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2006年12月16日 (土)

12/15 日本一周162日目(別府~由布院)

1215 ☆今日の概要☆

・堀田温泉(通算481湯目)
・由布院温泉「ほたるの宿・仙洞」(482湯目)
・山下清美術館
・塚原温泉「火口之泉」(483湯目)

★本日の走行キロ 65キロ

☆今日のオススメ☆

・由布院温泉「ほたるの宿・仙洞」
・山下清美術館(常設かどうかは不明)
・塚原温泉「火口之泉」

☆今日の詳細☆

4泊滞在した別府を後にして、
最近人気がうなぎ上りの由布院温泉へ。
その道すがら、別府八湯で一つだけ入り残していた、
「堀田温泉」へ。
Img_3922
210円で広い内湯と露天風呂に入れる。
建物は新しく、清潔感があって良い。
泉質は単純温泉とのことだったが、
それでもしっかりと硫黄の香りがして、
味的にも弱く温泉の味がするあたり、さすがは別府である。

別府では本当に良い思いをした。
何から何まで大満足で、
引っ越したい町の第一位になった。
こんなに奥ゆかしい温泉をいくつも抱えて、
街の人は暖かく、路地にはニャンコも多い。
正直言って、かなり去り難いのだが、
仕方ない。旅を始めなければ。

由布院では、お風呂で一緒になった人から教えてもらった、
「ほたるの宿・仙洞」という宿に立寄りで入った。
Img_3927
500円で露天風呂に入れる。
なるほど、こじんまりとはしているが、
小奇麗な感じの露天だ。
Img_39291
この宿なら、女の子と一緒に来ても、
喜んでもらえるだろう。
泉質は単純温泉で無色透明。
塩素消毒しているとのことだったが、
ほとんど塩素臭は感じられず、
温まって良い温泉だと思った。

由布院は、さすが名の知れているだけはある。
観光客でいっぱいだった。
温泉街全体が、何というか、
新しく小京都を作ったらこうなりました、というような感じである。
現代風に和洋がうまい具合に折衷されて、
どこを見ても瀟洒、
温泉街から見上げる由布岳も見事な壮観で、
なるほど、人気があるだけのことはあると思った。
Img_39241 ←こちらは、由布院に向かう途中で撮った由布岳。

これなら、小室哲哉が入りに来ても、そりゃ満足するだろう。
(何の話じゃw)

そういえば小室哲哉は大分に住んでるんじゃなかったっけか。
奥さんのKEIKOの実家がたしか大分にあって云々、
という話を聞いたことがある。
小室さん、どうかな。
温泉求道家で温泉ソムリエのはむれっとと、
一緒に温泉入ってみない?
こんなん書いて、偶然小室さんに見られてお誘いとか来たら
すごい面白いけど、まぁある筈ないわな。
あの人とは縁があるような気がするんだけどなぁ。


話を元に戻す。
由布院では山下清の美術館があって(常設かどうかは不明)、
吸い込まれるように入ってしまった。
僕に絵を観る目はないんだが、山下清の絵だけはどうも別格だ。
俺にとって、今のところ最高の画家が、あの人だ。
何つったって、普通の美術館で15分も見たらお腹一杯の俺が、
今日も1時間以上ゆっくり絵を眺めていたんだから。
やっぱ何か惹かれるところがあるんだろうな。
ちなみに、山下清と同じくらいに好きなのが、つげ義春。
あの人は画家というか漫画家だけど。
つげ義春美術館とか出来たら、絶対に行く。

今日観た絵では、「奴だこ」と「七夕」が素晴らしく良かった。
思わず絵を抱きしめたくなるほど素朴で純粋で、
涙が出てくるのをこらえなくちゃいけないほど、胸が震えた。
この人の貼画は、ほんとに味がある。
温泉みたいに温かくて、やさしくて。

絵をじっくり眺めてみると、
切手や紙幣をちぎったものも
貼られたりしていた。

しゃもじに白カブの貼絵をした作品や、
レコードに貼り絵をしたものなど、
いろんな素材を自由に使ってて、
それだけ心も自由だったのかなって思った。
僕からは、あんな発想はまずでないもの。
「絵は白い紙に描くもの」
それしきの概念しか持ち合わせていない。
というかそもそも絵自体を描かないんだけど。

