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2006年10月 6日 (金)

10/5 日本一周91日目(白馬~宇奈月)

105 ☆今日の概要☆

・小谷温泉「山田旅館」(通算413湯目)
・蓮華温泉(414湯目)

★本日の走行キロ 190キロ

☆今日のイチオシ☆

・小谷温泉「山田旅館」
・蓮華温泉

☆今日の詳細☆

快心の温泉に2湯、入った。
小谷温泉と蓮華温泉。
どちらも素晴らしい温泉だった。

先に入湯したのは小谷温泉。
泊まっていた道の駅・白馬から車で30分も掛からなかった。
「山田旅館」の湯船に入った。
この旅館は、先日カランバさん宅で見た旅番組に出ていた。
武田鉄矢が昔泊まって良かったから再訪した、とかいう内容だった。

「山田旅館」は湯治場の風情。
建物は大正か昭和初期くらいに建てられたのではないか。
(今調べてみたら、本館は江戸時代末期の建築だという)
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いい感じに鄙びていて、郷愁を誘う外観だ。
立ち寄りの料金は500円。
さっそく湯船に向かった。

館内も温泉風情満点の雰囲気。
P1010001_13
古くはあれども、掃除が行き届いており、
清潔な印象を受けた。

湯船は僕が確認した限りでは男女別の内湯がひとつのみ。
お湯の素晴らしさに目を瞠った。
P1010003_14
湯船からふんだんに溢れている温泉は、
「ナトリウム-炭酸水素塩泉」という美肌の湯で、
わずかに白茶色に濁っており、湯温は42℃とちょうど良い。
飲んでみると淡い炭酸とほのかな鉄の味がした。
飲用もOKでコップが置かれていた。

高さ約2メートルのところにある湯口付近がすごいことになっている。
温泉成分が凝固してタワーのようになっているのだ。
そこから、打たせ湯のような感じで、
湯船にドドドっと力強く温泉が注ぎ込んでいる。

普段、泉質軽視の姿勢で温泉を巡っているが、
それでも、こういう力強い温泉に立ち寄ると、
「やっぱりいいなぁ」と思ってしまう。
有難くて思わず手を合わせた。

次に行った蓮華温泉も素晴らしかった。
国道148号から山道に入り、
どこまでもどこまでも高く山を登っていくと、
「まだ着かないのか…」と挫け始めた頃に到着する。
Img_2065 Img_2068

蓮華温泉のあたりは、すでに紅葉が始まっていて、
向こうに見える山はところどころ赤や黄に染まっていた。
紅葉の山は、モコモコしてるように見えて、なんかかわいい。
Img_2066

蓮華温泉は、露天風呂が有名で、
何年も前からガイド本で眺めては、憧れていた。
料金は500円。
温泉ロッジの内湯も入るなら800円になる。

僕は知らなかったのだが、
蓮華温泉には露天風呂が4つもあった。
「三国一の湯、仙気の湯、薬師の湯、黄金の湯」の4つで、
それらは全て、ちょっと山を登った場所に
少しずつ離れて点在していた。

案内板に従って、山の小道を登った。
Img_2072 
情けないことにスタートして1,2分でゼエゼエ言い出した。
慢性的な運動不足に加え、
恐らく標高の高さから酸素が薄いせいもあったと思う。
本気でへこたれそうになりながら、頑張って登った。

10分くらいで、最初の露天、「三国一の湯」にたどり着いた。
Img_2073
人がひとり、膝を抱えて入れるくらいの小さな湯船。
家のお風呂より小さい。
僕は入る気がしなかった。
無色透明のお湯は、飲んでみると強烈な酸っぱさで、
思わず吐き出してしまった。
泉質は素晴らしいものがあると思ったが、
狭いし、湯温もぬるいので遠慮した。

そこからさらに5分ほど登ると、次第に視界が開けてきた。
そして、あちらこちらで湯煙の立ち昇る、地獄谷のような場所にたどり着いた。
どうやらここが蓮華温泉の源泉らしい。
Img_2084

