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2006年11月30日 (木)

11/25 日本一周142日目(讃岐~かずら橋~祖谷温泉~新居浜)

1125 ☆今日の概要☆

讃岐うどん怒涛の4連食(昼のみ)

・なかむらうどん
・山下うどん
・宮武うどん
・長田うどん

・かずら橋

・祖谷温泉「ホテル祖谷温泉」(通算453湯目)
・新居浜温泉「パナス」(454湯目)

・ラーメン「王昇龍」

★本日の走行キロ 0キロ

☆今日のオススメ☆

・なかむらうどん
・宮武うどん
・かずら橋
・祖谷温泉
・ラーメン「王昇龍」

☆今日の詳細☆

目白押しの一日。

友人のうかい氏に連れられて、
「讃岐うどん怒涛の4連食」を決め込んだ。
概要にも挙げたが、
なかむらうどん、山下うどん、宮武うどん、長田うどん。
1時間半くらいの間に、この4つをはしごした。
うどんを完食して車に乗り込み、
「次はどこ行くの?」
「うどん屋」
「え?今うどん食ったじゃん」
そんな会話が4回繰り返されたのち、
車で4,5分走って、次のうどん屋へ。

しかし讃岐うどんってのは今ブームなのかな。
映画「UDON」の影響+連休中ってこともあるんだろうけど、
なかむらうどん、宮武うどんではとんでもない行列ができていた。
それぞれのうどんについてはいくら書いても書ききれないので、
かなり端折って書く。

大雑把に言えば、
なかむら、山下、宮武ではぶっかけうどんを食べ、
長田では釜上げうどんを食べた。
なかむら、宮武がカツオだしのうどんつゆ。
色はかなり薄く、東北人の僕としては、
これでは味もかなり薄いのではないかと杞憂するほどだったが、
実際にはカツオの芳醇なダシが素晴らしかった。
山下と長田はしょうゆ系のつゆ。

Img_3114 Img_3109 ←なかむらうどん。すごい行列。

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↑なかむらうどん店内&「うどん2玉+なすの天ぷら」(350円也)



Img_3119 ←山下うどん。

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↑山下うどんのぶっかけ(250円也)。土瓶のダシ汁をぶっかけていただく。

全然関係ないけど、
山下うどんでお茶を飲んだ時に、
茶柱が立った。
縁起が良いので画像を載せておく。
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Img_3120 ←宮武うどん

Img_31242←かけの「あつあつ」(小・230円)

宮武うどんは、「どっちの料理ショー」とかにも出たことがあるらしい。

Img_3126 ←4連食ラストに食べた、長田うどん。

Img_31251←釜揚げうどん(大)を分けて食べた。

ちなみに、うかい氏による讃岐うどんレクチャーによると、
うどんの種類の大別は以下の通り。

・ぶっかけうどん
うどんの他、ショウガ、ねぎなどの薬味、柑橘などが乗ったもの。
ダシ汁をぶっかけて食べるので、ぶっかけうどん。
(はじめから汁をぶっかけて出される店と、自分でぶっかける店とがある)
一旦、水で締めてから出すので、麺にコシがある。

・釜上げうどん
丼にうどんとそのゆで汁をいれたもの。
釜で茹で上げたまま水で締めずに出すので、柔らかい。
「うどんちょこ」に注いだつゆに付けて食べる。

・しょうゆうどん
丼にはうどんと薬味が盛られ、しょうゆを適量垂らして食べる。

うどん店で注文を待つ間、
うかい氏は必ずしゃかりきになってショウガをすった。
僕はそれを物珍しく眺めた。
うどんにショウガを入れる習慣は仙台にはない。
彼に習って僕も入れてみた。
なるほど、ダシの甘みが引き締まって、
いい緊張感を持った味になった。
当然のことながら、入れ過ぎればダシの甘みを殺してしまう。
この辺はお好みだろう。

また、柑橘が一切れ入っているのも新鮮だった。
あれはカボスかすだちだろう、とうかい氏は言うが、
ともかく東北ではうどんに柑橘は入らない。

東北でうどんに掛けるものといえばせいぜい七味くらいのものだ。
本場讃岐のうどん文化の奥深さに驚かされる。

また、うどん屋には、ことごとくおでんがあった。
これも讃岐ではスタンダードらしい。
仙台ではまず、無い。

こんな風に、地元・仙台との違いを様々楽しみながら、
4つのうどんを堪能した。

うどんの量としては4.5玉くらい食べた。
さすがに満腹になった。
本場はやっぱりうまい。
うまいだけじゃなしに、奥が深い。

怒涛の4連食のあと向かったのは、
四国屈指の観光地、祖谷のかずら橋。
かずらの蔓で架けられた吊り橋だ。
Img_31431 Img_3142
多少、ワイヤーなどで補強している部分もあったが、
それでもメインはやはりかずらの蔓。
橋床のさな木は15センチ間隔に一本という感じで作られていて、
14メートル下に流れる川がすっかり透けている。
Img_3141_1
でもまぁ、当然のことながら、安全面に問題は無いようで、
この日もツアー客が立て続けに来て、橋の上が大混雑する中、
それでも橋は何ということもなかった。
そうは言っても、高さ14メートル、足元がスカスカでは、
高所恐怖症の人にとってはきっと試練の橋だろう。
僕も高いところは得意じゃないが、まあ別に平気だった。

祖谷温泉。
友人の幾人かから、強く勧められていた温泉。
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ケーブルカーに乗って断崖を降りていって、
渓流沿いの露天風呂に浸かる。
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ケーブルカー+露天風呂+内湯代で1500円。

連休とあってか、ここも混雑していた。
源泉そのままを引いていて、39℃と多少ぬる目の露天風呂は、
わずかに白濁した単純硫化水素泉で、泉質は素晴らしく良かった。
山梨・甲府の国府温泉を思い出させるようなツルツル感と泡付きで、
まるで皮膚の上を薄い膜が一枚覆ったような滑らかさを感じた。
湯温が低いために長湯が出来て、30分以上、湯浴みを楽しんだ。

新居浜まで戻って、うかい氏宅で少し休んでから、
新居浜温泉「パナス」に行った。
いわゆる日帰り温泉で、料金は550円。
朝6時~夜24時まで営業している。
温泉の使い方がユニークだった。
25.3℃と湯温の低い源泉風呂とスチームサウナをミックスさせていた。
要するに、湯船の周りをスチームサウナがすっぽり囲む形になっている。
そのため、湯船に浸かっていればひんやりだが、
湯船から出るとスチームで熱くなるという、面白い体験が出来る。
泉質は「含鉄Ⅱ・二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム -炭酸水素塩・塩化物泉」という、
かなり気合の入ったもので、
赤茶色に濁って、海水のような匂いがした。
飲んでみるとわずかな炭酸と甘みを感じた。

内湯の大浴場は、この源泉から鉄分を除去し、
また加温、循環ろ過をしたものが溢れていたが、
塩素臭さもありまた、無色透明になってしまっていて、
ほとんど温泉らしさはなくなっていた。

ところで、愛媛の温泉全般について思うのだけど、
やはり道後温泉本館の存在感は大きいと感じる。
日帰り温泉施設の営業時間や、アメニティの設置の仕方など見ても、
どうも道後の本館に倣っているところが多いような気がする。
朝6時から深夜まで営業している施設は、各県でなかなか無いけれど、
愛媛県ではだいぶ見受けられるし、
アメニティ備品の不充実もまた、本館の影響を受けているように思われる。
(もっとも、道後の本館は共同浴場なので、アメニティがなくて当たり前なのだけど、
 日帰り施設は500円も取るのだから、やはり設置がないと不満を感じてしまう)

風呂上りに新居浜の繁華街まで出向き、
「王昇龍」というお店でチャーシューメンを食べた。
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塩ベースと思しきスープで、チャーシューの量も多く、
僕はなかなか満足して食べた。
天童よしみ似のおかみさんと数匹の猫が迎えてくれた。

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2006年11月29日 (水)

11/24 日本一周141日目(松山~新居浜)

1124 ☆今日の概要☆

・道後温泉本館・神の湯2階
・松山城
・鈍川温泉「鈍川温泉ホテル」(通算452湯目)
・新居浜・居酒屋「一」で愛媛名物を堪能

★本日の走行キロ 105キロ

☆今日のオススメ☆

・松山城

☆今日の詳細☆

チェックアウトしてすぐ、道後温泉本館に向かった。
松山を去る前に、もう一度入って行きたかった。
Img_3050 Img_3040

今回は神の湯・2階席を利用、料金は800円。
入浴した後に2階の大広間で休憩が出来、
(ただし、入浴時間込みで1時間以内)
お茶と煎餅の接待を受けられる。

これで僕は、道後温泉本館の大体を堪能したことになる。
9年前には1000いくら払って、
3階個室休憩付の「霊の湯」に入湯したし、
夏目漱石ゆかりの「坊ちゃんの間」や
天皇家御用達の「又新殿(ゆうしんでん)」も見学した。
休憩なしの「神の湯」にも、2度入った。
そして今日は神の湯・2階席だ。

大広間へ上がると、浴衣を渡された。
上着などの荷物を目の前の籠に入れ、神の湯へ。
大広間の両端にある階段から、神の湯の脱衣所に下りれるのだ。
Img_3056
昨晩、脱衣所で「あの階段はどこに続いてるんだろう」と思ったが、
2階の大広間と繋がっていたのだ。

西浴室に入ってみた。
こちらは初めて入ったかもしれない。
湯釜の装飾が多少違う他、特に変わりはないようだ。
平日の午前、さすがにあまり混んでおらず、
ゆっくりお湯を堪能した。

広間に戻ると、さっそくお茶と煎餅が運ばれてきた。
格式ある広間の風景をしみじみ眺めながら、お茶をすする。
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壁には、聖徳太子が来訪した時の様子や、
道後温泉発祥の因となった白鷺伝説を示した絵が飾られていた。
別料金で、ビン牛乳やジュースなども飲める。
どんな味だか思い出したくて、名物の「坊ちゃん団子」を注文した。
白玉部分の少ない(要するに餡子が多い)濃厚なお団子だった。
こちらはひと串、80円。

背中の障子を開けると、目の前に「ホテルパティオ・ドウゴ」があり、
こちらが北側なのだと分かった。
明治の昔にはこの北側の1階が玄関だったらしい。
屋根の一番高いところに飾られた白鷺も、北を向いて羽を広げている。
また、大国主命と少彦名命の伝説がある「玉の石」も、北側に安置されている。
大国主命が、病気に掛かった少彦名命を道後の湯に浸からせたところ
たちどころに回復し、この石の上で少彦名命が踊ったという
言い伝えが残っているらしい。
何となく、力比べ大会にでも使われそうな感じの石だった。

じっくりゆっくり、入浴と休憩の1時間を味わい、大広間を離れた。
玄関を出る時、次にここを訪れるのはいつなのだろうと考え、切なくなった。
もしかしたらもう二度と来れないかもしれない。
一期一会、それは人との出会いだけではないのだ。

松山城にはロープウェイで上った。
往復のロープウェイ(あるいはリフト)+入城料で1000円だった。
賤ヶ岳七本槍のひとり、加藤嘉明が、
25年の歳月を掛けて築いた松山城。
標高132mの勝山という小高い山の上にあり、
9年前にはゼエゼエ息を切らして坂道を歩いて登った記憶がある。

松山城は、3層3階、
天守閣の他、小天守、いくつかの門や櫓を配した、
連立式平山城である。

天守はユニークな形をしている。
他の3層3階のお城に比べ、僕にはちょっと不恰好にさえ思える。
眺めるたびに何となく、
あと1階くらい真ん中に付け足したい気分に襲われるのだ。
Img_3101
まるで目に見えない巨大なハンマーで、
真上から一撃、圧縮されたことのあるような風情で、
3層3階なのに、何となく2階くらいの高さしかないように見える。
だからといってもちろん、嫌いなお城ではない。

現在の天守は1835年に落成したものらしい。
国指定の重要文化財となっている。
国宝に指定される目前の昭和8年、
小天守閣、南北隅櫓、多聞櫓が放火による消失の憂き目に遭い、
それが影響したのか国宝ではなく重要文化財の指定に留まった。

放火の犯人は3年後に逮捕され、
他にも散々、放火やら何やらの余罪があったらしく、
6年後に死刑になった。

許せないと思うと同時に、かわいそうとも思う。
大抵こういう奴というのは家庭環境に恵まれずに育って、
屈折した心を持たされる。
そうして大人になって、訳の分からん事件を起こすのだ。
この辺は育った本人でないとその辛さ、苦しさは分からないだろう。
だからといって、罪が許されるはずもないのだが、
かわいそうと言えばかわいそうだ。
別のところに生まれ、温かい家庭環境の下に育ったなら、
こんな事件は起こさず、朗らかで幸せな人生を歩めたのかもしれないのだから。

まぁこんなことは、僕自身が何の被害にも遭ってないから、
ニュートラルな気持ちで考えられるというだけなんだけど。

城内を進んでいると、どうしても9年前を思い出す。
あの時は大学時代の恋人、友人たちと訪れ、
「確かこのあたりで写真を撮った気がする」とか、
「この辺にふたりで座って写してもらったな」とか、
そんなことばかりが頭をよぎった。
未練とかそういうものではないけれど。

城内には様々な文書や刀剣、甲冑などが展示されている。
毛利の名将、小早川隆景着用の鎧などもあり、
戦国ファンには見どころの多いお城だ。
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天守の最上階まで登り、道後温泉を遠望してみた。
本館を探したけれど、見つけられず、
100円式の望遠鏡を使って、ようやく発見した。
背の高い温泉ホテルの間に、申し訳なさそうに埋もれていた。
漱石の頃には、堂々たる本館の姿がハッキリ見えたのだろうか。
だとすれば、つまらない風景になったものである。

名残惜しい気持ちのまま、松山に別れを告げ、
鈍川温泉に向かった。
到着したのは夕方5時頃だった。
もうすっかり暗くなっていた。
「鈍川温泉ホテル」に入湯、料金は400円だった。

無色透明のお湯は、ラドンを多く含んだ「アルカリ性単純温泉」と表記があった。
が、湯温が20℃なのに単純温泉というのは妙だ。
単純温泉の定義は「泉温25℃以上」でなければならぬはずで、
恐らく何かの成分が一定値以上含まれた冷鉱泉なのではないかと思われる。
それがラドンなのだろうか。

水風呂として、源泉風呂が設置されていた。
水風呂の苦手な僕は、入れなかった。
内湯、サウナに、小さな木風呂の露天がひとつあった。
朝7時~夜9時まで、立寄りを受け付けているのは心強く、
料金も400円と安価なところに好感を持った。

新居浜でうかい氏と合流した後は、
居酒屋「一」というところに連れて行ってもらった。
新居浜名物(愛媛名物?)の
「ふぐざく」、「たちうお」、「しゃこ」、「ザンキ」などを食べた。
俺的には、たちうお、しゃこ、ザンキがうまかった。
ザンキというのは、鶏の唐揚げのこと。
関西以西でザンキというのか、四国での表現なのかよく知らない。

寝不足気味のうかい氏は、日本酒(焼酎?)をひと瓶飲んで、
後半はあまり喋らなくなっていた。
相当眠かったらしい。
その隣で僕は、出てくる料理をウマイウマイとはしゃぎながら、
ことごとく完食した。
先に挙げた名物料理の他、
チーズカツレツ、ざるどうふ、もう一個ナントカとうふ、
揚げ出し豆腐、お茶漬けも食べた。
飲んだものはラムネ2本と、ウーロン茶一本。
我ながらよく食うもんだ。
それにしてもうまかった。
居酒屋にはなかなか来ないから、こういう料理はたまに新鮮で良い。

うかい氏は僕が来るというので、
彼なりに部屋を一生懸命片付けてくれていた。
ニャンコロが2匹いた。
グレーのあずきくんと、キジトラのかなたちゃん。
あずきくんは思いきり人懐こくて、
僕が部屋に入ったとたんにニャアニャアとくっついてきた。
一方かなたちゃんは、出窓に逃げ込み、
こっそりと僕の様子を伺っていた。

でも不思議なことに、かなたちゃんは、
僕がベッドに入ったとたんにベッドに乗ってきて、
ゴロゴロ喉を鳴らして甘えてきた。
いったいどうなってるんだ?
そのままずっと朝まで、僕と同じ布団で一緒に寝て、
翌日起きてみると、またよそよそしくなっていた。
人嫌いな訳でもなく、人懐こいわけでもなく、
あんな不思議な猫には初めて会った。

まぁ、どっちもかわいくて良かった。
僕はいつの間にか彼らに名前を付けて呼んでいた。
両猫とも同じ名前、「ゴロジロウ」と名付けてやった。

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2006年11月23日 (木)

11/23 日本一周140日目(松山市)

1123 ☆今日の概要☆

・大黒屋(和食処)
・鷹の子温泉(通算450湯目)
・川内温泉「さくらの湯」(451湯目)

★本日の走行キロ 0キロ

☆今日のオススメ☆

・大黒屋
・たかの子温泉
・川内温泉「さくらの湯」

☆今日の詳細☆

午後から、中学の同級生うかい君に会った。
中学卒業以来の再会だから、実に15年振りになる。
メガネからコンタクトに替えた以外はほとんど変わってなかった。
聞けば体重もほとんど変化していないらしい。

