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2006年10月30日 (月)

10/28 日本一周114日目(大津~比叡山~舞鶴)

1028 ☆今日の概要☆

・大津やまとの湯
・比叡山延暦寺

★本日の走行キロ 180キロ

☆今日のイチオシ☆

・比叡山延暦寺

☆今日の概要☆

泊まっていたのは、「道の駅・琵琶湖大橋米プラザ」。
特に危ないことはなかったのだが、
何となく、音のうるさい車やカップルなどが多く、
あまり落ち着かなかった。

そこから30分くらい南下し、「大津やまとの湯」という、
いわゆるスーパー銭湯で朝風呂に入った。
「天然温泉」だというから行ったのだが、
実際にはその場所に湧出しているわけではなく、
三重県の亀山市というところに湧き出た温泉を、
ここまで運んできているらしい。

そういうわけで、未入湯の温泉ではあるけれど、
「1湯」と数えるのはやめておいた。

無色透明のツルツルしたお湯で、
泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」。
遠くから運搬してきてなお、ここまで温泉らしさが残っているとは、
さすが成分の濃い高張性温泉だ。
湧出したての新鮮な時に入ったら、なおさら素晴らしい温泉だろう。

さて、今日はどこへ行こうかと考えた時に、
なんとなく「叡山、叡山」と心に強く響くので、
比叡山に行ってみることにした。

大津からはそう遠くない。
10キロくらい車を走らせ、
比叡山ドライブウェイという有料道路を通って、
(料金は高い。往復で1600円強も取られてびっくりした)
30分も掛からずに着いた。

伝教大師・最澄が建立した、
天台宗の総本山、比叡山延暦寺。

弘法大師・空海と時を同じくして唐に渡り、
仏教を修めて帰国、
空海は真言宗、最澄は天台宗を設立した。

空海さんに比して、最澄さんというのは、
どうも目立たない人だと思う。
「伝教大師」という名称も、
「弘法大師」と比べると、あまり有名でない気がする。

しかしながら、この比叡山では、
後の鎌倉仏教を栄えさせた開祖たちが幾人も修行したのだという。
浄土教の法然、浄土真宗の親鸞、臨済宗の栄西、
曹洞宗の道元、それから、一遍、日蓮などなど、
名だたる宗教家をたくさん輩出した。
浄土教の大本、恵心僧都(源信)もここを出た。
そんな事実は初めて知った。

叡山というと、最澄が立てて、
信長にこっぴどく焼き討ちにされたというくらいの
浅い知識しか持ち合わせていなかった。

入山料550円を払い、中に入る。
参道を登る間、道の両脇に設置された、
最澄の人生をたどった掲示板をひとつひとつ、
立ち止まってはつぶさに読みながら歩いた。

大講堂というところにたどり着き、
何となく空気が精妙なことに気がついた。
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伝わってくる波動が細やかで優しい気がした。
何もかも、澄んでいると思った。
そういえば、最澄は、「最も澄む」と書く。
僕の勘もあながち間違ってないかもしれない。

大講堂の傍らにある「世界平和の梵鐘」を、
参拝客が順に打ち響かせるが、やかましさは感じず、
かえってひとつ打たれるごとに
心の深い部分へと入っていけそうな気がした。

大講堂に入り、中を仰ぎ見ると、
叡山ゆかりの数多の僧たちの肖像画が飾られていた。
先ほど列挙した鎌倉仏教諸氏の他、
桓武天皇、聖徳太子、それから、
最澄が中国で師事したお坊さんたちの肖像画もあった。

ちなみに「延暦」というのは奈良時代の年号だが、
比叡山は後に桓武天皇から「延暦」の名を使うことを許され、
それまで比叡山寺と称していたのを、延暦寺と改めたらしい。

また、延暦寺という寺院は、実は存在せず、
比叡山中のたくさんのお寺を総称して、
「延暦寺」と呼ぶらしい。
どっかのツアー客にちゃっかり混じって、
お坊さんの説明を聞いて学んだ知識である。

大講堂では、世界平和を祈念する護摩木が
300円で売っていたので、僕も参加した。

しかし、比叡山中の、この空気の気持ちよさはどうだ。
まるで温泉に入っているような心地よさだ。
目には見えない何かのきれいなエネルギーが満ちているのは、
間違いない、と思った。

国宝の「根本中堂」に行った。
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最澄が自ら彫ったといういくつかの仏像を安置し、
開山以来の不滅の灯明が、今なお大切に灯されている。
現在の建物は、徳川の3代将軍、家光によるものらしい。
ここもまた素晴らしい雰囲気だった。

本堂の中は撮影禁止で、残念ながら
画像でその雰囲気を伝えることは出来ないのだが、
燈明が何ヶ所か燈っただけのほの暗さの中で、
いくつかの小さな仏像が安置されていた。
非常に静かで落ち着いた雰囲気だった。
燈明や仏像が参拝客と同じ目の高さにあることの意味は、
仏も人もみな同じ、ということの表れらしい。

そのせいかどうか、僕はここでも非常な安心感を得た。
気品はあるが、厳かではない。
こちらを突き放すのではなく、
迎え入れてくれるような雰囲気を感じた。
もし許されるなら、
その本堂の中に布団を敷いて、一晩眠ってみたいとさえ思った。

それまで全く眼中になかったにもかかわらず、
さて、今日はどこに行こうかと思ったときに、
「叡山、叡山」と胸に響いてきた訳が分かった気がした。

根本中堂の後は、
文殊堂、阿弥陀堂と歩いた。
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文殊堂は2階に上がることが出来るが、
古いお城の階段もかくやと思わせるほどの急階段。
あまりに急すぎて、手すりを使わずには上れない。

「比叡山そば」というのを食べた。
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まぁ普通のおそばなんだけど、
久しぶりに温かいそばを食べた。

また、売店で「くず餅」も食べた。
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梅の酸味とはちみつの甘さが混在したタレで食べるのだが、
のんびりした気持ちでゆっくり食べた。
うまかった。

比叡山には、根本中堂のある東塔の他、
少し離れた場所に西塔、さらに離れて横川という地区もあり、
一日ですべて見るにはかなり厳しい。

僕は大講堂、根本中堂と眺めただけで、
大いに満足し、叡山を出た。
それでも3時間くらい、叡山に佇んだ。

叡山参拝の後は、少しだけ京都に立ち寄り、
祇園のあたりのあまりの人の多さにたじろぎ、
まるで逃げるようにして京都の山中を北へ走った。

北京都の舞鶴というところまで来て車に泊まった。
「道の駅・とれとれセンター」というところである。

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2006年10月27日 (金)

10/27 日本一周113日目(野洲市~大津市堅田)

1027 ☆今日の概要☆

・近江八幡市・日牟禮庵(ひむれあん・そばや)
・安土城址
・来来亭(また行ったんかw)

★本日の走行キロ 81キロ

☆今日のオススメ☆

・日牟禮庵(ざるそば)

☆今日の詳細☆

近江八幡市の日牟禮庵というそば屋でお昼を食べた。
建物が文化財の指定を受けているらしい。
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ざるそばを食べたんだが、とてもおいしかった。
味オンチな僕は、そばの味があまり分からず、
それでも何かがおいしくて、
ラーメン以上にそばを食す頻度が高いんだが、
ここのそばは俺的にはホントおいしかった。
そばとつゆがとてもマッチしてるというか。
明るい色あいの、細いおそばだった。
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僕はどうやら、黒っぽいそばよりは明るい方が好みらしい。
「ぐるなび」とかいうのを参照したら、
信州八ヶ岳産のそば粉を使用しているとのことだった。

安土城に行ってみた。
いわずと知れた、織田信長が天下布武の足掛かりにした巨城である。
安土には石垣しか残っておらず、
僕は石垣だけの城址というのは温泉に例えるなら、
「源泉あっても湯船なし」という感じでつまらなく、
ほとんど興味がないのだが、
それでも安土城だけは特別だ。
信長という、戦国一(あるいは日本史上一)風変わりだった男が
いったいどんな城を築いたのか、
わずかなものだけでも味わいたく、訪れた。

入り口から石段の続く坂を見上げただけで、
恐ろしく巨大な城だったというのが分かる。
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入城すると、すぐ左に羽柴秀吉居館址、
右には前田利家居館跡があった。
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このふたりが、安土の守りを固めていたのだろうか。

石段は勾配がかなり急で、上るのにだいぶ苦労する。
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疲れないようにゆっくりゆっくり登城した。
あとから遠足と思しき中学生たちが大勢来たが、
体力の有り余ってそうな彼らでさえ、この石段には苦戦の様子だった。

信長らしいと思ったのは、
石段のところどころに「石仏」が用いられているところ。
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城を築くのに近場の山から切り出してきた石だけでは足りず、
墓石や石仏も利用したというあたりに、
神仏をまるで恐れなかった信長らしさが見える。
石仏は、経年によって判別のつかないものもあったが、
ハッキリと仏様の姿が分かるものもあった。

頂上までは500段近く石段があったのではないか。
そこまで上ってようやく天主閣址に着く。
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「天守閣」ではなく、「天主閣」と書くらしい。
「天の主」と表現させるあたりがまた、信長らしいと思った。
天主址に立って、上空を見上げてみた。
ここまで散々石段を登ってきて、さらに5層7階の天主が聳えていたのだ。
他に目立って高い建物のなかった時代に、
いったいどれだけの威容を誇っていたことだろう。

天守閣が現存している町でも、
今となっては天守閣より高いビルがたくさん建って、
遠くから見ると、何だか申し訳なさげに
ポツンと天守閣が覗いていたりするものだが、
この天主閣がもし現存していたら、
きっと今でも、堂々と安土の町を見下ろしていたことだろう。

しかし…、これほど巨大な城を築くのに、
どれだけの労働力が必要だったろう。
詳しいことは分からないけど、
民衆に大変な労苦を強いたのではないか。
石垣として積まれたいくつもの巨大な岩石を見るにつけ、
その労働の過酷さを想像し、思わず息が切れた。

めまいがするほどの労働力でもって建造された日本一の城も、
たった3年であっさり消えた。
信長が本能寺に斃れて程なく、焼失したのだ。
光秀が焼き払ったという説、息子の信雄が焼いたという説があるらしい。
いずれにせよ、あっさり消えた。

人のなすことの凄さと儚さ。
それを思わずにはいられなかった。

夜はまた「来来亭」で食べた。
今日は大津の北、堅田店に行った。
滋賀ではだいぶチェーン展開している店らしい。
夕飯時ということもあって、店内は混雑していた。
今晩は、チャーシューメン、ねぎ多目でいただいた。
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やっぱり、この店で「ねぎラーメン」を頼む必要はないようだ。
「多目」にしてもらえばそれで十分に事足りる。

本当は、五目やきそばをどこかで食べたいと、
何日も前から思っているんだけど、
どうも中華料理の店がうまく見つからない。
東北に比べると、もしかしたら中華屋の数が少ないのかも。
ラーメン屋は多いんだけど。

今晩の来来亭も、半ば仕方なしに食べたのだが、
それでもやっぱりうまかった。
この店、チェーン店だけど、オススメしておく。

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10/26 日本一周112日目(大津市~野洲市)

1026 ☆今日の概要☆

・パソコン工房に篭る
・ラーメン「来来亭」(ネギチャーシューメン)

★本日の走行キロ 38キロ

☆今日のオススメ☆

・「来来亭」

☆今日の概要☆

どうしても自力ではネットの設定ができず、
藁にもすがる思いで、
草津市のパソコン工房に飛び込んだ。

店員さんにパソコンの状況を伝え、
リカバリしてもらい、
その後、3時間もお店に居座って、
マカフィーとエアエッジをインストールし、
LANとエアエッジが繋がるところまでの設定をやらせてもらった。
分からなくなるとすぐに店員さんを呼び、見てもらった。
迷惑な客だったろうに、親切に応対してくれた。
パソコン工房でPCを買うと、
困ったときにすぐお店で聞けるから、僕は良いと思う。
サポートには非常に満足している。
店員さんがすごい詳しいから、頼りになるのだ。
大手メーカーではなかなかこうは行かないのではないか。

エアエッジがうまく動かないのは、
やはりネットセキュリティのマカフィーが影響しているようだった。
2007年版のスイートを買って入れたんだが、
その中の何かが通信を邪魔するらしい。
それの証拠に
マカフィーを入れる前は、エアエッジも頼もしく繋がったのだ。
またマカフィー後はLANの速度も遅くなった。
防衛を重視するあまりネットに繋げないのでは
本末転倒だと思うのだが。

今はとりあえずLANでは支障なく繋がり、
エアエッジは微妙だけど恐らく大丈夫だろうという具合。
10日ばかし前にPCの不調が始まって以来、
ようやく復活の目処が立った。

金沢以来続いた、不ヅキの暗闇から、
ようやく脱したか。

何時間もお邪魔したことをお詫びして、店を出た。

車のことで懸念事項が2つほどあったので、
昨日今日で、それを解消した。
ひとつは免許の更新。
こないだ気がついたのだが、
免許の更新が来年1月に迫っていたのだ。
2月くらいまでのんびり旅を続ける予定だったので、
これにはちょっと焦った。

免許センターに問い合わせたら、
「誕生日の前後一ヶ月に更新」という決まりらしい。
僕の誕生日は1月2日なので、
遅くとも2月2日には更新せねばならない。
ゴールド免許ならどこにいても簡単に更新できるらしいが、
こないだ、セコイ警察に捕まったせいで、
それも叶わなくなった。

それからもうひとつは、任意保険の更新。
12月の末が更新なのだ。
それをどうすればいいのだろう。
毎年お世話になっている地元の営業マンに電話して聞いた。
こちらは別に何とでもなるらしい。

こんなわけで、
僕のあてどのない日本一周も、
1月末がそのリミットということに決まった。
果たしてあと3ヶ月で日本を周りきれるのか・・。

お昼は、大津周辺でよく見かける「来来亭」というラーメン屋で
「ねぎチャーシューメン」を食べた。
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画像でも分かると思うけど、
まるでいじめのようなねぎの多さ。
どっかからグリーンカラーのカツラを持ってきて乗せたみたい。
ねぎ好きの僕も、さすがに面食らった。
まぁ分かってて頼んだんだけど。
一人旅で誰に会う予定もないから食える代物である。
これ全部、京都の九条ねぎらしい。

うまかったけどやっぱりねぎ多過ぎw
ラーメンはなかなかいい味してた。
頼む時に麺の固さとかチャーシューの脂身の多さとか、
ねぎの多さとかいろいろ設定できるみたいなので、
次はフツーのラーメンにねぎ多目で頼もうかな。

夜は、LANとエアエッジが繋がるかどうか、
最終チェックをしたかったので、
野洲市にあるホテルにチェックインした。
このところホテルに泊まる頻度が多い。
まぁ仕方ないのだけど。

