってみたら、
なんと売店がまだやってなかった。
7時50分頃行ったんだが、開店は8時半となっていた。
う~ん、残念。
今日はフェリーの時間があるから、悠長にはしてられない。
泣く泣く、諦めて函館を目指した。

北海道放浪の最後を飾るのは、恵山。
函館からスタートして、
北海道を左回りで海岸沿いにぐるりと一周すると、
最後に行き着くのが恵山だ。

ここには水無海浜温泉という天然露天風呂がある。
波打ち際にある温泉露天風呂で、
満潮時には湯船が海に沈んで入れず、
干潮時には、今度はお湯が熱過ぎて入れない。
ちょうど良い具合に、海水が湯船に流れ込んできて、
お湯の温度を適度にしてくれる、
1日のうちのほんの数時間しか入れるチャンスがなく、
「幻の温泉」と呼ばれている。

僕が行った時にはまだ満潮の気が強くて、
湯温はだいぶ冷たかった。

Img_1853
あまり海水に干渉されないようなところだと、
温泉の温かさも少しは感じたのだが。
ちょうどいい温度になるには
あと1時間待たねばならないらしい。

家族連れが水着で入っていて、
裸で入るにはすこし勇気が要りそうだが
それでもまだ男女別の脱衣所があるので、他の野湯よりはマシだろう。
適温にさえなっていたら、僕は裸で入った。

先にも書いたようにこの日はフェリーの時間があり、
どこかに時間を割くことが出来ない。
「いかめし」に続き、ここも泣く泣く諦めた。

次に訪れたのは、御崎海浜温泉「浜の湯」。
水無海浜温泉からさほど離れていないにもかかわらず、
島をぐるっと迂回しなければならない。
水無海浜から車で30分くらいは掛かったかな。

屋根もついた半露天風呂という感じ。

Img_1855
海に面してはいるが、湯船に浸かってしまうと眺望はない。
無料だけど、寸志を入れる木箱があった。
100円を入れて入った。

泉質は
「カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉」で、
まるで強力なドラゴンでも召喚する呪文みたいに長い。
お湯はわずかに白濁している。
適温の気持ちいい温泉だった。
ここはさほど知られていないのか、
あまり人も来ずにゆったりとお湯を楽しめた。
ちなみにここも混浴。脱衣所も男女一緒。

その次は、「戸井町営温泉ふれあい湯遊館」に入った。
シャンプーや石鹸で体を洗いたい、それだけの理由で立ち寄った温泉。
単純温泉は熱い湯、ぬるい湯とあったが、
どちらも温度は高め。
露天はないが、サウナなどもあり、施設としては充実している。
料金は360円と、安価だが、シャンプー石鹸などの設置はない。
持参するかフロントで別途購入せねばならない。
やはり、道南の日帰り入浴施設では、
シャンプーなどの設置がないのがスタンダードなようだ。

函館のフェリーターミナルに着いたのは、13時過ぎ。
出航が14時10分で、すでに受付が始まっていた。
お土産を買い込み、ご飯も食べたら、
あっという間にフェリーに乗り込む時間になった。
やっぱり、「いかめし」を食べる暇も、
水無で引き潮を待つ暇もなかったのだ。

それにしても。
北海道に上陸したのが6月23日。
今日が8月15日。
実に53日も北海道を放浪していたのか。
信じられない。
すごい話である。
まさかこんな旅が出来るとは…。
有難い話だ。

フェリーに乗り込み、
離れ行く函館の街を見送った。
さよなら、北の大地。
さよなら、キタキツネ。
さよなら、セイコーマート。

旅は新たな展開を迎える。
本州を南下する旅のスタートだ。

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2006年8月15日 (火)

8/14 日本一周57日目(室蘭~森)

0815

☆今日の概要☆

・ラーメン山岡家
・二股ラジウム温泉(通算373湯目)

★本日の走行キロ 198キロ

☆今日のイチオシ☆

・二股ラジウム温泉

☆今日の詳細☆

暑い。車内がメチャクチャ暑い。
たぶん、エアコンガスが切れたんだと思う。
夜になったらクーラー効かなくなった。
パソコン付けたらさらに暑くなってきた。

今、森町の道の駅。
北の大地に来たての頃、
僕はこの道の駅に車を停めて、「いかめし」を食べた。
あれからもう50日あまりが経ったらしい。

そんなに時間経ったかなぁと思う反面、
なんかもう3ヶ月も前のことのような気もする。

あの「いかめし」のあとで、僕は江差に行き、
余市、札幌、旭川、稚内、
一旦道央に戻り、さらに道東と巡って、
またここに帰ってきたのだ。
通ってきた足跡を振り返れば、
やっぱりしっかり50日は経ってるんだなと思う。
ずいぶんな大旅行だ。

さて。

今日はほとんど移動と仕事だけで、
旅らしいことはほとんどやってない。
ラーメンもチェーン店の「山岡家」で食べたし。

ひとつだけ温泉に入った。
「二股ラジウム温泉」。
ここ、凄かった。

露天風呂から崖を見下ろすと、
崖全体が、温泉の堆積物でドームのようになっていた。
どこかの温泉の神様みたいな感じだ。
相当、成分の濃い温泉なのだろう。
内湯も露天風呂も、恐らく木風呂だったんだろうが、
温泉成分が表面にすっかり覆い被さり、
等高差のある模型地図みたいな感じになっていた。
砂色に濁って温まる良いお湯だった。

浴槽は内湯に4つ。
ふつうの深さのぬるい湯、熱い湯と、
深さ120センチほどの、
立って入るぬるい湯、熱い湯、とあった。
露天も2つに分かれていて、それぞれ湯温が違った。
また、温泉プールも併設されていた。
すべて混浴。
僕の行った時には30代後半くらいと思しきご夫婦が
3組くらい、湯船に浸かっていた。

女性専用の内湯、露天もあるとかないとか。
ものの本を調べればすぐに分かるでしょう。

あ~もうとにかく暑い。
こんなんで日記更新してらんない。
明日、大間に着いたらすぐにむつ市に向かって、
どっかのカーメンテナンス店に入って
エアコンガス注入してもらおう。

というわけで、
明日は50何日ぶりかで、
本州・青森のどこかからの更新になります。

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2006年8月13日 (日)

8/13 日本一周56日目(苫小牧~登別~室蘭)

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☆今日の概要☆

・登別カルルス温泉(通算371湯目)
・フンベ海岸温泉(372湯目)

★本日の走行キロ 104キロ

 


☆今日のイチオシ☆

・フンベ海岸温泉

 


☆今日の詳細☆

北海道を出る日が決まった。
明後日、15日の午後だ。
今は室蘭。
明日中に、「いかめし」の森町あたりまで移動して、
明後日の朝、函館のフェリーターミナルに入る予定。

そろそろ北海道を出て別の地方を訪れたい気持ちと、
2ヶ月あまりも居たくせに名残惜しい気持ちとの二つがある。

悔いはない、といえば嘘になる。
稚内からサハリンを望めなかった。
アイヌに関するいい博物館に出会えなかった。
(やっぱり本を買っておくんだった)
入り逃した温泉がいくつもあった。

だいぶ北の大地を堪能したとは言えるけど、
それでもまだまだ味わいつくすといった感じには程遠い。
当たり前だ。
たった2ヶ月しかいなかったんだから。
そんなに底の浅い土地じゃない。

心残りがあるならきっと、いつかまたこの地を訪れるだろう。
そうだとしたら、ほんの少しの心残りがあるっていうのも、
それはそれでまた良い。

 
今日は苫小牧のホテルをチェックアウトギリギリに出て、
登別カルルス温泉「ホテル岩井」に入った。

派手な登別温泉とは対照的に、
カルルスはひっそりとした温泉場。
たった10キロしか離れていないのに、雰囲気が全く違う。
出ているお湯も違う。
登別は、白濁の硫黄泉とか食塩泉とかいくつもの泉質が出ているが、
こちらはひっそりと無色透明の単純温泉が湧出している。
様々な面を見比べても、登別が陽、カルルスは陰といった感じがする。
かなりあてずっぽうだが、
登別で湯治した帰りの、仕上げ湯としてカルルス温泉があるのかもしれない。
群馬の草津に確かそういうタイプの温泉があったように覚えている。

無色透明の温泉ながら、特に塩素臭がするわけでもなくて、
僕はいいお湯だと思った。
カルルスに入った後、登別温泉もはしごしようとしたが、
グッタリ疲れてしまって無理だった。
登別はこないだなごみと一緒に入ったし、
まぁまた今度で良いや、とあっさり諦めた。

登別温泉街の「味の三平」で味噌ラーメンを食べた。

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ロースのチャーシューはなかなか良かった。
チャーシュー麺にすれば良かったかな。

 
テレビで、仙台育英対日大山形の試合が流れていた。
育英はエラーで失点し、
山形は外野のスーパーセーブでピンチを凌いだ。
僕は野球はエラーの少ないチームが勝つと思っている。
あとで結果を見たら、やはり育英は敗れていた。

 
食後に向かった「フンベ海岸温泉」は、
見つけるのに結構苦労した。
温泉チャンプの本には載っているが、
案内板は全く出ていなかった。


あちこちと試行錯誤的に車を走らせ、
波の結構出ている浜に車を停めた。
何となくここかもしれないと思ったのだ。
少し勾配が急になっている場所を登ってみた。
すると丘の上に出て、右手の方に鄙びた小屋がひとつ見えた。

Img_1848
たぶん、あそこだろうと思って近寄ってみると、そうだった。

海に面した丘(崖といっても良い)の上にポツンと建てられている、
何の飾り気もない湯小屋。
これぞ、地元の人のための、知る人ぞ知る温泉という感じ。
現代に秘湯があるとすれば、こういう場所か。