「懐かしいなぁ、おい」と笑い合い、彼の車に乗り込むと、
まずは昼飯に「大黒屋」というお店に連れてってくれた。
大黒うどんと鯛釜飯のセットが良いだろうというので、それにした。
Img_3037 Img_3038
うどんが意外なボリュームを見せて、
あとから出てきた鯛釜飯を一人で平らげることが出来なかった。
釜飯、淡白な味でけっこうイケてた。
うどんも天かすと汁の濃さがマッチしててうまかった。
そしてこのお店では、うかい君に奢ってもらっちゃった。
うかい君、ありがとう☆
ごちそうさまでした。

食後はうかい君オススメの「たかの子温泉」へ。
道後温泉よりツルツル度が上で、
少しグレーに濁っている感じがした。
泉質的にはアルカリ性単純温泉なのだが、
ナトリウムと炭酸水素の成分が多いために
ツルツル感が強いのかもしれない。
PH値は9.3と比較的高め。
四国にはアルカリ性の強い温泉が多い。
何となく埼玉の秩父周辺に傾向が似てる気がする。

大浴場の他、露天風呂、サウナ、薬草サウナなど、
施設は多岐にわたった。
これで料金は500円。
良い温泉で、松山に住んでいたら足繁く通ったことだろう。

長湯を楽しみながら、
お互いのこれまでの遍歴、恋愛、
それぞれが知る同級生の近況など、
話は尽きなかった。
何せ15年振りに会ったのだ。
いくらでも話すことはある。

もうひとつ温泉をはしごした。
東温市にある川内温泉「さくらの湯」。
向かっている途中で雨が激しくなり、
まるで台風でも来たかのような暴風雨だった。
そんな中、ふたりで露天に浸かり、仕事の話などした。

「さくらの湯」の泉質は、「ナトリウム-炭酸水素塩泉」。
たかの子温泉よりもさらにツルツル感が強かった。
岩手の新山根温泉、石川・輪島のねぶた温泉のように、
シリコンチューブをいじっているようなクネクネ感があった。
循環してさえこのツルツル感なら、
源泉そのままならどれほどなんだろうと思った。

明日はうかい君宅にお世話になる。
人懐こいニャンコロが2匹いるようなので、
今から非常に楽しみだ。
また、落語の練習相手にもなれるようなので、
そっちも楽しみ。
いったいどんな感じでやるんだろう。

金、土とだけお邪魔しようと思っていたら、
「出来れば日曜日も空けとってや。
 連れて行くところがわんさかあるから」
とパソコンにメッセージをくれた。

ありがたい話である。
僕は大して人徳のある男でもないのに、
どうしてこんなに、みんなみんな、
僕に心を尽くしてくれるのだろう。
うれしい。
本当にうれしいけれど、
僕はそのみんなの想いの、
十分の一さえお返しが出来ているのかどうか、
そこがいつも心細くてならない。

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11/22 日本一周139日目(宿毛~松山)

1122 ☆今日の概要☆

・愛南町・山出憩いの里温泉(通算449湯目)
・宇和島城
・道後温泉本館

★本日の走行キロ 169キロ

☆今日のオススメ☆

・山出憩いの里温泉
・宇和島城
・道後温泉本館

☆今日の詳細☆

温泉ガイドブックを眺めながら、
朝風呂に選んだのは愛媛県愛南町にある
「山出(やまいだし)憩いの里温泉」。
源泉を循環せず大切に使っているらしいところが気に入った。
宿毛市から国道56号線を西北に進み、
県道46号線を山方に入っていったところにある。

まるでお城のような外観の建物は、隣接の交流センター。
そのすぐ脇に「やまいだし温泉」と看板が出ていた。
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料金は250円と安価。

変わったタイプの内湯だった。
脱衣所には浴室への扉が左右に二つあって、
それぞれが別の内湯に繋がっていた。
左の内湯の方が多少、大きめである。
まるで男女別の内湯だったものを、すべて男性に開放したような形。
変わっていると思った。

左の大きい方に入湯した。
無色透明のお湯は、かすかに硫黄の香りがした。
2つの内湯を分かつ壁に蛇口が2つ付いていて、
ひとつは恐らく加熱した源泉。
もうひとつは源泉そのままの冷泉。
それぞれ、勢い良く湯船に注がれていた。
アルカリ性の強い(パンフには10.5と記載)冷鉱泉で、
冷たい源泉に近寄ると、より強く硫黄の香りがした。

山出から宇和島へ向かう県道46号は、印象的な道だった。
いくつか小さな集落を通るのだが、
そのことごとく、田畑を石垣で囲っていて、
まるで石垣付きの棚田だと思った。
Img_3022

こんな風景は、つげ義春の絵で見たことがあって、
一度実際に眺めてみたいと思っていた。
つげさんの描いた風景がこの集落のものかどうかは分からないが、
期せずして見ることが出来てよかった。
(つげさんの本を家に忘れて、たびたび後悔している。
 通りがかった古本屋でたまに探したりするものの、なかなか置いてない。
 つげさんは、その温泉に対する価値観に大いに共感するところがあるし、
 失われゆく日本の大切な風景をたくさん絵に残していて、素晴らしい作家だ)

印象的な集落を過ぎると、途端に細い山道になった。
車がすれ違えないくらい細くて、
奥秩父あたりの林道を思い出した。
気が遠くなるくらい長く続いて挫けそうになった。
宇和島に行くなら、愛南町まで戻って、
国道を使う方が良かったかもしれない。

宇和島城に着いたのは、午後3時半。
「城山公園」という名前だった。
国道を走っていてもさっぱり
「宇和島城」の看板が出てこないので、探すのに手間取った。
「城山公園」だけでなく、ちゃんと宇和島城と表記した方が良いと思う。

お城の閉館が午後4時と聞いて、焦った。
何ぼなんでも4時半、5時までは開いてるだろうと甘く見ていたのだ。
もう時間ギリギリではないか。
城門をくぐったのが3時39分、
急いで石段を駆け上がった。
慢性的な運動不足に加え、病み上がりでは
石段ダッシュも30秒と持たなかった。
すぐにゼエゼエと息が切れだし、
マラソンやってる時みたいに喉が痛くなった。

ここまで来てお城を見れないのはあまりにも悔しい。
宇和島は地元仙台の伊達家から分家した繋がりがあるのだ。
また、現存天守12城のうちのひとつでもあるのだ。
ぜひ中に入って眺めたい。
(現存天守制覇は、いつの間にか
 自分の中で旅の目的のひとつになっている)

喉の痛みに耐えつつ本丸までのぼり、
ようやくたどり着いた。
こじんまりとした3層3階の天守閣。
外観はまるで違うが、規模としては弘前城くらいの大きさだ。
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僕がこの日最後のお客さんとなった。
料金は200円。
城内の壁には、他のどのお城もそうであるように、
日本各地のお城の写真と説明を掲示していた。
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現在の天守は、1750年頃から残っているのだという。

観覧し終わって、受付のおじさんに話を聞いてみた。
仙台から来たと言うと、親しげに話してくれた。
スネークマンショーの伊武雅刀が70くらいになったら
こんな感じになるだろうかという感じのおじさんだった。

現存天守12城のうち、3分の1にあたる4城が四国に固まっていて、
これは要するに四国ではさほど空襲が激しくなかったということだろうかと尋ねた。
「いや、宇和島の城下も3分の2は空襲で焼けたんです。
 お城は見てのとおり山の上にありますから、
 それで助かったんですね。
 麓の方の門なんかはやっぱり焼けてしまいましたね」
ということだった。
高知城や丸亀城も同じような感じなのだろうか。

宇和島城を見た後は、高速に乗って松山市へ。
さっさとホテルにチェックインしたくて、高速を使った。

ホテルで一休みした後、
勝山駅から、古びた市電に乗り込む。
道後温泉本館に向かったのだ。
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9年ぶりに入る道後温泉。
当時僕は21歳で、大学4年になる直前だった。
その頃付き合っていた彼女と、もう一組のカップルと、
小学生からの同級生まりん、の5人で訪れた。

道後温泉本館。
言わずと知れた、道後温泉のシンボルである。

夏目漱石や代々の天皇も入湯したという、由緒ある建物だ。
まるでお城のような重厚な造りで、
国の重要文化財にも指定されている。

本館に近づくに連れ、
こうしてまた再訪出来たということに、
心の深いところからの感謝が湧き上がってきた。
本当に有難い。
僕は実に恵まれている。
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「あらぁ、木の湯桶持参かい、懐かしくていいねぇ」
幾人かのおばちゃんに声を掛けられ、
僕はそのたびに微笑って、軽く会釈した。

9年前には280円だった神の湯の料金も、今では400円。
でもそれ以外は、記憶と変わるところは全くなかった。
Img_30301

1階・神の湯は、東浴室、西浴室と分かれていて、それぞれが石造り。
湯船のど真ん中に大きな石の湯釜があるのが印象的だ。
何やら古めかしい文字が刻まれているが、
当然、何が書いてあるか読めない。
天皇がどうとか言っているようだ。
湯底が少し深くなっていて、まともに座ったのではお尻が付かない。
湯温は42℃といったところか。
48℃の源泉が、恐らくそのまま湯船に溢れているのだろう。
塩素消毒しているとのことだったが、匂いはさほど感じない。
洗い場は13あり、すべてシャワーが付いている。
シャンプーなどの備えはないが、共同浴場とはそういうもので、
シャワーが付いているだけでも、充実の極みである。

地元の人が多数通い、観光客も続々訪れる。
建物のこの重厚感、豪壮感。
Img_30311
9年前に入って以来、約400の入湯を重ねてきたが、
ここはやはり横綱クラスの温泉だと改めて感じた。
松山に連泊するうち、あと1,2回は訪れたい。

いい気分でお湯から上がったし、
ラーメンでも食べて帰りたくなった。
スッキリ醤油味の中華そばが良い。
そう思って、
本館向かいのアーケードを真っ直ぐ通り抜け、
もうひとつの共同浴場、「椿の湯」を右手に見ながら、
さらに少し進んだところにある、
「いよ狸」という居酒屋兼ラーメン屋に入った。

イメージ通りの醤油味中華そばに大満足。
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多少こってり感もあり、チャーシューも厚切りで美味。
チャーシューメンを頼んでも、大満足できると思う。
ここはオススメしておく。

深夜には「水曜どうでしょう」を見るつもりだったのに、
0時前に布団に入り、朝8時までグッスリ寝てしまった。
ホテルでこういう健康的な寝方をしたのは、
旅が始まって以来、初かもしれない。
おかげで翌朝は、体にエネルギーが漲って
充実しているのを感じることが出来た。
早寝早起きって、こんなにも気持ち良いもんなんだ。

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11/21 日本一周138日目(四万十川~宿毛市)

1121 ☆今日の概要☆

・四万十川(佐田の沈下橋)

★本日の走行キロ 36キロ

☆今日のオススメ☆

・佐田の沈下橋

☆今日の詳細☆

昼過ぎまでバタバタとお仕事。
それが終わってから、四万十川を見に行った。

郵便配達のおじさんに沈下橋の位置を尋ねると、
国道を行く道と県道を行く道とふたつ、教えてくれて、
「どちらから行っても佐田の沈下橋には…」
 そう言ってひと呼吸置き、
「めぐり合えます」と素敵な表現をした。

沈下橋は四万十市街から程近いところにあった。
車で10分も走っただろうか。

幅は広いが底の浅い、なだらかな川が流れていて、
それが四万十川。
その川の上に、欄干のない長い橋が掛かっている。
佐田の沈下橋である。
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車がすれ違うにはちょっと狭く、勇気が要るかもしれない。

欄干のない理由は、
大雨等による増水時に流木や土砂が引っ掛かったりして、
橋が壊されたり、あるいは川の水が塞き止められて、
洪水になるのを防ぐためである。
万一壊されても、修復が安価で容易だという面もあるらしい。

気持ちの良い場所だった。
天候が良かったのも大いに関係しているだろう。
この日の四万十は穏やかな晴れで、
沈下橋には時折車が通る程度で、
他に機械的な音もなく、
ただ、川の静かに流れる音、鳥の声、
そのくらいしかなかった。

僕も一旦、車で橋を渡り、そのたもとに車を停め、
今度は歩いて橋を渡ってみた。
水面からの高さはおよそ5メートルくらいか。
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端っこを歩いてみるとやはり恐い。
ちょっと誰かに押されたら、そのまま川に落ちてしまう。
清流、と言われるだけあって、四万十川はきれいだった。
川底の小石がハッキリ見えた。
まぁ、水深が浅いせいもあると思うけど。
少し深くなっているところでは時々魚の跳ね上がる様も見た。

橋のたもとから河原に降りることが出来た。
水量の少ないせいで、河原は川の中ほどまで続いていた。
僕はそこまで歩いていった。
具合の良い石を見つけ、そこに寝転がってみた。
寝転がって爽やかな秋空と、紅葉を始めた山と、
佐田の沈下橋をぼーっと眺めた。
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そういえばこういう瞬間はしばらくなかったな。
まるで温泉に入るみたいに、自然にどっぷり浸かって、
陽射しの温かさ、ツルツルとして滑らかな石の感触、
せせらぎの音、自分の呼吸。
目を瞑って様々な五感を楽しんだ。

この後、足摺岬まで行こうと思ったが、
夕闇も迫っていたし、四万十だけで十分満足したので、やめておいた。
心身が疲れていたのもあったし、
ホテルでやっておきたいことがいくつもあった。
そういうわけでこの日は四万十川だけで終わり。
夜は宿毛市のホテルに入った。

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11/20 日本一周137日目(高知市~四万十市)

1120 ☆今日の概要☆

・テンテンさんと穀物学校で昼食

★本日の走行キロ 147キロ

☆今日のオススメ☆

・穀物学校

☆今日の詳細☆

高知を発つ前に、もう一度
テンテンさんと会おうという話になった。
お友達も同席で、お昼を食べた。
高知市内の「穀物学校」というお店。
木造の雰囲気を出して、落ち着いたお店だった。
僕はビフテキを頼んだ。

ビフテキといえば銀河鉄道999だ。
あのマンガではしょっちゅう、哲郎がビフテキ、ビフテキと言っている。
で、俺はどうも人から「哲郎に似てる」とよく言われる。
多少不満ではあるんだがw、
まぁそういうわけで(何がそういうわけだw)、ビフテキを頼んでみた。
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テンテンさんたちは和風の定食を注文していた。

結構ボリュームのあるお店で、
テンテンさんたちは食べきれずに、
僕にいろんなものをくれた。
サラダとか、ちらし寿司とか、杏仁豆腐とか。
万年胃拡張気味の僕は、喜んでガンガン食べたけど。
で、食事にはジェラートまで頼んだりして。
このジェラートがまた、すごい量。
イメージしてたより3倍くらい来た。
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こちらも大満足。
ビフテキと合わせて値段は2000円くらいだったかな。
贅沢な食事で、この頃は痛風とか糖尿が心配になってきた。

市内のツタヤで、テンテンさんたちとお別れ。
やっぱり名残惜しかったなぁ。
仙台と四国じゃホントに遠い。
次はいつ会えるか分からないからね。
テンテンさんに、桂浜で買った坂本龍馬のステッカーを
車のリアに貼り付けてもらった。
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だんだん、ステッカーの数も多くなってきた。
ずいぶん抑え気味にはしてるつもりだけど。
俺的には温泉マークのステッカーが欲しいんだが、
なかなか見つけられない。
売ってるとこ知ってたら教えてください。

テンテンさんたちと握手でお別れした後は、
国道56号をひたすら南西へ。
宿泊先の四万十市に着いたのは夕方になってから。
途中、佐賀温泉とかいう温泉に入ろうと思って
駐車場まで入ったくせに、
なんか気が乗らずに出てきてしまった。
理由は分からない。
病気がちになって以来、温泉からはちょっと遠ざかる日々だ。
四国に入ってから、10湯も入ってない。

ホテルに入ってからは仕事+ブログの更新。
なんだかんだいって、僕の旅は結構忙しい。

夜、仙台の陽子さんから電話があった。
僕のブログをいつも読んでくれているらしくて、
れいの父方の先祖供養の話に関連したお話をしてくれた。
陽子さん、どうもありがとうございました☆
今後も、何か耳寄りなお話があればお願いします(^o^)丿

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2006年11月20日 (月)

11/19 日本一周136日目(高松市~高知市)

1119 ☆今日の概要☆

・喜多方ラーメン「麺小町」
・長岡温泉「龍馬の湯」(通算448湯目 スーパーホテル高知内)

★本日の走行キロ 190キロ

☆今日のオススメ☆

・「麺小町」

☆今日の詳細☆

午前中、10時頃までいづかさん宅にお邪魔していた。
喉の調子が悪いのを見かねたいづかさんがヒーリングをしてくれた。
昨日の手相の件のことで、ひとつ興味深い話をしてくれた。
「多分、父方の先祖供養をしてないから芳しくないんじゃないか」
というような話だった。

