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2006年12月13日 (水)

12/12 日本一周159日目(別府温泉郷)

1212 ☆今日の概要☆

・野湯・鶴の湯(通算470湯目)
・野湯・ヘビん湯(471湯目)
・野湯・泥湯(472湯目)
・野湯・鍋山の湯(473湯目)
・別府・明礬温泉「別府温泉保養ランド」(474湯目)
・駅前高等温泉(475湯目)

★本日の走行キロ 32キロ

☆今日のオススメ☆

・野湯・鶴の湯
・野湯・ヘビん湯
・野湯・泥湯
・野湯・鍋山の湯
・別府・明礬温泉「別府温泉保養ランド」

☆今日の詳細☆

とりあえず一言。
別府最強。
こんなすげーとこ、これまで来たことないや。
ここが温泉の横綱だ。
はむれっと、脱帽しました。
っていうか別府に五体倒地しますw

概要でお分かりのとおり、
怒涛の6連湯を決め込んだ日。
6連湯は温泉人生で初。
北海道・屈斜路湖畔の温泉群に入った時の
5連湯の記録を更新した。

第一湯目は、別府・明礬温泉から、
墓地の続く目立たない道をずっと登っていったところにある「鶴の湯」。
乳白色の温泉で、湯口付近はかなり暑くて入れないが、
そこから遠ざかったところなら44℃弱くらいの温度で、まだ入れる熱さだ。

僕が行った時には、ちょうど若い男性がふたり入っていて、
話しかけるといろいろ気さくに喋ってくれた。
僕が仙台からの日本一周で来ているというと驚いていた。
許可を取って写真を撮らしてもらったので、約束どおり、
そのまんまでアップします。
Img_3717 Img_3720

他に行きたいと思っていた「ヘビん湯」のことを尋ねると、
「じゃあ、僕らが先導して前を走りますんで、あとから付いてきてください」と言って、
わざわざ「へビん湯」の手前まで送ってくれた。
温かい心にうれしくなった。
旅は、こういう人たちのおかげで、
楽しくなり思い出深くなる。
本当にありがたいことだ。

そういえば彼らには福岡・小倉のうまいラーメン屋を聞いた。
確かな名前は「一蘭」といったはず。
まぁ必ず行くでしょう。

「ヘビん湯」は舗装されてないダートな道を行く。
途中で左右に分岐し、右へ行けば鍋山の湯、左へ行けばヘビん湯だ。
Img_3738
「ヘビん湯」は、とにかく道なりに進む。
途中で上り坂になったり道が舗装されたりして、
「もしかして通り過ぎたか?」と不安になるが、
そのまましばらく進んでいくと、左に2,3台の駐車スペースがあり、
右に降りていく道の向こうに小屋の見える場所がある。
そこが「ヘビん湯」である。
車を停めて右の道を降りていくと、
渓流沿いに露天風呂がいくつかあるのが見える。

僕の行った時には、管理者らしきおじいさんと、
カップルが一組入っていた。
グラサンを掛けて哀川翔みたいな感じの人と、グラマーな女性。
僕はちょっと肩身の狭い気持ちで、そそくさと服を脱ぎ、
掛け湯して、おじいさんと同じ湯船に浸かった。
やはりおじいさんはボランティアの管理者らしく、
ヘビん湯のことをいろいろ教えてもらった。
Img_3724 Img_3725 Img_3728

ここには4つの露天があり、それぞれに湯温が異なり、
また源泉も違うとのこと。
僕の入った感じによれば、湯温は、
一番上から、43℃、41℃、38℃、40℃。
無色透明で恐らくは単純温泉か。
温泉の匂いはすれども、味はあまりなかったように思う。

いちばん熱い温泉は、すぐ近くの岩の下から沸いているのだと教えてくれた。
そこに黒いホースが伸ばされていた。
他にも数本のホースが川の上流に向かって伸びていた。
Img_3734

次に向かったのは、「鍋山の湯」。
先ほどの道を、ダートの分岐地点まで戻り、
今度はその道を右へ。
ところどころ地割れみたいになった悪路で、
俺のムーヴはこの道を走破出来るのかと思ったが、大丈夫だった。
少し進むとすぐに、石造りの簡単な門が見えて、「鍋山の湯」と表示が出ている。
Img_3741
そこに車を停め、10分ほど山を登る。
山と言うより、地獄谷という方が正確か。
硫黄の香りが立ち込め、向こうの山肌を見ると、
いたるところから白煙が上がっている。
そんな中を歩いて上っていく。
Img_3743 Img_3744
視界は開けているので、眺めはなかなか良い。

ヘビん湯のおじさんから、
「鍋山の湯のさらに上には『泥湯』があるよ」と教わったが、
先にそっちに入ってしまった。
というのも、人の声が聞こえてきたからだ。

5人の若者が「泥湯」に浸かっていた。
聞けば熊本から来た大学生だという。
なるほど、確かにそういう雰囲気だ。
大学生って、雰囲気で分かることが多いのは何故なんだろう。