木造りの無骨でこじんまり内湯は、
大人が4人も入れば満員という感じ。
茶褐色の温泉が溢れていた。

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地元のおじさんが数人入っていて、
挨拶をして僕もお邪魔させてもらった。
皆、笑顔で迎え入れてくれてうれしかった。

内湯の壁には何故か風景や人物の油絵が飾られていた。
自身は全くないが「シュールレアリスム」というジャンルかもしれない。

湯小屋は非常に鄙びた雰囲気。
つげ義春的な温泉の風情を濃厚に感じる、
極上の温泉だと思った。

当然お風呂は混浴、脱衣所もひとつしかない。
女性にとってはかなり入りにくいお湯だろう。
地元の人に人気で、おじいちゃんたちが結構入ってくる。
海沿いに湧く温泉らしく、温まるお湯だった。

地元の有志の方たちがお金を出し合って、
フンベ海岸温泉を守っているらしい。
脱衣所に出資金の合計とかの表が掲示されていた。

僕らよそ者は、有難くもタダで温泉を利用させて頂いている。
マナーを守りゴミを散らかしたりなどせず、
地元の人たちに快く受け入れてもらえるような姿勢での入湯を心掛けたい。

 
さて、今日は日曜日なのでお仕事。
今、高校野球を見ながら、こうしてネットを繋いでいる。
窓の向こうから、祭囃子が聞こえてきたので、
夜御飯ついでに、ちょっと街を歩いてみることにする。



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ホテルの周りは古い商店街になっていて、
今はお盆だからなのか、軒並みシャッターが下りて非常に寂しい雰囲気だ。

 
何軒か営業している中で、
「ふじとり」という焼き鳥屋さんに入った。
ラーメンもやっているというから入りやすかった。

酒飲みがうらやましい。
ひとりでも気軽にこういう店に入れるからな。
そしてすぐ馴染むし。
酒を飲めないと、こういう場所ではどうも身を持て余す。
格好が付かないというか。
水ばかりグビグビやってもしょうがないし。

店内は鳥を焼く煙で白く煙っていて、
壁には記念コインの額がいくつも飾られていた。
繁華街の横丁にある店って感じ。
雰囲気のある焼き鳥屋に大満足。
焼き鳥(タレ)を3本、醤油ラーメン、
それからまた焼き鳥の塩を3本追加して食べた。
柔らかい肉でうまかった。
ラーメンもおいしかった。
味どうこうというより、雰囲気をおかずにして食べるラーメンだと思った。

 
ホテル近くの広場で、盆踊りをやっていた。
家族連れや、若い女の子たちが浴衣を着て
大きな円を作って、楽しそうに踊っていた。

室蘭。
僕のことを知ってる人が誰ひとりとしていない土地。
周りが賑やかであればあるほど、
自分は今、この街でひとりなんだ、という思いを強くする。
こういうのを旅情というのかな。

こういう風情とも、もうすぐお別れだ。

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2006年8月12日 (土)

8/12 日本一周55日目(幸福駅~襟裳岬~苫小牧)

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☆今日の概要☆

・幸福駅
・襟裳岬

★本日の走行キロ 343キロ

 
☆今日のイチオシ☆

・幸福駅
・襟裳岬

 
☆今日の詳細☆

苫小牧のホテルからアップしている。
5日間くらい、フルフラットにならないムーヴで、
ちょっと体を痛くしながら寝てたので、
今日、明日は真っ平らなベッドで休むことにした。

でも、昨日はちょっと対策を考えて、
クッションを2つ敷いてみたらだいぶ楽だったので、
あと1つくらいクッションを買って、
何とかフルフラットに近い状態に持ってくつもり。
ってか、そんなこともっと始めからやれよって感じだな。

今日は、「道の駅・コスモール大樹」から苫小牧まで、
343キロを移動した。
さすがに、北海道のデカさが嫌になってしまった。
地図で見ると大して遠くないのに、実際は…。
343キロっていったら、仙台から東京まで行っちゃうよ。

 
さて。

今日はまず、昨日も書いたとおり、
帯広の方に「忘れ物」を撮りに行った。
「幸福」を忘れてきたのである。

何のことかというと、
要するに、旧広尾線「幸福駅」に記念写真を撮りに行ったんである。

この間、帯広に滞在していた時には、
まさかこんな至近に「幸福駅」があるとは思ってなかった。
何となくもっと道東の方にあるような気がしていたのだ。
すっかり道東の方まで入った後で地図を眺め、愕然とした。

「幸福駅」はその名の通り、
そこに行けばもっと幸せになれるような気がして、
ぜひとも訪れてみたいスポットだった。

多少、函館への戻りルートからは外れてしまうが、
頑張って立ち寄ろうと決めた。

そういうわけで、「幸福の忘れ物」を撮りに行った。
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幸福駅売店のおっちゃんは、
まるで朝市の八百屋みたいな声で、
「はい、こうふく!しあわせ!いらっしゃいませ、はい、幸福!」
と連呼していた。

斎藤一人さんやスピリチュアルな世界では
「ツイてる、ツイてる」と言い続けると
ホントにどんどんツキが巡ってくる、
というような話をよくしているけど、
その法則に照らせば、
この売店のおっちゃんは、毎日このように連呼しているのだろうから、
相当幸せになっているはずだが、実際のところはどうなんだろう。

「ツイてる、ツイてる」の話を書いてて思ったんだが、
ここの駅は「幸福」なんていうめでたい名前を付けられて、
それを面白がって、たくさんの人が訪れる。
「そこに行けば幸せになれるかも」と誰しも少しは思いながら来るだろう。

俺はなんか、そういう場所には有難い神様が自然に宿ってくれて、
本当に「幸福」な波動を放つ場所になるんじゃないかと考えている。
「みんながそう言うなら、留まってみようかなぁ」という感じで。
だからきっと、「幸福駅」に行けば幸せの神様が祝福をくれる、はず。

幸福駅の玄関と行先案内板で、
初めて三脚を使い、セルフタイマーで自分を撮ってみた。
今まで面倒くさくて、いちども使ったことがなかったのだ。
ふうーん、なかなか面白いじゃないか。

「面倒くさがり」というのは本当に悪徳だ。
これがなければきっと、もっともっと自分の人生は豊かに充実していた。
まぁそんなこと言っても直しようがないから仕方ないんだけど。

 
次に訪れたのは、北海道の南の突端、襟裳岬。
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地図で見るとVの字になってるところ。
風光明媚で、気持ちのいい岬だった。
海の水がきれいに見えた。
風が強く、そのせいで波も比較的高いようだった。

岬の売店では、店員さんがマイクを使って、
しきりに「テレビで放映された店です」と紹介し続けていた。
それに釣られた訳ではないんだが、
「炙りサーモン丼」に惹かれて、結局その店で食べた。
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襟裳から苫小牧までの道のりは、果てしなく遠く感じた。
あるところで、前の2台がとてつもなく遅いので追い越しをかけたら、
ちょうど反対車線側の待避所に警察が張っていてドッキリした。
結構スピードも出していたので、
「お願い!マジで、見逃して! 頼む、神様!」
みたいなことを必死でつぶやいていたら、
警察は運良くこちらを追ってこなかった。
あ~危なかった…。
罰金ほど、くだらない出費はないからなぁ。

 
運転し過ぎて疲れたので、
夕食は自分へのご褒美で中華料理。
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思い切って、坦々麺、チンジャオロースー、小ライスを食べた。
やっぱ中華はうまい!
これ食い終わったら、もう死んでも良いやって思うくらいうまかった。

何か俺、恵まれてるよなぁ。
さっきも警察来なかったし、
こんな贅沢な旅をもう2ヶ月近く続けられてるし、
今もこんなうまいもん食って、大満足だし。
ホント有難いよなぁと思っていたら、
ふと正面の壁の掛け軸が目に入った。
そこには「心想事成 萬事如意」と書かれていた。

ハッとした。
これは…、
「心に思うことは全て叶う」という意味なのではないか。
ホントのところは分からんが、多分そうだと思う。
つまりは、そういうメッセージなのだろう。
僕の内側にある光からのメッセージなのだと、受け取った。

俺、やっぱ4月にインド行った甲斐があったかも。
あまりに恵まれすぎているもの。
もっともっと感謝をしなくちゃいけない。
有難い話である。

 
さて、明日は移動はそこそこに、
旅行と仕事を楽しむ予定。
なごみとも訪れた登別温泉をもう一度堪能し、
登別カルルス、さらには海沿いの風情ある共同湯など巡る予定。
明晩は、室蘭のホテルを予約してある。

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2006年8月11日 (金)

8/11 日本一周54日目(釧路~大樹) 8月11日

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☆今日の概要☆

・鶴居村温泉ホテルTAITO(通算370湯目)
・釧路・レストラン泉屋にて「カツスパ」

★本日の走行キロ 242キロ

 
☆今日のイチオシ☆

・鶴居村温泉ホテルTAITO
・泉屋のカツスパ

 

☆今日の詳細☆

昼前くらいまで、道の駅・しらぬか恋問にいた。
汗だくになりながら、溜まっていた日記を書いた。
毎日いろんなことがあるし、
文章がヘタクソなせいもあって、どうしても日記が長くなる。
3日分、一気に書くのは非常に骨が折れた。

 
今日の温泉は、「温泉チャンピオン」郡司勇さんご推薦の温泉、
「鶴居村温泉ホテルTAITO」。
なるほど、さすがは温泉チャンピオンが強く勧めるだけあって、
素晴らしいお湯だった。

コーヒー色というか紅茶色というかコーラ色というか、
とにかく鮮やかな琥珀色をしていた。
重曹が多く含まれているからなのか、入っていて非常にツルツルするお湯。
飲んでみると、硫黄のような香りと、切り立ての木材のような匂いが
合わさったような感じがした。
湯船は高温の源泉がそのまま注がれているようで、結構熱めだった。
モール系の温泉と記載があった。
モール泉って日本じゃ十勝川温泉だけじゃなかったっけ・・。
違うのかな。