確かに僕は父方のお墓参りなどにあまり行ってなかった。
というか両親が離婚して以来、父とあまり縁が無いため、
どこに父方の墓があるのかさえ知らない。
また、お寺や神社に行って先祖供養を願う時も、
母方の先祖のことばかり念頭にあって、
父方の先祖のことなどは全く頭に無かった。
僕の中でほとんど存在してなかったに等しい。
自分の半分の血統を、意識せずにいたわけだから、
そりゃあ人生もパッとしないはずだw
(いや、他の人からみたらパッとしてるのかもしれないけどw)

この話は、なるほど、と思った。
いい話を聞いたと思った。
いづかさん、ありがとうございます☆
たくさんお世話になった上、
僕の盲点まで指摘してくれて、
本当にありがとうございました☆

いづかさんと握手でお別れしたあと、高松の街に出た。
少しお仕事に勤しみ、夕方近くなって再び高知へ移動した。
明日からはまた旅の再開。
とりあえず四万十を目的に定めた。

夕飯は高知駅構内の喜多方ラーメン「麺小町」で。
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何も高知まで来て喜多方を食すこともあるまいに、とは自分でも思うけど、
高知駅界隈には食事処が少なく、他に選びようが無かった。
それに喜多方ラーメンは大好物だし。

しょうゆ味で麺は太く、
チャーシューも豚バラがしっかり7枚乗って、
意外に(失礼!)しっかりした喜多方ラーメンだった。
高知に住んでいたら、ちょくちょく通ったかもしれない。

本日のお宿は、高知のスーパーホテル。
珍しくスーパーホテル系列を楽天トラベルで予約できた。
初めて利用したんだけど、
設備も揃っていて、確かに快適ではある。
でも、何となくサイバーな感じがするというか、硬質的というか、
人のぬくもりが薄い気がする。
俺的にはα-1とかの方が好み。
具体的に何か不満があるわけではないのだけど・・・。
明日、朝食が無料だというので行ってみるつもり。

ところでこのホテルは天然温泉付きだ。
その名も「龍馬の湯」。
温泉があるから敢えて選んだというのもある。
源泉名は長岡温泉といい、
泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。
循環、塩素消毒はしているものの、
ツルツルしてなかなか良い温泉だった。
小浴場という感じで、洗い場は3つ、
湯船も4,5人入れば満員だ。
男女で時間交代制で、男性の方に多く時間を割いている様子。
何気に高知に入ってから、初めての温泉だ。

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11/18 日本一周135日目(高知市~香川県高松市)

1118 ☆今日の概要☆

・高松へ戻る
・4月インド組と再会
・再び、焼肉「喰樽」へ。

★本日の走行キロ 149キロ

☆今日の詳細☆

今日は4月にインドで出会ったメンバー5人と再会する日。
先日お世話になったほたるさんに、
高松組の大黒さまといづかさん、
そして、東京からはキッドさんが来る。
キッドさんとお会いするのは6月以来だから約4ヶ月ぶり。
夕飯はまた、あの超豪華焼肉「喰樽」に行くらしい。

喉の痛みと咳と鼻水が続いている。
免疫力が落ちているのか、眠っても快癒しない。

昼、高知市内でよく見かける
「しなとら」というラーメンのチェーン店に入った。
「新チャーシューメン」と「ギョーザ」を注文。
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こんなもんがガッツリ食えるんだから病人らしくない。
ウチの彼女が言うように、
もしかして「病気」じゃなくて、「浄化」なのだろうか。

一旦、道の駅「南国」に入り、
車内でせっせと旅日記を書いていた。
溜めてしまうのは良くない。
どうしてもやっつけ仕事みたいな感じになる。
っつっても、溜めるのも致し方ないんだけど。
1時間半ほど掛かって2日分書き上げ、
高知道、高松道と経て再び高松入りした。

いづかさん宅で久しぶりに5人で再会し、
すぐさま車に乗り込み、焼肉「喰樽」へ。
ディクシャギバーが狭い車内に5人も集まると、
さすがにエネルギーが充満するのか、
鈍感な僕も頭頂部に軽い痛みを感じた。

(スピリチュアルに関心のない人にとっては、
 こういう部分の文章はとっつきにくいだろうなぁ…
 実はこのブログ、純粋に旅日記に徹するか、
 関心のあるスピリチュアルやその他のことも混ぜ込んでいくか、
 結構悩みながら書いています)

しかし俺ら5人はホントにすごい。
普通、ディクシャギバーって言ったら、
肉魚は食べない人がほとんどだと思うのに、
そんなことは全くお構いなしにガンガン食べる。
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僕も全く躊躇しない。
うまいうまいと次々肉片を口の中へ放り込んでいく。

前回同様、僕には高級すぎるお肉である。
噛んだ瞬間に肉汁がジュワっと広がるあの感覚はホントたまらない。

例の萌え系店員さんは今日もいた。
髪の毛をアップにしていたから、
前回よりはちょっと大人っぽかったかな。
やっぱりみんなに大人気。

東京から来たキッドさんがほんのちょっとしたことで大爆笑して、
今夜はまるで大黒さまがふたりいるような感じに賑やかだった。

いづかさんがみんなの手相を見だしたので、
僕も見てもらった。
結果、霊格が低いとか、金運がまるでないとか
散々なことを言われて、さすがに凹んだ。
どっかいいところはないのかと迫ったら、
お尻がプルプルしてるのが良いとか、
しょうもないことしか言ってくれなかった…。
うーんw

「3人は県外から来たんやから」、ということで、
何と今回も大黒さまといづかさんに奢ってもらってしまった。
こんなに奢ってもらって良いのだろうか。
もちろん有難いのだけど、
身に余る恩恵に浴することに慣れておらず、
どうしても恐縮するというか、申し訳ない気持ちが出てきてしまう。
きっと、素直に喜んで良いのだろう。
いづかさん、大黒さま、今回もごちそうさまでした。
本当にありがとうございました☆

焼肉後は、いづかさんちで集まって少しお話をした。
ほたるさんはいづかさんのヒーリングを受けて、
だいぶ楽になったようだ。
お仕事のストレスがだいぶあるらしい。
ほたるさん、お疲れさまです。
あまり無理はしないでくださいね。

僕はどうも大黒さまを見ると、腕や背中に触りたくなる。
あの人は何となくホンワカしたオーラが体全体から出ていて、
近くにいるとすごく安心するのだ。
体から70センチくらい離れたところまで、
何となく見えない体がある感じがする。
本当に大黒さまみたい。
何をやっても認めてくれるというか、そんな感じがする。
大黒さま自身、1年のうちほとんど怒りの感情が湧かないのだという。
たとえ湧いたとしてもそれを外に出すことはまず無いと言っていた。
すごい話だ。

キッドさんとももっとゆっくりじっくり
いろいろお話したかったな。
東京に行った際にはご自宅に遊びに行きますので、
よろしくお願いします☆

30分くらい5人で談笑した後、
ほたるさん、大黒さま、キッドさんは車で帰っていった。
僕はまたいづかさん宅に泊めてもらった。
本当にお世話になりっぱなしである。

お風呂に入らせてもらって、少し話をして、
用意してくれていた布団に入って寝た。
広い部屋なのに、何故か安心して朝までグッスリ寝た。
やはり何か良い波動というか、安心出来る何かがあるんだろうな。

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11/17 日本一周134日目(高知市)

1117 ☆今日の概要☆

・高知城
・「功名が辻」展

☆本日の走行キロ 0キロ

☆今日のオススメ☆

・高知城

☆今日の詳細☆

昨日までは喉が痛かったが、
今日はそれが治まった代わりに軽い咳と鼻水が出た。
まるで日替わり弁当のように、違った症状に襲われている。
まぁすべて大したことはなかったんだけど。
腹痛は結構きつかったかな。
でもそれも今ではすっかり治ってしまった。

お昼過ぎくらいまで日記の更新を頑張り、
それから、高知城に出掛けてみた。
ホテルでチャリンコの無料レンタルをしていたのだ。
本当は街を走る市電で行こうかとも思ったのだが、
乗り降りとか面倒そうなので、チャリンコにした。
「さくらホテル」からお城まではチャリで大体10分くらい。

登城の前にお昼を食べた。
中華料理が良いと思い、繁華街、アーケード街を
さまよい歩いてみたものの、なかなか見つけることが出来なかった。
どうも関西以西では中華料理店が少ない気がする。
恐らく俺の見つけ方が下手くそなだけなんだと思うけど。

お城近くの小道を少し入ったところにある、
中国人経営の中華屋を見つけてそこで食べた。
「バカボンド」を初めて読んだ。
なかなか面白そうだね、あれ。
ミニチャーハンと、チンジャオロースーをいただいた。
こちらもそれなりに満足。

高知城は数少ない現存天守12城の1つ。
12城のうち、4城が四国に集中している。
高知城、伊予松山城、丸亀城、宇和島城。

その他、現存天守を列挙していけば、
弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、
彦根城、姫路城、松江城、備中松山城となる。

そのうち、松本、犬山、彦根、姫路が国宝。
僕はこのうち7城に登った。

さて、高知城。
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今まさに、全国一タイムリーなお城だろう。
今週末の「功名が辻」では、
いよいよ山内一豊が土佐に入国してくる場面だ。
テレビの影響はやはり大きいようで、
城内は観光客で溢れていた。
追手門外に山内一豊像、
Img_2970
門をくぐると板垣退助像があった。
さらに石段を登って天守に近づくと、
右手に金10両の名馬と共に、千代の銅像が。
Img_2974

ちなみに追手門と天守閣を一枚の写真に同時に収められるのは、
全国でも高知城だけらしい。
Img_2972

この辺はあまり空襲に遭わなかったのだろうか。
けっこう城郭の建物が現存している。

4層6階の高知城は、一豊が建てた時のものではなく、
1700年代にいちど火災で焼けて、
その後すぐに立て直したものだと書いてあった。
創建当時のお城を忠実に復元し、
その後は今の状態のまま現代まで残っている。
Img_2977
一豊の前には、四国の覇者、長宗我部元親がいたはずだが、
今ではすっかり一豊・千代夫妻の前に影を潜めている。

城内の階段は勾配が急だったが、
丸岡城や彦根城ほどではなかった。
あちらは本当に急で、僕でさえ足がすくむほどだった。
階段が急といえば、比叡山延暦寺の文殊堂。
あそこの階段もすごかった。
これまでの旅の中で、文殊堂の階段がベストオブ勾配だ。

高知城は僕はなかなか好きなお城だ。
天守閣のてっぺんまで登ると、
しっかり高知市内が一望できた。
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小高い丘の上に立てられているから、
付近に多少高いビルが建ってもこれなら大丈夫だ。
平成の今でも、昔と変わらぬ風情で市内を見守っている。
生活の折々、お城を振り返る市民の気持ちはどんなだろう。
地元を誇りに思う気持ちってこういうところから出てくるのではないかと
僕は思うのだが。

それを思えば、我が地元仙台は、本当に情けない。
あれだけ伊達の歴史を誇っておきながら、
城のひとつも復元しない。
市民として実に不満だ。
奥州の覇者として名を馳せた、
全国屈指の名将、伊達政宗の足跡が、
あのちっぽけな2階建ての隅櫓のみとは…。
僕は仙台にかれこれ25年も住んでいながら、
大して愛着が湧かずにいるのは、
そんなところに原因があるのかもしれないと考えるのは、
さほど的外れな考えでもない気がする。

お城を降りて、大河ドラマ館に行ってみた。
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オープニングのサントラが鳴り響く館内には、
出演者が撮影で着用した着物などが展示されていた。
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上川隆也、永作博美、浅野ゆう子などなど・・。
ここのメインは何と言っても、
千代役の仲間由紀恵が実際に着た打掛を羽織って、
記念撮影が出来るところだろう。
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僕は一人旅で、まさか自分が打掛を羽織るわけにも行かず、
仲間由紀恵が着たのなら、きっといい匂いがしそうだなぁなどと、
ヲタっぽいことを思いながら、
ヘタレなので実際には匂ったりなどは出来なかった。

お城と大河ドラマ館を見ただけで、
あたりはだいぶ暗くなってきた。
少し肌寒くなった市内をチャリンコ飛ばして帰り、
ホテル近くの「きぬうどん」というお店で、
肉掛けうどんを食べた。
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ホテルに戻った後は、また日記の更新に勤しんだ。
ようやく、追いつく目処が立ってきた。
次に泊まるホテルでは、大量の画像更新をするつもり。
旅日記の毎日更新って、やりはじめたは良いが、かなり大変だ。
って130日以上も経ってから気付くなよってか。

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11/16 日本一周133日目(高知市)

1116 ☆今日の概要☆

・ハンバーグ「ハングリーベアー」

★本日の走行キロ 16キロ

☆今日のオススメ☆

・「ハングリーベアー」

☆今日の詳細☆

ほたるさんの出勤とともに僕もほたるさん宅を出た。
お昼を一緒に食べる約束をしていたので、
それまで僕は、溜まりに溜まった洗濯物を
コインランドリーで全部洗った。

それからお仕事を少しやっているうちに
ほたるさんから連絡があって、再び合流した。

連れてってくれたのは、
ほたるさん行きつけのハンバーグ屋さん。
名前は「ハングリーベアー」。
ご家族でよく足を運ぶらしい。
ほたるさんと同じく170グラムのハンバーグセットを注文した。
お肉の質は全然違うけど、
形状的には、どこかのチェーン店でやってるような
大俵ハンバーグみたいな感じだった。
モコモコと丸いハンバーグが鉄板の上に乗っていて、
それを店員さんが半分に割って、焼いてくれた。
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ソースは甘口、辛口と2種類あって、
自由に掛けて良い。
ご飯もお替り自由ということで、有難く2皿食べた。
実に柔らかいお肉で、店員さんが焼いてくれた後も、
結構レアな感じの焼き加減で良かった。

昨晩に引き続き、またもやほたるさんに奢ってもらった。
重ね重ね、本当にご馳走様です。
ありがとうございます。

食後はほたるさん宅に戻り、
お互いの仕事の話などをした。
僕の日本一周の仕方、継続資金の作り方を聞いて、
ほたるさんは非常に感心し、
「いや、はむくん、それは絶対面白いよ!」と言ってくれた。

僕もほたるさんのお仕事に興味津々。
収入源を一本に絞っているのは確かに危険な話なので、
僕も帰仙したら、何か別の方法も考えようと思っている。

ほたるさんとは夕方近くに別れ、
僕はその足ですぐホテルにチェックインした。
「高知さくらホテル」。
部屋の狭いホテルだが、僕はこのくらい狭くても大丈夫。
必要なものは揃っているし、LANもちゃんと繋がる。
値段は若干安価で4000円。
全く問題なし。
名前がかわいい。
「さくらホテル」なんて、
村上春樹の何かの小説に出てきた「いるかホテル」みたい。

ホテルに入った後は朝まで引き篭もり、
洗濯物みたいに溜まりに溜まった日記の更新に勤しんだ。
なかなかサクっとは書けないものだ。

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2006年11月19日 (日)

11/15(水) 日本一周132日目(高知市)

1115 ☆今日の概要☆

・桂浜
・土佐犬の子犬にさわる
・龍馬記念館
・ひろめ市場
・寿司「きらく」で超高級お寿司を奢ってもらう☆
・ピアノバー「エルレロ」
・ほたるさん家泊

★本日の走行キロ 23キロ

☆今日のオススメ☆

・桂浜
・土佐犬の子犬
・寿司「きらく」
・ピアノバー

☆今日の詳細☆

朝、7時頃目を覚ました。
テンテンさんのお子さんと挨拶程度に会話をして、
あとはテンテンさんが起きてくるまで、
せっせと仕事をやっていた。

10時頃、テンテンさんのお友達が来て、
3人で桂浜に行った。
桂浜といえば土佐の英雄、坂本龍馬である。
巨大な銅像が太平洋を見渡していた。
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桂浜は砂浜というより、砂利浜だ。
シャクシャクと音立てる浜を踏みしめながら、波打ち際に近寄った。
海は透明度が高く、かなりきれいだった。
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どうして街に近いのにこれだけの綺麗さを維持できるのだろう。
敦賀の「気比の松原」の海でもそう感じたのだが、
仙台の荒浜あたりと比べると、誇張でなく雲泥と思ってしまう。
水面を間近に見ては感嘆し、高台から見下ろしてはため息をついた。
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波がおとなしいとは言えない。
ひどく激しい訳でもないが、波は唐突に高くなったりして、
遊泳は禁止されているようだ。

浜から去る時に、
高知名物らしい「アイスクリン」というのを買って食べた。
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バニラ味のシャーベットアイスが3段くらい重なったもので、値段は200円。

土佐闘犬センターに行ってみた。
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ちょうど闘犬ショーが終わったところらしいが、
かわいそうで見てられないと思うのでかえって良かった。
20分ほど待って、今年の8月に生まれたばかりという子犬2匹と触れ合った。
子犬といってもでかい。
すでに柴犬の成犬以上にでかい。
犬に噛まれたことのある僕には恐かった。
係員さんが「大丈夫ですよ~」というので触ってみた。
ムニュムニュとしていた。
噛まれても致命傷にならないように、首の辺りの皮膚が
柔らかく伸びるようになってるらしい。
スマートなブルドッグという感じだった。
散歩から帰ってきて眠いらしく、あまり構ってくれなかった。
でも何枚か一緒に写真を撮った。
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隣の柵には9月に生まれた黒い子犬が2匹いた。
たったひと月の違いで、これだけ成長に違いがあるのかと驚いた。
3分の1くらいの大きさしかなかった。
むくむくとして可愛く、こっちとも遊びたかった。