ネットは滞りなく繋がっているようだ。
エアエッジはまだ不安を残しているが・・。

夜はホテルと同経営の焼肉屋で、
石焼ビビンバを食べた。
フレンドリーでコテコテの関西弁をしゃべる店員さんと、
日ハムの優勝のことなど話しながら、
楽しい夕食を食べた。

しかし…新庄さんは幸せだよなぁ。
引退試合が日本一決定の試合だなんて…最高すぎる。
楽しげな人のところには、幸せもどんどん集まってくるのかも。
もちろん新庄さんなりに苦しいこと辛いこと、
黙っていっぱい乗り越えてきたんだろうけど。

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10/25 日本一周111日目(米原市~大津市)

1025 ☆今日の概要☆

・長浜城
・国宝・彦根城
・近江温泉「湖東ホテル」(通算431湯目)

★本日の走行キロ 123キロ

☆今日のオススメ☆

・彦根城

☆今日の詳細☆

泊まった道の駅で、
大河ドラマ「功名が辻」の放映に合わせて
山内一豊とその妻・千代の企画展をやっていた。

長浜城は近年になって再建されたお城で、
中は博物館になっていた。
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いつものように戦国群雄の書簡を感慨深く眺めたり、
火縄銃の機械構造に近代の始まりを思ったりした。
また、こちらでも一豊と千代の企画展をやっていた。

長浜城の敷地内に、
「長浜太閤温泉」という、心惹かれる名前の温泉があったが、
温泉本で見ると立ち寄り料1500円というので、やめた。
もっと安くていいと思うんだけど。

国宝・彦根城は、小学の昔から、一度訪れてみたかった場所。
今回、20年越しに念願を叶えたというわけだ。

天守閣だけ見ればさほど大きな城ではない。
(こないだ訪れた丸岡城よりは大きいと思ったが)
堀を含めた全体で見れば、敷地はだいぶ広いけれども。
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お寺の梵鐘の断面図にしたような形の窓が印象的な彦根城。
思っていたよりも黒色の印象が強い城だった。
最上階の破風の部分?(名称が分からない)の金箔が目立つ。
創建当時のまま、城内は完全に木造。
現存天守が軒並みそうであるように、彦根城も階段が急であった。
45℃以上の角度が付いているのではないか。
僕でさえ足がすくみそうになるのだから、
年配の方にはきついだろう。

城内はほとんど展示物もなく、
ただ空き城を上まで行って戻ってくるという感じで、
中にいる分には大した感慨は持たなかった。

外に出て、アイスクリームを食べながら
のんびり天守を見上げていると、
やはり秀麗なお城だなぁと思った。

親善都市の水戸市から贈られた小さな松が本丸にあった。
明治維新前夜、桜田門外の変で
大老・井伊直弼が水戸藩士の過激派に討たれて以来、
彦根と水戸の間にはどんな感情の交わりがあったのだろう。
よく知らないけれど、
恐らく様々な紆余曲折を経た末に、
この、まだ小さな松に行き着いたのだろう。

彦根城の入城券で、庭園も見れるようだったが、
兼六園同様、あまり興味がなかったので、素通りした。

夕方、温泉に行った。
「近江温泉 湖東ホテル」。
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滋賀では珍しい、自然湧出の温泉らしく、
泉質が良いのだろう、
すぐ隣には「近江温泉病院」があった。

立ち寄り料は700円で、
三日月形の細長い湯船が印象的な内湯がひとつある。
泉質は「アルカリ性単純温泉」で、わずかに硫黄の香りがした。
打たせ湯風の湯口の辺りに行くと、より強く(といってもかすかになんだけど)
硫黄の香りがした。

この日の晩は、大津のホテルを予約していた。
が、どうもうまく予約が入っていなかったようで、
予約番号を見せると、最上階のツインの部屋に通された。
部屋が広く琵琶湖が望め、
明らかにレベルが上質で、ちょっと儲けた気がした。

ネットをやっていて、どうしてもPCの処理の遅さに我慢がならず、
ついにリカバリを敢行した。
が、その後、LAN、エアエッジともうまく設定できず、
失意のまま一夜を過ごした。

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10/24 日本一周110日目(追坂峠~米原市)

1024 ☆今日の概要☆

・須賀谷温泉(通算430湯目)

★本日の走行キロ 忘れた

☆今日のオススメ☆

・須賀谷温泉

☆今日の詳細☆

午後3時くらいまでずっと仕事。
フラフラになりながら一段落させて、
向かった先はやっぱり温泉。
滋賀県、長浜市にある「須賀谷温泉」。

歴史の古いお湯らしく、
悲運の名将・浅井長政やその妻、お市の方も
湯治に訪れたことがあるらしい。

お湯は茶褐色を呈した良泉で、
総鉄イオンの成分で温泉に該当する、厳密に言えば鉱泉だ。
40℃と41℃のふたつの内湯があり、洗い場は清潔。
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露天は眺望はないが雰囲気は良い。
夜に入ったら、風情のありそうな露天だ。
立ち寄り料金は900円とそれなりにするが、
僕はなかなか好みのお風呂だった。

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2006年10月26日 (木)

10/23 日本一周109日目(敦賀~滋賀県・マキノ追坂峠)

1023 ☆今日の概要☆

・晴明神社(陰陽師・安倍晴明を祀った神社)
・気比神社

★本日の走行キロ 35キロ

☆今日のイチオシ☆

・晴明神社

☆今日の詳細☆

今週も仕事が超忙しい。
ホテルのチェックアウト時間を延ばしてまで
パソコンに向かった。

今日の敦賀は雨。
神社をふたつ参拝したけど、
ちょうど僕が鳥居をくぐる段になると、
不思議に雨がやんでくれた。

晴明神社。
ご存知、平安朝に活躍した、
陰陽師・安倍晴明を祀っている神社である。
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訪れる人の少ない、静かな神社だったのに、
映画「陰陽師」がヒットした途端、
にわかに全国からファンが集まり出したという。
小さな神社なのに、何本も幟が立っていて、
それぞれに「晴明桔梗紋」と呼ばれる、
いわゆる星のマークがプリントされていた。

本当にささやかな神社だ。
背の低い鳥居を入るとすぐに本殿。
中は町内会の集会所みたいな風情で、
地元のおじさんが3人、世間話をしていた。

お邪魔しますと言って中に入り、
神棚の前で二拝二拍手一拝。
しばらく神棚を眺めていると、
「その下の奥の方に石が見えるでしょ」
背後からおじさんが声を掛けてきた。

神棚の下を覗いてみると、
四角く開いた穴から、
ライトアップされた軒下が見えた。
「祈念石」と表記された岩があった。
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岩の周りに、紙幣や小銭がたくさん散らばっていて、
すぐには岩の全貌が判別できないほどだった。
「その石が、安倍晴明が敦賀で修行した時に
 占いに使ってた石らしいんですよ」

僕も晴明については、
野村萬斎の映画で見て多少は知ってるっていう程度の、
かなり軽薄な参拝者なので、
「ふうーん、なるほど」としか思わなかった。
よく分からないながらも、
晴明のご加護があるならぜひとも戴きたい。
そんな思いで、お守りを1つ買ってみた。
それから、晴明神社のハンコを押した紙を
10枚くらいもらってきた。
あれもお守り代わりになるのだろうか。
普通の四角い紙で、式神という訳ではなさそうだけど。
残念ながら車に貼り付けるステッカーは売ってなかった。
京都の神社に期待しよう。

聞いた話では、全国には京都、敦賀の他にも
いくつか晴明神社があるらしい。
確か、名古屋と岡崎と言ってた気がする。
可能なら、すべて立ち寄ってみたい。

次に訪れたのは、気比神社。
こちらはかなり大きい。
それなのに、悪天候のしかも平日だからだと思うが、
ほとんど人がいなかった。

気比神社のすぐ近くは、
駅前商店街のような感じになっているけれど、
こちらも閑散としており、
どこの中堅都市でも見られるように、
やはりシャッターの下りた店が多く見られた。

でも、敦賀の中心部は便利だ。
大通りの両脇に、
まるで路側帯のような感じに、
2時間無料で停められる駐車場が長く伸びているのだ。
あんな風にうまく駐車帯を設けている都市はこれまで見たことがない。

神社の話に戻す。
晴明神社とは打って変わってこちらは立派な神社。
軽く10倍は規模が違った。
本殿の前まで行き、さっきと同じように二拝二拍手一拝。
この頃、神社に来ると両の手の平が
軽く痺れるようにジンジンとするようになった。
「二拍手」のせいかもしれないし、そうではないかもしれない。

夕方近くなって、今晩の宿に移動した。
といっても道の駅だけど。
福井と滋賀の県境にある「マキノ追坂峠」という道の駅。
エリアマップを広げるまでもなく、エアエッジは利かない。
とにかくトラックの多い道の駅で、
それぞれがアイドリングで空ぶかしをやっていた。
いくら車の中にいるとはいえ、
これだけ凄くては多少なりともトラックの排気が入り込んでくるのではないか。
「もしかして俺、明日の朝、死んでたりして」という思いが少し頭を掠めた。

夜は、ひとりでてんやわんやしながら、
3時頃まで仕事に忙殺されていた。

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2006年10月23日 (月)

10/22 日本一周108日目(坂井市三国~敦賀市)

1022 ☆今日の概要☆

・越前温泉露天風呂「日本海」(通算429湯目)
・2500円の刺身定食
・気比の松原

★本日の走行キロ 75キロ

☆今日のイチオシ☆

・越前温泉露天風呂「日本海」


☆今日の詳細☆

福井は今日も気持ちの良い秋晴れ。
暑くもなく寒くもない、爽やかな天気だ。
泊まった道の駅にソフトクリームが売っていたので、
それを頬張りながら、海沿いの国道305号線を南下した。

右に穏やかな海を眺め、
左に風情のある鄙びた民家を眺めつつ走る。
海には時折、東尋坊のような奇岩が現れて、
目を楽しませてくれた。

朝風呂は、越前温泉露天風呂「日本海」に入った。
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内湯からも露天からも、間近に日本海を眺められる温泉。
晴れた日の夕方なら、日本海に沈む夕陽を眺めながらの
贅沢なひと時を過ごせるだろう。
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泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩泉」で無色透明。
比較的ツルツル感の強い温泉だった。
料金は500円。
シャンプー、ボディーソープが完備され、
ドライヤーもあった。

休憩所、というほどでもないが、
海を見ながら休める座敷が3つあり、
僕はそこに座って、コーヒー牛乳を飲みつつ凪いだ海を見た。

昼は海鮮を食べたく、
でもなるべく安価で済ませたくて、
いくつもの食堂を選別しながら通り過ぎた。
そしてあるところでそれなりに安そうな雰囲気の
お店に立ち寄った。

ところが、入ってみてビックリ。
案内されるままに席に座ると、
「メニューは焼魚定食1500円、 
 刺身定食が2500円、
 かに定食が3000円となります。
 いかがなさいましょう?」
と言ってきた。

たっ…高けぇ…。
テキトーに1500円くらいで
いくら丼なりイカ丼なりを食べるつもりでいたので、
思いがけず窮地に追い込まれた。
お茶まで出されてしまって今さら店を出る勇気もなく、
(この件は、先ほどなごみに
「ちゃんと断ってきなさい」と叱られた)
いろいろ迷った挙句、刺身定食を頼んだ。
今から思えば、越前ガニが名物なんだし、
あと500円奮発して、かに定食にすればよかった。
でもまぁ、仕方あるまい。

なんかこう、俺はご飯ものに金を掛けることに気が乗らない。
安くてうまいものをたくさん知ってるからだと思うんだけど。
それに、高い金を出したからといって、
必ずしもそれに見合う味が出てくる訳ではないことも分かっている。

刺身定食として出てきたものは、
甘えび2本、ウニ、かつお、トロ、
そしてイカとサワラか何かの刺身。
加えてご飯、みそ汁、漬物。
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どういう訳でこの定食が2500円するのかよく分からない。
どうして海のものはこのように高額なのだろう。
海から取ってきて切って出すだけではないのか。

2500円あれば、そこそこ良いステーキが食べれるだろう。
断然そっちの方が良い。
仙台で通い詰めてる「味の横綱」という中華屋の回鍋肉なら、
2500円で4回食べてもお釣りが来る。
俺は、あれが2500円したとしても
たまに食べに行ってしまうと思うのだが。

話がずれたが、何だかんだ言いながら、しっかり完食した。
決してまずかったわけではない。
ただ、値段が高かった。
もしかしたら相場より安いのかもしれないけど、
俺的には高かった。

ウニは何度食べてもやっぱり苦手だ。
食べれるけど、あえて頼むことは決してない。

ところで、昼食を食べている時、
唐突に騒がしい音楽が鳴り出した。
音楽というより、雑音という方が正しい。
金属音のようなガギンゴギンという音が、
強烈に耳をつんざいた。
まるで、ヘッドフォンを掛けて大音量で音楽を聴いていたのが、
何かの拍子に急にプラグが抜けてしまったという感じに、
静かな海の町に破壊的な爆音が響いた。
これは3分くらいも続き、
他のお客さんはかなり怒っていた。

店を出る時に尋ねてみたら、
「あれはクマ対策の音なんですよ。
 最近はこの辺でもクマがよく出るので、
 あの音で追い払うんだそうです。
 私たちもうるさくて敵わないんですけどね。
 クマが嫌う周波数かなんかが出てるみたいなんですよ」
ということだった。

しかし、定期的にあの破壊音が流されるとあっては、
クマよりも先に人が荒んでしまいそうだが…。
あるいは、メニューの値段設定にも
その影響が出ているのではないか、
というのは間違いなく邪推だろう。

食後はさらに国道305号を南下し、敦賀を目指した。
途中で急に道路が有料になり、620円も取られた。
短距離の道路で、あっという間に国道8号に合流し、
これまでの道路と特に何が違うというわけでもなく、
大いに損した気分になった。
この道を通る人は注意した方が良い。
後で地図を見たら、ほんのちょっと迂回するだけで、
620円を節約できる。

敦賀では、名勝地「気比の松原」に行ってみた。
東尋坊の章でも書いたが、
あまり名勝には興味がないのだが、名所ということで…。
松原がどうというより、海の透明度に感心した。
街から程近い海なのに、これだけ水がきれいとは・・。
Img_2309
敦賀市民の海を守る心掛けが良いのだろうか。
あれならきっと、魚の泳ぐ姿が見れるだろう。
打ち寄せる波の静かさは、湖の岸辺を思わせた。
その静かな波打ち際で、いくつかの家族連れが、
海に向かってのんびり釣り糸を垂らしていた。

敦賀には他に気比神社、晴明神社と見所があったが、
今日はこれまで滞らせた日記を一気に書き上げるべく、
さっさとホテルに入って、こうしてパチパチとキーを打っている。