源泉のすぐ近くに「仙気の湯」があった。
脱衣所も何もない、当然混浴の湯船。
Img_2074
周りは360度の大自然。
こういう風景は、以前も眺めたことがある。
5,6年前に、友人の南半球と行った、
宮城蔵王の「かもしか温泉」だ。
あそこの雰囲気に似ていた。

「仙気の湯」からさらに100メートル上がったところに、
「薬師の湯」があるという看板が立っていたので、
先にそちらを入ることにした。

薬師の湯は、石を組んだだけのシンプルな湯船。
大人ふたりも入れば満員だ。
お湯は薄緑で、透明だった。
Img_2079

付近には誰もおらず、
大自然の中に僕だけ、という状態だった。
こんな瞬間はなかなかない。
誰もいないのをいいことに、
全裸になって立ち上がり、翼のように両腕を広げて深呼吸したり、
手の平を合わせて天に伸ばし、
空に伸びた針のような体勢を取って、目を瞑ったりした。
僕なりに大自然のエネルギーを感じようとしたのである。

湯船にお湯が注ぐ音と、
少し離れた場所で、温泉の噴き出す音以外には何の音もなかった。
人工音の全くない世界。
そこには僕ひとり。
幸せなような心細いような、そんな心地だった。

全裸でひとしきり動いた後、
冷えたので湯船に入った。
40度くらいの適温。
やはりお湯は酸っぱい。
かなり強いお湯だと思った。
あと2つはしごするので、
長湯はやめておいた。

道を下って「仙気の湯」へ。
こちらが、よく温泉本に掲載されているお風呂だ。
やはり薄緑に濁っていた。
薬師の湯を少し薄めたような味がした。
湯温はこちらの方が高めで、42度くらい。
噴気孔から立ち昇る噴煙を眺めながらの入湯。
振り返れば紅葉を始めた山々。
素晴らしい景観だ。

最後の「黄金の湯」は
「仙気の湯」から5分ほど下ったところにあった。
登ってきた道とは反対の、左手の方に進んでいくとある。
Img_2092

そこでおじさん2人とすれ違った。
すれ違いざまに挨拶を交わし、少し話をした。
僕が湯船に入ろうとすると、
「写真撮ってやろうか」とおじさんが言ってくれた。
シャッターの切り方を教えて、何枚か写していただいた。
ピントが俺に合ってないけど、それなりにいい写真だった。
Img_2089

おじさんたちは徳島から来たのだという。
「混浴だけど、やっぱり女はいないかね?」とおじさんが言った。
「そうですねぇ、残念ながら」と話を合わせた。

「四国はもう行ったんかい?」
「いや、まだです。恐らく冬あたりになるんじゃないかと…」
僕の旅はここに来て、全く計画性がなくなった。

「四国に行くなら、いいところを教えたるわ。
 美人しかいない村があるんや。美人村ってな。
 徳島にあるんやけどな。
 そこに行くと道路にも看板が出てんねん。
 美人ばっか見て事故起こさんように、みたいなのがな」

へえ~そんな村があるのか。
中国だかにそんな村があるのはテレビで見て知っていたが、
まさか日本にもそんな地域があるとは。
教えてもらった村の名前はとりあえず、
僕が真偽を確かめるまでは伏せておこう。

しかし、旅ってロールプレイングゲームみたいだとつくづく思う。
誰かと出会って、何か情報をもらい、
その土地に行くことになる。
ドラクエとそっくりだ。

「黄金の湯」に話を戻すと、
こちらは木風呂で、無色透明。
飲んでみた感じ、炭酸味と薄く鉄の味を感じた。
湯温は40度ほど。
蓮華の4つの露天の中で、いちばんソフトなお湯だ。

小谷、蓮華とはしご湯した後は、
一気に富山まで走った。
走行キロは200キロ弱を記録し、
約ひと月ぶりで日本海に帰ってきた。
これで、群馬、埼玉、山梨、長野と続いた、内陸周遊の旅は終了。
今後はひたすら日本海側を西へ進んでいく…予定。
日本一周も明日からは北陸編となる。


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