桂浜から少し高台に上がったところにある
龍馬記念館にも行った。
おふたりは行ったことがあるとかで興味がないらしく、
僕ひとりで中に入った。
龍馬直筆の手紙や、龍馬が襲撃を受けた
近江屋の部屋にあった襖や掛軸が展示されていた。
一部に血痕が残っており、恐らく龍馬と中岡慎太郎のものなのだろう。
幕末あたりまで歴史が近くなってきても、
まだ文章はうまく読めない。
ところどころ判別できる文字がある程度で、
全体をスラスラ読むというところまでは到底行かない。

今のような文章と、昔の文章との、
ハッキリした境目は、いったいいつ出来上がったのだろう。
その辺がすごく気になる。
今から50年前の太宰の文章は読める。
150年前の龍馬は読めない。
だったら100年前の文章はどうなんだ。
あの、ミミズがひょろひょろと続いたような
和製筆記体みたいな文字が、
今のように一語一語分断され、明瞭に表示されるようになったのは、
一体いつからなんだろう。

展示物の説明書きを眺めていて気がついた。
龍馬が暗殺されたのは11月15日、何と今日だった。
139年前の今日、龍馬は暗殺されたのだ。
何という偶然だろう。
何かあると思わずにはいられなかった。
僕にはインドの風があるから、
もしかしたら龍馬に呼ばれたのかもしれない、と勝手に思ったりした。

記念館の1階で、龍馬に関するビデオを流していた。
10分程度で終わると思って見ていたら、
かなり丁寧に龍馬の生涯、時代背景を辿っていて、
なかなか終わる気配がない。
そのうちうたた寝をしてしまった。
ハッと目が覚めると、喉が痛くなっていた。
明らかにさっきとは喉の様子が違う。
この頃、恐らく免疫が落ちているのだろう。
もしかしてこのまま本格的な風邪に発展するのだろうか。

遅い昼食を食べに、昨晩に引き続き、
ひろめ市場に連れてってもらった。
夜は、4月のインドで一緒だったほたるさんと
お食事の約束をしていたので、
思いっきり食べることは出来なかった。
ポン酢でいただくネギたこ焼きを4つに、
テンテンさんのお友達が買ってきたガーリックナンをつまんだりした。
なんだかんだ言ってかなりの量食べたんだけど、
それでもほたるさんと食事に行った時には、思いっきりお寿司を楽しめた。

市内のTSUTAYAまで連れてってもらって、
そこでテンテンさん、そのお友達さんとはお別れ。
2日間のお礼を言って、握手をした。

ホントにありがとうございました。
今度どっかのうまいもんでも送ります☆

ほたるさんとお会いしたのは、
テンテンさんたちとお別れしてから数十分後。
会うなり笑顔とハグで迎えてくれて、うれしかった。
ほたるさんは、4月のインドで出会った貴重なお友達の一人だ。

ほたるさん超オススメのお寿司屋さんに連れてってくれるらしい。
その前に、一旦ほたるさん宅に行って、車1台で移動した。

連れて行ってもらったのは「きらく」というお寿司屋さん。
カウンターの向こうには、一本筋が通っていそうな、
それでいて穏やかな笑顔も見せる大将がいた。
生粋の職人さんという雰囲気だった。

メニューはすべて、時価。
まぐろも何も値段が書かれてなかった。
すぐに、高級なお店だと分かった。
僕ひとりなら、まず気軽には来れないお店だ。

ひとつネタが出るごとに、大将がネタに関する話をしてくれた。
圧巻だったのはまぐろと穴子。
あんなにとろんとして柔らかいマグロを食べたのは初めてだ。
寿司といったらほとんど回転寿司しか食べたことがない僕は、
寿司ネタの良し悪しを情けないほどに分からないのだが、
この時ばかりはさすがに分かった。
あ、なるほど、良いネタというのはこういうもののことを言うんだ。
何というか、ネタに生命力があった。

穴子もまた、すばらしかった。
本当の穴子ってこういうものなんだと思った。
口に入れた瞬間にとろけていったのだ。
穴子はたしかに柔らかいけど、それでも何度かは噛まなきゃ食べれないだろう。
それが、ここの穴子はホントに噛まなくても大丈夫なくらい、
柔らかく口の中で溶けていった。

イクラ丼もよかった。
あんなに弾力の強いイクラがあるとは。

ヒラメも印象に残った。
3貫出てきて、
それぞれヒラメの違う部分を使っているのだという。
食感の違いを楽しんでくださいと言われた。
柔らかいもの、コリコリと歯ごたえのあるもの、
同じ魚でここまで違うものか。
ほのかにゆずが香ったり、
一口ごとに違う味が染み出してくる感じで、
ああいうのもこれまでには味わったことなかった。

最後にもういちどまぐろをリクエストして、
その後、〆に玉子を食べて、大満足でお店を出た。
こんな高そうなお寿司を奢ってもらって、僕は何と幸せなのだろう。
ホントに恐縮です。
香川の大黒さまからは高級なお肉、
ほたるさんからは高級なお魚、
まるで宝くじでも当たったかのように恵まれている。
不思議だ。
こんなに恵まれるはずはないのだが。

また、お寿司の後は行きつけだというピアノバー「エルレロ」に連れてってもらった。
落ち着いた大人な雰囲気のお店だった。
こういうお店、テレビとかで見てすごく好きなんだが、
いかんせん僕はお酒が飲めないので、どうも縁に恵まれない。
きっと仙台にも、僕の好きそうなバーがたくさんあるんだと思うけど、
ホントに全くお酒が飲めないからなぁ。

インドの話とか仕事の話とか、
帰国後のこととか、日本一周のこととか、
話す話題はいくらでもあった。
ほたるさんはかなり強いお酒のストレートを飲み、
僕はさっぱりしたグレープフルーツのジュースを飲んだ。

帰りは僕がほたるさんの車を運転して、家まで帰った。
神棚のある有難いお部屋に通され、そこで就寝。
不思議と落ち着いて眠れる部屋で良かった。

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2006年11月18日 (土)

11/14(火) 日本一周131日目(日和佐~高知)

1114_1 ☆今日の概要☆

・四国23番札所、医王山薬王寺
・千羽温泉「ホテル千羽」(通算446湯目)
・室戸岬
・テンテンさんと会う
・ひろめ市場
・テンテンさんち泊

★本日の走行キロ 178キロ

☆今日のオススメ☆

・薬王寺
・千羽温泉「ホテル千羽」
・室戸岬
・ひろめ市場

☆今日の詳細☆

お昼まで道の駅・日和佐でお仕事。
それから、すぐそこにある薬王寺に参詣した。
昨晩、重厚な雰囲気の山門に心を惹かれたのだ。
お遍路の23番札所にもなっている。
Img_2809

女厄坂、男厄坂と呼ばれる階段があり、
厄年の男女が一段ごとに1円を置いていくと
厄を逃れられるという言い伝えがあるそうだ。
女厄坂が33段、男厄坂が42段ある。
司馬遼太郎の文学碑がそのことについて説明していた。
Img_2810 Img_2811 Img_2812

幾人かのお遍路さんに混じって、僕も本堂にお参りした。
目を閉じてエネルギーを感じようとしたり、こちらから送ろうと試みたりした。
Img_2814 Img_2815
「医王山薬王寺」というくらいだから、
お薬師さんの霊験あらたかなのであろう。
いつまで経っても治る気配のないお腹のことを、お願いした。
「今晩から高知入りします。
 高知には友達が2人もいて、きっとおいしいお食事が待っています。
 今のお腹の調子ではどうしたって思い切り楽しむことは出来ません。
 ですから、お願いします。お腹の痛みを治してください」
そんな感じで気持ちを込めてお祈りしてみた。
すると、不思議なことにこの日の晩から、
薬を飲まなくてもお腹が復活した。
お薬師さんは何と僕のことを目に掛けてくれているらしい。
有難い話である。

瑜祇塔(ゆぎとう)と呼ばれる、比較的新しそうな塔が
本堂のひとつ高台に聳えていた。
Img_2818 Img_2821
そこでは長野・善光寺のような「戒壇巡り」が楽しめた。
もっとも善光寺ほどの規模ではないけれど、
完全に真暗闇になる瞬間もあって、
ひとりで先へ進むには少し勇気が必要だった。

参詣の後、道の駅・日和佐の国道を挟んですぐ向かいにある、
千羽温泉「ホテル千羽」に入った。
弘法大師が発見したという伝説のある温泉。
入浴料は500円だった。
温泉本には正午から入湯可と書かれてあったが、
実際に行ってみると13時からと掲示されていた。
入り口で呆然としていると、
「少しぬるいけど、それでもいいなら入れますよ」と言われた。

浴室はかなり硫黄臭が強く、久々の感覚にワクワクした。
お湯はほんのわずかに濁っていた。
Img_2823 Img_2824
「流化水素泉」という掲示があったが「硫化水素泉」の誤植だろう。
全くぬるいとは思わなかった。
41,2度のとてもちょうど良いお湯。
ライオン顔の湯口から出ている冷水が、恐らく源泉なのだろう。
それをどこかで加熱してお風呂に流しているのだ。
効きそうな硫黄の香りが良かった。
小さいながらも露天風呂があり、こちらも源泉がしっかりしていた。
湯温が低いので加温はしているだろうが、
これだけ泉質がしっかりしているなら、
大抵の温泉好きは満足するのではないか。
僕としても思い出深い入湯になった。

ホテルの食堂で、きつねうどんを食べた。
色の薄いうどんつゆは、ダシがしっかりしていて、おいしかった。
ホテルのうどんでさえこうなのだから、
讃岐うどんの名店に行って、普通にうどんを食べたら、
きっとメチャクチャうまいのだろう。

室戸岬に着いたのは、日も落ち始めた頃。
日和佐からは81キロも離れていた。
巨大な弘法大師像が僕を迎えてくれた。
Img_2826
室戸ではぜひとも訪れたい場所があった。
弘法大師が悟りを得たという洞窟だ。
ある時、お大師さんが海に向かって瞑想している時、
突如、明けの明星が口の中に飛び込んできて、
その瞬間に光明を得た(悟った)、という話を聞いたことがあるのだ。

洞窟は2つあった。
右が神明宮、左が五所神社という。
少し離れて、洞窟のある岩場を眺めると
何となくがらんとして、
距離感がうまく掴めないような、目が回りそうな心地になった。
Img_2836
インドで何も感じなかった僕も、
ここにくれば何か感じられるかもと思って来たのだが、やはり何もなかった。

すぐ近くの社務所(と言っていいのかどうか分からないが)のおばあさんに、
どちらの洞窟で弘法大師が悟りを得たのか聞いてみた。
「一応は右の神明宮で、と答えているんですが、
 室戸は風も波も荒くて、
 お大師さんが修行された頃より、今はだいぶ岩場が削られていますし、
 他にも何個も洞窟があったみたいなので、
 実際にはよく分からないんですよ」
という話だった。

空海の時代には、岩場はもっと海に迫っていて、
その分、洞窟も長かったと考えられるらしい。
ともかく、この付近で悟ったことには間違いないのだろう。

しかし、突如として明けの明星が口に飛び込んできて悟ったいうことからすると、
やはり悟りというのは自力ではなく、他力によって与えられるものなのだろうか。
それとも自力で追い求めて追い求めて、それでも叶わぬと力尽きかけた時、
ようやく他力の光が訪れるのだろうか。
それはそれで、意地が悪いような気がするが・・・。



こちらが右の洞窟、神明宮。
Img_2829 Img_2828

右の洞窟より、左の方が奥行きがある。
神社のように祀られているところまではあっさり到達するが、
その奥にはまだまだ暗闇が続いていそう。
Img_2835 Img_2832
そして洞窟の中では「キキキキッ」という声がたくさんこだましていた。
恐らくかなりの数のコウモリがいるのだと思う。

室戸岬の展望台に行ってみた。
水平線がまあるく見える、爽快なスポットだった。
Img_2843
岬からⅤの字になって陸が伸びている様がはっきり見て取れた。
Ⅴの字を東に行けば阿波徳島、西へ行けば土佐高知だ。
何枚か写真を撮り、
大海原にでんでろとした夕陽が沈んでいく様を眺めることも出来た。
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夜は高知でテンテンさんと初めてお会いして、
彼女イチオシの高知市内「ひろめ市場」に連れて行ってもらった。
高知名物、カツオのタタキや
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テンテンさんお気に入りのインドカレーナンを食べたりした。
「ひろめ市場」は、要するに夜のフードコートである。
中心にテーブルが並んでいて、それを取り囲むように様々のお店がある。
カツオのタタキ屋、ラーメン屋、居酒屋、おでん屋、たこ焼き屋…、
どの店で買って食べるのも自由だ。
平日の夜だからか、いつもよりは静かだったらしい。
(それでも人は結構入ってたけど)
こういう形式は、利用する側も自由で良いだろう。
テンテンさんがイチオシするのもよく分かる。
僕もすぐに気に入った。

車中泊しようと思っていたが、
テンテンさんが「そんなんダメ、ウチに泊まっていいよ」というので、
お言葉に甘えさせていただいた。
ネットをやったり、ちょっとギターを持ってみたり、
お子さんを鼻から焼きそばのネタで笑わせたりした。
夜はリビングに布団を敷いてもらった。
病み上がりに178キロも走って相当疲れていたのだろう、
すぐに深い眠りに就いた。

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11/13(月)  日本一周130日目(徳島~日和佐)

1113 ☆今日の概要☆

・徳島中華そば「ふく利」
・月ヶ谷温泉「月の宿」(通算446湯目)

★本日の走行キロ 131キロ

☆今日の詳細☆

お腹の調子以外は、ほぼ完調した。
ホテルを出て、仕事をしているうち、
何度か腹痛に見舞われ、そのたびにトイレに入った。

そんな状況にもかかわらず、
僕が昼に食べたのは、徳島ラーメン。
「ここまで来て、ご当地ラーメンを諦められるか!」
という、かなりやけくそな気持ちで、
体なんてどうにでもなれいという感じで、ラーメンを食べに行った。

徳島中華そば「ふく利」というお店。
市内、北島という場所にある。

お土産ラーメンも売っていて、
もしおいしければいくつか買って、
これまでお世話になった人たちにお送りしようと思っていた。

徳島ラーメンはどうやら量が少ないらしい、というのを
前回の「東大」で学習したので、
今回は玉子&肉入り大盛を選んだ。
700円だったかな。
正確な値段は忘れた。

開店してすぐに入ったのだけど、
すでに数組のお客さんがいた。
地元では人気店らしい。

出てきたのは、
麺の上をチャーシューが取り囲み、
生玉子を落としたもの。
Img_2795
白身は除いて、黄身だけだった。
味玉でないあたりが、徳島のオリジナリティで
僕は面白いと思った。
味的にはやっぱり味玉の方が好きなんだけど。
チャーシューは喜多方ほど多くはないが、
まぁチャーシューメンとしては及第。

実は味としては、あまり印象に残ってない。
何となく、豚骨醤油の和歌山ラーメンっぽかった気が。
ラーメン二郎を食べた時のような、
思わずガッツポーズを取りたくなるような激しいうまさはないが、
決して、残したくなるようなまずいラーメンでもなかった。
それなりに満足して食べて、
5段階で言えば4あたりにランクするような
いわば優等生的なラーメンだった。

昼、徳島を南下するにあたり、
ひとつ思い出したことがあった。
新潟の蓮華温泉で徳島のおっちゃんから聞いた「美人の里」のことだ。
里の女性全員が美人なのだという。
その名も「月ヶ谷」。
地名から連想するイメージでは、
何となく色白でスラリとした美人がいそうな雰囲気がある。

国道55号を阿南市の手前あたりで西へ外れ、
県道16号線をずっと進んだ。
このあたりは遍路さんが通る「へんろみち」になっていて、
Img_2797
お遍路さんが一人で歩いているのを5,6回くらいは見た。
途中、ひとつだけ「美人の里」という看板を見つ けた。
Img_2801
その里に入ってから、若い女性は一人も見かけなかった。
月ヶ谷の温泉に到着してからもどこにも若い女性はおらず、
元・美人だったかもしれないおばあちゃんたちが数人連れ立って、
温泉「月の宿」の館内に消えていった。
Img_2802

まぁいいや、とりあえず温泉に入ろう。
入浴料500円を払って中に入る。
浴室は隔日での男女入れ替え制で、
今ネットを見たら、2階のお風呂の方が明らかに良い。
僕が入った時には1階の何ということもない大浴場だった。
泉質は「単純硫黄冷鉱泉」とのことだったが、
特にこれといって温泉らしさは感じなかった。

結局、施設内を見ても若い女性は見当たらず、
月ヶ谷では誰一人として美人と遭遇しなかった。
これではガゼネタかどうかさえ判断がつかないではないか。
まぁいいか、温泉にも入れたし。