 
ネット友達からオススメされていた、
釧路市末広の「レストラン泉屋」に「カツスパ」を食べにいった。
P1010010_2
「カツスパ」とはミートソースの上にとんかつが乗ったものである。
ボリューム満点で、パスタはアルデンテ
(ってたぶん、あの硬さのことだと思う)だった。
途中でお水を4,5杯くらいおかわりしつつ、
何とかすべてを完食した。
夕食がいらないほどのボリュームで、大満足。
さすがに有名なだけあって、すごいのが出てきた。

 
泉屋に寄った後、釧路を去った。
あと一食くらい釧路ラーメンを食べてみたい気もしたが、
でももう良いや、という気持ちの方が強かった。
さすがに北海道に50日もいて、
先を急ぎたくなってきたのかもしれない。

釧路から、今いる大樹町までは、
ほとんど何もないといって良いような道。
ガソリンスタンドは道中、ついに見つからなかった。
あまりガソリンが入ってなかったため、
結構焦りながらも、何とかたどり着いたという感じ。

 
明日は帯広の方に「忘れ物」を撮りに行って、
泊まりは苫小牧のホテルを予約してある。

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8/10 日本一周53日目(日本最東端~釧路)

0810

☆今日の概要☆

・日本最東端・納沙布岬
・霧多布温泉「ゆうゆ」(通算369湯目)
・釧路ラーメン「河むら」


★本日の走行キロ 271キロ

 

☆今日のイチオシ☆

・納沙布岬

 

☆今日の詳細☆

道の駅・スワン44ねむろでは、またしてもエアエッジが使えなかった。
これで2日連続、日記を更新しなかったことになる。

準備をしてすぐ、日本最東端の納沙布岬を目指した。
Img_1769
}稚内にはノシャップ岬があり、根室には納沙布岬がある。
ともに旅情を濃厚に感じさせる街だったが、
岬の名前まで似ているとは。

もうひとつの共通点としては、
稚内、根室ともに、ロシアとの国境に接している。
国境に接していることから生まれる緊張感とか、対外的な意識とか、
そういうものは、例えば僕の住む仙台とか、日本のど真ん中にある長野とかより、
明らかに強く持たれているだろう。

そのあたりが、普段国境など意識しない場所で生きている僕に、
同じ日本でも何か雰囲気の違った場所にたどり着いたような
旅情を感じさせるのかもしれない。

納沙布岬は上空は晴れてはいても
海面から低い雲が横に長く立ち上っていて、
まるで津波でも襲ってきているように見えた。
しばらくするとその雲が取れてきて、
沖の方に島のようなものが見え出した。
岬の沖に、細長く横たわる島。
その島の真ん中あたりと、左端に、灯台のようなものが見えた。

Img_1771
売店のおばさんに訊ねてみると、
「あれが、北方領土です。水晶島という名前です」と教えてくれた。
「ということは、あれはロシア領で、日本からはあの島に渡れないんですか?」
「そうです。あんなに目の前に見えるのに、日本じゃないんですよ」と言った。

宗谷岬ではついにサハリンを望めなかったので、
僕はここに到って、生まれて初めて日本の地から外国を眺めたことになる。
外国といっても元々は日本の領土。
第二次世界大戦の終戦直後にいきなりソ連軍がやってきて不法に占拠し、
今も条約を無視して占領を続けているのだという。
その辺の歴史については、興味はあれども知識は浅墓なので、
あまり詳しくは書けない。

水晶島に立っている灯台は、あれはロシアの灯台で、
日本の漁船などをあそこから監視しているらしい。
また、右に少し目を転じると、水晶島より近い場所に、傾きかけた灯台が見えた。
あれは日本が立てたもので、
今はそこがちょうどロシアと日本との中間ラインになっているらしい。
貝殻島というらしい。
納沙布岬から3キロしか離れていないという。
泳いでも行けそうな距離に国境とは…すごい話だ。

Img_1774
岬には、北方四島の返還を願う、
哀切な叫びの碑がいくつも立っていた。
納沙布に来る途中の道路脇には、
自衛隊がライフルを携えた看板がいくつか立てられていて、
「島はうばわれた」と記されてあった。
明らかに、本州とは雰囲気が違う。

北方領土に関する資料館があった。
もともと日本の領土だったことを示す古い文献や、
北方領土返還のために、これまで積み重ねてきた努力の跡などが紹介されていた。
無料の望遠鏡を眺めて、スイッチを押すと、
「海の向こうに見えるのが、ロシアに不法に占拠されている日本の島々です」
というアナウンスが流れた。
ガイドに従って望遠鏡を様々な方向に向けると、
水晶島、貝殻島、あともう一つ名前の分からない島が見えた。
歯舞群島と総称するのだという。

北方領土に関して、
何がどうなって今のような状況になってしまったのか、
僕は情けなくも、先にも書いたように浅墓な知識しか持ち合わせていない。
歴史は、一方の側から眺めただけでは不十分だ。
それではケンカをした二人の、一人の言い分しか聞かないのと同じだ。
ロシアが素直に北方領土を返還しないのも、
それはそれで何か理由があるのかもしれない。
その理由を俺は聞いたこともないし、全く知らない。
日本の側の事情は少し分かった。
ロシアについてはさっぱり分からない。
また、全く関係のなさそうな、例えばカナダやスイスの歴史家などは、
この問題についてどう思っているのか。
そういう第三者の意見も聞いてみたいと思った。

資料館の入口に設置された返還要求署名にも協力したかったけれど、
真に様々な視点から眺めて出した結論が伴わなければ、
その署名は、単にトイレの落書きみたいに
軽いものになってしまうように僕には思われた。
だから署名はしなかった。
そのかわり、いろいろ資料はもらってきた。
あとでゆっくり読んでみたい。

 
納沙布ではカニ丼を食べた。
P1010006
イメージでは、ごはんの上にカニの身がどっさり乗っかって、
醤油か何か掛けて食べるのだろうと思っていたら、
カツ丼のカツの代わりにカニが使われている丼が出てきて、
ちょっと拍子抜けした。
あれはあれでうまかったけど、
イメージしてたカニ丼を食べたかったな。
ちなみに値段は1000円。
その値段じゃ、どっさりのカニ丼は食べれないってことなのか。

 
納沙布のあとは、朝風呂に入るためだけに霧多布岬へ。
入ったのは「霧多布温泉 ゆうゆ」。
だいぶ塩素の匂いが強い日帰り温泉だった。
お湯は薄く黄色っぽかった。
料金は500円。

 
アゼチ岬が近いようなので行ってみた。
ここで不思議な風景を見た。
空は爽やかな快晴なのに、岬の辺りは濃霧に包まれているという風景だ。
少し目を転じれば向こうには青空が見えるのに、
付近には濃い霧が掛かっている。
こんな風景は今までに見たことがない。
霧は海から立ち上り、岬を渡って内陸の方へと流れていた。
これを海霧と呼ぶのだろうか。
全然違ってるかもしれない。
しかし、これだけ晴れているのに霧とは・・・。
「霧多布」とはよく名付けたものである。

 
霧多布のあとは、まっすぐ釧路へ。
ひたすら車を西へ西へと走らせ、
ついにこの日も走行距離271キロ。

 
釧路ラーメン「河むら」でチャーシュー麺を食べた。
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釧路の麺は極細の縮れ麺。
忙しい漁師には、すぐ出来上がるラーメンがウケたため、
極細の麺が浸透したのだという。
注文をして、トイレに小用に立ち寄り、
カウンターに帰ってくると、もうラーメンが出てきた。
ラーメンの出来上がりとしては異常に早い。
これが釧路ラーメンか、と驚いた。

醤油の味が濃く、あれは鰹のダシだろうか。
あまり食したことのない特徴的な味がした。
あっさりしていて食べやすく、スープまで完食した。

 
この日の宿は、エアエッジのエリアマップを見て、
ネットの使える「道の駅・しらぬか恋問」にした。
だが、何故かエアエッジが繋がらなかった。
マップを見ると思いっきり通信可能範囲に入っているのに。
こういうつまらないことはホント勘弁してほしい。
こちらは月に1万2000円も出しながら、
それでも速度が遅くて使えなさを憂えているというのに、
せめてエリアマップくらい正確なものを提供してほしい。
ウィルコムさん、マジでお願いしますよ。
僕としてはネットが出来る出来ないは、かなり死活問題なのだから。

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8/9 日本一周52日目(羅臼~根室)

0809

☆今日の概要☆

・相泊温泉(日本最東端の温泉。通算366湯目)
・羅臼温泉・熊の湯(367湯目)
・野付温泉共同浴場・浜の湯(368湯目)
・根室「ニューモンブラン」にて「エスカロップ」を食す

★本日の走行キロ 211キロ

 
☆今日のイチオシ☆

・野付温泉・浜の湯
・根室のエスカロップ

 

☆今日の詳細☆

道の駅・羅臼で、ウミネコの鳴き声で起こされた。
こういう目の覚まし方もなかなか良い。
今日は朝から3つ、温泉をはしごする予定でいたのだが、
羅臼よりさらに東、
海岸沿いの「セセキ温泉露天風呂」が、開いてなかった。
ここには管理人の方がおられるようで、
他の野湯のように24時間好き勝手に入るということはできないようだ。

 
諦めて、日本最東端の相泊温泉に向かった。
Img_1755 Img_1752
海辺にコンクリートで湯船が2つ作られただけのシンプルな浴場。
湯船の上に屋根が掛けられ、男女別の仕切りも設けられて半露天という具合。
シーズンオフになるとこの小屋の部分が撤去されて、
男女混浴になるようだ。