彼の絵を観ていると、
いかに自分が堅苦しく、
不自由な心で生きているかを思い知らされる。
もっと子どもみたいにまっすぐに素直に
いろんなことを表現できたら良いのに。
それが文章であれ、感情であれ、願望や欲望であれ。
でもそれは結局、坂口安吾の堕落論に通じちゃうかな。
みんな呆れて、周りに誰もいなくなっちゃうかな。

しかし、絵も一枚一枚、じっくり観ていくと疲れるものだ。
まるで小説を読んでいる時みたいに疲れる。
引き込まれるのは良いけれど、
出来るなら一日2、3点とか、
それくらいのペースでじっくり観たいものだ。

放浪日記の抜粋もいくつか掲載されていたが、
文章は「裸の大将」そのまんまで、人柄がしのばれる。
全然、肩に力の入ってない、ナチュラルな文章で、
あれはあれで良いなぁと思った。

帰りしなに、売店で絵葉書セットを買ってみた。
僕が特に気に入った、「奴だこ」と「七夕」のものはなかったけど、
それ以外にもいい作品がいっぱいあったからな。

道の駅で一旦お昼を食べ、
眠くなったのでそのまま2時間ほどお昼寝をした。
起きたら夕方になってて、慌てて起きて、
今日3湯目の温泉に向かった。

塚原温泉「火口之泉」である。
Img_3932
湯小屋と休憩所が別になった施設で、
宿泊所はないけれど、湯治場的な雰囲気が濃厚だった。
温泉にたどり着くには途中からダートの道を登らねばならなかった。

駐車場から見えるのは伽藍岳の荒々しい風景。
ところどころ噴煙の上がっているも見える。
Img_3935

料金は500円で、受付は17時まで。
施設の終了が17時だと思って車を飛ばしたが、
そんな必要はなかった。

湯小屋には木風呂の内湯がひとつ。
10人くらいは入れるだろうか。
Img_3934
お湯は黄色透明で、玉川温泉に似た迫力があった。
泉質としても玉川に似ており、
PH1.4の強酸性、泉質としては
「酸性ー含硫黄・鉄・アルミニウムーカルシウムー硫酸塩泉」というものだった。
鉄の含有度が日本一、
酸性度とアルミニウム含有度は日本第二位という、気合の入った泉質である。

髭剃り跡にお湯が沁みる。
その痛痒に耐えつつ、肩まで浸かる。
湯温は41度くらいだろうか、適温である。
飲んでみると強烈な酸っぱさを感じた。
玉川のように、思わず吐き出してしまうほどのエグさはないが、
それは事前から強酸性だと知っていたからかもしれない。
知らなかったらやっぱり思わず吐き出していたかも。
酸っぱさの中に、どことなく甘さがあって、
黒酢ジュースの強いやつを飲んでいるみたいだった。
歯がギシギシするような感じもあり、
銀歯が真っ黒になってしまうのではないかという不安を覚えた。

僕より若いようなお父さんが、
プリプリした幼児を抱えて入ってきて、
それまで仏頂面で入っていたどっかのおじさんが、
急に頬を緩めて、その子に構ったりして、
「あ、光(ひかり)だ」と思って微笑ましくなった。

入浴中、たまにドカンと地鳴りが合わさったような音が聞こえ、
あれは何ですかと訊ねてみたら、自衛隊の打つ大砲の音らしい。
そういえば温泉街近くに駐屯地があった。
この辺は隊のヘリコプターも飛んだりするらしい。

今宵はひと月ぶりに車中泊。
道の駅・ゆふいんに宿を取った。
分かっていたことだが、エアエッジが使えない。
いつも通り、惜しいところでエリアが切れている。
あと少しなんだけどなぁ。
小橋健太の若い時じゃないんだから。
もうひと踏ん張り、エアエッジには頑張ってほしいものです。


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コメント

あいさん、書き込みありがとう。
とってもうれしいです!
こちらこそ楽しかったです☆
どうもありがとう(^_^)

この回の日記、読み返してみたら、
書きかけのところがたくさんあったね(^_^;)
画像のアップも遅れてるし・・。
年末に掛けて頑張って追いつきます!