夕方、9月にインドから帰ってきて以来、
あまり元気がないという宮城のSさんに電話をしてみた。
僕も4月にインドの21日間コースに参加し、
多少なりともコース中の苦しさは知っているつもりなので、
何か相談に乗ってあげられるかもしれないと思ったのだ。
Sさんは思っていたよりも元気があって、安心した。
まさか僕から電話があるとは考えてもいなかったようで、
うれしがってくれた。
10分程度の電話だったが、ずいぶん元気になってくれたみたいで良かった。

※インドの21日間コースっていうのは、
 あちらの聖者「カルキ・バガヴァン」という人のところへ行って、
 21日間のセミナーを受けるというもの。
 まぁジャンル的にはスピリチュアルに属するもので、
 日本一周ブログとは特に関係が無いので、
 ほとんど注釈を加えずにほったらかしている。
 分かる人だけ分かればいいやという感じで書いている。
 ちなみに、たびたび日記に出てくる「ディクシャ」という単語も、インド関連の単語。

夜、阿南市あたりの国道55号沿いの中華屋に入った。
五目焼きそばを食べたく思っていたのだ。
メニューを見ると「焼きそば」しかなく、
わざわざ店員を呼んで「これは五目焼きそばですか?」と尋ねたのに、
「そうです」と言われて出てきたものは、単なるソース焼きそばで、落胆した。
西の方は、あまり五目焼きそばが無いのだろうか。
やってるお店を探すのにかなり苦労するんだけど…。

この日は早々に道の駅に入り、
日記の更新、仕事などに勤しんだ。
病み上がりでホテルに泊まりたかったが、
ネットも繋げない上、素泊まりにしては高額の宿しかなかったので諦めた。
「道の駅・日和佐」というきれいな施設で車中泊した。
ライトアップされた日和佐城、
お遍路札所の薬王寺に囲まれた、良い道の駅だった。

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11/12(日) 日本一周129日目(徳島)

1112 ホテルにずっと篭りきりだった一日。
薬を飲んで、眠くなったら寝て、
少し体調が戻ると、仕事をやった。
今月下旬、山陰の出雲大社に詣でるには、
スタッドレスタイヤを新調せねばならない。
雪は必ず降ると思う。

腹痛の改善は、一気にとは行かないようだ。
まぁまぁ、少しずつは効いてきてる感じだから、
これで良いや。

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11/11(土) 日本一周128日目(徳島)

1111 ☆今日の詳細☆

・病院で点滴を受ける
・うな丼を食べる

★本日の走行キロ 30キロ

☆今日の詳細☆

とことん寝て起きた。
それが良かったのか、体調は6割近く戻った感があった。
フラフラ感が弱いし寒気もあまりない。
これは行けるかなと思った。
だが、全く症状が改善しないものがひとつあった。
腹痛である。
夜中も2度起きて、そのたびに寒いトイレに足を運んだ。

これだけ長く腹痛が続いた経験はなく
ホテルから出た後、病院に行くことにした。
徳島市内の田岡病院。
やっぱり旅中、保険証は使うなぁ。

診察してもらったら、
恐らくウイルス性か何かの急性腸炎だろうということだった。
何となく、病状をネットで調べて、
「赤痢ではないかと思ったんですが」と先生に尋ねたところ、
「可能性として無くはないですが、
 恐らく違うでしょう。
 赤痢ならもっと症状が激しいですから」
とのことだった。
確かに、お腹は下っても吐き気は全くないから、
きっと違うのだろう。

1時間ほど点滴を受けることになり、すぐ隣の処置室で横になった。
看護婦さんが来て左の肘をアルコールで消毒し、
一瞬、軽い痛みが走った。
「それではこのまま楽にしていてくださいね~」
(実際には徳島弁なのだけど)
と言って、看護婦さんは去っていった。

点滴を受けつつ時計の過ぎるのを眺めて、
僕にはどうしても気になることがあった。
「功名が辻」の再放送である。
先週、見逃したんである。
今回は関ヶ原合戦で、どうしても見たかった。
そのうち、待合室のテレビから、
ドラマのオープニングが流れ出してきて、
いても経ってもいられなくなった。

看護婦さんが通りがかった時、
「すみません…あのー、
 『功名が辻』をどうしても見たいんですけど…」と言うと、
看護婦さんは笑って、
「毎回見てると気になりますもんね。
 いいですよ、左肘さえ真っ直ぐ伸ばしてくれてたら 
 大丈夫だと思うので」
と言ってくれた。
そういう訳で、無事、関ヶ原の回を見ることが出来た。

点滴を受け終わり、体調は8割方復活したように感じた。
食欲も戻り、何を食べようかと思ったところに
うなぎ屋に通り掛ったので、
バッチリスタミナを付けることにした。
とはいえ、
出てきたうなぎは明らかに養殖の、
エネルギーを全く感じさせないうなぎだった。
まぁいいかと思いながらしっかり完食した。

あんなこってりしたモンを食えるくらいなんだから、
食欲は復活したと見ていいだろう。
昨日はホントに食欲もなくて、
昼はカロリーメイトだけだったし、
夜はローソンのおでんと親子丼をかなり強引に流し込んだからな。

薬は紫ナントカという漢方薬と整腸剤を出してもらった。
飲めば確かに多少、お腹の調子は良くなるものの、
こちらは完調には程遠く、まだ数日掛かりそうだ。

うなぎの後は早々にホテルにチェックインし、
そそくさとベッドに入って眠った。
連泊の予定なので、
ローソンでたくさん食べ物を買い込んでから、ホテル入りした。

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11/10(金) 日本一周127日目(鳴門~徳島)

1110_1 ☆今日の概要☆

・体調を崩す
・鴨島温泉「鴨の湯」(通算445湯目)
・八倉比女神社
・四国遍路一番札所・霊山寺
・ビジネスホテル清風荘

★本日の走行キロ 58キロ

☆今日のイチオシ☆

・鴨島温泉「鴨の湯」
・霊山寺

☆今日の詳細☆

朝から体調が優れなかった。
車中泊が寒かったのか、
昨日、徳島ラーメン「東大」に並んでいる時に
体が冷えたのか、とにかく風邪を引いた。
目覚めてから何度もトイレに篭った。

しかし風邪にしては妙だ。
自分は喉が悪いから、風邪を引けばまず最初に喉に来るはずなのにそれがない。
また、鼻炎持ちだから鼻も必ず詰まるのに、そんなこともない。
症状としてあるのは、
寒気と、熱っぽいようなフラフラ感、そして腹痛。

体を温めれば治るかなと思って、
鴨島温泉「鴨の湯」に行き、サウナと温泉に入った。
体はやっぱり冷えていたかもしれない。
サウナがとても気持ちよく、
15分くらい入って汗を流した。
「鴨の湯」の泉質は
「ナトリウム・マグネシウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性低温泉)」で、
ちょっと白黄に濁ったような色をしていた。
町営の温泉で、値段も450円と安価。
岩の露天風呂もあった。

温泉から上がっても、体調は芳しくなく、
「鴨の湯」の駐車場で2時間くらい眠った。
睡眠不足気味だったのかもしれない。
目覚めて少し楽になった。
やはり寝るのがいちばんの回復法だ。

だが、食欲は無く、
昼はカロリーメイトだけで済ませた。

仕事をするのは億劫だったが、
やらないわけにも行かないので頑張ってやって、
それから、
高松の大黒さまに教えてもらった
八倉比売神社に行ってみた。
ここは何でも卑弥呼の墓だという噂があるらしい。
邪馬台国には阿波説もあるようだ。
詳しくは知らない。

ひっそりとして目立たない神社だった。
訪れる人が少なそうで、寂れた雰囲気だった。
Img_2786
人気のない森や山に来ると僕はいつでも不安になる。
恐ろしいものがいっぱいいるからだ。
クマ、ハチ、ヘビ…。
特にクマなんかに出くわしたら、
俺は多分気絶してしまうだろうな。
それか、ダメって分かってても
走って逃げてしまいそうだ。
拳銃でも持たない限り、悠々と山を歩くことなんて出来ない。

恐る恐る、長く延びた石段を登っていく。
体調は芳しくなく、
何となくの寒気とフラフラ感が続いていた。
石段は200段近くあって、だいぶ堪えた。

最後の石段を登り終えようとした時、
石段の右に生えている木の幹から、
パチパチとかペキペキとか、
まるで焚き火やキャンプファイヤーで火が爆ぜるような音が鳴っているのに気が付いた。
振り返ってみると、
何と幹に出来た穴の周りに夥しい数のハチが止まっているではないか!
オレンジ色の濃いハチで、体はさほどに大きくないが、
ミツバチよりは凶暴そうだ。
あの数からすると、巣は相当大きいだろう。

少し離れたところから眺めて、身震いした。
望遠レンズを伸ばして写真に収めようかとも思ったが、
フラッシュの光が彼らの防衛本能を刺激するかもしれないと思ってやめた。

帰りはどうすればいいんだ。
石段の逆端を通ったって、巣から3メートルくらいの至近距離なのに…。
これだから森とか山は恐ろしい。
どこに何があるか分からない。
今だってひとつ間違えて逆側を歩いていたら、大量のハチに襲撃されていた。
毎年、スズメバチの被害にあって亡くなる人がいるけど、
恐らくこんな風に、大きな巣があるのに気づかずに近づいて、
やられてしまうんだろうな。
気が付いてたら絶対近づかないもの。
ホントに、自然は恐ろしい。

神社もやはり古びていた。
Img_2785
とりあえずお参り。
賽銭に13円出した。

卑弥呼のお墓を探した。
神社の右に回るとお稲荷さんがあって、
そのすぐ脇に神社の奥へ続いている道があった。
小高い丘を登るような道で、
その道を上りきったところに、それらしき祠があった。

70センチくらいの高さの石垣の上にちょこんと祠が乗っかっていて、
石垣は5角形を形成しているように見えた。
Img_2782 Img_2783
後からちょっと調べたら、この小高い丘は古墳だったらしい。

神聖というか荘厳な雰囲気を感じた。
威厳と言ったら良いのか。
深い祈りを捧げてディクシャをし、
写真を撮らせていただいた。

帰りは試練だった。
巣があると分かっていながら近づくのは気が滅入った。
恐る恐る、巣から一番遠いところを下りていく。
非常に緊張した。
巣の様子を注視しながら一段一段、おとなしく降りた。
と、その時、
巣穴の近くに止まっていた一匹が僕に向かって猛然と飛んできた!
こいつは明らかに巣の門番だ。
俺を威嚇しに来たのだ。
これ以上巣に近づけば、こいつは何か伝達物質を放出し、
仲間に敵の襲来を告げることだろう。
そうなったら最後、僕は文字通り蜂の巣にされる。
矢も盾も堪らず、一目散で石段を駆け下りた。
「巣から遠く離れてくんだから、
奴らもきっと追っては来ないだろう」
そう信じながら、半ば狂乱状態で走り降り、
すばやく車に乗り込んだ。
何とか事なきを得た。

卑弥呼の墓の有難さよりも、
ハチの脅威の方が何倍も凄かった。
情けない話である。

四国八十八ヶ所巡りのスタート寺、
一番札所の霊山寺にも行ってみた。
お遍路は、ウチの死んだじいちゃんが50いくつだかの時に達成した。
恐らく、今僕が見ている山門を
じいちゃんも同じように見上げたのだ。
Img_2787 Img_2791 Img_2790
僕はじいちゃん子で、小さい頃は、
じいちゃんが木魚をポクポク叩きながらご詠歌上げるのを聴き、
じいちゃんが終わった後で僕も真似をして、
テキトーに木魚を打ち鳴らしたことが度々あった。
そんな訳で、意味も何も全く知らないけれど、
「おん、さんまや、さとばん」とか、
「おん あぼきゃあべえろしゃのう」ナンチャラとか、うろ覚えに知ってはいた。
今になって前者が、僕の守り本尊である普賢菩薩、
後者が光明真言だと知った。
それを唱えると何がどうなるのかっていうのはよく分からないけど。

じいちゃんがお遍路をやったというのは、
小さい頃からよく聞かされた話で、
何となく、自分もいずれはやるのだろうと思いながら生きてきた。
でも、今日こうして霊山寺の門前に立ってみると、
まだその覚悟も準備も、何にも整っていないことが分かった。
僕にはまだお遍路をやる資格が無い。
今回の日本一周であわよくばお遍路もやってしまおうと、
軽々しく考えていたが、やめた。
お遍路はお遍路で、またそれに集中してやる方が良い。
そうして出来るなら、歩いて達成したい。

霊山寺の山門をくぐる頃には
体はだいぶ重く、寒気、フラフラ感ともきつくなっていた。
山門を入って右手の方にある大師堂に行ってみると、
白装束を着たお遍路さんが幾人も、般若心経を詠唱していた。
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目を閉じて耳を傾けると、みなが別個に唱える心経が、
ぼうっとした頭をさらに朦朧とさせて、不思議な気分になった。
まるで夢の中で般若心経が鳴り響いているような感じを覚えた。
耳を傾けつつ、僕もお堂に向かってディクシャをした。

その後、本殿に参り、
Img_2789 Img_2791_1
本殿内右手にある売店でお遍路グッズを眺めた。
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白装束、菅笠、納経帖、杖、バッグなど、
真っ当に一通り揃えると、約3万5千円掛かるらしい。
お遍路をやり遂げる平均費用はだいたい50万円くらいのようだ。
売店にあったお遍路ガイドにそんなことが書いてあった。

真言(?)の刻まれた杖が、
どうも堺正章が「西遊記」で振り回していた如意棒に見えてきて、
無性に欲しい気持ちに駆られたが、何とか抑えた。
今買ったところで、何にも使えない。

漂うお香の匂いを感じながら、
何となく立ち去るのが名残惜しかった。
やはりいずれは自分もお遍路をやる運命なのだろうか。

夜は早々に和風のビジネスホテルに入り、
食事もそこそこにとにかく眠った。
お腹の調子は次第に悪くなって、
睡眠中も何度か起きてトイレに行ったりした。

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11/9 日本一周126日目(高松~鳴門)

119_1 ☆今日の概要☆

・讃岐うどん「飛ざる」
・鳴門の渦潮
・徳島ラーメン「東大」


★本日の走行キロ 118キロ




☆今日のオススメ☆

・讃岐うどん「飛ざる」
・鳴門の渦潮
・徳島ラーメン「東大」


☆今日の詳細☆

朝、大黒さまと一緒にお家を出た。
「とってもお世話になりました」と握手をして、別れた。

最初に向かったのは、
讃岐うどん「飛ざる」。
箕面の居酒屋の子に教えてもらったお店だ。

高松市の西、国分寺町のセルフうどん店。
「JR端岡駅」の近く、県道33号線沿いにある。
Img_2701

温玉ぶっかけうどん大盛(温かい)に
うずら玉子のフライのトッピングで食べた。
(どのうどん屋でもこればっか食ってる気がするが…)
Img_2702

吉田のうどんほどではないが、コシが強く、
食べ応えのある、良いうどんだった。
大盛を頼んだら、ボリュームがあって大食いの僕でも少し苦戦した。
特盛もあったけど、俺は食べきれないだろうな。
薬味にショウガがほんの少し入っていて、
それがまたいいアクセントになって、味を引き締めていた。

食べ終わってから気がついたが、
讃岐に来てから、うどんはぶっかけしか頼んでない。
スタンダードにスープのあるうどんもぜひ食べてみたい。
高松にはまた四国を巡った後に訪れるつもりだから、
もっといろいろなうどん店を覗いてみることにしよう。



うどんの後は、渦潮で有名な鳴門海峡へ。
この日の干潮は14時50分。
それを狙って行った。
干満の最たる時、渦潮もまた
大きく強くなるとネットで知ったのだ。
2200円だかを払って、小型の遊覧船に乗った。
これで約25分、渦潮を堪能できる。
Img_2706

船が岸を離れて5分ほどで鳴門海峡に到着。
ちょうど鳴門大橋の直下あたりが渦潮のスポットになっている。
Img_2708
僕は渦潮というのは、
一個の巨大なものが轟音鳴り響かせつつ、
海に潜る竜巻のようにグルングルンと
渦巻いているものだと思っていたのだが、
そうではなかった。

実際には、海峡の付近だけ、
まるで大型の台風が来た時みたいに轟音上げて波がうねり、
土地が隆起するように海面が盛り上がったり、
または凹んだりというのをめまぐるしく繰り返しながら、
ほんの数秒、グルグルと渦を巻いては立ち消える。
Img_2711 Img_2713  Img_2750

そういうことの繰り返しが海峡のあちこちで起こっていた。
渦は長い時で数十秒も形成されるとネットに書いてあったが、
僕が見た限りでは、長くても10秒弱くらいだった。
Img_2776

どちらがどちらの海流か分からなかったが、
深緑っぽい流れと薄黄緑色の流れがぶつかって
渦を作っているようだった。

船は結構揺れたが、焦るほどではない。
船が渦に飲み込まれるような危険は、
当たり前だが、皆無のようだ。
でも万が一船から落下するようなことがあれば、
あれは死ぬと思う。