湯船は全体としてはあまり熱くなかったが、
壁のある部分から源泉が噴出しているらしく、
そのあたりだけは温度が高めだった。
塩分の濃い温泉だった。

海がすぐ目と鼻の先だが、湯船に入ってしまうと、
波消しブロックに視界を遮られて、
思っていたほど眺望は良くない。

ひとりで朝風呂を楽しんでいると、
しばらくして同世代くらいの男の人が入ってきて、
「どちらから来られたんですか?」と声を掛けられた。
旅先では、どちらかが一旦声を掛けたなら、
大抵の場合、何かと会話が進んでいくものである。
「日本一周に出て、かれこれ50日になるんですよ」
という話をしたら、とても驚いていた。
この人はスポーツカーで旅をしている、と言った。
同じ境遇で旅をしているもの同士、いろいろと話が弾み、
相泊温泉では思わぬ長湯になってしまった。

 
次に向かったのは羅臼温泉の無料露天風呂、「熊の湯」。
Img_1757
ここも、管理人さんがしっかり管理してくださっているようで、
湯船は清潔、脱衣所にはいろいろ湯船に浸かる際の
ルールが表示されていた。
男女別なので、安心して入れる。

川沿いなのでアブが恐ろしいと思い、ハエタタキを持って行ったが、
1、2匹たまに飛来した程度で、特に驚異には感じなかった。
東北よりはまだこちらの方がアブの数が少ないかもしれない。
僕が右目の上を刺された山形の超秘湯・「広河原温泉」では、
実におびただしい数のアブに襲来されたものだが。
あんな悲惨な状況には二度と遭遇したくない。

熊の湯はだいぶ熱めの湯船だった。
あれは42,3度くらいだと思う。
湯口付近はさらに熱くなっていて、とてもそばでは入れない。
泉質としてはほのかに硫黄の香りのする良い湯だった。

しばらくお湯を楽しんでいると、
さっき相泊温泉で会ったスポーツカーの人が、入ってきた。
「あ、いたいた」とその人は笑った。
「あっ、こっちにも来たんですね」と僕も笑顔で迎えた。
少し話しただけなのに、もう友達のような感じだ。
熊の湯でもしばらく話し込んだ。
こういう機会もなかなかないので、
ブログのアドレスなどを記載した名刺を渡してみた。

セセキ温泉は営業開始までだいぶ時間が掛かりそうだったので、
諦めて先を進むことにした。
羅臼の展望台から、北方領土が見えるというから行ってみたが、
晴れてはいても沖の方は霞んでいて、何もそれらしきものは見えなかった。

P1010003_6
しばらく根室方面に国道を走って、
この日3湯目の温泉は、「野付温泉共同浴場・浜の湯」。
ここが予想外に素晴らしい温泉だった。
今まで入った共同浴場の中でも、かなり上位ランクに入る。

まず、泉質が2種類ある。
アルカリ性単純温泉と高濃度のナトリウム-塩化物泉。
隣り合った2つの浴槽に、ハッキリ異なる泉質のお湯が入れられている。
単純温泉の方は入るなり肌がツルツルして心地いい。
塩化物泉はとても温まる泉質で、しかも飲用の許可さえ受けている。
両方とも、茶色っぽいお湯で、お湯には泡付きがあった。
泡付きのある湯は新鮮なお湯だと、温泉チャンピオン・郡司さんの本で読んだ。
どちらの温泉も、湯量が豊富で、
当たり前のように掛け流されて、
「加水、塩素消毒などは一切なし」と胸を張った掲示があった。
単純温泉のみ、湯温が低いので加熱している。

露天風呂も素晴らしかった。
こちらにも2つの湯船があった。
右が単純温泉、左がナトリウム-塩化物泉。
右の湯船に注がれている単純温泉は、
恐らく源泉そのまま注がれているのだろう。
湯温が26℃と掲示されていた。

この26℃のお湯が大変気に入った。
26℃は、一瞬冷たさは感じるけれども、すぐに慣れる。
よくある水風呂のように、心臓マヒを起こしそうな激烈な冷たさではない。
灼熱の夏にはとても心地のいいヒンヤリ感である。
高濃度のナトリウム-塩化物泉で強烈に温まった体を、
26度の単純温泉で優しく冷ます。
またとなりの湯船に入って温まる。
そしてまた右のお風呂でゆっくり冷やす。
温冷交互浴の繰り返しが、まるで体がとろけそうなくらいに心地良かった。
「脱力、ここに極まる」という感じであった。

浜の湯は湯量が相当豊富なのだろう。
(どちらも、自噴で毎分300ml以上だった)
カランやシャワーのお湯も温泉だった。
単純温泉の方が使われていた。

料金が390円と安価で石鹸、シャンプーの備えもあり、
またシャワーも完備されている。
そういう面でも充実している。

また、これはナトリウム-塩化物泉に入ったらぜひ試してほしいのだが、
このお湯で石鹸を流すと、
普通のお湯で石鹸を落とす時と比べて、かなり早く石鹸が流せる。
湯桶にお湯を掬い、両手に石鹸の泡を立てて落としてみればハッキリ分かる。
普通のお湯で流すより明らかに早い。

この事実は、大学生の頃、頻繁に秋保温泉の共同浴場に通っていて発見した。
何の効果が石鹸を早く流すのか、化学に暗い僕には分からないが、
とにかく、塩化物泉系は、石鹸の早く落ちることが多い。

温泉にハマりたての頃は、よく石鹸の落ち方を見て、
大体の泉質を予想していたものだ。
「はむれっとの石鹸式」などと勝手に名前を付けたりしていた。

ちなみになかなか石鹸が落ちてくれないのがアルカリ性単純温泉で、
こちらは、どれだけお湯で流しても、
何となく石鹸のヌルヌルが取れていない感じがして、やりきれなさが残る。
硫黄泉でも似たような場合がある。

話を浜の湯に戻すと、
シャワーのお湯は単純温泉で、なかなか石鹸が流れてくれない。
だが、内湯にナトリウム-塩化物泉があるので、
ひとたびお湯を掬ってきて体を流すと、速攻でスッキリする。
こういう使い方が出来るのも、僕が浜の湯を高く評価する理由のひとつだ。

美肌の湯のアルカリ性単純温泉、
温まりのナトリウム-塩化物泉、
2つの泉質が(しかも源泉そのままで)安価に堪能できる、
実に素晴らしい温泉だった。

ただひとつ惜しむらくは、
ドライヤーが100円投入式だったこと。
銭湯とかで10円式は見かけたことがあるが、
100円は異常に高い。
それさえ改善すれば、浜の湯は僕的には100点満点だ。
っていうかまぁ、泉質の良さからしたら、
ドライヤーなんて大した問題でもないんだけど。
そもそも共同浴場にドライヤーがあること自体が少ないんだし。

とにかく、知床、根室方面に来ることがあるなら、
「野付温泉・浜の湯」は是非ともオススメしたい温泉である。

 
この日は夜、根室まで行った。
隣の大きな街まで行くのに、
大抵200キロ以上は走らねばならないのだから、
北海道は本当に大きな島だ。

根室と言えば、B級グルメで名高い「エスカロップ」である。
日本一周に出るしばらく前、
初めて「「エスカロップ」なる名前を目にして以来、
ずっと食してみたかった一品だ。
何つったって、全国でも根室でしか浸透してないメニューなのだ。
そういうB級グルメ(ローカルフードとも言うらしい)が、けっこう全国各地にある。
有名なのが、新潟の「イタリアン」とか、埼玉の行田市の「フライ」とか。
今回の旅は、温泉めぐりラーメンめぐりもさることながら、
B級グルメ食べ歩きも、大きな目的のひとつと決めている。

根室にはちょうど夕飯時に着いた。
「ニューモンブラン」という店が、「エスカロップ」の発祥らしい。
P1010005_5
根室駅でマップをもらうと、偶然、すぐ近くにお店があった。
昭和の懐かしい香りのするお店だった。
アメリカのお母さんみたいなふっくらとしたおばさんが、
ひとりで甲斐甲斐しく料理を運んでいた。

メニュー表を見ると、さも当たり前のように「エスカロップ」の表示が並んでいた。
カレーライスとか、何とかピラフとか、
そういうメニューの羅列した真ん中あたりに、
実に何気なく「エスカロップ」の名前があった。
たぶん、根室ではこれがスタンダードなのだろう。


エスカロップが出てきた。

P1010004_4
銀皿に盛られたのは、
バターライスの上に薄切りのトンカツが乗っかったもの。
トンカツにはケチャップベースのソースが掛けられて、
あとはお皿の端にキャベツの千切りと、ポテトサラダ。

味は、いかにもB級グルメという感じの味。
決して高級ではないが、
安心して「うまいっ!」と言えるような味。
家庭的な味と言えば良いか。
マイルドなバターライスに、
ケチャップソースのトンカツがしっかりと合っていた。
ひとりで盛り上がって、サクサクと食べ尽くした。

やはり根室に来たらば、この一品は欠かせないだろう。
何日か滞在して、もう何食か違う店でも食べてみたかった。

 
根室は思っていたより小さな街だった。
旅人に、寂莫とした濃厚な旅情を感じさせる街で、
稚内以上にその雰囲気が強かった。
夜にたどり着き、霧も出ていたからその影響かもしれない。

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8/8 日本一周51日目(知床温泉めぐり)

0808
☆今日の概要☆

・小清水温泉ふれあいセンター(通算363湯目)
・カムイワッカ湯の滝(規制により一の滝まで。足湯・手湯のみ)
・岩尾別温泉露天風呂(364湯目)
・ウトロ温泉夕陽台の湯(365湯目)

 
☆今日のイチオシ☆

・カムイワッカ湯の滝

 
☆今日の詳細☆

目を覚ましたのは「道の駅・はなやか小清水」。
そこからすぐ朝風呂に向かった。
「小清水ふれあいセンター」は300円の低料金で、
シャンプーボディソープなどひと通りのものが揃っていた。
ツルツル感の強いお湯で、サウナもあり、満足した。