晩飯は、ホテルのすぐ向かいにある
ショッピングモールのフードコート、
「香港ヌードル」という店で、
チャーシュー麺と餃子を食べた。
餃子は微妙だが、チャーシュー麺はごまの利いたしょうゆ味で
なかなか美味しく、印象に残った。

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2006年10月22日 (日)

10/21 日本一周107日目(鯖江市~坂井市三国)

10212 ☆今日の概要☆

・福井名物「ソースカツ丼」(ヨーロッパ軒)
・丸岡城
・大安寺温泉「すかっとランド九頭竜」(通算428湯目)

★本日の走行キロ 103キロ

☆今日のオススメ☆

・ヨーロッパ軒のソースカツ
・丸岡城

☆今日の詳細☆

お昼に福井名物のソースカツ丼を食べた。
元祖の「ヨーロッパ軒」に行く途中、
ソースカツ丼専門のチェーン店の看板を見つけ、
ここでも良いかと妥協しそうになったものの、
いやいや、せっかくなんだしと思い直して、ヨーロッパ軒を目指した。
これが大正解。
かなり満足して食べた。

実はほとんど期待してなかった。
仙台でいちどだけソースカツ丼を頼んだことがあるが、
その時はひと口食べた瞬間に注文を後悔した。
ただソースの味がキツイだけで、
完食するのにひどい苦労をした。

いかな福井名物といえど同じソースなんだし、さほどの差もなかろう。
名物だっていうしとりあえず日記のネタに食っとこうくらいの軽い気持ちで店に入った。
Img_2290_1 Img_2291_1

いい意味で予想を裏切ってくれた。
出てきたソースカツ丼は仙台で食わされた一品とは大違い。
ソースにキツさがなく、程よい甘さと酸味が、たまらなく美味だった。
「味が薄かったら、ソースを足してください」と言って、
店員さんが小皿に少しソースをくれたけれども、
使う必要は全くなかった。
カツは、通常のカツのようなパン粉の衣ではなく、
小麦粉だけをまぶして揚げたような感じだった。
肉も衣も柔らかく、マイルドなソースと相まってとてもおいしい。
ご飯との相性も良く、ひと口ひと口、満足しながら食べた。
セットにしたのでサラダとみそ汁、漬物も付いた。
これで1020円。

14時過ぎにお店に入ったのに、
地元の人たちと思しきお客さんで店は混んでいた。
行列が出来るほどではなかったが、
お昼時に来たらあるいは待たされたかもしれない。

ちなみに、福井で「カツ丼」を頼むと、
どの店でもソースカツ丼がフツーに出てくるらしい。
面白いもんだ。
こういう地域性も、旅の楽しみのひとつだ。
余談だが九州でラーメンを頼むと、
しょうゆラーメンではなく、
とんこつラーメンが出てくるという話も聞いたことがある。
早く九州入りして、直接体験してみたい。

お昼を食べた後は丸岡城に行ってみた。
日本最古の現存天守であるという。
Img_22921
昭和23年の福井大震災で倒壊したが、
空襲で焼けたようには全壊しなかったのだろう。
修復して復興が叶ったという。
倒壊の影響からか国宝からは除外されてしまったようだが、
現在も重要文化財の指定は受けている。

三層の小さな天守は、柴田勝家の甥、勝豊が建てたものらしい。
その後何人も城主が入れ替わり、
最終的に誰に落ち着いたんだっけかな。
忘れちゃった。

外観はいかにも古そうで、中も同様に歴史を感じる。
階段が恐いくらいに急な角度で上に伸びていた。
梁から下ろされた綱を頼りに、段を上がる。
Img_2297

城の中はお世辞にも広いとは言えない。
もしここに篭城したとして、
何人くらい詰めることが出来るのだろう。
100人も入らないのではないか。
こういう小規模のお城って、どんな意味で建てられたのだろう。
ほとんど物見くらいの実用性しかないのではないか。
いや、でも、今とは違って城の周りには幅の広い堀が巡らされていただろうから、
これくらいの大きさの天守でも十分だったのだろうか。
歴史に興味がありながら、こんなことさえ知らない僕である。

お城の近くの資料館の入口に、
かわいいねこが3匹、のんびりしていた。
Img_2304 Img_23051 Img_2307

今日の温泉は「すかっとランド九頭竜」。
スタンダードな日帰り温泉で、
施設、泉質とも特に目立った特徴はないが、
フツーに満足できるお風呂だった。
そういえば露天風呂が付いてなかったな。
内湯派の僕は全然問題ないんだけど。

今夜は「道の駅・三国」に泊まって、明日は敦賀へ。
気比神社、気比の松原、
それに陰陽師・安倍晴明ゆかりの「晴明神社」もあるらしい。
☆のマークのステッカー売ってたら車にぜひ貼りたい。

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10/20 日本一周106日目(福井市~永平寺~鯖江市)

1020 ☆今日の概要☆

・永平寺

★本日の走行キロ 55キロ

☆今日のイチオシ☆

・永平寺

☆今日の詳細☆

永平寺に参詣した。
道元禅師が開山された、
言わずと知れた曹洞宗の総本山である。

お寺に続く石畳は、
左右から大きなもみじの木が垂れ下がり、
紅葉の旬にはさぞ素晴らしい風景になるだろう。

曇り空で今にも雨が降り出しそうだったが、
僕が館内に入って程なくして雨が降り出した。
いつもながらいいタイミングである。

吉祥閣で、お坊さん(雲水と呼ぶらしい)に参詣時の説明を受ける。
永平寺は今も200人からの修行僧が
求道の毎日を送っているとのことだった。

ツアー客に混じって順路を進む。
山門、仏殿、法堂といろいろ巡ったが、
僕がいちばん心惹かれたのは僧堂だった。
ここが修行僧たちの根本道場で、
畳一畳分のスペースを与えられた雲水たちは、
この場所で坐禅、食事、就寝とこなすらしい。
何となく、毎日の修行の凛とした雰囲気を感じたような気がして、
ここがいちばん良かった。
もっとも、説明では、坐禅のみが修行にあらず、
食事も睡眠もトイレもお風呂も、
要するに毎瞬毎瞬が修行なのだ、ということではあったが。

僧堂手前の廊下からは、山門、仏殿を眺められる。
雨のしたたる寺院というのも風情があるものだ。
しばらく景観に見入った。

永平寺では、内といい外といい、
いたるところに天皇家の菊の御紋が見受けられた。
そういえば能登の総持寺祖院でも、同じ菊花紋を見た。
神仏混交の証といって良いのか、
それとも天皇家との繋がりが深いから飾ってあるのか、
僕にはよく分からない。

多分そうなると予想はしてたんだが、
僕がお寺から出てきた時にちょうど雨が上がった。
どうも僕は道元さんに好かれているらしい。
有難い話だ。

お寺のすぐ向かいの手打ちそばや「てらぐち」で、
ざるそばと、永平寺名物のごまどうふを食べた。
寺を参詣する前、別の店で天ざるを食べたのだけど、
お友達のソーダポップさんに薦められていたし、
お寺参りをしたら妙にお腹がすいたので、
この日2食目のお昼ご飯を食べることにした。

越前のそばは、大抵、まっすぐで太い。
十割そばほどコシは強くないものの、
それでも食べ応えのある良いそばだ。
僕はそばの微妙な風味が分からず、
恥ずかしながらどのそばも同じように美味しく感じられてしまうのだが、
「てらぐち」のそばも、そんな感じで美味しかった。

おまけで頼んだ名物のごまどうふは、
普通の豆腐よりも断然弾力があってプルンプルンしており、
また箸で切っても全然崩れずに食べやすいのが特徴だ。
甘みそを付けていただく訳だが、これがまたうまい。
あと1,2個は食べたい衝動に駆られたがやめといた。



※例のPCトラブルに伴うリカバリ等のために、
保存してた画像が全てダメになったので、
残念ながら、永平寺の画像がない。

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10/19 日本一周105日目(坂井市~福井市)

1019 ☆今日の概要☆

・東尋坊

★本日の走行キロ 38キロ

☆今日のイチオシ☆

・東尋坊

☆今日の詳細☆

有名な東尋坊に行ってみた。
Img_22311
僕は実は、あまり名勝に興味がなく、
まぁとりあえず記念に、というくらいの気持ちしかなかったが、
行ってみたらそれなりに面白かった。

東尋坊の岩崖は、
折れた石柱が数千数万と重なって出来上がったような感じだ。
日本海の荒波と強風のせいでこんな景観が出来上がったのだろうか。

Img_2237 Img_2243  


面白かったのは、これだけの崖なのに、
柵もガードもまったく無いこと。
一歩間違うと、本当に命の危険がある。

恐いもの知らずの観光客が、
崖の先端まで歩いていって崖下の海を見下ろした。
その後で、連れの者に向かって振り返り、写真を撮るように指示し、
誇らしげな顔でポーズを決めていた。

僕は別に高所恐怖症ではないけれど、
それでも多少は恐いので、
崖に程近い場所に座って、恐る恐る崖下の景観を写真に収めた。
Img_2240_1

しかし・・実際に人が海に落下したことはないのだろうか。
事故が頻発しそうな場所なのだが・・。

ちょうど背もたれになりそうな岩場があったのでそこに座ってみた。
お誂え向きに肘掛風の岩まであり、
僕は両足を海に向かって投げ出すように伸ばし、
秋の日差しで金色に光った日本海を眺めた。
Img_2246

しばらくそこに落ち着き、
目を閉じて瞑想みたいなことをやってみたり、
ただ風を感じ、出航する観光船をぼうっと見つめたりした。

昼食は東尋坊直近にある駐車場の、すぐ近くの食堂の2階で食べた。
いかにもツアー客が誘導されてきそうな食堂だ。
せっかく海にいるんだし魚介を食べたいと思ったが、
ことごとく千円を越えているので、
諦めて福井名物「越前おろしそば」を食べた。
Img_2229

太めのそばの上に大根おろし、かつお節が乗せてあり、
その上から冷たいそばつゆが掛けられてある。
冷やしそばといった風情だ。
僕的には、これはざるそばとして食べた方がうまいと思った。
水で薄めたそばつゆが、大根おろしの水気と合わさって
さらに味が薄まっていた。

このお店で食べたのはちょっと失敗だった。
味的に、ということよりも、
この店のすぐ裏手の道に賑わう土産物街があり、
そこでいくらでもおいしそうなメニューが選び放題だったのだ。
何もこんな公営レストランみたいなとこで食べなくても良かったのだ。
そりゃそうだ。
有名な観光地なんだから、土産物街のない方がおかしい。

悔しいので、改めて別のお店に入って、
イカとイクラのミニ丼を食べた。
Img_2230

この日は福井市街の宝永旅館に宿を取った。
チェックインするなり、マカフィーの再インストール、
コンピュータの最適化など、
PCの立ち上がり速度、処理速度のアップなどに腐心した。

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10/18 日本一周104日目(小松市~福井県坂井市)

1018 ☆今日の概要☆

怒涛の5連湯。
加賀温泉郷の総湯(共同浴場)巡り。

・ケーサツに捕まる(スピード違反)
・松任CCZ温泉(松任市民温泉 通算423湯目)
・粟津温泉「露天のゆ金閣」(424湯目)
・片山津温泉「総湯」(425湯目)
・山代温泉「浴殿総湯」(426湯目)
・山中温泉「総湯(菊の湯)」(427湯目)
・ラーメン豚珍館

★本日の走行キロ 138キロ

☆今日のイチオシ☆

・片山津、山代、山中の総湯
・ラーメン豚珍館

☆今日の詳細☆

怒涛の5連湯を決め込んだ一日。
これだけハシゴしたのは、温泉人生でも初。

この日は道交法違反で幕を開けた。
これについては先日も少しアップしたし、
不快な出来事だから書かない。
とにかく、これで任意保険のゴールド割引が
利かなくなったことだけは確かだ。

はじめに入った松任市民温泉は、
希少な等張性のナトリウム-塩化物泉。
薄く黄色がかっていて、肌のツルツルする良泉だった。
露天風呂の湯口で飲泉が出来るようになっていた。
内湯から、多少、海の眺望が開けていた。

370円で入れるが、シャンプーなどの設置はなし。
サウナも別料金で、ドライヤーにもお金が掛かった。
これなら、500円で全部アリという方が良いような気がする。
まぁ市民のための温泉だから、これでも良いといえば良いんだけど。

粟津温泉では残念ながら「総湯」に入れなかった。
月に3度の休業日に当たってしまったのだ。
どうもツイてない。
まぁそういう流れの時もあろう。
(ちなみに休みは、8、18、28日)

仕方が無いので、「露天のゆ金閣」というホテルに入った。
P10100011
料金は温泉本で800円となっていたが、実際は1000円だった。
高級旅館風で、特に僕好みではない。
別に嫌いでもないけど。

内湯に入ると、強烈な塩素臭。
清掃に塩素を使っているのでご了承くださいというような案内があった。
壁面の天女の彫刻が印象的だった。
飲泉が出来るようで、湯口にコップが置かれてあった。
飲んでみると、わずかに塩味を感じた。
露天は比較的ぬるめのお湯で、長湯を楽しめそうだった。
P1010002_15
露天に浸かりつつ、スピード違反で捕まったことをイジイジ考えていると、
突然、「もう過ぎ去ったこと」という思いが頭をよぎった。
それから少し、吹っ切れたような気がした。
温泉に救われたかな、と思った。

泉質は「ナトリウム-硫酸塩泉」とあった。
湯船に浸かっている時はあまり温泉の個性を感じなかったが、
湯上りは肌がツルツルして、さすがは歴史のある温泉だと思った。

粟津温泉はどの旅館も自家源泉を確保しているらしく、
道端のところどころに「○○旅館源泉」と記された小屋が建てられていた。

3湯目は片山津温泉「総湯」。
薄暗くなってから訪れたので、
外観の詳細は分からなかったが、とにかく大きな建物だった。
Img_22201 Img_22191
料金は370円。
萩原健一似のおっちゃんが仏頂面で受付に座っていた。
中は地元民で混雑しており、
洗い場もほとんど埋まっていた。
すべてシャワー付きで、毎日通う人にとっては便利だろう。
洗い場の鏡のすぐ上に、協賛商店の小さな看板が掲示されており、
そのあたりもまた雰囲気があって良い。

お湯はだいぶ熱めだ。
湯船が腰まで浸かるくらいに深く、
個性のある湯船にうれしくなった。
泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」。
無色透明のお湯ながら、成分の濃厚な温泉である。
湯口から飲泉が出来るようなので、飲んでみた。
かなり強めに、しょっぱ苦い味がした。