波のうねりが渦を形成する瞬間をひたすらカメラで狙った。
なかなか、台風のような渦は巻いてくれないものだ。
タイミングを待つ、というより
ちょっとでも渦になりそうになるとすぐに連写した。
フィルム代が掛からないのをいいことに、
ガンガン取りまくったのだ。



あっという間に船の時間が来た。
あと30分くらい眺めていたかったのだが…。
僕は小型船に乗ったけど、
大型船に乗って、高い位置から見下ろしたら、
また違った景観が楽しめただろう。
また、船に乗らずとも橋の上かどこかで
渦潮を観察できるスポットが確かあったと思った。
それぞれ、見比べてみるのも面白いかもしれない。
一度見ただけで飽きるようなものではなかった。
少なくとも僕にとっては。




さて、「徳島」とくれば、 当然、徳島ラーメン。
これを食べない手はない。
ということで、徳島市中心部にある
「東大」というお店に行った。
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飲み屋街にあり、19時からの開店で少し待たされた。
インスタントラーメンが出来るほどの人気店らしい。
肉入りラーメンというのを食べた。

運ばれてきて、パッと見た瞬間は拍子抜けした。
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え、こ、これで700円なの?という感じ。
見るからに量が少ない気がしたのだ。
麺の量もスープの量も少ない。
それにチャーシューが乗ってない。
これにはちょっと面食らった。

チャーシューの代わりには、
豚丼に乗せるようなバラ肉が乗っていた。
全体的に暗い茶色という感じのラーメンで、
徳島は玉子を乗せてこそ形の整うラーメンだと思った。

食べてみると、色の割にはスープは薄味だった。
その代わり、肉にしっかり味が付いているので、
肉と麺を一緒に食べ、さらにスープを流し込むと、
これがちょうど良い味になった。
なるほど、考えられているなぁと思った。

チャーシューの味の濃さを考えに入れないお店は結構ある。
そういう場合、スープの味も濃いとなると、
二つの味が喧嘩して、食べるのが厳しくなることがある。
最初は良くても、後半どんどん辛くなっていくのだ。
冷めるとしょっぱさが増すから、ということもあろう。
これまでに何度もそんな経験がある。
このお店はそのあたりちゃんと考えられてるなと思った。
全体的なバランスで味を考えていると思った。
完全に俺の主観なんだけど。

麺は細麺でコシがあった。
ただ、いかんせん、量が少なかった。
普通盛りであの量なら、
僕はもしかしたら3杯食べれたかもしれない。
みるみる麺が少なくなっていく寂しさを、
これほど如実に感じたこともない。
次に行く機会があれば必ず大盛にする。

肉といいスープといい、
何となく、牛丼屋の牛丼を思いっきりツユダクにして、
ご飯の代わりに麺を入れた、という感じの印象。
味はもちろん全然違うけど。
この、僕の印象はさほどに的外れでもないらしく、
徳島ラーメンは「すきやきラーメン」
と呼ばれることもあるようだ。

見た目には驚いたけど、
それなりにおいしかったし、オリジナリティもあったし、
僕は結構気に入った。


この日の夜は、四国八十八ヶ所めぐりの
第一番札所、霊山寺のすぐ近くにある
道の駅「第九の里」で車中泊。
小さいながらもきれいなトイレでよかった。

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2006年11月17日 (金)

11/8 日本一周125日目(高松市)

118 ☆今日の概要☆

・昼食「アンジェラ亜季」にてオムカレー
・塩江温泉「行基の湯」(通算444湯目)

★本日の走行キロ 34キロ


☆本日のオススメ☆

・塩江温泉「行基の湯」

☆今日の詳細☆

朝、大黒さまの出勤と同時に大黒様宅を出た。
僕はとりあえずコインランドリーに行き、洗濯をやった。
するとほどなく、大黒さまのお兄さんから電話が掛かってきて、
「一緒に食事でもいかがですか?」とのことだった。
昨晩、大黒さまからお兄さんを紹介してもらっていたのだ。

高松市中心部にある「アンジェラ亜季」で食べた。
古いヨーロッパのランプ店にでも迷い込んだような、
雰囲気のあるお店。
メニューは文庫本の半分くらいの大きさの本の仕様になっていて、
それがとてもかわいかった。
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オムカレーと100%オレンジジュースを注文した。
お兄さんはバリバリのビジネスマンだが、
実に多趣味で、話してとても面白かった。
ウルトラ兄弟の話とかカメラの話とかで弾んだ会話が出来た。
また、ひと目見た時に何となく「ツアコンやってそうだな」と感じたのだが、
実際に前職は旅行会社で添乗などもやっていたらしい。
何故そんな風に思ったのか自分でも分からないんだけど。
昨日に引き続き、こちらでも奢っていただいた。
恐縮しつつもご好意をありがたく戴いた。

夕方にまた大黒さまのお兄さんと会って、
「ゆめタウン」というショッピングモールのスタバで
抹茶のフラペチーノ(?)とかいうのを頼んだ。
あれ、メチャクチャうまかった。
言うなれば抹茶のマックシェイクみたいな感じで、
今後はあれが俺のスタンダードになるだろうな、スタバでは。
こちらも奢りでした。
ありがとうございます☆

夜は大黒さまの家でカレーを食べ、
その後、塩江温泉「行基の湯」に行った。
大黒さまのお兄さんと5歳になる息子さんと3人で行った。

息子さんは絵の天才。
仮面ライダーの怪人の絵とか、昆虫の絵とか、
ムチャクチャうまい。
30歳の僕を明らかに超えていた。
というか僕の絵など、足元にも及ばないくらいうまかった。
これは決して誇張ではなく、実際に冷静に眺めて、凄かった。

またこの子は何匹かのクワガタを持っていた。
詳しくないので何という種類かは分からないが、
10センチくらいある奴もいた。
僕は小さい頃に両親が離婚して母方に付いたため、
親と虫取りに行ったなんていう経験がなく、
実はクワガタに触った経験もほとんどない。
恐る恐る触って、次第に慣れて、掴んだりひっくり返したりできるようになった。
でもあれが突然飛んだりするのを考えると…やっぱり恐いな。
いきなり飛んでこられてヤバそうなハサミでガブリとやられたら痛そうだ。

話を温泉に戻す。
「行基の湯」は塩江温泉にある立寄り湯。
共同浴場ということになるのだろうか。
概観は雰囲気のある湯小屋。
木造の橋を渡るあたりなど、風情がある。
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料金は310円と安価。
この安価にもかかわらず、施設は充実していた。
内湯、露天、それから岩風呂と名の付いた低温サウナまであった。
洗い場はシャワー完備でボディソープ付き、ドライヤーも無料だった。
ここまで安価で設備が整っている場所はなかなか無い。
温泉自体は循環型のようで、
温泉マニアの人には不向きかもしれないが、
特にこだわりの無い人にはいい温泉だと思った。

この晩も、大黒さま宅に泊まらせてもらった。
「北斗の拳」のケンシロウVSサウザーのDVDを見せてもらって、
見終わってから眠りに付いた。
大黒さまはかなり早い段階で眠りについて、
大きないびきをかいて幸せそうに眠っていた。

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2006年11月13日 (月)

11/7 日本一周124日目(高松市)

117 ☆今日の概要☆

・いづかさんに整体をやってもらう
・セルフうどん「天狗」
・中華料理「三十一番」

★本日の走行キロ 53キロ

☆今日のオススメ☆

・いづか整体院
・中華料理「三十一番」

☆今日の詳細☆

午後3時頃まで、いづかさん家に居させてもらった。
四国は寒い。
東北在住の僕からすると四国は南国で、
温かい地域だと思っていたのだが、
昨日今日と強い風が吹いて寒かった。
仙台の秋とあまり変わらない感じがした。

いづかさんは男性のひとり暮らしなのに、
家の中はきっちり整頓されていた。
脱いだ靴は必ず揃えてあるし、
部屋やトイレも実にきれいに清掃されていた。
僕と一緒に大阪から帰ってきたのだから、
にわかに掃除したものではない。
いつもこのようにしているのだ。

いづかさんは整体院を営んでおり、
大きな一軒家は自宅兼整体院となっていた。
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当然、仕事場の方も整理整頓されていた。
トイレなども、その辺のホテル以上にキレイ。
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僕は長い車中泊生活が続く中、
恐らく体がガタガタになっているだろうし、
とにかく肩が凝ってひどかったので、
いづかさんに診てもらった。

いづかさんはいろんなスキルを持っている。
看護士、気導術、クォンタムタッチ、レイキ、波動整体、
中西ヒーリングなどなど。
僕が覚えている限りではこの程度だが、
実際にはもっともっといろいろなスキルを持っている。
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診てもらうと、僕の体は右にひどく傾いていることが分かり、
右側から押されるとビクともしないが、
左側から押されると簡単によろめいてしまった。

1時間ほど丁寧に施術してもらい、
体のバランスが取れたのが自分にも分かった。
どちらから押されてもよろけなくなったし、
背筋を伸ばして立ったときに、
足裏に掛かる体重の位置がいつもとは違って
だいぶ踵の方に重心があった。
恐らくはこれが正常な位置なのだろう。
何より、肩が非常に楽になった。

肩こりの原因は、肩そのものにある訳ではなく、
全体的な骨格のバランスが崩れているためなのだそうだ。
どこかひとつ小さな部分でもバランスが崩れていると、
それを補おうとして体のどこかが無理をする。
ひとつの部分が無理をすると、またそれを補おうと別の部分が無理をする。
そういうことの連続であちこちに不具合が生じるようになるらしい。
人の体を建物みたいに捉えてみたら、なるほどそりゃそうだよなと思った。

この日は午前中、少しだけ仕事をやった。
短時間の仕事にもかかわらず肩がバリバリになったが、
整体を受けた後は、仕事を再開しても肩が苦しくならなかった。

1回につき一般の人は3千円の料金で受け付けているらしい。
小学生以下、70歳以上の方は1000円という破格の料金。
かなり安価だと思うし、時間の長短で料金が変わらないところが分かりやすくて良い。

昼は近くの「セルフうどん 天狗」で食べた。
讃岐・高松はさすがにうどんの街だ。
うどん店がホントに多い。
その中でも「セルフうどん」の看板を出している店が目立つ。

セルフうどんとは、
どのうどんを食べるか、かけうどんか、ぶっかけうどんか、ざるうどんか、
うどんの種類を初めに選択して、
出てきたうどんに天ぷらとかコロッケとか
お好みの具材を自分で載せて会計をするというものだ。
おにぎりなども置かれてあった。
鳥取で入ったうどん店のように自分でうどんを温めるということはなかった。
僕は温玉ぶっかけうどんにうずらの玉子のフライを食べた。

今旅中、うどんの名産地で食べるのはこれが3度目。
吉田のうどん、氷見うどん、そして讃岐うどん。
僕の感覚としては、
吉田のうどんがゴツゴツと腰が強くて男性的な感じ、
氷見うどんはツルツルと柔らかく女性的な感じ、
讃岐うどんはそのどちらにも傾かず、
バランスが取れて、王道のうどんだと感じた。

夜からは、大黒さまの家にお邪魔した。
大黒さまの部屋にはスロットマシーンが3台も置かれてあった。
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「すごいですね」と言うと、
「それだけじゃないんよ」と言って、
押入れの中にあるスロットを何台か見せてもらった。

中華料理が食べたいと僕が言ったので、
大黒さまオススメの中華屋に連れてってもらった。
「三十一番」というお店。
チンジャオ丼の大盛を800円で食べた。
これが凄いボリュームだった。
大盛のごはんは、まるでラーメンどんぶりにご飯をがんがん詰め込んで、
そいつをひっくり返したくらいのボリュームがあった。
それにプラスしてミニラーメンまで付いてきて、
さすがの僕もすべてを完食することが出来なかった。
大黒さまはご飯物と唐揚げを注文して、
ご飯物をたいらげた後、
「うん、やっぱり足らんな」と言って、
焼き飯(チャーハン)を追加していた。
大きな体に相応しい、豪快な食べっぷりだった。

食事中、インドの話になった。
アンマの個人ダルシャンで
「オーラが見えるようになりたい」とお願いしたのに、
今だにさっぱり見えるようになっていないんです、と大黒さまに言ったら、
「あ、そうなんや。おめでとう。今日から見えるようになるけん。
 俺が見方を教えたるけんな」と凄いことを言われた。
僕は狐につままれたような気持ちでいた。

そういう訳で寝る前にオーラの見方を教えてもらった。
黒いものを背景にして、自分の指先を凝視するという方法。
(僕の場合は持参の黒いバッグを背景にしてやった)
「覚悟して欲しいのは、一度見えるようになると、
 ずっと見えるようになるけん」と大黒さまは言った。
オーラが見えるようになるのは大いに結構だが、
それのせいでこれまで見えなかった幽霊とかまで
見えるようになったら堪らんと思って、それを尋ねてみた。
「あぁ、それやったら大丈夫や。違うものやけんな」と大黒さまは言った。
しばらく見ていると指の周り1ミリあたりに、
まるで指を覆うようにした膜のようなものが見え出してきた。
色までは判明しないが、かすかに何かあるような気がする。
「確かに何か見えるような気がしますねぇ」と言うと、
「見えるような気がするじゃなくて、見えるって認めることや」と大黒様は言った。
「そうするとどんどん見え出していくけん」
尚も見ていくと、指先からはまるでローソクの炎のような膜が伸びているのが見えてきた。
「もっとずっと見ててみ。すると何か煙のようなものが立ち上がっていくのが見えるはずや」と言った。
僕はさらに集中して指先を見つめた。
すると、ほんの一瞬だが、すうっと何か白いものが立ち上がって、
空中に消えていくのが見えた。
それは見つめているうち、4、5回ほど見えた。
あれはさすがに驚いた。
自分の指先から煙が上がるなんて。
まるで流れ星が流れ去ってくような、ほんの一瞬の立ち昇りだから、
「え!?」と思った瞬間に消えてしまうのだが、
確かに何度かそれが見えた。

練習を続けていけば、意識した時にいつでも、
だんだん恐いくらいに見えるようになると言う。
あのあと、練習に励んではいないけれど、
気が向いた時にやっていこうと思う。

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2006年11月12日 (日)

11/6 日本一周123日目(大阪・箕面~香川・高松)

116_1 ☆今日の概要☆

・大阪から四国に入る
・焼肉「食樽」(くうたる)で超豪華コースをおごってもらう☆

★本日の走行キロ 204キロ

☆今日のオススメ☆

・「食樽」 でも場所分かんない(~_~)
 高松市郊外のどこか(←テキトーすぎw)

☆今日の詳細☆

9時半ごろホテルをチェックアウトして、
どこにも寄らずに真っ直ぐ、
いづかさんを乗せて四国入りした。
豊中からすぐ中国自動車道に乗って、神戸のあたりまで。
一旦降りて、また高速に乗り、明石大橋を渡って淡路島へ。
鳴門の渦潮にテンションをあげつつ、鳴門大橋を走って、四国に入った。
大体、着いたのは13時くらいだったろうか。

夜、インドで一緒だった高松在住の大黒さまと合流した。
(ホントに大黒様みたいな人!)
大きな体で屈託なくコロコロ笑うところが、非常に魅力的な人である。
大黒さまいわく「四国でいちばん質の良い肉を使ってる焼肉店」
に連れてってもらった。
その名も「食樽」。「くうたる」と読む。
冗談みたいな店の名前だけど、大黒さまの言うとおり、すごいお店だった。
あんなに良い肉、絶対にこれまで食べたことないというくらい質が良かった。
なんつったって、1人前コースで1万円した。
それを何と、大黒さまといづかさんにおごってもらったのだ。
冷や汗の出るほどに有難い話である。
上ロース、上カルビ、何かよく分からんけど、
ステーキみたいなのに口に入れた途端に蕩けていくようなお肉も食べた。
霜降りっていうのかな。俺、ホントに全然わからん。
とにかくうまいうまいと、興奮しながら食べて、
出てくるメニューすべてケータイの画像に収めた。
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生レバーって初めて食べたけど、おいしかった・・。
あともうひとつ生ナントカってあったけど名前を忘れてしまった。
そっちもおいしかった。
(俺、食事のレポーター向いてないや orz)

ここの店員さんで、萌え萌えな女の子がいた。
あんなに萌え萌えな子は初めて見たっていうくらいの正統派の萌え系。
顔も髪型も声もすべて、揃いも揃ってそっち系。
あんな子っているんだなぁ。
ホントにアニメの世界から出てきたみたいな子だった。
俺は別に萌え系の女の子って、甘過ぎてタイプじゃないんだけど、
それでもやっぱ「あぁ、かわいいかも」って思ってしまった。
こんなこと書くと、またいろいろな方面からツッコミが入りそうなんだけどww

とにかく、これまでの人生で
いちばん贅沢なものを食べた気がする。
しかも人様のおごりで。
有難い、有難い。
本当にごちそうさまでした。
大黒さま、いづかさん、
本当にありがとう。
とってもうまかったです☆

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2006年11月 7日 (火)

11/5 日本一周122日目(箕面)

115 ☆今日の概要☆

・箕面ディクシャ会(2日目)

★本日の走行キロ 0キロ(箕面連泊のため)