「カムイワッカ湯の滝」は秘湯で有名(秘湯なのに有名って意味不明)だ。
本来は一の滝~四の滝まで、温泉の川を上って行けるはずなのだが、
今年からいろいろ規制がかかって一の滝までしか行けなくなったらしい。

また、カムイワッカまで車やバイクで行くことも出来ない。
途中で駐車して、シャトルバスに乗らねばならぬのだ。

バス乗り場の「知床自然センター」は、かなり混雑していた。
これだけの混雑を見たのは旭山動物園以来かもしれない。
知床ってこんなに人気のあるところだったのか。

シャトルバスの往復料金は、知床自然センター~カムイワッカ間で1180円。
20分に1本の間隔でバスが出ている。
ウトロのどこだかでは臨時バスとか言って、3000円の料金でやっていたが、
ひどく急いでいる人以外、乗る必要はない。
ウトロから知床自然センターまでは車で10分の距離なのだ。

バスを待つ間、鹿肉カレーの昼食(800円)を食べた。
3センチ四方くらいの鹿肉と思しき肉が、ひと切れだけ入っていた。

湯の滝まではバスで40分くらいだったろうか。
眠ってしまったから定かでない。
途中、野生のシカに歓声を上げる乗客に何度か起こされた。

 
Img_1709 Img_1712
「湯の滝では、サンダル履きや裸足は危険です」
という案内が自然センターにあって、
湯の滝用に、滑り止めの付いた五本指の足袋が売っていた。
そんなもん本当に必要なのかよと思いつつ購入したが、
これ、買っておいてよかった・・・。
湯の川を上っても全然滑らなかった。
いつものサンダルで来てたら、かなり苦戦したろう。
っていうか危なかったかもしれない。

スクール水着の小学5年くらいの女の子は、
踵が止められるビーチサンダルを履いていたが、
岩場で足を滑らせて、思いっきり後頭部を打ち付け、
ワンワン泣いていた。
少し離れた僕にもゴツンという音が聞こえたくらいだから、
相当強烈にやったはずだ。
あれは痛い。俺でもきっと泣く。
そんな風にならないために、カムイワッカでは滑り止めは必須だ。

 
Img_1731 Img_1737
足首くらいの深さで流れる湯の川を、
100メートルくらい上ったところにあるのが一の滝。
深さ1メートルはありそうな湯壷がいくつかあった。当然、混浴だ。
観光客や家族連れがいっぱいいて、裸で入浴できる雰囲気ではなかった。
一応水着は持っているのだが、水着を着て入るのは僕は好きではない。
かといって大勢の前でスッポンポンになる勇気もなく、
足は太もも、両手は肘くらいまで浸かった。
全身入ってないんだから、これで「1湯」とは数えたくない。

お湯は温め。恐らく、31,2度くらい。
ほんの少し手足を入れただけでも、
肌が一気にツルツルスベスベになった。
泉質は酸性硫黄泉だろうか。
少し飲んでみたが酸っぱい味がした。

次に訪れたのは岩尾別温泉露天風呂。
Img_1743
「ホテル地の涯」という、
物々しい名前のホテルの横にある野湯だ。
川沿いに3段湯船があって、ここも混浴。
脱衣所も何もない。
ここでも水着姿のカップルや家族連れが入っていて、
またしても裸でゆっくり入れるような雰囲気ではなかった。

だんだん悔しくなってきた。
せっかくここまで来て目の前に温泉があるのに入れないなんて。
こうなったら俺も水着を着て入ろうか。
いやそれだったらさっきのカムイワッカも入れたではないか。
思い切ってここは裸で入るか。

などと、5分あまりも逡巡していたら、
何か、いい感じに人がいなくなってきた。
そこのところに、無骨そうなライダーが来て、
さっさと裸になって湯船に浸かった。
「あ、チャンス」と思って、僕も湯船に急ぎ、
ようやく露天に入ることが出来た。
あとからもうひとりライダーが来て、3人で少し喋ったりした。

真ん中の湯船がいちばん熱かった。
飲んでみたが特に味はせず、単純温泉だろうと思った。

3湯目は、知床の麓にあるウトロ温泉。
すこし高台になって海を見晴らせる場所に温泉街がある。
僕の入った「夕陽台の湯」は男女別の共同浴場。
料金は500円。
露天から知床の海を眺望できるかと思ったが、
林の木々に邪魔されて、ほんの少ししか望めなかった。
内湯、露天とも気持ちのいいお湯で、露天の方が少し濁っていた。

知床から羅臼に抜ける国道334号を、日が落ちてから走った。
野生のシカが3匹、道路に出ていた。
知床では湯の滝へ向かうバスの中とか、岩尾別あたりとか、
頻繁にシカを見かけた。
ヒグマも相当の数、棲息しているらしい。

この日の宿泊は、「道の駅 知床・らうす」。
海沿いの道の駅で、
夜になってもウミネコの鳴く声が頻繁に聞こえて、賑やかだった。
明くる朝も彼らの声で目が覚めた。

ネットが使えなかったので、この日の更新はなし。
エアエッジのウィルコムさん、頑張ってください。

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2006年8月 7日 (月)

8/7 日本一周50日目(網走ちょい観光)

0807

☆今日の概要☆

・網走監獄
・網走刑務所
・網走湖畔温泉「網走観光ホテル」(通算362湯目)


★本日の走行キロ 65キロ

 
☆今日の詳細☆

ビジネス旅館みゆき、という所に泊まっていた。
全館、無線LANでネットが出来るということだったが、
僕のパソコン設定に問題があるようで、無線が使えなかった。
宿のご主人に頼んで、10メートルくらいあるケーブルを貸してもらい、
有線でネットを繋いだ。

無線LANは嫌い。
妙な設定が必要なことが多いし、
ネット繋ぐまでに1時間とか掛かったりする。
有線LANなんか、ケーブル繋ぐだけでネットが出来るんだから、
こっちの方が簡単だ。
これからは無線LANの宿は避けることにしよう。

さて、今日は午前中に網走監獄の見学。
 
Img_1695

移動牢屋に一列に寝ている蝋人形の囚人が、
妙にリアルで恐かった。
受刑者の過酷な強制労働の末に、
今の北海道の国道の基が出来上がっていることなど、
知られざる歴史を学んだ。

こちらが、現在でも使われている網走刑務所。
Img_1704

刑務所が観光地みたくなってるのは、
全国探しても、網走だけだろう。
刑務所玄関の向かいには観光客向けの売店まであって、
ホントに受刑者がここで生活しているのだろうかと思ってしまった。
受刑者の名誉とプライバシー保護のために、
受刑者をカメラ等で撮影するのは厳禁です、という案内板があった。

 
北海道に入ってからというもの、
観光地に来ると必ず遭遇するのが、
韓国だか中国だかの観光客だ。
何か、言葉を発しなければ、ホント日本人との違いが分からないな。
日本では韓流ブームとかあったけど、
あっちでも日本が流行ってるんだろうか。

 
コインランドリーの乾燥機を回している間、
時間がもったいないので、
車を5分走らせたところにある、網走湖畔温泉へ。
湯量不足を補うため、地下水を1割程度入れてます、
という表記の通り、
あまり濃い温泉ではないと感じたが、
木陰の向こうに網走湖が望める露天風呂があった。

 
寝不足で日記にも気合が入らない。
僕の仕事的に、網走はけっこう熱かった。
北見から網走に来る間の街も良かった。

 
さて、明日は羅臼。
また露天風呂を4つ5つと、はしごするつもり。
ちょっと駆け足にしないと、
ホントに北海道から出れなくなっちゃう。

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8/6 日本一周49日目(温根湯~上湧別~網走)

0806
☆今日の概要☆

・上湧別・チューリップの湯(通算362湯目)


★本日の走行キロ 150キロ

 
☆今日の詳細☆

今、網走の「ビジネスホテルみゆき」です。
チェックインしてすぐ仕事を始めて、もうフラフラ。
一日ゆっくり寝ただけじゃ、疲れ取れないのね。
まぁ車の中だからなぁ、寝たって言ったって。
やっぱりフツーに寝るのとは訳が違うんだろう。

 
今日は移動日だけでほとんど何もなし。
唯一、上湧別の・チューリップの湯にだけ入った。
ちょっと薄く黄色がかったお湯。
サウナが個性的だった。
ハーブサウナとかいって、
ラベンダーみたいな香りのするサウナ。
あれはあれで面白いと思った。

 
明日も朝早く起きて仕事の続き。
旅画像アップできるといいけどね。

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2006年8月 6日 (日)

8/5 日本一周48日目(摩周湖~オンネトー~雌阿寒温泉~美幌温泉)

0805

☆今日の概要☆

・再び摩周湖へ
・裏摩周観光
・「摩周の豚丼」(摩周駅前、ぽっぽ亭)
・オンネトー
・雌阿寒温泉「景福」(通算360湯目)
・美幌温泉「峠の湯」(361湯目)

★本日の走行キロ 313キロ

 
☆今日のイチオシ☆

・摩周の豚丼
・オンネトー

 

☆今日の詳細☆

昨夜、「道の駅・摩周温泉」では、
激しい雨が降り続いてかなり不安に駆られたが、
目を覚ましてみれば爽やかな晴天。
まるで、泣きたいだけ泣きじゃくった子供が、
ほどなくコロコロと笑い出した、というような天気だと思った。

 
こんだけ天気が良ければ、
摩周湖も昨日より鮮明に見えるのではないかと思って再訪してみた。
Img_1650 Img_1649 Img_1658
表摩周だけでは飽き足らず、往復80キロの道を走って、裏摩周も眺めてみた。
深く蒼々とした水を湛えていて、「美しい」のひと言。
この湖、不思議なことに流れ出る川も、入る川もないのだそう。
そして水位は常に一定という。
その理由は未だ解明されておらず、数多の学者が謎を追求してるらしい。
まさに神秘の湖だ。