「泥湯」には2つ湯船があり、ひとつは彼らで満員だったので、
もう一つのほうに入ることに。
Img_3754 Img_3757

「ぬるいですよ」と言われたが、入ってみるとそうでもなかった。
すぐ目の前に源泉があり、ゴォッという噴気音を出していた。
源泉の近くでは、湯船の底からもお湯が湧き出ている様子で、
絶え間なく気泡の上がってくるのが見えた。
Img_3753
そこに足を伸ばしてみると、やけどしそうになる。
白濁している、というよりは、灰濁と言った方が正しく、
かなり濃厚に濁っていて、3センチより下はもう全く見えなかった。
「泥湯」の名の通り、湯底を掬うと滑らかな泥が取れた。
大学生の彼らの入っている、上の湯船の方が、
より強力な源泉に近く、そちらの噴気音の方が迫力があった。

「では、お先に」と言って彼らは上がっていったが、
しばらくして僕も下りていくと、
少し下った右から、また彼らの声が聞こえてきた。
行ってみるとそこが鍋山の湯だった。

湯船はやはり二つで、どちらも繋がっていた。
上の湯船の目の前に源泉があり、
そこからお湯が直接流れ込んでいるので、
当然上の方が熱い。
だが、水の勢いよく出るホースが用意されているので、
それで湯温を調節して入ることが出来た。
お湯の色は、黒。
かなり個性的な色だ。
東京の温泉のようなコーヒー色ではなく、黒。
どす黒いような黒ではなく、少し透明な灰色系の黒である。
こんな色の温泉には初めて入った。
(秋田・後生掛温泉の泥湯が、色としては近いかもしれない)
Img_3764 Img_3765
飲んで飲めないことはないが、
何となく銀歯が黒くなりそうな予感のするお湯だった。

彼らに熊本ラーメンのうまい店を聞いた。
「文龍」というところが良いらしい。
ここも必ず行くだろう。

野湯を4つ制覇し、5つ目は、
「別府温泉保養ランド」に行った。
ここの泥湯は超有名だ。
入浴料は1000円するが、値段以上の驚きを感じられる施設だった。

いくつかある湯船はすべて灰濁。
内湯と蒸し湯は男女別だが、その他の露天は全て混浴。
でもあれだけ濁りがすごければ、女性も入りやすいだろう。

露天の泥湯は圧巻だった。
湯船の中に入っていくと、
泥がニュルニュルと足指の股に入り込んできて、
思わず「おほぉっ!」と間抜けな喚声を上げそうになるほどくすぐったい。
湯底に座ってみると、さらに新鮮な感覚が。
お尻がニュルニュルして、かなり居心地が悪い。
どんなに機嫌の悪い人でも、この泥湯の底に座ったら、
あまりの感覚に一発で機嫌が直りそうだ。
そのくらい、人を童心に戻す力を、このニュルニュルは持っている。

泥は深いところでは、膝下あたりまで足を飲み込んだ。
緩やかに泥に引きずり込まれる感覚は何とも言えない。

広々とした露天の泥湯に遊んで、
僕は別府のあまりの懐の深さに、思わず脱帽したい気になった。
これまでたくさんの温泉に入ってきたけれど、
別府が一番凄い。
お話にならないほど、群を抜いている。
温泉なら何でもござれではないか。
間違いなく別府が温泉の横綱だ、と強く思った。

保養ランドでは無断で写真を撮るのが禁止だったため、
(そりゃそうだ、混浴だもんな)
カメラは持っていったのに一枚も取らずに終わった。
今から思えば、男女別の内湯「コロイド湯」とか、
鄙びた風情の休憩所くらい、写真に収めてきても良かったかな・・・。

濃厚なお湯に5つも浸かり、
そうなってくると無色透明の
ソフトなお湯が恋しくなってくるというのが人情と言うものである。
そういう訳で、いちどゲストハウスに戻ってから、
「駅前高等温泉」に出向いてみた。
駅からすぐのところ、ゲストハウスからも歩いて5分と掛からない距離にある。

大正ロマン風の外観だ。
Img_37721
「高等湯」が300円(何と24時間営業!)、
「並湯」が100円というので、安い方に入湯。
入りたかった無色透明なお湯に満足。
でも、並湯はちょっとぬるいかも。
40℃くらいの熱さしかなく、
この日の温泉のラストに、
ガッツリ熱いお湯に入りたかった身としては、少し残念だった。
見ると張り紙があり、
「並湯でぬるい人は高等湯へ」と書いてあり、
「それを早く言ってよ~」と思った。
少し長く浸かって体を温めてから宿に戻った。

こんなに沢山の温泉に浸かって、
湯あたりとか大丈夫だろうかと思ったが、
それなりに入り慣れしてるからだろうか、明くる日も何ともなかった。


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別府温泉の概要 別府温泉(べっぷおんせん)は大分県別府市(旧国豊後国)にある温泉... [続きを読む]

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