☆今日の詳細☆

昨日に引き続き、大阪・箕面でディクシャ会。
この日は朝から高知に住むインド4月組の結婚式があり、
みんなで祝福のディクシャを贈った。

Mさんという50代の人だ。
Mさんはインドの聖者「カルキ」の奥さん「アンマ」に、
良いお嫁さんとお子さんを授けてくれるようにお願いしたらしい。
帰国後ほどなく、恋人が出来、お子さんも授かり、この日の結婚に至った。
この間、わずか半年。
しかも驚いたことに奥さんは20代の方だという。
その年の差にも驚かされた。
現世的な願いを何でも叶えてくれるというアンマ、恐るべしである。
Mさんはさぞかしうれしいに違いない。
Mさん、本当におめでとうございます☆
アンマさん、その調子で僕のお願い事もよろしく頼みます。

※ちなみに僕のお願い事とは、
 この日本一周旅行記が本になって、それが売れて、
 今後もの書きとして裕福に生きていけますようにという、
 大雑把に言えばそんな感じのお願い事である※

この日もシャブトさんが虚鐸に太鼓に大活躍。
僕も何故かこの日はステージに上がった。
参加者の方が自作の歌を歌うとき、
パーカッションで参加したのだ。
練習の時にテキトーにパーカッションで遊んでいたら、
「じゃあ、君はそれで参加ね」と言われてしまったのである。
見よう見まねで適当に打ち鳴らし、何かとっても楽しかった。
太鼓を叩いたのなんて初めてで、
リズムにはあんまり合ってなかったと思うけどw
こんなことなら、甲府のカランバさんに少し習っておけば良かったw

いづかさんもいろんな人にヒーリングしたり、
何度も冗談で場を沸かせたりして、大活躍だった。
箕面ディクシャ会には今後、毎回参加しそうな勢いだった。
みんなで協力して、どんどんディクシャ会を盛り上げてってください。

夜は昨日と同じ居酒屋で懇親会。
いづかさんが参加者のお子さん3人に遊ばれて、
大変そうだったけどかなり楽しそうだった。

「はしめぐ」さんという気さくな店員さんがいて、
みんなに大人気だった。
2日目なのでこちらもだんだん慣れてきて、
いづかさんたちに結構遊ばれていた。

高松の出身らしく、
はしめぐさんオススメの讃岐うどん屋を教えてもらった。
「国分寺のとびざる」というお店だ。
どんなお店か、高松にいるうちに、
ぜひ訪れてみたいと思っている。

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11/4 日本一周121日目(能勢~箕面)

114 ☆今日の概要☆

・大阪豊中・太陽温泉(通算442湯目)
・箕面ディクシャ会に参加
・箕面温泉「箕面観光ホテル」(443湯目)

★本日の走行キロ52キロ

☆今日のオススメ☆

・箕面温泉(かなりツルツルする!)


☆今日の詳細☆

道の駅・能勢に泊まり、朝6時半頃起きた。
今日は大阪・箕面市でディクシャ会があり、
4月のインドで一緒だった人たちと、久しぶりに会える。

朝風呂は、大阪・豊中市にある「太陽温泉」を選んだ。
っていうか、朝早くやってる温泉は付近にそこしかなかった。

かなり複雑な場所にあり、
僕は何度も何度も、すぐそばのハイウェイを行ったりきたりした。
近くのコンビニで道を尋ねてさえも、場所が判明しなかった。
2つめのコンビニでようやく場所が分かり、
千里ニュータウンという、公営住宅のようなアパート群を
奥に入っていったようなところに太陽温泉はあった。
今、もういちど行ってみよと言われたら、きっとたどり着けない。
そのくらい複雑な場所にあった。
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店員さんは誰彼なしにフレンドリーで
話しかけると、コテコテの関西弁が返ってきた。
この温泉で、僕は下駄箱の鍵を紛失してしまった。
木札のような大きな鍵で、
あんなもんどうやったら失くすんだと自分でも疑問なのだが、
どこを探しても出てこなかった。
ちなみに失くした鍵の番号は、僕のマヤ暦のKINと同じ「234」。
何か深い意味があったりして。

下駄箱の鍵をなくすと500円取られると書いてあったが、
旅行で仙台から来ていると告げると、
「お金はいいですよ、きっとどっかから出てくるから」と
受付の人は笑ってくれて、有難かった。

浴室はスーパー銭湯のような感じで、1階と2階に分かれていた。
恐らく狭い敷地を有効に活用するためだろう。
棚田を想起させる浴場だった。

見たところ、1階の湯船と2階の露天のみが天然温泉の様子。
泉質は無色透明の「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」で
泉温が27.5℃と低いために浴用加熱している。
店を出たところに飲泉場があり、
飲んでみると、多少、塩味のような苦味のような味がした。
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料金は銭湯並で300いくらで、サウナを利用するには別料金が掛かった。

大阪・箕面のディクシャ会では、
インドで一緒だったかとーさん、シャブトさん、いづかさんなど、
懐かしい人たちと再会した。

かとーさんは白い顎ヒゲを長く伸ばし、
それこそインドの聖者「カルキ・バガヴァン」みたいになっていた。
僕はインドでかとーさんのことを、
「浪速のカルキ」と呼んで遊んでいたのだが、
それが本当になってきてて笑った。

箕面のディクシャ会は、西江寺というお寺で行われた。
「さいこうじ」と読み、あぁなるほど、「最高」かいと思った。
かとーさん、いい場所を選ぶねぇ。
お寺と神社がひとつになった場所で、
「歓喜天」を奉る「聖天宮」が同じ敷地内にある。
弘法大師、大黒天、歓喜天と奉っている様子。
「歓喜天」というのもまた、
インドで好好爺ぶりをいかんなく発揮した
かとーさんと共通する気がして、微笑ましく思った。

会はいい感じにゆるゆるしてて、
どこもかしこまったところがなく、居心地が良かった。
シャブトさんの奏でる虚鐸(尺八みたいな楽器)を聴きながら横になって、
参加者の皆さんはとても気持ちよさそうだった。
シャブトさんは大活躍で、パーカションを演奏したりギターを弾いたり、
ほとんど出ずっぱりで楽器を演奏していた。

楽器が出来るってやっぱカッコいいな。
俺も下手だけど歌うのは好きだし、
ギターくらい弾けるようになってみたいと思った。
そんなことこれまでの人生でもう何度も思ってきたことではあるんだけど。

ディクシャ会終了後は、近くの居酒屋で打ち上げ。
コースを頼んだら、肉系がガンガン出てきて、
女性の皆さんはベジタリアンの方が多いらしく、
ほとんどの料理が男性陣の方に回ってきて、
僕はそのたびに大喜びして肉をガっついた。

本来なら僕もディクシャギバーとして、
肉系は食べない方がいいに決まってるんだけど、そんなことにはお構いなしだ。
美味いと感じるうちはとことん食べることに決めたんである。
うまいもんを我慢する人生なんざ、それこそ味気ない、と僕は思う。
メントレの国分君みたいに、
「メチャクチャうめぇ!」と笑顔を輝かせているうちは、
どんなもんでも大して害はないのではないか。

箕面観光ホテルはかなりでかい宿。
箕面駅のすぐ裏手に
戦国期には山城でもあったのではないかと思うような高台があり、
そこに建っている。

8階に展望大浴場があり、
かとーさん、いづかさん、シャブトさんと一緒に長湯を楽しんだ。
お湯は循環しているようだが、それでもかなりのツルツル感。
あれだけ滑らかなお湯にはなかなか出合えない。

源泉に水を加え、さらに加熱もしているとの表示があった。
泉温が低いのに水を加える理由は、
源泉のみだとあまりにツルツルしすぎるので、
浴場での転倒事故を防止するためだと書かれていた。
とにかく本当にツルツルする温泉で、僕は気に入った。
無色透明だが、わずかにクリーム色っぽいような気もした。
浴槽の色が似たような色だったせいかもしれない。

ローマ風呂のような円形のお風呂が湯船の中央にあって、
僕は行かなかったけど、サウナ、水風呂、打たせ湯などもあった。

夜はいづかさんと同じ部屋だった。
ツインの部屋で、見晴らしも大阪平野を一望できる素晴らしさだ。
僕はベッドに入って、速効で眠ったらしい。
「おまえ、おやすみ3秒やなぁ」と明くる朝、いづかさんに言われた。
連日の強行軍と車中泊が効いたのかもしれない。

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11/3 日本一周120日目(美作~大阪・能勢)

113 ☆今日の概要☆

・湯郷温泉「鷺温泉館」(通算440湯目)
・こんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」(441湯目)

★本日の走行キロ 198キロ

☆今日のオススメ☆

・こんだ薬師温泉


☆今日の詳細☆

道の駅・美作で迎えた朝。
朝風呂は、美作三湯のひとつ、湯郷温泉。
立ち寄り湯の「鷺温泉館」にした。
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いわゆる日帰り温泉タイプ。
料金は600円。

浴室に入ってすぐ、飲泉場があった。
ほのかに硫黄が香り、弱い塩味と苦味を感じた。
お湯は無色透明。
露天風呂がいくつかあった。

この頃、僕も温泉に対して贅沢になってきた。
やっぱり源泉100%の真っ当な温泉にいつも入りたいと思うのだ。
日帰り温泉施設みたいなところでは、
なかなか源泉100%はない。
塩素臭を嗅ぎながらの入湯も、毎日続くとさすがに辛い。
湯船は小さくても構わないから、良い温泉に入りたいものだと思う。

美作から姫路へ走り、
ほんの一瞬だけ垣間見えた世界遺産・白鷺城に感嘆し、
後ろ髪引かれながらも、さらに東を目指した。
姫路は9年前にゆっくり見たことがあるけれど、
今旅中でも、九州から戻って来た時に必ず訪れることに決めている。

夜、こんだ薬師温泉というところに入った。
こちらも日帰り温泉施設なのだが、
なかなか良いつくりだった。
露天は循環、内湯は加温している、などと、
温泉の使い方をしっかり丁寧に表示していた。

湯温の低い源泉に全く手を加えず、
そのまま湯船に流し込んでいるお風呂があった。
30度くらいの温度で、ぬるいというより少し冷たいくらいなのだが、
これはこれで気持ちがいい。

その隣には、長湯が楽しめるようにと38度に加温した源泉が、
階段を上がったところには41度くらいの大風呂があった。

こんな風に少しずつ湯温の異なる湯船を設けている施設が僕は大好きだ。

露天は循環で塩素臭がするので、ほとんど入らずに出て、
源泉100%のぬるま湯にしばらく浸かった。

鳥取まで西に進んでおきながら、
岡山、兵庫と東に戻ってきたのには訳がある。
明日は、大阪でディクシャの会があるからだ。
4月にインドで一緒になった人たちと、
久しぶりに再会したくて、わざわざ引き返してきた。 
四国からも懐かしい顔が来てくれることになった。
インドでは西日本に住む人たちのパワーに深く感じ入った。
明日は西のフルパワーにとことん翻弄されようと思っている。
大阪にはほとんど滞在したことがないからすんごい楽しみ!
安いたこ焼きとか、しこたま食べてやる!
時間があればだけどw

なお、今後の予定としては、
11月4,5日と大阪に滞在し、6日には四国入りする。
今月末に、なごみが出雲に来るので、
それまでの間は、京都の紅葉の見ごろに照準を合わせつつ、
四国で遊ぶことにした。
ここに来て、「日本一周」という表現はもはや相応しくなく、
「日本周遊」とか「日本漫遊」と行った方が正確になってきた。

なごみが仙台に帰ったら、僕はさらに西への旅を再開し、
九州を巡り、中国、関西、東海、関東と経て、仙台に戻るつもり。
果たして12月、1月のふた月で、この計画が敢行できるだろうか。

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11/2 日本一周119日目(鳥取~岡山・美作)

112_2 ☆今日の概要☆

・三朝温泉「株湯」(通算438湯目)
・湯原温泉「露天風呂・砂湯」(439湯目)

★本日の走行キロ 181キロ

☆今日のオススメ☆

・湯原温泉「露天風呂・砂湯」


☆今日の詳細☆

夕方まで鳥取市内をブラブラして、それから移動。

鳥取の名湯、三朝温泉に入湯。
ラジウムの含有量が世界一とのこと。
無料の混浴露天などもあったが、
迷わず共同浴場「株湯」を選んだ。

三朝温泉発祥の地とも言われる「株湯」。
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料金は200円で、湯小屋は非常に簡素な造り。
浴室も狭く湯船も小さい。
湯船は大人が3人も入ればいっぱいだ。
洗い場もひとり分程度しかなく、
純粋に、有難い温泉を堪能するための湯小屋。
温泉好きにはたまらない湯船だ。
無色透明の気持ちいい温泉だった。

外には飲泉場があった。
柄杓で掬って飲んだ。

その後、
湯郷温泉、奥津温泉と並び、「美作三湯」と称される湯原温泉に行った。
ここにはダムを間近に眺めながら入れる無料の混浴露天があるのだ。
確か24時間やっていたはずと思って、行ってみた。
時刻は21時を回っていた。
真っ暗で誰もおらず、何も見えない。
不気味な入湯になるかもしれないと、内心かなりびびっていたが、
そんな不安は行ってみてすぐに払拭された。
それなりに明かりが燈っているし、入浴客も15人くらいはいた。
すぐそばに川が流れ、背後のダムは暗闇の中でもハッキリ分かった。

3つほど露天があり、全部で50人以上は楽に入れるだろう。
そのくらい広い。
湯船はそれぞれ少しずつ温度が異なっている。
強烈に熱い湯はなく、それぞれ入りやすい湯船だった。

泉質は「アルカリ性単純温泉」で、
浴後に肌がツルツルしているのが実感できる、美肌の湯であった。

お風呂上りに、地元の人に声を掛けられた。
日本一周をしているというと驚いて、
親切にお薬師さんの飲泉場を教えてくださった。

夜は、道の駅・美作まで頑張って移動。
到着した時には時刻は1時を過ぎていた。

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2006年11月 3日 (金)

11/1 日本一周118日目(鳥取~湯村温泉~鳥取砂丘~鳥取)

111 ☆今日の概要☆

・白兎神社(因幡の白うさぎ伝説)
・兵庫県・湯村温泉「薬師湯」(通算436湯目)
・鳥取砂丘
・鳥取温泉「日の丸温泉」(437湯目)

★本日の走行キロ 78キロ

☆今日のオススメ☆

・湯村温泉(自分で茹でる温泉たまご!)
・鳥取砂丘


☆今日の詳細☆

道の駅「神話の里・白うさぎ」に車中泊して目覚めた朝。
今朝の鳥取は気持ちよい秋晴れだった。

鳥取か。鳥取と言えば、山陰ではないか。
ずいぶん遠くまで来たものだ。
地名もほとんど馴染みのないものになってきた。
ここ数日で、丹波、但馬と経て、因幡にたどり着いたのか。
まだあまり実感が湧いていない。
ただ、慣れない地名に時折ハッとするくらいだ。

道の駅は国道9号に面し、国道のすぐ向こうは白兎海岸の海だった。
きれいな道の駅で、館内には24時間入ることが出来た。
NHKの流れるテレビがあり、暖房も効いていた。

山陰地方のエアエッジのエリアマップを入手してなかったので、
テキトーに鳥取市内に近い道の駅ということでここを選んだのだが、
周囲には特に住宅もなく、これまでの経験からすると、
絶対繋がらないだろうと思ったのに、試してみたらバリバリ繋がった。
こんな風に、すべての道の駅で使えたらいいのに。

さて、この道の駅には隣接して「白兎神社」がある。
「因幡の白うさぎ」の神話で有名な白兎を奉った神社だ。
日本一周118日目はこの神社の参拝からスタートした。
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鳥居を2つくぐり、兎が体を癒したという池を眺め、
本殿を参拝。
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二礼、二拍手、一礼とした。

朝風呂を目指す前に、腹ごしらえをした。
国道9号沿いにある「手打ちうどん ちよ志」。
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うどんの量の選択から麺の茹で上げ、具材のトッピングまで、
すべてセルフサービスのお店だった。
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こういうスタンスは西日本ではスタンダードなのだろうか。
村上春樹のエッセイで讃岐うどんのことを読んだ時、
たしかこんな風情だったように覚えている。
東北ではまず有り得ないスタイルなので、新鮮で楽しかった。
店員さんに「初めてなんですけど…」と聞いて、
いろいろ親切に教えてもらった。

結局、うどん(大)にキス天、なす天、
きつねをトッピングして、辛目のおつゆで食べた。
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これで570円也。
味も良く、夢中で食べた。

湯村温泉は大きな温泉街だが、城崎ほど混雑していなかった。
ゆっくり時間が流れていそうで、好感が持てた。
(まぁ週末は混雑するのかもしれないけど)
「薬師湯」という共同浴場に入った。
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玄関を入るとちょっとレトロで良い雰囲気。
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番台のおばちゃんから
「湯桶持参で良いやね~」と声を掛けられた。

タイル張りで飾り気のない内湯。
湯船が2つあった。
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大風呂の他、2,3人程度が入れる小さなものがひとつ。
入り比べてみたが、湯温は41,2度くらいで変わらなかった。
客の入りのピーク時には、小さな湯船は気泡湯として使うのかもしれない。
無色透明でクセのない温泉で、泉質は「炭酸水素塩泉」とのこと。
料金は300円で、シャワーは付くがシャンプーなどの設置はない。
脱衣所のドライヤーは100円式だった。
ドライヤーは僕は高いと思うのだが、山陰地方ではこれがスタンダードなのだろうか。