裏摩周の風景は、左に摩周岳、右手に摩周湖という、
かなりお誂え向きの風景。
太宰治の「富嶽百景」に出てくる富士もかくや、と思うほどだった。
残念ながら、摩周岳は頂上に雲の笠を被っていて、
山と湖との完璧な風景というわけには行かなかった。
まぁでも湖が鮮明に見れたので、それはそれでよしとした。

 
摩周駅まで戻って、駅弁で有名な「摩周の豚丼」を食べた。
値段は1050円。
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厚切りの豚肉が6枚乗っていた。
こってりとした甘みの強いタレに黒胡椒が掛かっていた。
十勝で食べた豚丼もこういう味付けだったので、
これが豚丼のスタンダードなのだろう。
おいしくて満足して食べたけど、
僕的には肉の上に細切りのネギが多少添えてあると、
さらにうまさが倍増すると思った。

 
摩周駅からさらに、西へ進み、
阿寒湖温泉を通り過ぎ、オンネトー湯の滝を目指した。

車を停めて約1.5キロの静かな山道を歩く。
たどり着くまで、ひとりの散策者にさえ出会わず、
肝っ玉の小さい僕には不安な一人歩きとなった。

クマに遭遇したらどうしよう。
アブ対策もしなくては。

何かと懸念の多い僕は、
またしても奇妙ないでたちでオンネトーの山間を行くことになった。
くそ暑いのに長袖長ズボン。
首には小タオルを巻き(首をアブに刺されないように)、
右手にはハエタタキ(っていうかアブタタキ)、
左手には熊除けの鈴を持って終始鳴らしつつ歩いた。
背負ったリュックの中には、
有事の際の短い木刀(明らかに無駄な抵抗w)さえ忍ばせた。

むろん、行きも帰りもクマに遭遇することはなく、
無事に駐車場までたどり着いた。
アブは何匹か退治した。

オンネトー湯の滝は冷たすぎて、
湯船に入れるような温度ではなかった。
ちょっと触ってみただけでおしまい。
滝の下は底の浅い沼のようになっていて、
大きさのマチマチな魚が何種類か泳いでいるのがハッキリ見えた。
地味な山道を歩いた末にたどり着いた桃源郷、みたいな雰囲気があった。

帰る道すがら、耳を澄ますと、
山道から少し離れた森の上方で、
たくさんの羽音が重なり合った音が聞こえた。
ブンブンと迫力のある音で、
たぶん何かのハチの巣があったのだと思う。

 
湯の滝から戻り、今度は本丸のオンネトーへ。
この湖、素晴らしく美しかった。
Img_1676 Img_1685
近くで見ているせいもあるだろうが、
僕は摩周よりオンネトーの方が気に入った。
深いブルーに見えるかと思えば、
少し目線を移すとエメラルドグリーンにも見える。
宝石のような湖で、静かに清水を湛えていた。

オンネトーの背後には左に雌阿寒岳、右に阿寒富士が
見事な姿で鎮座していて、この山容も圧巻だった。
雌阿寒岳は今年の春に小噴火を起こしたらしい。
今日も真っ白な噴煙を上げていた。
登山ルートは今も規制が掛かっていて、
どの道からも登れないという話を聞いた。

 
雌阿寒温泉「景福」に入湯した。
露天は白濁、内湯は無色透明。
どちらも「含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉」で、
色の変化が少ない内湯の方が新鮮な湯のはずだ。
かなり硫黄臭が強い。
内湯も露天も、スズメバチかと見紛うほどの
大きなアブが何匹か飛んでいて、
恐ろしくてゆっくり入っていられず。
この季節はホントどうしようもない。
刺されていないだけマシと思わねばならん。

 
最後に訪れたのは、美幌温泉「峠の湯」。
白湯、気泡湯、露天など、
いろいろな湯船が7つか8つくらいあった。
お湯は茶色がかった、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉。

 
このお湯に入って、昨日今日の疲れが一気に来た。
前日5湯も湯船に浸かり(足湯も入れれば6つ)、
今日は、3キロの山道を往復し、
さらにここまで313キロの道程を走破したのだから、
さすがに体に堪えないわけがない。
どうにも眠くて晩飯さえ食べる気にならず、
温根湯の道の駅にたどり着くのがやっとだった。
そして20時過ぎには眠りに就いてしまった。

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2006年8月 5日 (土)

8/4 日本一周47日目(屈斜路湖畔の温泉乱れ打ち)

0804

☆今日の概要☆

・霧の摩周湖
・屈斜路湖畔の温泉、乱れ打ち
 1 砂湯(足湯のみ)
 2 池の湯露天風呂(通算355湯目)
 3 和琴温泉共同浴場(356湯目)
 4 川湯温泉(357湯目)
 5 コタン湯露天風呂(358湯目)
 6 摩周温泉(359湯目)
・摩周湖のあいす


★本日の走行キロ 128キロ

 
☆今日のイチオシ☆

・屈斜路の砂湯
・川湯温泉
・コタン湯温泉露天風呂
・摩周湖のあいす(大泉洋も食った)

 


☆今日の詳細☆

盛りだくさんの一日。
冒頭にも書いたとおり、温泉に入りまくった。
日に5つも巡ったのはかなり久しぶり。
大学時代に乳頭温泉を巡った時以来じゃないかな。

ひとつひとつ詳細に書いてたらそれだけで朝を迎えてしまいそうなので、
それぞれの温泉に対して、ふた事くらいずつ。

・砂湯 

Img_1636 Img_1638
誰が行っても楽しめるスポット。
砂浜からも湖底からも温泉が湧く。
裸で入れるような雰囲気ではない。
僕は湖に膝下くらいまで足を浸し、
湖水の冷たさと足底の温かさのギャップを楽しんで終わった。

 
・池の湯露天風呂

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キャンプ場の奥にある無料混浴露天。
湯船や湯底に藻が発生しているので、ダメな人はダメかも。
お湯は適温、けっこう気持ちよかった。
アブは少なかった。
俺は素っ裸にハエタタキという滑稽極まりない姿で入湯したが、
そんな必要はなかった。

 
・和琴温泉共同浴場

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実は和琴にも湖に程近い混浴露天があるのだが、
家族連れがいっぱい湖で遊んでいて、
ここも裸で温泉に入れる雰囲気ではなかった。

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そんなわけで、
そこから林道をしばらく奥へ入ったところにある
内湯に浸かった。
ここも無料で混浴。
 
内湯からの帰り際、
湖畔で変な生き物を見つけた。
これ、何ていう生き物だろ。すばしこくてかわかったな。
湖に落ちた木の実をシャクシャク食べていた。 
  
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・川湯温泉

「名湯の森ホテル きたふくろう」に入湯。
入浴料600円。
川湯温泉最大の規模を誇りながら、
脱衣所に貴重品ロッカーもトイレもないという変わった宿。
温泉は、2キロ北方の硫黄山から流れてくる、強酸性の温泉。
PH1.8は、草津、蔵王に次ぐ酸性。
髭剃り後に痛いほどのピリピリ感。
木造の露天風呂が良かった。

・摩周温泉

「ホテルニュー子宝」という、
子どもの要らない僕にはかなり微妙な名前のホテル。
入浴料500円。
フロントのおねえさんが美人でドキドキした。
熱めの食塩泉が気持ちよかった。

・コタン湯露天風呂

今日いちばんのオススメはここ。
無料の露天風呂ながら、
管理人のおじさんが、プライドを持って湯を守ってる。
すぐ目の前に屈斜路湖が広がり、向こう岸の畑や山の風景が秀逸。
湯船の真ん中にある大きな岩がいちおう境目にはなっているが、ここも混浴だ。

 
最後に記したコタン湯の管理人のおじさんは
江戸っ子みたいな印象の人だった。
ビジュアル的にはジャッキーチェンの酔拳の師匠にちょっとだけ似てる。

午前中に行った時、ちょうどおじさんが露天の掃除をしていたので、
「おじさん、今日は何時頃から入れますか?」と訊ねたら、
「おにいちゃん、人にモノ尋ねる前に
おはようとか、こんにちは、とかないの?」
と言われてしまった。
「あ、すみません!」
とすぐに謝って訊ねなおすと、
「うーん、今日は3時頃からだなぁ」
と応えてくれた。

おじさんの話では、68度の源泉をそのまま湯船に流し込むため、
適温に冷めるまでそのくらいの時間が掛かるらしいのだ。
相当、温泉にプライド持って湯守をしているなと思った。

なんか久しぶりにこういうおじさんに会った気がする。
初めはびっくりしたけど、話すと面白かった。

3時頃に再び訪れてみると、おじさんがいたので、
「おじさん、こんにちは!また来たよ!」
と今度はしっかり挨拶すると、
「おう!来たか」と応えてくれた。

激しい雷雨が降っていたので、
2時間くらい車の中で止むのを待った。

爽やかな雨上がりの湖景を眺めつつ湯船に浸かっていたら、
「にいちゃん、止むまでずっと待ってたのかい」
とおじさんは笑った。

温泉も良質だし、管理している人もハッキリしてて、
そうしてプライド持って湯を守っているし、
なかなかこういう温泉はないと僕は思う。
屈斜路の眺望も素晴らしく、値段も無料。
素晴らしい温泉だと思った。
北海道一思い出深い入湯となった。

 
温泉についてはこのくらいにして・・。

 
今日はコタン湯のおじさんをはじめ、
人とコミュニケーションを取ることが多い日だった。
昨日、ちょっとホームシックになったから、
インドのアンマに
「さみしいから何とかしてけろ」
ってお願いしたのが良かったのかな。

朝、道の駅で準備をしていたら、
岩手ナンバーのエルグランドのご夫妻に声を掛けられたし、
池の湯でも大阪と山形のライダーと少し話したし、
和琴温泉でも、野球部の大学生2人と話したし、
テキトーに選んで入った川湯温泉街のラーメン屋のおばちゃんが
仙台出身だって話で盛り上がったし、
摩周湖を見に行った時も、隣で眺めていた家族連れと少し話した。
行く先々でいろんな人とコミュニケーションが取れて、面白い日だった。

