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2006年9月28日 (木)

9/27 日本一周83日目(市川三郷町~長野・塩尻)

927 ☆今日の概要☆

・増富ラジウム温泉「こうせい閣」(通算407湯目)

★本日の走行キロ 168キロ


☆今日のイチオシ☆

・増富ラジウム温泉「こうせい閣」


☆今日の詳細☆

今日は甲府を出る日。
朝は雨が降っていた。

最後の晩も、カランバさん宅に宿泊させていただいた。
フレンドリーなご家族、
健康的で美味しい食事とも今日でお別れ。
何だかとても名残惜しかった。
3泊した屋根裏部屋にも、愛着が湧いてしまった。
また泊まりに来たいなぁ。
こんな部屋、自分でも作れたら楽しいだろうな。

初めて訪れた山梨は、実に良いことばかりだった。
カランバさん、奥さん、お世話になりました。
すてきな時間をありがとうございました☆
ぜひまた、お邪魔させてください。

10時を過ぎた頃、雨が上がったので、
カランバさんファミリーとお別れして、
甲府のあちらこちらを仕事で回った。

夕方、増富ラジウム温泉に行った。
甲府と諏訪の中間に位置する韮崎から、
北東に伸びる県道をしばらく走っていくと到着する。
山深い道で、夜に走るのは心細かった。

「増富の湯」という日帰り温泉に入るつもりだった。
が、行ってみたら何と休館日!…orz

たどり着く前に通り過ぎた、
「日帰り温泉入れます」の看板を出してる宿に行くことにした。

増富ラジウム温泉「こうせい閣」。
夜7時過ぎで、時間的に大丈夫かと思ったがOKだった。
愛想の良いお兄さんが出てきて、
「でもちょっとシャワーが今使えないんですけど・・」と
言っていたが、入ってみたらちゃんと使えた。
立ち寄り料金は500円。
サービスで小タオルをもらえた。

湯船は大人5人も入れば一杯というくらいの
こじんまりしたものがひとつ。
洗い場も4人くらいが座れる程度。小浴場といった感じだ。
(あとから知ったが、広そうな露天風呂もあるようだ。
 詳細は分からないが、宿泊者専用なのかも)

浴室は狭いが、お湯は良い。
茶褐色で、湯船に沈んだ自分の体が、わずかに見える程度。
掛け湯をしている時から、
鉄錆のような匂いをほのかに感じた。

泉質は
「含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
(高張性中性温泉)」。
炭酸水素塩泉だからなのか、
二酸化炭素を含んでいるからなのか、
泉質半可通の僕にはちょっと分からないのだが、
湯口のお湯を掬って飲んでみると、
ピリピリした炭酸味を感じた。
味はその他に塩味と鉄味を感じた。

湯温は湯口から出るものが40度弱、
湯船は39度くらいだと感じた。
源泉をそのまま使っているのだという。
ぬるめのお湯だが、成分が濃いためか、
しばらく入っているとだんだん汗ばんでくる。

ひとり湯浴みを堪能していると、
程なくしておじさんが入ってきた。
あいさつをしてふたりで湯船に浸かっていると、
「ここのお湯はいいねぇ」とおじさんが声を掛けてきた。
「そうですね。ぬるいけど温まりますよね」と僕は応えた。

聞けば、おじさんはご夫婦で、
車に泊まりながら、日本のいろんな所を旅しているのだとか。
この日も、三陸、八幡平と東北の良い所を回って、
増富に来たのだという。

僕も同じように諸国を放浪している。
話が弾まない訳がなかった。
北海道や東北の温泉の話、車中泊の話、
汗だくになりながらも、楽しく話をした。

「木の湯桶を持って歩いてるんだねぇ、良いねぇ」
「ええ、檜の湯桶で、もう8年も経つんですよ」
僕の湯桶は、なかなか
コミュニケーションツールとして役に立つようだ。
思えばこれも貰い物。有難い話だ。
「僕もそれ今度買って持ち歩こう」
おじさんは笑顔で言った。

お年は65歳だという。
気持ちが若くて、良い笑顔をしていた。
「人間、ダメと思ったらダメなんだよ。
やろうと思えば、70になったって80になったって
出来るんだから。
気持ち次第なんだよ」と言っていた。
こんな楽しげなおじさんと一緒なら、 奥さんもさぞ幸せだろう。

ロビーのソファーには、麦茶とお菓子が置いてあった。
「どうぞ召し上がってください」と
さっきの愛想のいいお兄さん。
おじさんと3人で、旅の話、
この辺に住むヤマカガシの話などした。
後からおじさんの奥さんもやってきて、4人になった。

「僕もキャンピングカーを買って全国を回るのが夢なんです」
と宿のお兄さんは言った。
やっぱりみんなやってみたいんだね、こういうこと。
車は広くないけど、みんなが夢想するようなことを、
俺は今まさにやっているんだな。

おじさんたちとは帰り道がしばらく一緒で、
韮崎あたりの山中に電飾で光り輝く大鳥居があるのを見つけ、
車を停めてみたら、先に走ってたおじさんたちも停まった。
「あれ、何かしらねぇ…?」とおばさんが興味津々に言った。

「それじゃあね、これから、気をつけて旅するんだよ」
「あっ、どうもありがとうございます」

「あっ…そうだ」
別れ際、僕はおばさんを呼び止め、
「ネットでブログをやってるんで、良かったら見てください」
自分の名刺を渡した。

明くる朝、起きてみたら、
さっそくおばさんから写メが入っていた。
絵文字もふんだんに使って、文章も生き生きとして若く、
やっぱりこのご夫婦、幸せなんだろうなぁと改めて思った。


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