湯上りに、受付で販売していた片山津名物の温泉たまごを買った。
カラは硬いが、割ってみると半熟のプルプルたまごで、
ひと口で飲み干すように食べた。
ほのかに塩味がするような感じで、おいしかった。
1個65円だった。

4湯目は山代温泉「総湯」。
いつだったかウチの叔父が、
山代の「百万石」というホテルに泊まったことがある、
と自慢げに話していたことがあるが、
来る時に通り掛かったら確かにデカい旅館だった。
1泊でウン万はしそうだ。

総湯に向かう途中、服部神社という大きな神社があった。
そこから総湯に向かって伸びる道の両脇に
明かりの点いた石灯籠が立ち並んで、風情があった。
総湯付近の土産物屋なども良い雰囲気で、
「湯の町はやっぱりいいなぁ」とひとり微笑んだ。

片山津同様、山代の「総湯」も大きな作り。
Img_2222
温泉街のシンボルとして共同浴場があるのは、
何ともいい気分だ。
入口の左脇に、温泉たまごのお店があった。

男湯は2階。
広い浴室には円形の湯船が二つあった。
相撲の土俵と同じくらいの大きさではないか。
片山津のように深くはなく、スタンダードな湯船だ。
飲泉場のようなものが浴室の中央にあったが、
お湯は出ていなかった。
泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」。
お湯にはこれといって特徴はなく、無色透明無味無臭の温泉だった。
総湯の堂々とした姿と、それを取り囲む湯の町の風情が、良かった。

総湯めぐりのラスト、山中温泉に入る前にラーメンを食べた。
「総湯・菊の湯」からすぐのところにある「ラーメン豚珍館」。
Img_2228 061018_205600010001
居酒屋兼ラーメン屋という感じ。
意外においしいラーメンを食べさせてくれた。
チャーシューがいちばんのウリのようで、
厚切りの柔らかいチャーシューが一枚入っていた。
大してお腹もすいてなかったので、僕はラーメンにしておいたが、
チャーシュー麺を頼んだら、相当食べ応えのある物が出てきそうだ。
太麺であっさり味の醤油は、喜多方ラーメンを思い出させた。
ぶつ切りに近い感じで入っているネギが印象的で、
次に山中に来ることがあったら、またぜひ食べたいラーメンだった。

山中温泉「総湯(菊の湯)」も、やはり堂々とした造り。
他と違うのは、日本風の温泉らしい造りだということ。
「天平風の入母屋造り」というらしい。
いつ建てられたのか分からないが、真新しさを感じる建物だった。
Img_2224_edited
規模はかなり大きいが、聞いて驚いたことには、
何とこの湯屋は男性専用なのだという。
目と鼻の先に、同じように大きな入母屋造りの建物があり、
そちらが女性専用なのだと受付のおばさんが話してくれた。
Img_22261

男女別棟で共同浴場が備わっているなんて、初めてである。
しかもこれだけの大きさで。

入口の前には、お稲荷さんのような祠が設けられてあり、
そこが飲泉場となっていた。
Img_2223_edited
置いてあった柄杓で少し飲んでみた。
思ったより温度の低い温泉だった。

館内は、かなり活気があった。
時間帯のせいもあったのだろうが、とにかく地元の人で賑わっていた。
脱衣所のロッカーには、地元の小学生が
「大好き」というテーマで描いた絵を蒔絵にしたものが扉に貼り付けてあった。
館内に漂うレトロ感と相まって、雰囲気に花を添えていた。

浴室に入るなり目を瞠った。
広々とした浴室のど真ん中に、堂々たる石造りの湯船が在り、
その湯船を取り囲むようにして、洗い場があった。
地元の人で溢れ、浴室は大変な活気を呈していた。
その雰囲気に僕はうれしくなってしまった。


掛け湯をして、湯船に入る。
少し熱めの、僕にはちょうど良い温度。
片山津の総湯よりも、さらに少し深かった。

広い浴場を改めて眺める。
50くらいの、頭のハゲあがったおじさんが、
さらに年老いた、恐らくはお父さんなのだろう、
ヨボヨボのじいさんの洗髪を手伝って、
上からお湯を流してあげている。
その風景を、光を見るような思いで僕は見つめた。

別の方に目を点ずれば、
小学生くらいの兄弟が、何やら楽しげにひそひそ話をしている。
さらに他を見れば、
おじさんたちがまるで学生時代に戻ったようなやんちゃな笑顔で、
いろいろ話をしている。

白髪のおじいさんが浴室に入ってきて、
先ほどのヨボヨボのじいさんの隣に座った。
そうして何事か話しかけた。
おじいさんはうれしそうにそれに応じていた。

こんなに人のエネルギーに溢れている温泉には初めて入った。
この活気に包まれながら温泉に入ったら、
どんな病いも一気に治ってしまうのではないかと思った。
そういう頼もしさを感じさせる温泉だった。

共同浴場の持つ素晴らしさを次々と見せられて、
僕は久々に温泉で感涙した。
加賀第一等の温泉は、間違いなくここ、山中の総湯だと思った。

この上なく満足して脱衣所に出た。
先ほどのヨボヨボのじいさんが肌着を着てベンチに座っていた。
新たに一家族が玄関から入ってきた。
「おぉ、こんばんは」とじいさん。
顔見知りらしい。
「こんばんは!」
子供たちが元気に挨拶した。
じいさんはまた幸せそうな微笑みを浮かべた。

脱衣所に集まる皆がそれぞれ顔見知りらしく、
いろんなところで挨拶や会話が飛び交っていた。

こんな所で育つ子供は、大人になってもきっといい人間関係を築くだろう。
毎日、この共同浴場に通いながら、
知らず知らずのうちに、
生きるために必要な、大切なことを学び取っていくのだ。

お父さんと一緒にお風呂に入る。
顔見知りのじいさんがいる。
隣近所の人たちもいるだろう。
同級生がいたり、上級生、下級生もいるはずだ。
みんな湯船に入って、裸の付き合いをする。
間違いなくいい教育になる。

もし僕に子供がいるなら、
こういう場所で育ててあげたい。

こんな風な使われ方をして、
温泉もきっと幸せに思っていることだろう。
本当に素晴らしい共同浴場だった。
総湯めぐりの最後に、実に良い温泉に入ることが出来た。

ちなみに書き忘れたが、泉質は
「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉」。
無色透明の入りやすい温泉だった。
でも、そんなことはどうでもいいんである。
山中に来ることがあれば、ぜひぜひ、
頭ではなく、体で温泉に入ってほしい。
そうしてこの雰囲気をそのまんま味わってほしいと思う。
温泉求道家として、力の限りお勧めしたい共同浴場である。

まとめるなら、
泉質の片山津、雰囲気の山代、総合の山中、といった感じか。
粟津の総湯に入れなかったのが重ね重ね残念だが、
同じように表現するなら、歴史の粟津、というところか。
実際、総湯に入れたら、もっと違う印象を持ったかもしれない。

「温泉の醍醐味は共同湯にあり」、
という確信をさらに強くした1日だった。

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10/17 日本一周103日目(加賀市~小松市)

1017 ☆今日の概要☆

・加賀小松温泉(通算422湯目)

★本日の走行キロ 35キロ


☆今日の詳細☆

足止めを食らったような一日。
ネットセキュリティの「マカフィー」のウィルスチェックが、
今朝になって突然、起動しなくなり、
慌ててサポートセンターに問い合わせたりなどした末、
結局、新しいものを購入した。

しかし、ホテルにチェックインしてネットに繋いだら、
今使っているバージョンのマカフィーが自動更新され、
あっという間に勝手に復活してしまった。

昨日の夜はエアエッジで繋いでいて、
どうやら速度が遅くてうまく自動更新が出来なかったために、
一時的にウィルススキャンの機能が弱くなっていたようなのだ。

新しいバージョンは7500円もしたのに、
思いっきり無駄になってしまった。
まぁ更新月が1月だから、
そん時にインストールすればいいだけの話で、
100%無駄というわけではないんだけど。
でも、さっきうまくインストールできなかったんだよな・・・。

まぁしゃあない。
こういう有難い日もあるさね。

今いるホテルは、温泉大浴場付き。
「小松グランドホテル」だ。
別館のマンション風の部屋にいる。
ホントにマンションの1Kみたいだ。
広々していて、キッチンや洗濯機も置いてあり、
風変わりさが新鮮だ。

温泉大浴場は湯船がいくつもあり、
またサウナ、水風呂などもあって、
小規模の健康ランドという感じ。
露天風呂も付いていた。
泉質は「ナトリウム-塩化物泉」で、
温泉分析表を見ると、飲泉も出来るようだった。

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2006年10月21日 (土)

10/21 またしても。

今、道の駅・三国ってとこにいて、
今夜はここに泊まるんですが、
ウィルコムのエリアマップを確認してきたにも関わらず、
例によってやっぱりAIR-EDGEは繋がりません。
この話も読み厭きたとは思いますが、
とにかく、ウィルコムのエリアマップがいかにいい加減で大雑把なのかを
文字通り痛感してます。
日本一周が終わったらソッコーでクレーム付けて解約しようと決めてます。
AIR-EDGEにはもうほとんど期待してないので、
こんな風にいざ圏内の道の駅まで来て実際に使えなかったとしても
もはや大して憤りも感じなくなりました。
明日は敦賀市のホテルなので、
これまでの分、一気に更新しようと思います。

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10/20 トラブルが…。

ここ数日トラブル続きで、日記の更新が全然できませんでした(泣)。

 
とりあえず、トラブルの概要を簡単に。

1:スピード違反で警察に捕まる。
2:マカフィー(PCセキュリティソフト)が壊れる。
  それに従い、PCの動きが激重になる。

3:歯が予想以上に悪いらしい。



いちばん難航したのは2。

結局、最新のマカフィーをヤマダ電機で買って入れた。
入れたは良いものの、PCの立ち上がりに5分以上掛かって、
かなりストレスが溜まるようになった(ちなみに以前は2分くらいで立ち上がった)。

何とかそれを改善しようと、ドライブのエラーチェックやら最適化やら、スタートアップメニューの見直しやら、いろいろ骨を折り、今は大体3分半くらいで起動するようになった。とりあえず許容範囲か。

最悪、リカバリも考えたが、エアエッジやら何やら、ソフトの再インストールが面倒だし、何かと問題のあるエアエッジ、変にいじくってネットに繋がらなくなるのも嫌だと思い、諦めた。

昨日の深夜、ようやく復旧(?)したのだ。
これでまた悪くなるようなら、リカバリ敢行しかあるまい。



1は、要するにネズミ捕りに捕まったんである。
見通しの良い幅広い道路で、
張り込んでいた警察の網に掛かった。
そんなにスピードを出してた感覚がなく、
捕まったことに心底ビックリしたのだが、
その道路は50キロ制限。
僕のスピードは67キロだった。
油断してた。
17キロオーバーで、12000円の罰金。
11年ぶりに捕まった。
「金さえ払えば、連絡とかは行かないから」と言われた。
犯した罪の意識の割に、財布への被害は甚大だった。
そのお金、国にじゃなくて、
せめてどっかの慈善団体に寄付したかった。



3の歯は、富山で「ますのすし」を食べている時に、
実は左の奥歯が欠けた。
鱒の骨かと思ったら、自分の歯だった。
歯に穴が開いた状態だったので、
さっさと治そうと思って昨日、歯科に駆け込んだら、
「うわぁ、これはもう明日痛み出してもおかしくないよ~」
と言われた。
相当悪いらしい。
福井に滞在して治療するわけにも行かないので、
とりあえず応急処置のみやってもらった。
ヤバそうな歯は5本くらいあるらしい。

歯に関しては、治しても治しても、
結局悪くなるものだと僕は思っている。
元から、歯の強い人、弱い人といるのではないかと。
ハミガキの頻度、上手下手も確かにあるだろうけど、
もっと根本的な違いがあるのではないか。
例えば唾液の量が違うとか、
唾液に含まれる何かの成分に決定的な差があるとか。
さっぱり歯を磨かないのに
歯が全然悪くならない人っているからなぁ。
俺は小さい頃から虫歯だらけだったし。


ともかくそういうわけで、
僕は歯に時限爆弾を抱えているようだ。
恐らく、今旅中に激痛に襲われることになるだろう。
どうせそうなるなら、
見所が多くて何日か滞在しても良いような都市で
スイッチが入って欲しいもんである。

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2006年10月18日 (水)

10/16 日本一周102日目(金沢市~加賀市)

1016 ☆今日の概要☆

・金沢城&兼六園
・湯涌温泉・総湯「白鷺の湯」(通算 421湯目)

★本日の走行キロ 78キロ


☆本日のオススメ☆

・金沢城



☆今日の詳細☆

昨日、一昨日と、仕事に忙殺されていた。
今日も忙しいのは忙しいんだが、
旅をしてる身だし、少しは旅らしいことをしたくて、
金沢城、兼六園と眺めてきた。

兼六園は、やっぱりあまり惹かれなかった。
それよりは金沢城の方が僕は良かった。
Img_2199 Img_2200

石川門のカラフルで瀟洒な石垣に目を瞠った。
石の色が薄桃色とか薄青色なのだ。
Img_2202
あれは恐らく最近組み直したのだろうと思っていたが、
案内ボランティアの人に尋ねてみると、
それも200年くらい前の石垣なのだという。
機械で切断したかのように直角に切られた石が、
整然と組まれていた。
お城という、ゴツゴツした印象の建築物に似つかわしくないほど
かわいい石垣だった。

不思議と、神社にでも来たかのように
心の落ち着くスポットだった。
Img_2203 Img_2204 Img_2206
二の丸の広々した芝生に佇んで、
このほど再建された菱櫓、それに続く白亜の廊下を眺めているのは、
非常に気持ちが良かった。

最近はどこの観光地に行っても、
中国人や韓国人の観光客がホントに多い。
明らかに日本人の観光客より多い。
僕はこれは良いことだと思っている。
ぜひ日本の良いところを見て、親近感を持ってほしい。

金沢市内から10キロ程度と、
さほど遠くないようだったので、
湯涌温泉に行ってみることにした。
入ったのは共同浴場の「総湯・白鷺の湯」。
Img_2217

北陸では、共同浴場を「総湯」と呼ぶところが多いようだ。
和倉にしてもそうだし、
加賀温泉郷を形成する、片山津、粟津、山代、山中などでも、
そのように称するようだ。

こういう傾向は、山形・日本海側の温泉場にも見られる。
あつみ温泉、湯田川温泉あたりの共同浴場には、
「正面湯」という変わった名前が付けられている。

「総湯・白鷺の湯」は、料金が320円。
清潔感のある内湯。
内湯の縁に落ち着いた赤の素焼きタイルが使われていたのが印象的だった。
シャンプーなどの設置はないが、
低料金なのにシャワーが8つほど完備されている。
地元の人にとっては重宝する共同湯だろう。