「薬師湯」のすぐ近くに、「荒湯」と呼ばれる湯村温泉の源泉があって、
98℃の熱湯がコポコポと湧き上がっている様を眺めることが出来た。
湯気がこちらに漂ってくると、かすかに硫黄が香った。
Img_2510

「荒湯」はいろいろ楽しめるスポットだ。
慈覚大師像の下に湧く源泉を、長い柄杓で掬って飲んだり、
Img_2523 Img_2531
「湯壺」で生たまごを茹でて食べることも出来る。
また、目の前を流れる鯉泳ぐ川を眺めながら
足湯に浸かるのも良いだろう。
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3個150円の生たまごを買って茹でてみた。
「なかの湯壺」と呼ばれる場所にたまごを吊るして沈ませた。
10分くらいでちょうどいい具合に茹で上がるのだという。
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ちなみに湯壺は「なかの湯壺」、「かみの湯壺」、「したの湯壺」と3種あり、
それぞれ湯温が異なるようだ。
山菜などアクの出るものは、「したの湯壺」で茹でる決まりになっていた。

茹で上がったたまごは、
僕の冷やし方が足りなかったらしく、うまく皮が剥けなかった。
買った時におばさんに「水でちゃんと冷やすと、うまく剥けるで」と言われてたのに…。
苦戦しながら何とか剥いて、塩をつけて食べた。
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話の通り、ちょうど良い具合に黄身が半熟で、たいそうおいしかった。

湯村温泉は昨日の晩に通り過ぎ、
本当は寄らないつもりだったのだが、
思い直してみて良かった。
こんなに楽しい温泉だったとは・・。

僕はよく知らないのだが、
湯村は「夢千代日記」というドラマの舞台になったらしい。
出演者たちの銅版手形が足湯ちかくの壁面にいくつか展示されていた。

湯村から鳥取砂丘に行った。
ここも良かった。
強く印象に残った。

有料駐車場(410円)に車を止めて、砂丘への階段を上ると、
だだっ広い砂の丘が目の前に開けた。
Img_2545
「おぉっ…これは…」と思わず口にした。
初めて訪れる誰もが、きっと同じように思うのではないか。

ずっと向こうの砂丘を登っている人たちが小さな米粒ほどに見える。
近いような気もするし、遠いような気もした。
距離感がうまく掴めない。

裸足になって砂の上を歩いた。
砂浜の砂のように粒子が細かく、踏んでいて気持ちが良かった。
日光に照らされて、表面は温かかった。

向こうに盛り上がった丘までは、歩いて20分くらい掛かった。
途中で何度もカメラを構えては、砂の風景を写した。
Img_2547
登りになった途端、砂に足を取られてうまく進めなくなった。
息を切らしながら運動不足の体に鞭打ち、
丘の頂上までたどり着くと、
そこからは鳥取の海が間近に一望できた。
だだっ広い砂の丘の、そのすぐ向こうに茫漠たる日本海。
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何という絶景だろう。
自然の作り出す景観の妙に感嘆した。

ワクワクを抑えきれず、急な勾配を走り降りた。
うまく波打ち際まで降りることが出来たが、
あとから聞いた話では、
ここでよく転倒し、肩の骨を折る人などがいるらしい。
でも、走り降りたくなる気持ちはホントよく分かる。

海は、多少波が立っていた。
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裸足のまま波打ち際まで進み、
鳥取の海に足を洗わせてみた。
冷たいけれど、凍えるほどではない。
ほんのわずかに夏のぬるさが残っていた。

打ち寄せる波をぼうっと眺めていて、はっと目を瞠った。
何やら茶色い物体があちこちの波間を漂っているのだ。
もしかしてあれは…エチゼンクラゲ・・か?

もしや浜に打ち上げられてはいないかと思い、探してみると、やはりあった。
幅50センチくらいの、出来損ないのコンニャクみたいな物体が、
4,5個ほど打ち上げられていた。
Img_2581 Img_2587 Img_2590

デカいしグロテスクだ。
木の棒で刺してみた。
コンニャクよりは弾力があるが、
一旦突き刺さると、プルプルとした感触が伝わって貫通する。
あまり心地よい感触ではない。
何度かブスブスと刺し、気色悪くなってきたのでやめた。

その後、1メートルくらいの巨体が海に漂っているのも見た。
波打ち際にいてさえ、これだけの数が見えるのだ。
船に乗って海に出たら、どれほどの数が見えることか。
漁業に深刻な影響が出るのも無理はない。

日が落ちてきて、いつのまにか砂丘にも人が少なくなった。
僕も戻ろうと思い、先ほど降りてきた急な勾配を見上げた。
すると左のほうに、人の足跡が全く付いていないスペースを見つけた。
風に吹かれるまま砂に縞の模様が付いて、美しかった。
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その美しい縞に、自分の名前を刻みたいと思った。
浜に残された太い木の棒を手に取り、
丘を駆け上がって、大きく「はむ」と刻んだ。

すぐに砂が落ちてきて、字が判然としない。
何度も何度も深く掘り刻んで、汗だくになった。
誰もいない砂丘の夕暮れに僕ひとり、
海風に吹かれながら、一生懸命砂地に名前を刻んでいる。
木の棒を懸命に動かしながら何故か、
この瞬間を、僕は一生忘れない、と強く思った。
なぜそんなことを思ったのか分からないけれど、
人生のうちでたびたび、こんな風に「今」という瞬間を、
リアルに強烈に感じることがあるものだ。

刻んだ名前は、勾配が急すぎて、
うまく写真に収めることが出来なかった。
もっとちゃんと場所を見定めれば良かった。
Img_2616
丘を越えて向こうの側の斜面に刻めば、
そのもっと向こうの丘からカメラをズームアップさせて写すことが出来たのに。

でも、まぁ良いや。
汗もかいて疲れたし。
再び息を切らしながら、軟らかい砂を踏みしめ、
車まで戻った。

ホテルにチェックインしたあと、
すぐ近くに「鳥取温泉」があると聞いて、出掛けた。
元湯温泉に行こうとしたが、そちらは改装中とのことなので、
「日の丸温泉」に行った。
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いわゆる温泉銭湯で、縦に続く洗い場の最奥に湯船がある。
このタイプの浴室にいちばん最後に浸かったのは、
カランバさんと一緒に入った石和温泉共同浴場だったかな。

茶褐色に濁ったお湯は「ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉」。
湯温の高いせいもあるし、浴室に湯気が篭っていたせいもあるだろう。
強烈に温まって出た。
銭湯料金で350円。
当然ながらシャンプーなどの設置はなかった。

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2006年11月 2日 (木)

10/31 日本一周117日目(朝来~城崎温泉~久美浜温泉~鳥取)

1031 ☆今日の概要☆

・城崎温泉(通算434湯目)
・久美浜温泉(435湯目)

★本日の走行キロ 204キロ

☆今日のオススメ☆

・久美浜温泉

☆今日の詳細☆

兵庫県の「道の駅・あさご」でお昼頃まで仕事をして、
城崎温泉に移動。

城崎は温泉番付で西の横綱に名を連ねるほどの名湯で、
大学の頃から、一度は訪れてみたいと思っていたお湯。
温泉街の真ん中に幅5メートルくらいの川が流れている。
ところどころに趣のある橋が掛かり、
両側の道には柳の木が並んでいる。
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城崎には地蔵湯、柳湯、まんだら湯、さとの湯など
7つの外湯(共同浴場)があるが、
僕はいちばん大きな「一の湯」に入った。
御所の湯というのが数年前にリニューアルして、
なかなか雰囲気の良い露天風呂を作ったが、
初めて訪れたのだし、
とりあえずいちばんメジャーそうな「一の湯」を攻めた。
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(今から思えば、なかなか来られる場所じゃないんだから、
 直感でいいと思ったところに入りに行きゃ良かったのに。
 どうも俺は頭の固いところがあるんだよな)

腰あたりまで来るくらいの深い湯船に、
無色透明のお湯が貯められていた。
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泉質は「カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」。
湯口が見当たらないのが残念だった。
洞窟風の露天風呂もあった。
料金は600円でアメニティは一通りそろっている。
ただ、ドライヤーを使うのに100円掛かるのは、
ちょっと高過ぎると思った。

「一の湯」のすぐそばの端のたもとに、飲泉場があった。
置いてあった茶碗で一口。
多少、しょっぱ苦い味が感知できた。
(写真に収めてくるのを忘れた。残念)

宿泊客が浴衣を着て、下駄をカランコロンと響かせる温泉街。
その風情に僕も混じって歩いた。
お煎餅屋さんで立ち止まり、2枚、しょうゆせんべいを買った。
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ノーマルなしょうゆせんと、七味唐辛子掛け。
結構おいしかった。
1枚120円と、値段も張るのだけど。

城崎のあとは、
ネットのお友達のmyimyiさんから教えられた
「久美浜温泉 湯元館」に入った。
myimyiさんは、何年か前、
僕が「温泉求道家 はむれっとの宿」というタイトルで、
gaiax系でHPをやっていた時のお友達で、
温泉経歴では僕よりずっとずっと先輩だ。
HPが無料から有料に切り替わる際に僕はそこを辞めてミクシィに移り、
それ以来ご無沙汰していたのだが、
このほど、久しぶりに連絡をしてみたら、
快くお返事をくださった。

教えてもらった久美浜温泉は、素晴らしく良かった。
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広々とした露天風呂は、
がけの上から滝のように源泉が流れ込んでいる。
打たせ湯、気泡湯も併設した露天は、
湯温もぬるめで、長湯が楽しめそうだった。

僕が良かったのは内湯。
特に何も変わったところのないシンプルな内湯なのだが、
湯船の温度が絶妙で、僕がいちばん好きな温度だった。
すっかり温泉に溶け込みそうになった。
泉質は「カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉」で、
循環はせず、源泉が湯船に溢れては流れ去っている。
湯温、湯量とも非常に頼もしい。

入浴料は400円と安価。
そしてアメニティも充実している。
僕としても強くオススメしたい温泉だった。

館内も何となく鄙びていて、安心する感じの宿だ。
広い売店にはお土産のほか、野菜や果物も売っていて、
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ここは自炊は出来ないと思うが、
何となく東北の自炊宿風情を感じさせる宿だった。

お食事処の値段設定も良心的。
天ざるで900円、
僕が食べた親子丼は、味噌汁、おしんこ、もう一品付いて、
550円という安さだった。
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チェーン店に勝るとも劣らない値段設定にうれしくなった。

宿泊料金の設定も、素泊まりが3675円からと安価。
夕食の値段も3タイプに分かれていたりして、泊まりやすそうだ。
ゆっくり滞在してみたい宿だと思った。

さすがは温泉の先輩、myimyiさんだと思った。
教えてもらえなければ、
こんなに良い温泉を入り逃すところだった。
記憶に残る入湯となった。
ありがとうございました☆

この日の宿泊地選びは失敗。
豊岡から鳥取まで、あんなに遠いとは思わなかった。
80キロ以上あった。
道の駅に到着したのは23時近くで、
日記の更新も何も出来ないままに疲れて眠った。

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10/30 日本一周116日目(舞鶴~天橋立~兵庫県朝来)

1030 ☆今日の概要☆

・天橋立
・天橋立温泉(通算433湯目)

★本日の走行キロ 153キロ

☆今日のオススメ☆

・天橋立

☆今日の詳細☆

ホテルをチェックアウトしたのが正午。
僕の泊まった「ホテルアルスタイン」は、
レイトチェックアウトを採用していて、
僕のような旅のスタイルにとっては非常にありがたい。

1階のカフェで無料サービスの朝食を取った後、
部屋でひと息ついていると、
突然、大音量の警報が部屋に鳴り響いた。
そして、
「ただいま、2階の火災報知器が作動しました!」と物々しい放送が。
うん?何か訓練でも始まったのかな、と思って、鼻をほじっていると、
「ご滞在のみなさん、火事です!火事です!火災が発生しました!」
と今度は切羽詰ったような男性の声が流れて、
「従業員の誘導に従って、すみやかに避難してください!」と来た。
おいおい!本当かよ、俺、全然部屋片付いてないじゃん!
パソコンやら何やら持ってくモンいっぱいあんだぞ!
うわぁ、どうすっぺ、どうすっぺとさすがに慌てた。
すると数十秒のうちにまた放送が。
「ご滞在の皆様。今のは誤報です!お騒がせして大変申し訳ありませんでした」

おいおい、何がどうなってんだ、このホテル…大丈夫かよ。

チェックアウトする時、フロントは平謝りだった。
「まぁ一応、ちょっと慌ててはみたんですけど」と笑って、ホテルを出た。

今日は、日本三景のひとつ、天橋立の観光。
まぁ押さえとかなきゃいけないでしょ、ここと厳島ぐらいは、最低でも。
と言いつつ、天橋立が何なのかいまいちよく分かっていないのだった。

調べてみると、天橋立というのはどうやら砂嘴(さし)らしい。
砂嘴というのは、海流や波の影響で、砂地が細く長く延びたもの。
その細く延びた砂地が、宮津湾の向こう側に見える陸に繋がって、
湾の真ん中に砂の橋が掛かったような、妙な形をしている。
そんな感じで、要するに宮津湾が天橋立で分断されているのだ。
分断されて内海となった方を阿蘇海と呼ぶ。
陸に繋がった砂地には松が生い茂っている。
まぁこんなこと書くより、画像を見てもらった方が早いし、
画像を載せるまでもなく、どんな所か知っている人の方が多いだろう。
Img_2461

天橋立は、砂浜がきれいだった。
コテコテの観光地であるにもかかわらず、
砂浜の付近には何もなく、
ただ、海の風、打ち寄せる波の音、それ以外には無い、
静かな場所だった。
Img_2419 Img_2422
平日で、さほどの観光客もおらず、
少しの間砂浜を独り占めできそうだったので、
波の来ないところに腰を下ろし、瞑想のようなことをやった。

売店の方に戻り、名物「智恵の餅」を食べ、
今度はリフトに乗って高台に上がってみた。
何枚かパシャパシャ写真を撮って、帰りはモノレールで降りた。

天橋立駅のすぐ隣にある、「智恵の湯」という外湯に入った。
料金は600円。
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広くはなく、落ち着いて入るという感じではなかった。
内湯がひとつ、露天がひとつ。
内湯は、まるで一旦、箱の中に入ってから湯船に浸かる感じだった。
湯口が知恵の輪の形をしているのが印象的だった。
露天は大人が3,4人くらい入れる程度。
こちらの方が湯温は高く、入っていて気持ちがいい。
泉質は「含弱放射能・鉄-ナトリウム-塩化物泉」。
凄そうな名前の割に、浴感はソフトだった。

エアエッジを使える道の駅を探して、
「道の駅・あさご」というところまで行ったが、
全く使える気配がなかった。
何度もこんなことがあり、
エリアマップがかなりテキトーに作られていることがよく分かる。

書き忘れたが、この日の昼食は天橋立で食べた。
龍宮そばというのを食べた。
そば打ちの実演を見られるお店で、
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そばは黒っぽく、コシのある、男性的な印象だった。

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10/29 日本一周115日目(舞鶴市)

1029 ☆今日の概要☆

・道の駅「とれとれセンター」にて、イクラねぎトロ丼
・たかお温泉「光の湯」(通算432湯目)
・カフェ十番館(ホテル併設のカフェ)

★本日の走行キロ 14キロ

☆今日のオススメ☆

・カフェ十番館

☆今日の詳細☆

道の駅で目覚めた朝。
朝の用意をして、車内を片付けて、
パソコンで比叡山の日記を書いた。

お昼、道の駅の食堂で、
「イクラねぎトロ丼」を食べた。
みそ汁とおしんこ付で1400円也。
こないだ越前で食べた刺身定食2500円よりずっとうまかった。
やっぱり自分がホントに食べたいものを食べると気分がいい。
ほんのウン百円ケチって妥協したものを食べるより、
思い切って食べたいものを躊躇無く食べるほうが、
精神衛生上、良いと思った。

温泉に行く途中で、海沿いの国道27号線を通るのだけど、
どうやら舞鶴のあたりは海上自衛隊の駐屯地らしい。
暗いグレーの物々しい自衛艦がいくつも停泊していた。
また、水兵服姿の自衛隊員さんを何人か見かけた。

西舞鶴にある「たかお温泉 光の湯」に入湯。
「ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉」という泉質だ。
肌のツルツルする温泉で、
温泉は露天風呂にのみ使われているようだった。

夕方、早々にチェックインし、お仕事。
「ホテル アルスタイン」という、
ちょっとキレイなホテルで、
1階にカフェ「十番館」があった。
オシャレな感じで、地元の人たちもよく来ている様子。
夜はこのカフェまで降りて、
ハッシュドビーフオムライスを食べた。
たまにはこういうシャレたものも食べますw
また食後には、モンブランのシフォンケーキも食べた。

しかし・・・、
一人だとホントに「食った、入った」しかネタが無いなぁ。。
まぁ仕方ないんだけど。

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