塚原は強い温泉だけど、いい風情だったよ。
由布院からもそう遠くないしね。
ぜひぜひ、オススメです。

別府に引っ越せるかなぁ~
いつかは住んでみたいなぁ・・
きっとまた会いましょう♪

投稿: はむれっと | 2006年12月19日 (火) 07時29分

別府でお世話になったあいです(*´▽`)
ブログ見ました☆
塚原温泉行ってみたいです。
あ、
別府に引っ越してくるのを待ってまーす笑。
楽しい旅になりますように☆
またどこかで会えますように!


投稿: あい | 2006年12月19日 (火) 03時23分

HALくん。

君からも小室先生に言ってやって!
温泉界のTKが露天コラボやらないかって
誘ってますよ~ってww

投稿: はむれっと | 2006年12月19日 (火) 02時00分

satosiさん、こんばんは。
うわぁ~いっぱい教えてくださって、
ありがとうございます☆
ぜひ、参考にします!

北薩、中薩という
新鮮な響きがまた旅情を誘いますね!
鹿児島は楽しみな場所のひとつです。

宮崎方面から鹿児島に入るので、
恐らくそちらへ行くのは
もう少し先になるかと思います。

無計画たる僕の旅も、
そろそろ先をしっかり見据えねば
ダメになってきてます(^_^;)

投稿: はむれっと | 2006年12月19日 (火) 01時59分

小室先生とお会いできたらいいね^^

投稿: HAL | 2006年12月18日 (月) 12時38分

こんばんは、

自分,市内にあまり縁がないので
北薩、中薩の温泉紹介をします。

霧島民芸村の温泉、100円ではなく『志』
霧島神宮近く、民芸村の奥にあります。
少し分かりにくいかも、露天のみです。

蓬泉館、『100円』霧島神宮近く。

薩摩川内市入来町
あぜろ湯『100円』
柴垣湯『100円』
亀乃湯『100円』

薩摩川内市樋脇町
上之湯公衆浴場『100円』
下之湯公衆浴場『100円』
丸山温泉『100円』

薩摩川内市祁答院町
砂石会館『100円』
竜仙館『100円』
大村温泉『100円』

薩摩郡さつま町
かしはら温泉『100円』

紫尾区営大衆浴場『200円』(少し高いですが、いい温泉なので・・・)

少し飛びますが
熊本県水俣市湯出
湯の鶴温泉
きくの湯『100円』

今まで、実際に入った100円温泉を上げてみました。
すべてマイナーな所ばかりです。

ご存知かもしれませんが、
こちらの方のHPを、
自分、いつも、参考にして、修行しています。

http://www6.ocn.ne.jp/~musashi/


では、良い旅を・・・・。

>※全行程読むのは、
 かな~り大変だと思いますよ~(^_^;)

日本地図、近日中に買いに行くつもりです(*^^*ゞ

投稿: satosi | 2006年12月18日 (月) 01時08分

SATOSIさん、こんばんは。
はむれっとです。
読んでくださって&書き込みありがとうございます☆

鹿児島も良い温泉が多いみたいですね。
市内各地に温泉が湧いているとか・・。
うらやましいです。

「ふだん着の温泉」、いいですよね。
あれが温泉の本当の姿だなぁって僕は思います。

今週末くらいには鹿児島に入ると思いますが、
100円温泉行脚、ぜひやりたいですね~(^^)
どこかオススメを教えてください☆

ブログはなかなか画像のアップが追いつかず、
文章のみの味気ない内容になってますが、
頑張って追いついていきますんで、
これからもよろしくお願いします(^o^)丿

※全行程読むのは、
 かな~り大変だと思いますよ~(^_^;)

投稿: はむれっと | 2006年12月17日 (日) 18時35分

こんにちは、はむれっと様
自分、薩摩の国で、
日々、ふだん着の温泉に浸かって修行している、satosiと言うものです。

こちらのブログ、ツラツラト読ませていただきました。
いや~、羨ましい旅をしていらっしゃいますね~!
いつの日にか、全国のおんせん求めて温泉修行がしたいです。
今週は、宮崎鹿児島方面とか、ぜひ、さつまの湯も堪能してください。
出来れば、100円温泉行脚など如何でしょうか?
では、また、チョクチョク来ます(^^ゞ

正月休み、どこにも行けない時は、『温泉ソムリエ☆はむれっと 車で日本一周♪』
全行程熟読して、家で温泉気分も良いかな~。と思っています"(*^^*ゞ

投稿: satosi | 2006年12月17日 (日) 12時40分

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