飲泉も出来るようなので飲んでみたが、
特に味は分からなかった。
泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉」。
無色透明無味無臭で、あまり特徴を感じない温泉だったが、
湯上り後はしばらく汗が引かなかった。

どうやらこの湯涌のあたりは、
プロレスラー兼衆議院議員「馳浩」の選挙区らしく、
ポスターがいくつか貼られているのを見た。
Img_2216
もうレスラーは引退したんだったかな。
ハツラツとして、気持ちの良いレスラーだったのだが。
ちなみに、僕がいちばん好きなレスラーは三沢光晴。
昔から変わらないな。

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10/15 日本一周101日目(金沢)。

1014_1 仕事の他は何もしなかった一日。
お昼ごはんにちょっと外に出たくらい。
あとはずっとホテルに缶詰。

今週はすげー忙しそう・・。

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2006年10月15日 (日)

10/14 日本一周100日目(金沢)

1014 ☆今日の概要☆

・金沢すぴこん
・8番ラーメン

★本日の走行キロ 35キロ

☆今日の詳細☆

昨晩のこと。
寝る仕度を整え終わったあたりで、
突然、爆音を響かせたバイクが数台、
道の駅に入ってきて、
何と、僕の車のすぐ横にバイクを停めた。

おいおい、いよいよ車上荒らしに遭遇かと
内心、かなりヒヤりとしたが、
彼らは2、30分、道の駅で時間を潰したあと、
再び爆音を鳴らしながら市街地の方へ繰り出していった。

ホッと一安心して、眠りに就いた。
何事もなくてホントに良かった・・。

朝起きて、ケータイでミクシーをチェックすると、
何と今日は金沢で「すぴこん」をやっている様子。
こりゃ面白そうなシンクロだと思い、
行ってみようと即断した。

「すぴこん」とは、「スピリチュアルの見本市」の意味で、
占いやリーディング、ヒーリング、癒しグッズ、
健康グッズなどのブースがたくさん出展するイベント。
仙台でも僕のお友達が主催をやっていて、
何度かお手伝いとして参加させてもらっている
(フラフラしてほとんど役に立ってないんだけどw)

本当は直観アートさんに、絵を描いてもらいたかったけど、
ずっと席を外していらしたみたいで、ダメだった。
ミカエルさんのリーディングも、予約が満杯でダメ。
うーん、やっぱすぴこんは朝イチが勝負だなぁ。
開場と同時に入って、さっと予約を入れないと、
特に人気のある人はすぐに埋まっちゃう。
俺なんかは、昼過ぎにダラダラと入場したから、
受けられる所も限られてしまった。

大阪弁の女性のリーディングを受けてみた。
旅の今後のこととかいろいろ聞いて、参考になった。
話を聞いてて、
やっぱり、旅でいちばん大切なのは人とのふれあいなんだなと思った。
旅日記を付けてて面白いのも、
やっぱり人とのふれあいを書いてるあたりだし、
読む人もきっとその辺りがいちばん楽しいんじゃないか。
どこに行った、何を食べた、
それはそれで良いっちゃ良いけど、
旅に本当の深みを与えてくれるのは、
やっぱり出会う人々。
これは何も、旅に限ったことじゃないかもな。
人生においても、言えることだと思う。

健康面、体力面、ともに問題なし。
楽しめる旅を思う存分やりなさい、とのことだったので、
これからも元気に旅を続けていきます☆

お昼は、「8番ラーメン」で食べた。
新潟以西の幹線道路で、よく目にするチェーン店だ。
ラーメン、ミニチャーハン、ギョーザと食べた。
チャーハンは結構美味しかった。

今は「アバホテル金沢西」ってとこに連泊中。
今日は終日、仕事です。
明日チェックアウトしたあと、
全国的にも有名な加賀温泉郷ではしご湯をするつもり。
山代、山中、粟津、片山津と4連湯するかも。
まぁ最近、あまり温泉にも入ってないし、
ここらでちょっと気合を入れて回ろうかな。

あ、兼六園を忘れてた。
名所だから行こうと思いつつ、
でもあんまり興味が湧かないんだけど・・どうしようかな。

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10/13 日本一周99日目(門前町~金沢市)

1013 ☆今日の概要☆

・輪島の海
・浄土真宗・阿岸本誓寺
・曹洞宗大本山・総持寺祖院
・千里浜温泉・ユーフォリア千里浜(通算420湯目)

★本日の走行キロ 137キロ

☆今日の詳細☆

ぐっすり眠って目覚めた朝は、
爽やかな青空が広がって最高の秋晴れだった。
千葉さんが朝ご飯を作ってくれた。
自家製のパンとカレー風味のスープ、野菜サラダだった。
Img_2173
中にかぼちゃの入ったパンが、
ほんのり甘くてとってもおいしかった。
お腹が膨れてなければ、あと何個か食べたかったところ。

食後には思いも掛けないサプライズが待っていた。
何と、千葉さんがケーキも作ってくれたのだ。
しかも、
「はむくん、99日目おめでとう」の文字入りで。
Img_2175
お誕生ケーキみたいで痛く感激した。

僕は年始で忙しい1月2日に生まれた。
なので、僕の誕生日には友達も誰も構ってくれず、
小さい頃から、他人の誕生パーティに参加しては、
たくさんの人から祝福される当人を、
心底うらやましく思っていた。

そんな経緯があるので、
この予想もしないサプライズは、
ホントにホントに、うれしい出来事だった。

お腹がいっぱいなので、ケーキはあとから食べることにして、
海に連れてってもらった。

喜楽楽から海までは車で10分くらい。
風は穏やかで海も凪いでいた。
Img_2187
砂浜の日差しに、ほんの少しだけ夏の残りを感じた。
遠くの砂浜でカモメの群れが静かに羽を休めていた。
ビニールシートを広げ、ふたりで横になった。
僕は目を瞑った。
そよ風のささやきと、小さな波の砕ける音の他は
何も聞こえなかった。
こんな10月の平日に、
同じ世代ならあくせく働いている頃だというのに、
僕は静かできれいな波打ち際で、
素晴らしく贅沢な時を過ごしている。
何と有難いことだろう。
例えこれが刹那の幸せだったとしても、
僕はこの瞬間を、死ぬまで忘れない。
そう思った。

海には30分以上もいたと思う。
水平線を写真に収めたり、石切りをやったり、
沖の方で、トビウオが跳ねるのを眺めたりした。
ゆったりとした時間だった。
千葉さんはひとりで自然の中で生活し、
いつでもこんなにゆっくりとした時間の中で生きているのだという。
すべてに満足している、と言っていた。

「大きな茅葺き屋根のお寺があるから行ってみよう」
そう言われて連れてってもらったのが、
「阿岸本誓寺」。
残念ながら、本堂の屋根は葺き替え工事の真最中で、
全貌を眺めることは出来なかったが、
その規模の大きさは十分感じることが出来た。
確かに、かなりでかい。
これだけの茅葺きは今まで見たことがないかも。
現存の本堂は1792年に建てられたという。
真宗のお寺としては、能登でいちばん古いらしい。
工事してるところを写真に収めても仕方がないと思って、
画像は撮らなかった。

能登にはもうひとつ大きなお寺があった。
「曹洞宗大本山・総持寺祖院」である。
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曹洞宗の本山といえば永平寺だと思っていたが、
ふたつあるとは知らなかった。
明治時代に大火に見舞われるまで、
大本山の一角をこのお寺が担ってきたらしい。
焼けたあとは、横浜に本山を移し、
こちらは祖院として残ることになったという。
往時を偲ばせる広いお寺だ。
本当は入山料として400円取られるのだが、
僕らは正面からではなく、脇の門から入ったため、
ちゃっかり無料で拝観することが出来た。

大きな海と大きなお寺を回って、
また喜楽楽に戻ってきた。
昼ご飯に、おそばと酵素玄米を出してもらって、600円。
その後、あのうれしいケーキを頬張った。

喜楽楽を出た後は、
金沢に向かってひたすら南下した。
門前から金沢まではかなりの距離があり、
あとでメーターを見たら、100キロを越えていた。

途中、ひとつ温泉に入った。
「千里浜温泉・ユーフォリア千里浜」という施設。
海沿いらしい、茶褐色の「ナトリウム-塩化物泉」。
サウナ、露天風呂と、日帰り施設としての設備は整っていた。
備え付けはボディーソープのみ。
どうも能登の温泉は、シャンプーその他のアメニティ設置に関しては、
すんなり行かないところがあるようだ。

この日の晩は車中泊。
国道157号線沿いの「道の駅・しらやまさん」に宿を取った。

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2006年10月14日 (土)

10/12 日本一周98日目(輪島市~門前町)

1012 ☆今日の概要☆

・輪島の朝市
・千枚田
・喜楽楽

★本日の走行キロ 35キロ

☆今日の詳細☆

車中泊した輪島の多目的広場から、
朝市の行われている場所までは、
歩いてだいたい10分くらい。

不覚にも寝坊した。
もう終わってるだろうかと思いつつ、
10時頃行ってみたらまだやっていた。

朝市は8時~12時までのようだ。
Img_2147
僕の行った時には、地元の人というよりも、
観光客で賑わっていた感じだった。
地元の人はもっと朝早くに来て、
さっさと買い物を済ませてしまうのかもしれない。

「おにいちゃん、ずわいがに見てってぇ」
「するめ買うてってぇ」

歩いてると次々に声が掛かる。
市場の、あまりに直接的なコミュニケーションに
慣れない僕はただただ戸惑うばかり。
足を早め、逃げるように通り過ぎてしまった。

朝市のあとは、友達の旅芸人さんに教えてもらった、
千枚田に行ってみた。
がらんとして広く、
田んぼの緑と海の青のコントラストが気持ちよかった。
Img_2157
小さな田んぼが海に落ち込んで行くように
段々と続いていて、
まるで地図の立体模型のようだった。
これでスッキリした青空なら、なおきれいに棚田が映えたことだろう。

お昼は、輪島から南に下った門前町でそばを食べた。
「そば禅」という名前で、
つなぎに自然薯を使っているという。
そば湯にかなりとろみがあって、
そのあたりが自然薯効果だろうかと思った。

喜楽楽にチェックインしたのは午後3時前。
思ったよりこじんまりとした施設だった。
Img_2164
ここはもう数年前から、
千葉さんという人がひとりで管理している。
自然がいっぱいで、ほとんど車も通らず、
風の音と虫の音しか聞こえてこないような、
静かな場所だった。

今日の泊り客は僕ひとり。
千葉さんとは6月のディクシャイベントで
ほんの少し挨拶をした程度だったが、
僕を見るなり、
「あ~なごみちゃんの彼氏さんですね?」
ちゃんと覚えていてくれた。

喜楽楽は、木材をふんだんに使ったロッジ風の施設。
木の香りがすがすがしく、
リビングの大きな板ガラス越しに松の木や畑が見え、
そのずっと向こうに日本海をゆく船を眺めることも出来た。
Img_2171

館内は、1階に大きなリビングがひとつ、
Img_2169
お風呂、トイレはそれぞれ2つあり、
どちらも新築のように清潔。
階段を上がると左右に4つの部屋。
右、左それぞれ木の戸を外すと続き間になる。
僕が通されたのは階段上がってすぐ左の8畳間だった。
Img_2167
いつ寝てもいいように、すぐに布団を敷いてもらった。

紅茶や玄米コーヒーを出してもらって、
旅のことや4月のインドのことなどを話した。
晩御飯の支度が出来るまで、
好きなように休んでて良いよと言われたので、
コタツに入って寝転がったり、
2階の部屋に上がって、本を読んだりしていた。

夕食は、完全な菜食。
肉も魚も全く出なかった。
旅中、栄養の偏りがちな僕にとっては、
大変有難い食事だった。
マカロニグラタン、きのことホウレン草の和え物、
かぼちゃのハンバーグ(?食感的にはニョッキに近かった)
などが出た。
ご飯は、長岡式酵素玄米だった。
おいしくて夢中になって食べてしまい、
不覚にも画像を撮るのを忘れてしまった。

食後はしばらく休んで、お風呂。
こじんまりとしているが、真新しく、清潔で、
ホテルのバスルームよりずっときれいだった。
湯船には「桧水」という
ヒノキとヒバのエッセンスが入れられてあり、
さわやかな香りに心底リラックスした。

お風呂上りには千葉さんにヒーリングをしてもらった。
ヒーリング+マッサージ+整体という感じで、
実に1時間以上も費やしてくださり、
連日の車中泊で負担の掛かっている体には
文字通りの「骨休め」になった。

普段、慣れない部屋では落ち着いて眠りに付けない僕も、
この日はグッスリ寝た。
癒しのグッズを館内にふんだんに使っているからだろうか、
何となく護られている感じがして、とても落ち着いて眠った。

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2006年10月12日 (木)

10/11 日本一周97日目(七尾市~石川・輪島市)

1011 ☆今日の概要☆

・能登食彩市場(ほたて焼、いかめし)
・能登半島周遊
・輪島「ねぶた温泉」(通算419湯目)

★本日の走行キロ 210キロ

☆今日のイチオシ☆

・能登食彩市場のいかめし
・「ねぶた温泉」(PH10.5の良質アルカリ泉)

☆今日の詳細☆

目覚めると、昨日とは打って変わっての曇天。
路面には少し雨が降ったような跡もあった。
普通なら、あいにくのお天気、というところだろうが、
しかし、能登半島の港はどこか寂しげだと聞いた。
それならこれくらいどんよりした天気の方が、
かえって風情があるかも知れないと思った。

海の幸がちょっと苦手な僕も、多少は味わいたくて、
朝はまず七尾市の「能登食彩市場」に行った。
Img_2117
新鮮な刺身や乾物を売る店の他、
能登の銘菓やお土産を売る店などもあって、
ひと言でいうなら、物産館であった。

ホタテ焼といかめしを売っていたので、食べてみた。
ホタテはひと串に3つ刺さって370円。
いかめしは、5センチ大のものが5つで320円。
Img_2118

ホタテは最近食べれるようになったのだが、
やっぱりまだちょっと苦手だ。
白い所は美味しいんだけど、
あの、いかりや長介の唇みたいに出っ張った所が苦手だ。

いかめしはとてもおいしかった。
北海道、森駅のいかめしに味が似てた。
あの淡白で飽きの来ないしょうゆ味がたまらない。
10個で500いくらとかいうのに
しておけば良かったと後悔した。
ひと口サイズで食べやすい所がまたニクイ。
あのいかめしはオススメしておく。

能登半島周遊に関しては、
お友達のカランバさんから、
「穴水~珠洲間あたりに鄙びた雰囲気の風景が連続し、
また港では取れたてのイカを味わえる」という情報を聞いていた。