 
摩周湖はやっぱり霧が掛かってた。
「霧の摩周湖」とはよく言ったもんだ。
それでも、しばらく見ていると少しずつ霧が晴れてきて、
中島や向こう岸なんかも見ることが出来た。
湖面は蒼々としていてきれいだった。
もっと快晴だったら、目を瞠るような美しさだったんだろうか。
「見えただけマシだよ」と、どこかのおじさんが遠くで話しているのが聞こえたが、
やっぱりなかなかお目にかかれないものなのだろう。

 
あとは・・「摩周湖のあいす」について。
なんか有名人もたくさん訪れてるみたい。
大泉洋のサインとか写真とかも貼ってあったし、
杉本彩とかUAとかのサインもあった。
俺が食べたのは300円の「特濃ミルクソフト」。
うん、素晴らしくおいしかったよ。

 
俺は結構ネチっこく、
小さなことが気に掛かるセコイ性格で、
朝、コタンのおじさんにピシャリと言われたことが
けっこう胸に残ってた。
でもいつの間にか消えた。
いつ消えたんだろう。

こういう出来事って、頭ではすぐに処理できても
心ではなかなか火が消えてくれないんだよね。
大人らしく、そこで押し込めることは簡単なんだけど、
それは違うんだってことをスピリチュアルで学んだ。
押し込めても、押し込めても、ふいに思い出しては再燃する。
何年も前のことを思い出して熱くなったりするのは、
感情を押し込めたから、らしい。
今俺は時間もあるし、何にも縛られて無いから、
感情を味わいつくすまでそのまま放っておいた。
そしたらなんか、消えたっぽい。
多少時間は掛かるけど、このやり方、結構いいのかも。
自分の感情を否定しないということ。

 
さて、明日は神秘の湖、オンネトーを見に行ってみる。
今こっちは激しい雨が降ったり止んだりしてるけど、
明日は止んでくれるといいな。
オンネトー、雌阿寒温泉と入って、
あとは一気にオホーツク海を目指す。
湧別あたりに宿を取る予定。

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2006年8月 4日 (金)

8/3 日本一周46日目(温根湯~阿寒湖~摩周)

  0803
☆今日の概要☆

・北見温泉・三光荘(通算353湯目)
・加根志め食堂の天丼(留辺蘂町)
・阿寒湖温泉「まりも湯」(354湯目)

★本日の走行キロ 163キロ

 

☆今日のイチオシ☆

・北見温泉・三光荘
・加根志め食堂の天丼

 
☆今日の詳細☆

今、道の駅・摩周温泉です。
ネットが繋がったり繋がらなかったり、
相変わらずエアエッジは頼りなさを発揮してくれてる・・。

なんか、昨日くらいからちょっとホームシック気味です。
どうも俺は寂しがり屋でいかん。
それでも、ケータイで電話すれば彼女が出るし、
友達にメールすればすぐに返信してくれるし、
mixi見ればみんなコメント書いてくれてるし、
俺のような甘ちゃんが放浪するには、都合のいい時代だと思う。
これが10年前、ケータイもネットも無い時だったら、
俺どうしてたんだろうかw

 
さて、今日のこと。

 
P1010014_1
北見温泉・三光荘は、一見目立たない宿だが、
お湯はかなり良かった。
38℃と43℃、2つの源泉を持っているようだ。
どちらもアルカリ性単純温泉で、ほのかに硫黄の香りがした。
ぬるい方がより良質なような気がした。
入ると、炭酸泉に入ったような、かすかな刺激があり、
体を見ると小さな気泡がたくさん付いていた。
アルカリが強くて、湯船の縁とか、かなりツルツルしていた。

熱い湯、ぬるい湯と2つ揃っているのも僕好みで、
露天がなくても充分満足のいく入湯だった。
もっとも僕は露天よりは内湯ファンなのだけど。
それに、今の時期は昆虫界のチンピラ「アブ」がブンブン飛び回ってるし。

この旅館でコインランドリーが使えたけど、あんまり良くなかった。
洗濯の方は大丈夫だったんだが、乾燥機が・・。
100円で36分というから、ワンコインで乾くだろうと期待したら、
72分掛け続けてもまだ半乾きだった…orz

1時間以上回しても乾かない乾燥機。
しかも旅中でいちばん気持ち的に停滞するのが、
洗濯してる時間なのだ。
ただ待ってるだけで、することないし。
昼間の貴重な時間はどんどん過ぎていくし。
特に今日は、いろいろ忙しく温泉を巡ろうと思ってたから、
余計イライラしちゃった。
ほんでその結果、乾かず・・。

まぁ安いししゃあないと思って、
あとは車の中に干しながら道中を行った。
トランクスとか車の中に干してるのカッコ悪かったw
「旅中だからしょうがないじゃん」とか、
誰に言うでもない言い訳を考えてみたりして。

 
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昼食は、新しいネット友達のスワットさんから教えてもらった、
北見市の西、留辺蘂町「加根志め食堂」の天丼(1260円)。
聞くに違わず、すんごいのが出てきた。

山盛りの天ぷら。
大ぶりのエビ2本、ナス、ピーマン、いか、
山菜、かぼちゃ、しいたけ、などなど。
天ぷらの上にさらに天ぷらを乗っけられて、
ご飯を食べるのにだいぶ難儀したほど。
サクサクっとしてて、うまかった。

天丼は、こってりな上に甘い味だから、最初は美味しく食べてても、
けっこう速攻勝負で食べて行かないと、後半で飽きが来てしまう。
だから速攻で食べた。
何とかすべて完食した☆

昨日の晩がとんかつで、今日のお昼が天丼と、
2食続けて揚げ物を食べて、もうしばらくは揚げ物はイイって感じ。
夜はかなりあっさりした、もりそばを1枚食べて終わった。

 
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阿寒湖温泉街に、北極ギツネの仔ギツネがいた。
お店の人に飼われてたのだ。
ちっこくて人馴れしてて、触るとじゃれてくる。
真っ白に黒い縞が少し入って、すんごいかわいい。
俺も遊ばせてもらった。
犬と遊んでるみたく甘噛みしてくるのね。
見てるとやっぱり、キツネって、犬と狼の中間って感じがする。
すごくかわいいんだけど、野性味があるっていうか。

 
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阿寒湖といえば、ご存知マリモの生息地。
エコ何とかセンターってところで、
たくさんのマリモを見ることが出来た。

大きいのはソフトボールくらい。
小さいのは卓球ボールより少し小さいくらい。
みんな寄り添うようにモコモコと水槽にいて、
何か、和んだなぁ、心が。

しかし、阿寒湖温泉街もすごいよ。
マリモソフトクリームに、マリモラーメン。
いったいどんなのが出てくるのって感じ。
あんまし食欲はそそられないメニューだけどw

 
阿寒湖で入った共同浴場の名前も、「まりも湯」。
共同浴場の割にはお湯がぬるめで、入りやすかった。
「単純温泉」と表記されていた。

 
温泉街の端の方に、アイヌ部落というのがあったので行ってみた。
アイヌのテーマパークという感じ。
大通りの両サイドに同じようなお土産やさんが軒を並べてた。
木彫りの品物がメインみたい。
みんなどこかで目にしたことのある、クマが鮭くわえてる置物も売ってた。

坂道を登りきったところには、民俗資料館があった。
何となくアイヌって気になるんだよな。
ほんのちょっと真剣に学んでみたい感じ。
前世で何か関わりあったんかな。
特にアイヌと日本人の関わりについて知りたい。
たぶんひどいことやったんだろうな、日本人。
よく知らないけど。

民俗資料館に入ってみたけど、
着物とか日用品の展示ばっかで、
何か学べそうな文献はなかった。

お土産やさんも全て覗いてみたけど、
そういう冊子は売ってなかった。
1000円とかする本格的なハードカバーの本は売ってたけど、
きっと旅中は買っても読まないだろうと思ってやめといた。

網走の方によさげな資料館があるようだから、
そっちをゆっくり見てみることにする。

 
さて、明日は屈斜路湖畔の露天風呂群を、はしご湯する予定。
天気が悪いようだから、摩周湖は見れないかも。
オンネトーの湖&温泉に行きたいけど、
どうなることやら。
阿寒湖から摩周方面に来る道は峠越えで、
距離は大したことないはずなのに、
なんか気が遠くなるくらい、長さを感じた。
それをまた明日引き返してオンネトーまで
行くエネルギーがあるだろうかと自問中。
ホームシックだからエネルギーもだいぶ低下してると思われるし。

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2006年8月 3日 (木)

8/2 日本一周45日目(北見市)

0802
☆今日の概要☆

・塩別つるつる温泉(通算351湯目)
・北見市・ラーメン赤虎
・のんたの湯(352湯目)
・とんかつ「かつ徳」

★本日の走行キロ 93キロ

 

☆今日のイチオシ☆

・塩別つるつる温泉

 

☆今日の詳細☆

道の駅・温根湯で迎えた朝。
ここの道の駅はトイレの数も多く、
施設もきれいで、俺はけっこう気に入った。

 
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塩別つるつる温泉に入った。
無色透明の単純硫黄泉で、硫黄の香りが浴室に漂っていた。
露天に行ってみたけど、アブがいたのですぐに内湯に戻った。
あいつら、俺が入るなり、顔の周りをブンブン周回しやがって。
マジでうざい。
日本に生息するアブ全体に、「ザラキ」を掛けてやりたい。