古びた家屋の立ち並ぶ鄙びた街道は今も健在で、
Img_2131
こちらは十分に堪能することが出来たが、
残念ながら、イカの方には出合えなかった。

能登半島東岸の道は、海岸沿いをずっと走っていたくても、
ちょっと油断するとすぐに内陸の道へ入らされてしまう。
何となく内陸側に進むように進むように標識が出ている気がした。
ボーっとしていると、いつの間にか
海が見えなくなったことが何度となくあり、
そのたび海岸沿いに軌道修正した。
もしかするとその軌道修正の間隙に、
イカの港があったのかもしれない。
非常に残念だ。

落胆する僕を慰めるように、
スーパー内で食べた昼飯の豚バラ定食には、
はまちとイカの刺身が、少しずつおまけで付いていた。

珠洲市では、「須須神社」に参拝した。
何でもこの神社は、
日本海一帯の守護神であるらしい。
Img_2139
ここ数年、日本海側では巨大なエチゼンクラゲの害や、
北朝鮮の問題のこともあり、
神様には是非とも、力を発揮して頂きたいところである。
「もしよろしければ」
という気持ちで、僕もディクシャエネルギーを流してきた。

今日はランプの宿で有名な葭ヶ浦温泉に入って、
日本海を眺めながらの露天風呂に遊ぼうと思っていたのだが、
山道を分け入って駐車場にたどり着くと、
「休憩、入浴、食事はお断りしています」の看板が出ていた。
しかし、最新の温泉本を見ると、
確かに1000円で入浴できると書いてある。
念のため電話してみた。
すると、
「今日は大変込み合っているので、
 立ち寄りはご遠慮いただいておりました」
結局、断られてしまった。

温泉本にも立ち寄り可とあるし、
当然入れるものと思って、
今日のメインをここに据えていたので、
一気に予定が狂ってしまった。
ここに入りたいがために、
いくつもの温泉を素通りしてきたというのに…。
こんなことになるなら、どこかに一湯入ってくれば良かった。
まぁしゃあない。
何かのカルマ落としだろうと考えて諦めることにした。
でも、せっかくだから入りたかったよなぁ、やっぱり。

憂鬱な気持ちで車を走らせ、
ナントカという名前の灯台で壮大な海でも眺め、
気分をスッキリさせようと思ったが、
あんなに辺鄙な場所なのに
駐車料金を立派に取るあたりがどうも釈然とせず、
先ほどの温泉の件も手伝って
暗い気分にさらに拍車を掛けられた心地で、
結局やめてしまった。

つまらない気分を払拭してくれたのは、やはり温泉だった。
能登半島の西岸、輪島市のちょっと北にある「ねぶた温泉」。
隣接の「能登の庄」という旅館が経営している
日帰り施設のようだ。

入浴料は500円。
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細長の浴場は、内湯が2つ、露天がひとつで、
日本海に面しているのに眺望がきかないのは残念だが、
それでも露天の雰囲気は良かった。
シャワーの付いた洗い場には、石鹸のみ、用意されていた。
シャンプー等は別料金だった。

泉質が素晴らしかった。
「アルカリ性単純温泉」とスタンダードな泉質ながら、
入ってすぐに肌がツルツルするのが分かった。
「これは相当アルカリが強いな」と思って案内板を見たら、
「PH値10.5」と書かれていて驚いた。
岩手県の太平洋側、新山根温泉「べっぴんの湯」以来の
強アルカリ泉に、気持ちが高ぶった。

お湯自体が、とろとろ、クネクネした触り心地で、
まるでシリコンゴムでもこねているような感触が楽しい。
新山根温泉もこんな特徴があった。

最後に良い湯に浸かれて、すべて救われた心地がした。
やっぱ最後は温泉だよなと思った。

今夜は輪島市中心部にある
「道の駅・輪島(ぷらっと訪夢)」に泊まろうとしたが、
行ってみると、「駐車は1時間以内でお願いします」と
道の駅にあるまじき立て看板があり、唖然とした。
廃線となった駅を再利用して整備された道の駅で、
雰囲気が良かっただけに残念だった。

偶然、輪島市役所の真向かいにある
多目的広場の駐車場を発見し、
どうやら無料で停めれそうだったので、
そこに宿をとることにした。
トイレもあるし、それなりに車の数も多く、
キャンピングカーも停まっていたので、
まぁ安全だろうと踏んだ。

この頃学んだことは、何も道の駅に固執せずとも、
エアエッジが効いて無料で停められる駐車スペースは
探せばそれなりにあるということだ。
いつまでもエアエッジの
エリアの狭さを嘆いていても仕方ないので、
今後はも少し粘って一夜の宿を探すことにしよう。

さて、明晩は、
中西ヒーリングの会(いやしの村?)で運営している、
輪島市の南、門前町にある「喜楽楽」という施設に宿泊する。
山中にあるようなので、
まず100%エアエッジは使えないだろう。
1泊2食5000円で、恐らく、
肉も魚も一切使わない健康料理が出てくるはず。
ネットも何もやらず、
ゆっくり大自然に身を委ね、
旅の疲れを存分に癒してもらってくるつもり。

というわけで、明日は更新はお休みします☆

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2006年10月11日 (水)

10/10 日本一周96日目(氷見~石川県・七尾)

1010 ☆今日の概要☆

・氷見うどん「ひみ家」(ぶっかけうどん)
・氷見うどん「吉田屋」(肉うどん)
・和倉温泉共同浴場「総湯」(通算418湯目)

★本日の走行キロ 65キロ


☆今日のイチオシ☆

・氷見うどん「ひみ家」
・和倉温泉共同浴場「総湯」

☆今日の詳細☆

今日の氷見は、爽快なお天気。
快晴で、エアコンのようなそよ風が吹いて。
まるで7月の北海道のようだった。

夜は不気味に荒れていた海も、朝はすっかり凪いで、
風景はまるで別の場所のように違って見えた。

夜中にいちど、寒さに震えて起きた。
ウィンドブレーカーを着こんで再び寝た。
朝は、暑さで目が覚めた。
太陽が照りつけて、車内の温度がグングン上がったらしい。
この寒暖の差はちょっと何とかしてほしい。

昼過ぎまでずっと仕事をしていた。
明日の分まで終わらせたので、
これでもう今週はずっと旅を満喫できる。

昨日食べた氷見うどんの手弱女ぶりが忘れられず、
昼は再び「ひみ家」に駆け込んだ。
冷たい「ぶっかけうどん」を食べた。

P1010002_14
ふんだんにかつお節が乗っかり、
中央には生たまごを落としてあり、
滑らかな氷見うどんがさらにツルツルになった。
昨日のあったかうどんもうまいが、
これはこれでやっぱりうまかった。

しかし、氷見うどんの弱点を見つけてしまった。
速攻で腹が減ることである。
昼少し前に食べて、3時前にはもう腹が減っていた。
だが、これはうどん全体に言えることであって、
氷見うどんだけの弱点ではない…か。

そういうわけで、3時のおやつには、
またしても氷見うどんを食べてしまった。
2日で3食。
俺はホント、麺好きである。

「甲田屋」という店に向かった。
ローソンで詳しい場所を尋ねた。
店員は「それでしたら、お店を出て左です」と言いつつ、
ジェスチャーでは右を指した。
おいおい、どっちが本当なんだよ…(笑)

とりあえず右に行ったが、大ハズレ。
左に戻ってみたら、あっさりと着いた。

行ってみて初めて気付いたが、
「甲田屋」は持ち帰り専門のうどん屋だった。
乾麺やうどんつゆ、てんぷらなどの具材が売っていた。
ネットで調べたナントカというお店も、
通販専門の氷見うどん屋で、
もしかすると氷見うどんは店で食べるよりも
家で食べる方が主流なのかも知れぬ。

結局、「甲田屋」のおっちゃんに教えられた「吉田屋」で、
肉うどんを食べた。
P1010003_15
こちらのうどんは「ひみ家」のように平べったくはなかった。
柔らかくておいしいのは同じだったが、
個性でいえば、「ひみ家」の方があったと思う。

氷見を出たのは夕方、能登半島をさらに北に進み、
生まれて初めて、石川県に入った。
金沢より先に能登半島に来ることになるとは思わなかった。

和倉温泉共同浴場「総湯」で、一日の疲れを癒した。
Img_2115
外観を見る限り、退屈そうな温泉に思えたが、
入ってみると意外や意外、良い温泉で驚いた。

広々とした内湯に露天風呂、サウナ、水風呂、寝湯とあり、
立ったまま入る内湯もあった。
洗い場も多く、全てにシャワーがついて、
シャンプーなどの設置もあった。
480円でこの充実はすばらしい。

だが、「総湯」の本当の素晴らしさはそんなところには無い。
とにかく、お湯が良かった。
源泉は84℃の力強い熱湯。
飲用の許可も出ているようで、
それぞれの湯船の湯口に、ひしゃくが置かれてあった。
ほとんど全ての湯口のお湯が飲めるということは、
相当、湧出量が多いということだろう。
あとから温泉分析表を見てみたら、
湯量は毎分1600リットルを誇っていた。
無色透明無臭の、何てことない温泉に見えるのに、
飲んでみると強烈に苦い味がした。
わずかに塩味もあるが、苦さの方が圧倒的に勝っていた。
飲み込むと、舌の奥の方でしか味を知覚出来ないのだ。
それくらい、苦味が強かった。

これは、泉質で言えば、恐らく、
高張性か、少なくとも等張性の
「カルシウム・ナトリウム-塩化物泉」であろうと思った。

あとから調べてみたら、
泉質的には「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」と
惜しいところで外してはいたものの、
カルシウムの量がナトリウムにかなり匹敵していて、
僕の分析も当たらずとも遠からず、といった感じだと思った。

源泉が熱いので加水してあり、
湯船は41,2℃のちょうど良い湯温になっていた。

衛生管理のため、循環していると書いてあった。
あれだけ強烈なら、源泉かけ流しでなくても、
僕的には全然OKだった。

今日の宿は、七尾市の国道160号沿いにある大田パーキング。
七尾周辺の道の駅ではエアエッジが使えそうもなかったので、ここに決めた。
昨日同様、パーキングは閑散としており、
車上荒らしとか大丈夫なのだろうかとかなり不安。

明日は、能登半島のいちばん突端まで行って、
海の幸、日本海を眺めつつ入る露天風呂など堪能し、
輪島市まで行く足を延ばす予定だ。

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2006年10月10日 (火)

10/9 日本一周95日目(高岡~氷見)

109 ☆今日の概要☆

・指崎温泉「さっさきの湯」(通算417湯目)
・氷見うどん(ひみ家)

★本日の走行キロ 68キロ

☆今日のイチオシ☆

・指崎温泉「さっさきの湯」
・氷見うどん

☆今日の詳細☆

高岡のホテルα-1をチェックアウトしたのが昼12時。
通常10時のところ、2時間延長しても、
400円しか取られなかった。

今日の高岡はスッキリとした青空。
ところどころ、ホウキで掃いたような雲が見え、
遠くには雪化粧した立山連峰が空に浮かび上がっていた。
麓の方が霞んでいたため、
本当に天に浮かんでいるかのような幻想的な風景だった。

夕方近くなって能登半島に入った。
富山県氷見市。
名前からして、冬の寒さを感じさせる。
何となく、最果ての雰囲気のある街だ。
北海道のサロマとかあの辺りの雰囲気に似ている気がする。

温泉本で見ると、氷見にはいくつか良い温泉が点在しているようだ。
そのうちのひとつ、指崎温泉「さっさきの湯」に入った。

Img_2103
番台におばあちゃんが座っていて、中は温泉銭湯の雰囲気だ。
料金は370円、シャンプー石鹸などは別売である。

浴室は細長い内湯がひとつと、洗い場が5つ6つくらい。
ひとつだけシャワーが設置されていた。
地元の人たちが続々と訪れる、人気のある温泉だった。
女湯から聞こえてくるおばちゃんたちの明るい会話に心が和んだ。

泉質は、「ナトリウム-塩化物泉」。
深緑に濁った、印象の強い色をしていた。
湯温はさほど熱くなく、41℃くらい。
源泉47.5℃のお湯を、そのまま注ぎ込んでいるらしい。
ひと口飲んでみると、塩+鉄の味がした。
匂いはさほど強くなかった。

洗い場のカランから出てるのは普通の湯水だろうか?
ボディーソープで体を洗った後、
カランの湯水でいくら流しても、
何となく石鹸がいつまでも流し切れないような感じがした。
こういう現象は、アルカリ性単純温泉でよく起こる。
何が影響するのか、泉質に暗い僕には分かりかねるのだが、
とにかく、使ってみた感じ、普通の湯水ではないと思った。
埒が明かないので、結局、湯船の温泉を掬って体を洗い流した。

夜は、マイミクの旅芸人さんからのアドバイスを参考に、
「氷見うどん」を食べた。
ケータイでどの店が良いのか調べたがうまく出てこなかったので、
通り掛かった「ひみ家」で食べた。

Img_2106
「高岡屋」という製麺所のうどんを使っているようだ。

天かすとねぎの入った「はいからうどん」(600円)を食べた。

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平べったいうどんで、柔らかく、
同じうどんでも、こないだ富士吉田で食べた「吉田のうどん」とこうも違うものかと驚いた。
吉田のうどんは、ゴツゴツしていてかなりコシが強く、
男性的な力強さを感じさせるうどんだった。
氷見のうどんは、それとはまるで正反対にしなやかで柔らかく、
どこか女性的なやさしさを感じさせる食感だった。
海のすぐ近くで良いダシが取れるのだろうか。
うどんつゆも美味だった。

今夜はその「ひみ家」の真向かい、
「道の駅・氷見」に車中泊である。
エアエッジの繋がりが良い。
いつでもこうあってくれるとうれしいのだが…。

この道の駅は、すぐ目の前が海。
台風が通り過ぎていって2日くらい経つが、
今でも波は荒々しい。
道の駅には停まっている車もまばらで、
かなり寂しい雰囲気だ。
さっきトイレに行くのに車から出たら、
スウェットの上下を着ているのに、それでも寒かった。

日本海側の道の駅に泊まる時には、
いつも妙な緊張感を感じる。
何となく、人さらいが出そうな気がして恐いのだ。
北海道の西海岸、江差の道の駅に泊まった夜もかなり緊張した。

折りしも、今日は北朝鮮が核実験を実行した。
放射能の影響は本当にないのだろうか。
かの地と日本を隔てるものは海しかない。
もし下手を打つなら、モロに影響が来る気がする。

これで日米を初めとする各国は、
さらに北に圧力を掛けていくことになるだろう。
どんどん、平和から遠ざかっている気がしてならない。

さて、明日は何か新鮮な海のものでも食べようかな。
七尾の辺りまで移動して、和倉温泉に入れるといい。
明日も楽しい一日にするのだ。

明るく楽しく平和な世界が良いのなら、
俺自身が明るく楽しく平和でなくては。

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10/8 日本一周94日目(高岡市)。

108 仕事でずっとホテルに篭りきりだった一日。
お昼ご飯を食べるついでに、
ほんのちょっとだけ駅周辺をウロウロした程度。
30分くらいは歩いたかな。

高岡はそれなりに開けた街だが、
中堅都市によくあるように、
市中心部の空洞化が進んでいるようだ。
日曜日なのに歩く人も閑散としていて、
シャッターの閉まっている店や
テナントを募集している空き店舗が多かった。
でもまぁ、他の都市と比べたら、
かなりマシな方だとは思った。

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2006年10月 7日 (土)

10/7 日本一周93日目(富山~高岡)

107 ☆今日の詳細☆

・麺屋いろは「ねぎ玉ラーメン(黒醤油)
・富山城
・新湊温泉「天然温泉 海王」(通算416湯目)
・ますのすし(せきの屋)

★本日の走行キロ 68キロ

☆今日のイチオシ☆

・麺屋いろは
・ますのすし

☆今日の詳細☆

今日の富山は、台風の影響で大雨。
でも、どういう訳か僕が車から降りる段になると、
タイミング良くパッと雨が上がった。
ホント恵まれてるなぁと思う。

ちょうど通り掛かったので、
昼飯は昨日も食べた「麺屋いろは」に入った。
黒醤油に未練があったのだ。

「ねぎ玉ラーメン」を注文した。
Ca330001
今まで食べた黒醤油のなかではいちばん良かった。
煮玉子も美味しかった。

雨が小降りになってきたので、
富山城に行ってみることにした。
ドシャ降りの中、カメラは持ち歩きたくないなと思っていたが、
駐車場から出たら、ちょうど雨がやんだ。

富山城は210円で登城できる。
昭和になって再建された城で、
中は博物館になっている。
Img_2098

信玄や謙信、佐々成政や前田利家の書簡があった。
歴史はほぼ戦国期しか興味がないので、
そのあたりの史料だけ、集中的に眺めた。

富山城は、神保氏、上杉氏、佐々氏と次々に主が変わり、
最終的には前田氏が明治維新まで治めたとのことだった。

富山城を見学した後は、
国道8号線に乗って西へ。
宿泊先の高岡市に向かう途中の射水市で、ひとつ温泉に入った。
「天然温泉 海王」という施設だ。

いわゆる日帰り温泉施設で、料金は600円。
券売機にはシャンプー、石鹸などを買うボタンもあり、
「ここは600円も取るくせにアメニティは無しかよ」と思い、
いったん、車にお風呂セットを取りに戻ったんだが、
実際、浴場に行ってみたらシャンプーもボディソープも置かれてあった。
うーん、じゃあ何で券売機で販売してるんだろうか・・。

温泉はどうやら、露天風呂のみで使用しているようだ。
かなり黄土色に濁った温泉で、
泉質は「ナトリウム-塩化物強塩泉」。
内湯はあまり人が入っていないのに、
露天にだけ人が殺到して、
あまりゆったりと浸かっていられなかった。

湯上りには少し肌がベトつく感じがしたが、
それだけ温泉成分が濃いということだろう。
肌のベトつきを意識したのは、実はこれが初体験。
ちょっと面白かった。

今は高岡駅至近のホテルからこの日記をアップしている。
月曜まで連泊するつもり。
ホテル自体は名前も通っていて、値段も安く設備も良いのだが、
駅近くのホテルを取ったのは失敗だった。
駐車場から5分くらい歩かされて、
仕事の都合で荷物の多い僕にはちょっと辛い距離だった。
これからは郊外限定でホテルを選ばなくては…。

さっき、富山名物の鱒寿司を食べた。
「せきの屋」という店のやつで1300円だった。
僕が買ったのは一重というもので、
他に二重があったが、こちらは2500円もして、
さすがに手が出せなかった。

部屋に戻ってきて、デジカメで記念写真を撮り、
P1010001_14
弁当のフタを開けた。
敷き詰められた笹の葉を一枚一枚めくった。
全てめくり終わって、面食らった。
僕のイメージでは、薄ピンクの鱒の刺身が
ご飯の表面全体に広がっていると思ったのに、
実際そこにあったのは、真っ白なごはんだけだった。
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箸を入れてみると、鱒の刺身はご飯の底に広がっており、
どうやら「二重」という高いのを買わないと、
ご飯の表面には鱒が乗らないらしい(?)。


これ、大嘘ですw
実際は単に僕が失敗して
反対側から開けてしまっただけみたい。

クセのない鱒の刺身が、酢飯によく合っておいしかった。
みそ汁代わりに、「赤いきつね」にお湯を入れて食べた。

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10/6 日本一周92日目(宇奈月~富山)

106 ☆今日の概要☆

・金太郎温泉(通算415湯目)
・麺屋いろは「塩チャーシュー麺」

★本日の走行キロ 62キロ

☆今日のイチオシ☆

・金太郎温泉
・麺屋いろは

☆今日の詳細☆

道の駅・うなづきで目を覚ました。
エアエッジのエリアマップを見るに、
バリバリ通信可能なエリアに入ってるのに、
何度試しても全く繋がる気配がなく、またか…と昨晩はふて寝をした。

今日の富山は、雨。
台風が近付いてきているらしかった。

朝風呂に、金太郎温泉を選んだ。
日本一周北陸の旅は、ここからがスタート。
去年のGW、中部旅行の際に入り逃した温泉だ。
以前、知人から強く勧められていたこともあり、
ぜひ入ってみたい温泉のひとつだった。

受付に下駄箱の鍵を渡し、
代わりにロッカーキーとタオル、館内着をもらう。
健康ランドのようなシステムで、
食堂では年配の方々がカラオケを楽しんでおり、
1番と2番の間に時代劇風のセリフがある、古そうな歌を熱唱していた。

金太郎温泉は、驚くほど濃厚なお湯だった。
白濁の「含硫黄・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型)」で、
ほのかに硫黄が香った。
青森・酸ヶ湯温泉の硫黄臭の半分くらいか。
湯口からひと口掬って飲んでみると、物凄い味がした。
強烈にしょっぱ苦い味で、少し玉子っぽい味もあった。
銀歯が黒く変色してしまうのではないかと急に不安になり、
慌ててうがいをした。

大浴場は、立山連峰をかたどった岩石群を眺めつつ入る大きな内湯をはじめ、
サウナ、水風呂、歩行湯、腰掛湯、寝湯、ジャグジー、そして2つの露天と、
設備は充実していた。

朝8時半~夜11時までの営業で、
料金は、1時間コース700円、
3時間コース1000円など。
1日コースというのもあった。

とにもかくにも、お湯の強烈さ、素晴らしさ。
一桁国道から少し入っただけの小高い丘の上に、
どうして八甲田の酸ヶ湯に匹敵するような温泉が湧いているのか、不思議に思った。
山形の舟唄温泉を思い出した。
かの地も、強烈なお湯が国道脇の平地に何気なく湧いているのだ。

ここまで良い温泉だとは思ってもみなかったので、
記憶に残る入湯となった。

昼は「麺屋いろは」という店で食べた。
黒醤油がウリの店のようだったが、
僕は白エビだしの塩ラーメンを頼んだ。
黒醤油には、仙台で何度か痛い目に遭わされているのである。

食べたのは塩チャーシュー麺(正式な名前は忘れた)。
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喜多方ほどの量ではないが、
とろけるチャーシューが丼を取り囲むように入っていて、
食べ応えも十分でおいしかった。

チャーシューは醤油で味付けをされているのだろうか、
完食近くになってくると、だんだん、
塩スープの濃さとチャーシューの味の濃さがケンカし始めて、
かなりしょっぱくなってしまったのが惜しかった。
ちょっと白湯を足して食べたくなった。

決定的な不満ではないけれど、
あれを改善できたら、さらに熱いラーメンになると思った。

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2006年10月 6日 (金)

10/5 日本一周91日目(白馬~宇奈月)

105 ☆今日の概要☆

・小谷温泉「山田旅館」(通算413湯目)
・蓮華温泉(414湯目)

★本日の走行キロ 190キロ

☆今日のイチオシ☆

・小谷温泉「山田旅館」
・蓮華温泉

☆今日の詳細☆

快心の温泉に2湯、入った。
小谷温泉と蓮華温泉。
どちらも素晴らしい温泉だった。

先に入湯したのは小谷温泉。
泊まっていた道の駅・白馬から車で30分も掛からなかった。
「山田旅館」の湯船に入った。
この旅館は、先日カランバさん宅で見た旅番組に出ていた。
武田鉄矢が昔泊まって良かったから再訪した、とかいう内容だった。

「山田旅館」は湯治場の風情。
建物は大正か昭和初期くらいに建てられたのではないか。
(今調べてみたら、本館は江戸時代末期の建築だという)
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いい感じに鄙びていて、郷愁を誘う外観だ。
立ち寄りの料金は500円。
さっそく湯船に向かった。

館内も温泉風情満点の雰囲気。
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古くはあれども、掃除が行き届いており、
清潔な印象を受けた。

湯船は僕が確認した限りでは男女別の内湯がひとつのみ。
お湯の素晴らしさに目を瞠った。
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湯船からふんだんに溢れている温泉は、
「ナトリウム-炭酸水素塩泉」という美肌の湯で、
わずかに白茶色に濁っており、湯温は42℃とちょうど良い。
飲んでみると淡い炭酸とほのかな鉄の味がした。
飲用もOKでコップが置かれていた。

高さ約2メートルのところにある湯口付近がすごいことになっている。
温泉成分が凝固してタワーのようになっているのだ。
そこから、打たせ湯のような感じで、
湯船にドドドっと力強く温泉が注ぎ込んでいる。

普段、泉質軽視の姿勢で温泉を巡っているが、
それでも、こういう力強い温泉に立ち寄ると、
「やっぱりいいなぁ」と思ってしまう。
有難くて思わず手を合わせた。

次に行った蓮華温泉も素晴らしかった。
国道148号から山道に入り、
どこまでもどこまでも高く山を登っていくと、
「まだ着かないのか…」と挫け始めた頃に到着する。
Img_2065 Img_2068

蓮華温泉のあたりは、すでに紅葉が始まっていて、
向こうに見える山はところどころ赤や黄に染まっていた。
紅葉の山は、モコモコしてるように見えて、なんかかわいい。
Img_2066

蓮華温泉は、露天風呂が有名で、
何年も前からガイド本で眺めては、憧れていた。
料金は500円。
温泉ロッジの内湯も入るなら800円になる。

僕は知らなかったのだが、
蓮華温泉には露天風呂が4つもあった。
「三国一の湯、仙気の湯、薬師の湯、黄金の湯」の4つで、
それらは全て、ちょっと山を登った場所に
少しずつ離れて点在していた。

案内板に従って、山の小道を登った。
Img_2072 
情けないことにスタートして1,2分でゼエゼエ言い出した。
慢性的な運動不足に加え、
恐らく標高の高さから酸素が薄いせいもあったと思う。
本気でへこたれそうになりながら、頑張って登った。

10分くらいで、最初の露天、「三国一の湯」にたどり着いた。
Img_2073
人がひとり、膝を抱えて入れるくらいの小さな湯船。
家のお風呂より小さい。
僕は入る気がしなかった。
無色透明のお湯は、飲んでみると強烈な酸っぱさで、
思わず吐き出してしまった。
泉質は素晴らしいものがあると思ったが、
狭いし、湯温もぬるいので遠慮した。

そこからさらに5分ほど登ると、次第に視界が開けてきた。
そして、あちらこちらで湯煙の立ち昇る、地獄谷のような場所にたどり着いた。
どうやらここが蓮華温泉の源泉らしい。
Img_2084

源泉のすぐ近くに「仙気の湯」があった。
脱衣所も何もない、当然混浴の湯船。
Img_2074
周りは360度の大自然。
こういう風景は、以前も眺めたことがある。
5,6年前に、友人の南半球と行った、
宮城蔵王の「かもしか温泉」だ。
あそこの雰囲気に似ていた。

「仙気の湯」からさらに100メートル上がったところに、
「薬師の湯」があるという看板が立っていたので、
先にそちらを入ることにした。

薬師の湯は、石を組んだだけのシンプルな湯船。
大人ふたりも入れば満員だ。
お湯は薄緑で、透明だった。
Img_2079

付近には誰もおらず、
大自然の中に僕だけ、という状態だった。
こんな瞬間はなかなかない。
誰もいないのをいいことに、
全裸になって立ち上がり、翼のように両腕を広げて深呼吸したり、
手の平を合わせて天に伸ばし、
空に伸びた針のような体勢を取って、目を瞑ったりした。
僕なりに大自然のエネルギーを感じようとしたのである。

湯船にお湯が注ぐ音と、
少し離れた場所で、温泉の噴き出す音以外には何の音もなかった。
人工音の全くない世界。
そこには僕ひとり。
幸せなような心細いような、そんな心地だった。

全裸でひとしきり動いた後、
冷えたので湯船に入った。
40度くらいの適温。
やはりお湯は酸っぱい。
かなり強いお湯だと思った。
あと2つはしごするので、
長湯はやめておいた。

道を下って「仙気の湯」へ。
こちらが、よく温泉本に掲載されているお風呂だ。
やはり薄緑に濁っていた。
薬師の湯を少し薄めたような味がした。
湯温はこちらの方が高めで、42度くらい。
噴気孔から立ち昇る噴煙を眺めながらの入湯。
振り返れば紅葉を始めた山々。
素晴らしい景観だ。

最後の「黄金の湯」は
「仙気の湯」から5分ほど下ったところにあった。
登ってきた道とは反対の、左手の方に進んでいくとある。
Img_2092

そこでおじさん2人とすれ違った。
すれ違いざまに挨拶を交わし、少し話をした。
僕が湯船に入ろうとすると、
「写真撮ってやろうか」とおじさんが言ってくれた。
シャッターの切り方を教えて、何枚か写していただいた。
ピントが俺に合ってないけど、それなりにいい写真だった。
Img_2089

おじさんたちは徳島から来たのだという。
「混浴だけど、やっぱり女はいないかね?」とおじさんが言った。
「そうですねぇ、残念ながら」と話を合わせた。

「四国はもう行ったんかい?」
「いや、まだです。恐らく冬あたりになるんじゃないかと…」
僕の旅はここに来て、全く計画性がなくなった。

「四国に行くなら、いいところを教えたるわ。
 美人しかいない村があるんや。美人村ってな。
 徳島にあるんやけどな。
 そこに行くと道路にも看板が出てんねん。
 美人ばっか見て事故起こさんように、みたいなのがな」

へえ~そんな村があるのか。
中国だかにそんな村があるのはテレビで見て知っていたが、
まさか日本にもそんな地域があるとは。
教えてもらった村の名前はとりあえず、
僕が真偽を確かめるまでは伏せておこう。