 
今日は北見市をウロウロしてた。
中心部に車を停めて、「ひさご」というラーメン屋を探したが見つからず、
通り掛かった「ラーメン赤虎」で坦々麺を食べた。
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出てきたのは、坦々麺というよりは、
辛い醤油ラーメンみたいな感じだった。
店のおじさんが話し好きな人で、
僕が仙台から来た、という所から始まって、
実にいろいろと喋った。
なごみが仙台に帰ってから、本格的に人と喋ったのは初めてかも。
この辺は冬はマイナス30℃とかになることもあるらしい。
寒さに弱い俺はちょっと住めないなぁ。
仙台の寒さでさえ、具合が悪くなるくらい身に沁みるというのに・・。

 
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夕方、端野町の「のんたの湯」というのを見つけて入った。
ミストサウナが気持ちよかった。
スチームサウナほど蒸し暑くなくて、
15分くらい楽に入れた。
ここは、温泉と冷鉱泉の2種類が出ているらしい。
泉質的にはどちらも美肌の湯。

 
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夜は、スワットさんからオススメされた「かつ徳」でヒレカツ定食を。
米は五穀米、みそ汁はなめこを選んだ。
うーん、何て贅沢な夜ご飯なんだ。
サクッとした衣、柔らかいお肉。
ソースは甘口が好みだ。
辛子を付けてみたり、ゴマを付けてみたり、
ひと口ごとに遊びつつ食べた。
昨日の晩から無性にとんかつが食べたかったので、
大満足の食事。

 
明日の行き先を迷っている。
湧別方面に行くか、阿寒湖方面に行くか。
屈斜路湖畔の露天風呂は、
出来れば人の少ない平日に訪れたい。
でないと、衆人環視の中で露天に入るハメになる気がする。
とすると、やっぱり明日、阿寒湖方面に
向かった方が良さそうな気がする。
どのみち、日曜日はLANの使えるビジネスホテルに
泊まらなければならないのだし。
多分、日曜日は網走にいると思う。

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2006年8月 2日 (水)

8/1 日本一周44日目(帯広~然別~糠平~温根湯)

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☆今日の概要☆

・然別峡かんの温泉(通算348湯目)
・鹿の湯(349湯目)
・ナイタイ高原牧場
・糠平温泉(350湯目)

★本日の走行キロ 283キロ

 
☆今日のイチオシ☆

・かんの温泉
・糠平温泉 中村屋

 
☆今日の詳細☆

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帯広の北、音更の国道沿い、
「めん吉」という店で、ラーメン&ミニ豚丼の昼食。
ラーメンはフツーに美味しかった。
モチモチした麺の食感が、俺的にグッド。
ミニ豚丼は、山椒が掛かってたりして、
うなぎの代わりに豚が乗りましたっていう味。
こちらもそれなりにおいしかった。
お値段890円也。

 
帯広から然別峡かんの温泉までは、
車を飛ばして一時間ちょっと。
途中、車が少なく、かなり快適だった。

 
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かんの温泉は、温泉ファンには知られた名湯だ。
温泉達人の野口悦男さんや、
松村先生という温泉界では有名な人も
ここのファンらしい。
フロントに飾ってあるサインを見ると、
料理の鉄人・道場六三郎さんのものもあった。

ここの宿は、何と8種類もの温泉がある。
女性専用時間が設けられているので、
立ち寄りで来て、全ての湯船に入湯するのは厳しいだろう。

僕が入ったのは中浴場の「不動の湯」と、
「福禄の湯」と名の付いた露天風呂。

「不動の湯」は含硼酸重曹食塩泉という迫力の泉質。
しかし、名前の割に、見た感じは無色透明。
入浴感も、「不動の湯」という重々しい名前に似合わず、
優しい感じのお湯だった。
僕はこのお湯に女性的な柔らかさを感じた。
ひと口飲んでみると、ちょっとしょっぱいような味がした。
清涼な感じがして、優しく温めてくれて、
さすがに良い湯だと感心した。

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露天風呂は、まっ茶色の温泉。
円形の木風呂に、かなり熱めの源泉が注がれていた。
44℃くらいあったかもしれない。
熱くてゆっくり入ってられず、2分くらいで出た。

昔から湯治場として栄えてきた歴史がある宿で、
館内はだいぶ鄙びている。
東北の湯治場にはこういう宿が多いが、
北海道では希少なのではないか。
日帰りの休憩所なども、まるで30年位前から、
時が止まっているのではないかというような雰囲気で、
素晴らしい風情だと思った。

 
かんの温泉から少し道を戻って、
左に分岐しているダートを入っていくと、
キャンプ場の最奥に「鹿の湯」と名の付いた露天風呂がある。
無料で入れるというので行ってみた。

実は僕は、野湯が好きでない。
「温泉求道家」なんて名前を冠していながら、 野湯は苦手なのだ。
理由はただひとつ。
あぶ。アブ。虻。

いちど山形の「広河原温泉」という野湯を訪れた時、
大量の虻と格闘しつつ入湯し、
いつの間にか右目の瞼を刺されたらしく、
次の日に右の顔面全体がボォっと腫れた経験があるのだ。
慌てて駆け込んだ総合病院で点滴を受け事なきを得たが、
それ以来、虻のいる野湯が嫌になった。

あいつらはハチと違って、積極的に人間を狙ってくる。
何匹かの編隊を組んで人の周りをグルグル回るタチの悪い奴らもいる。

あんな虫、なんで存在してるんだろう。
ハチみたいに蜜を作るわけでもないし、
牛や馬にも嫌がられてるし、 何の役にも立ってないじゃん。
正直、絶滅キボン・・。

とにかくアブのせいで、野湯が嫌いだ。
でも、北海道に来てから、まだアブは見てないし、
もしかしたら大丈夫かもと思って「鹿の湯」に行った。

P1010008_1
ダメでした。
やっぱりアブが何匹か飛び回ってました。
湯船の一歩先は、清らかな川の流れという、
せっかくの素晴らしいロケーションなのに、
全然落ち着いて入れず。
まぁアブがいるのは、川がキレイな証拠と言うけど。

濡れタオルを振り回してアブを追い払いつつ、
5分くらいの入湯でさっさと退散してきた。
お湯は白と緑を合わせたような色で濁っていて、
温泉としてもいいものだったのに・・。
にっくきアブめ。。

今後訪れる予定の、屈斜路湖畔の露天や、羅臼の方の野湯とかも
こんな感じで虎視眈々とアブが飛び交ってるのだろうか。
うーん・・(>_<)。

 
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温泉に2つ入った後は、 「ナイタイ高原牧場」に行って、
どでかい十勝平野を一望しつつ、毎日恒例のソフトクリームを食べた。
訪れたのは16時半くらい。
北海道は少し日が陰るとすぐに寒くなる。
半袖にショートパンツ姿だったがあまりに寒いので、
ジーンズを履いて、上半身にはウインドブレーカーまで着て、
それでも寒かった。
いくら日中は暑くても、やっぱり北の大地なんだな、と思う。

 
冷えた体を温めに、 本日3湯目の温泉。
糠平温泉・中村屋。
ここの宿、何かすごくいい雰囲気だった。

ペット同泊可の宿で、
ロビーに黒いセントバーナード(たぶん)がいた。
入ってくるお客さんも、みんな犬を連れてて、
まるでペットショップにいるみたいに賑やかな宿だった。

また、この宿は女の人の感性がふんだんに取り込まれた
オリジナリティ溢れる宿だった。
脱衣所の洗面台にはオシャレな陶器が用いられていたし、
館内にはかわいいキャンドルがいくつも燈っていた。
浴室の暖簾とか、案内板とか、みんな瀟洒で、
たぶん全て女の人のアイデアだと思う。
ああいう細やかな可愛さは男からは出ない。

これは俺の想像だけど、
ここの宿は多分、数年前までは
フツーの温泉ホテルだったのではないだろうか。
それが今、試行錯誤しつつ、
リニューアルしている段階なのだと思う。
露天風呂が1つ工事中で、
貸切でしか入れない状態になっているのも、
きっとこれまでとは全く違った感じに
作り変えようとしているからだと思う。

こういう宿を僕は応援したい。
昔のまま何も変えないというのもアリだけど、
大事な所は残しつつ、
現代風のエッセンスを加えていくってのも、それはそれで良い。

ペット可の宿だし、館内も決して新しいとは言えないのに、
それでも清潔さを感じさせているのは素晴らしいと思った。
もし次に訪れることがあるとしたら、
必ず今日よりも素晴らしくなっているはず。
ぜひぜひ、楽しみつつ頑張ってほしいと思う。

こういう宿に出会うと、
僕もいつか温泉宿を一軒、プロデュースしてみたい
なんていう大それた気持ちになってくる。
大まかな構想は出来上がっているのだけど、それは夢のまた夢だ。
浴室は俺が考えて、館内の雰囲気とかはあの人にお願いして…とか、
いろいろ想像が膨らんだ。

 
糠平温泉を出た後、そのまま層雲峡の方を目指して、
国道39号から温根湯の方へ向かおうと思ったが、
ガソリンの残量に不安を覚えて、いちど上士幌まで戻った。
糠平にスタンドがあると地図にはあったが、潰れていたのだ。

スタンドの親切なおっちゃんが、
丁寧に丁寧に、地図まで書いて温根湯までの道を教えてくれたから、
糠平へは戻らずに、足寄、芽登を経由して、温根湯まで来た。
途中は何にもない山道。
ライト目掛けて飛んできた虫が、
フロントガラスに激突してはパツッっという音を立てて弾けた。
その都度、ウォッシャー液とワイパーで排除した。
ワイパーの届かない端っこの方は虫が弾けたままで、
あとで降りてみたら、
まるで戦場を疾走してきたみたいにガラスが汚れていた。

それでも、こないだの士別~美深間の比ではないんだけど。
今思えばあの辺りだけ昆虫が大発生していたのではないか。
飛来する虫の数が尋常でなかった。
ホントに雪でも降っているかのようで、
思わずスピードを緩めるほどだった。
あんな状況には二度と出くわしたくない。

明日は北見市に入ってみる。
北見でも2日くらい滞在するかもしれない。

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