しかし、旅ってロールプレイングゲームみたいだとつくづく思う。
誰かと出会って、何か情報をもらい、
その土地に行くことになる。
ドラクエとそっくりだ。

「黄金の湯」に話を戻すと、
こちらは木風呂で、無色透明。
飲んでみた感じ、炭酸味と薄く鉄の味を感じた。
湯温は40度ほど。
蓮華の4つの露天の中で、いちばんソフトなお湯だ。

小谷、蓮華とはしご湯した後は、
一気に富山まで走った。
走行キロは200キロ弱を記録し、
約ひと月ぶりで日本海に帰ってきた。
これで、群馬、埼玉、山梨、長野と続いた、内陸周遊の旅は終了。
今後はひたすら日本海側を西へ進んでいく…予定。
日本一周も明日からは北陸編となる。

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2006年10月 4日 (水)

10/4 日本一周90日目(松本市~白馬村)

104 ☆今日の概要☆

・大町温泉「薬師の湯」(通算412湯目)

★本日の走行キロ 82キロ


☆今日の詳細☆

午前中、数案公さんの車で松本市内に出て、
ちょっとお仕事をやった。
うん、まぁ去年同様、いい感じでありがとうございました☆

お昼ごはんは、とんかつのお弁当を美味しく頂いて、
午後2時に数案公さん宅をあとにした。
とても居心地の良いお宅でみなさん温かく、
ネットは出来るわビリヤード台はあるわで、
とても楽しいお家だった。
きっとまたお邪魔することと思います。
息子さんとちゃんとお別れできなかったのは残念だけど、
とにかく、楽しいことを夢中でやってほしいと思います。
次に会う時は見違えるくらい成長してるかな。

この5日間で、温かい家族を体験させていただきました。
とってもとっても楽しくて良い経験でした。
100%お世話になりっぱなしでかなり恐縮していますが、
何かの形でお返しできればと考えています。
本当にどうもありがとうございました。

さて、また今日から温泉求道記の再開。
「温泉求道記」って昔やってた温泉レポートのタイトルです。

入ったのは大町温泉郷の、あれは共同浴場になるのかな、
「薬師の湯」という温泉。
新館と旧館に分かれていて、料金は600円。
たぶん、どっちも入れるんでないかな。
新館が露天風呂やサウナのある方、
旧館は泉質別の湯船が何個もある方。
迷わず旧館に向かった。
僕も温泉ソムリエのはしくれである。
泉質別の湯船に浸かって、
その違いをしっかり肌で感じたいと思ったのだ。

旧館の浴室は2つに分かれていた。
大きな湯船と小さな湯船のある大浴場と、
泉質別の小さな湯船が3つある中浴場。
はじめに、中浴場に入った。

含硫黄泉、含重曹泉、含食塩泉の湯船があった。
それぞれに入ってみたものの、
泉質オンチの僕にはいまいち違いが分からなかった。
硫黄の香りもしないし、
重曹だからといってツルツルするわけでもなく、
塩だからといってしょっぱいわけでもなかった。
正直言うと、全部同じお湯ではないかと思った。
それぞれの湯船に浮かんだ水温計も、
僕の感覚とはまるで違った値を指し示していた。
何か退屈ですぐに出てきてしまった。

大浴場の湯船に入りなおした。
こちらも無色透明で、単純温泉。
温泉分析表があるからには間違いなかろう。
少しぬるめだったが、まぁ気持ちよく入った。

僕が入っている間、他に誰も入ってこなかった。
新館の方がやはり人気があるのだろう。
僕もそっちに行けばよかったかと少し後悔した。

あとで脱衣所に掲示されている温泉案内を見たら、
中浴場の湯船にはどうやら入浴剤が入っているらしい。
硫黄の入浴剤、重曹の入浴剤、食塩泉の入浴剤と。
でもそれにしたって、違いが分からなかったなぁ…。

さて、明日は小谷温泉、蓮華温泉のはしご湯を予定している。
糸魚川あたりに泊まることになるのではないかと思っている。

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10/3 日本一周89日目(大王わさび農園)

☆今日の概要☆                                 103

・大王わさび農園



★本日の走行キロ 0キロ

☆今日のオススメ☆

・大王わさび農園




☆今日の詳細☆


昨晩、床に着く前に、
僕に懐いてくれた数案公さんの息子さんが、
「今夜でお別れだね」とさみしそうに言ったので、
「明日の朝、君が学校に行く前に起きるよ」と約束した。
「でも、無理だったらいいからね」と彼は言った。

彼を見ると、どうしても小さい頃の自分と
重ね合わせてしまうのだが、
僕が彼くらいの時には、そんな気遣いは全く出来なかった。
ただただ自分を満たすことしか考えられず、こういう場合も、
「絶対だよ、起きなかったら起こしに行くからね」
くらいのことは言ったと思う。

なんかやっぱり、ご両親の常日頃の教育が
素晴らしいんだろうなと思った。
家庭の教育などほとんど受けずに、
「成長」というよりは、ただ「生長」した僕とはまるで違う。

僕は、こういう場合の約束は
いちばん守らねばならぬと思うタチで、
今朝はいつもよりちょっと早起きして、
彼が学校の支度をするのを見ていた。

ご飯を食べながら、雑誌か何かの付録を眺めている彼。
算数の練習問題をやっていた。
苦戦しているようだったので、
教えてあげようと思って参加してみた。







大失敗した。



単純な応用問題だと思ったのだが、
微妙な所で引っ掛けてあり、
僕はその引っ掛けには全く気付かず、
解くのに苦戦している彼に向かって、
したり顔で解き方を教授した。

次ページをめくって、解答が全く違っているのに驚愕した。
しばらく何故間違ったのか理解できなかった。
そして、僕が教える前に彼がちょっと自信なさげにつぶやいた答えが当たっていた。

これにはさすがに凹んだ。
持ち物の支度を始める彼の横で、
僕はしばらくその問題に執着した。
この上なく情けない図であった。

僕は小学4年の時、算数の評価が最低の「1」だった。
「1」というのは、クラスでも1人か2人しかもらわない、
絶望的な判定だ。
小学校高学年あたり、僕は相当にアホであった。
心無い同級生からは「頭に何も詰まってない」という意味で、
「白みそ」と呼ばれ、悔しくて泣いた。

それがまさか齢30を数えて尚、
算数でこんな情けない目に遭うとは思わなかった。
いくつになっても、
僕にとって算数が鬼門であることに変わりはないらしい。
気持ち良いはずの朝にこんなしっぺ返しが待っているとは…。
タカをくくって手を出したバチが当たった。

内心、立場をなくしているのを隠しつつ、
僕は明るく彼を見送ったのだが、
かなり大マジで凹んだ。

あとからゆっくり問題を読み返せば、
あぁなるほど、そういうことだったのね…と思ったのだが…。
情けない、ホントに情けない。
まぁでも仕方ないか。
仕方ないな。

「またそのうち会えるかなって、
 そればかりを心配していたんですよ」と
お母さんが話してくれたけれど、
こんなにしょぼい僕でも、
また会いたいと思ってくれるのだろうか。
自信は、まるで無い。



気を取り直して、昨日の話。

昨日は午後から長野らしく晴れたので、
安曇野の「大王わさび農園」に行ってきた。
いちど訪れてみたい場所のひとつだった。

わさび田には、すぐ近くを流れる川から水を引いたのであろう、
清冽な流れが幾筋も通っていて、
実に爽やかな印象だった。
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日光を遮るためだろうか、わさび田の上には、
黒くて薄い布が掛けられている箇所もあった。
さらによく目を凝らすと、わさび田の下は土ではなく、
細かな石が敷き詰められてあった。
他の野菜と違って、かなり特殊なやり方をしないと
良いわさびは育たないようだ。
味は強烈でも、育ち方はデリケートな食材らしい。

売店で生わさびをもらって食べた。
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鼻を突く辛さと、舌を蕩かす甘さが同居する、
不思議な味だった。
市販のチューブに入ったわさびでは、
辛さしか感じないのだが…。
この味でざるそばを食べたら、
さぞうまいだろうと思いながらも、
満腹で、食べるタイミングではなかった。

その代わり、というわけではないが、
名物の「わさびソフト」を食べた。
ソフトクリーム300円というのは、
この辺のスタンダードらしい。
山梨でもそのくらいだった。

「わさびソフト」は別に辛いわけでもなく、
ほんの少し、わさびが香るくらいで、
ほとんど普通のソフトと変わらなかった。
だからもちろん、普通においしかったんだけど。

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2006年10月 3日 (火)

10/1-2 日本一周87&88日目。

☆昨日・今日の概要☆

・「あづみ堂」で、おやき
・ラーメン「東麺坊」
・数案公さん宅でビリヤード

★走行キロ 0キロ

☆昨日・今日のオススメ☆

・「あづみ堂」のおやき

☆昨日・今日の詳細☆

数案公さん宅に泊まり始めて3日目。
どうしてこうも長くお邪魔させていただいているのかというと、
今は保険証の切り替わり時期で、
母から新しい保険証が届くのを待っているのである。
保険証がないと、万が一の時に非常に困る。
特に僕の場合、歯痛がいちばんの脅威である。
万が一どころか「百が一」くらいの確率で奴は来るのだから
保険証を常備していないと安心できない。

そういうわけで何泊もご迷惑をお掛けしているのだ。
数案公さん宅を出たら、もうしばらくはどなたの家にお邪魔する予定もない。
北陸、北関西、山陰と、僕を知る人は誰もいない土地を回るのだ。
カランバさん宅、数案公さん宅と家族団欒の温かさを存分に感じて、
そうして僕はまたひとり旅に戻る。
もしかすると「家族」の本当のありがたみを痛感するために
僕は旅をしているのかもしれない。

この二日間、全く車を走らせなかった。
お出かけは昨日、数案公さんの車に乗って、
長野名物のおやきと、「東麺坊」というラーメン屋に行った。

おやきはポテトカレー、じゃがバターなど、
珍しいものも食べたが、
僕はやはり、ダントツでナスが良い。
柔らかいナスと信州味噌のゴールデンコンビが素晴らしすぎる。
これがおやき画像↓
Img_2053

「東麺坊」では「超やみつきラーメン」というのを食べた。
背脂がかなり浮いているが、食べてみると意外にあっさりで驚いた。
食べやすくておいしいラーメンだった。
Img_2054
チャーシューや辛ねぎをトッピングして食べればよかったと思っても、
まぁ後の祭りである。

数案公さん宅に来て、いちばんエキサイトしたのは、
2Fのお仕事部屋に、ビリヤード台があることだった。
一般家庭にビリヤード台ってありえないでしょ。
しかも何と、台は自作したのだという。
素晴らしい作りで、思わず写真に収めた。
Img_2049

僕はビリヤードはしょぼい腕前だが、
何の物音もしない静寂な環境の中で、
球を撞く音だけが響くのも、優雅な感じでよかった。

息子さんも混ざって3人で、何ゲームもやった。
明日もやるつもり。

しかし、カランバさんの秘密の屋根裏部屋といい、
数案公さんの自作のビリヤード台といい、
それぞれに人生を豊かに楽しんでいる人たちの家を泊まり歩いている。
いったいこれは、何を僕に示しているのか・・。

とにかく「家族」を体験させていただいていることには間違いはない。
数案公さんのお子さんたちも、
うれしいことに僕に懐いてくれて、
僕はあまり幼いお子さんはどう接して良いか分からず、
実はかなり苦手だったのだが、
そのあたりも少し、払拭出来つつあるような気がしている。

僕にも、人生を楽しみつつ、幸せな家族も作れるんだよ、
ということをメッセージとして伝えてくれているのだろうか・・。
その二つは、必ずしも相反しないのだよということを。

それでも僕にはまだまだ、家族を作る勇気は出てこないのだけど、
家族がいるっていうのもまた良いものだなぁとここ数日、
心穏やかに微笑む瞬間が多いのは確かだ。

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2006年10月 1日 (日)

9/30 日本一周86日目(諏訪~松本)。

930 ☆今日の概要☆

・上諏訪温泉「片倉館」
・安曇野みさと温泉「ファインビュー室山」(通算411湯目)

★本日の走行キロ またしても不明・・・

☆今日のイチオシ☆

・上諏訪温泉「片倉館」
・安曇野みさと温泉「ファインビュー室山」

☆今日の詳細☆

民宿「あひる」をチェックアウトしたのが、昼の12時。
Img_2012

上諏訪の日帰り温泉「片倉館」に向かった。
P1010051

ロマンあふれる西洋風の外観、
内湯もその雰囲気を引き継ぎ、
西洋の彫刻などが置かれたりしていた。

「千人風呂」の別名が付いている。
千人はさすがに誇張だが、立って入れば100人はいけるかもしれない。
1メートルくらいの深さのある湯船で、
湯の底に敷き詰められてある玉砂利の感触が楽しかった。
湯船の深い理由は、その昔、養蚕業が盛んだった時代に、
女工さんたちにいちどに多く入ってもらうためだったのだとか。

泉質は、無色透明無味無臭の単純温泉。
そこそこ湯温は高く、
上がったあとでしばらく汗が引かなかった。

上諏訪は湯量が豊富で、何と駅前の丸光デパートの中にも温泉がある。
片倉館とデパートと、どちらに行こうか迷ったが、
結局前者にした。

ちなみに上諏訪は、小学校にまで温泉がある。
また、地域住民のための共同浴場なども点在しているし、
(先日お会いしたFさんのご自宅のすぐ隣が共同湯で驚いた)
諏訪大社の上社付近では、洗濯など生活用水として使用するための
温泉タンクなどもいくつか設置されていた。
Img_2030

生活に密着した温泉は、湯治場同様に大好きで、
僕も将来は共同浴場のある街に住みたい。

諏訪、岡谷、塩尻と通って、松本まで行き、
松本ではお友達の数案公さん宅にお邪魔した。

夜、安曇野みさと温泉「ファインビュー室山」に連れてってもらった。
テラスからの夜景がきれいで、
数案公さんとふたりで三脚を立てて、夜景を写してみた。
Img_1762
あとで見てみたら、僕の撮った写真はことごとくブレていた。
三脚でしっかり安定させて撮らなければ、夜景は難しいようだ。

「ファインビュー室山」も、無色透明無味無臭の単純温泉で、
少しツルツルするお湯だった。
露天の方がより浴感的に温泉らしいと思った。
また、飲泉場もあった。
サウナ、水風呂と、施設は充実していた。

この日は3時間しか寝なかったので、
夜は0時になる前にあっさり寝た。
個室ではなかなか心が休まらず、寝付きの悪い僕だが、
何故かホッと安心する部屋で、5分と掛からずに眠ったと思う。

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