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2006年12月31日 (日)

12/31 日本一周178日目(人吉~八代)

1231_1 ☆今日の概要☆

・鹿児島県・鶴丸温泉(通算500湯達成!)
・人吉市・鶴亀温泉(501湯目)

★本日の走行キロ 154キロ

☆今日のオススメ☆

・ゲストハウス「ピルミレンゲ」(←予約の際はぜひ、直接お宿へ!)
・鶴丸温泉
・鶴亀温泉

☆今日の詳細☆

昨日、アップし忘れた、
ゲストハウス「ピルミレンゲ」の夕食から。
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ベジタリアンも満足しそうな菜食が中心。
後から、チキンとかしわごはん(鳥肉ごはん)が出てきた。
こういう食事に飢えがちな僕には非常にありがたかった。
味も美味しくて、完食した上に、かしわごはんはお替りした。

で、朝食はこちら。
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納豆も、普段ホテル素泊まりの多い僕にはうれしいメニューだ。
ごはんをお替りして、朝から満腹だった。

出発の時、ご夫妻が見送ってくれた。
車のリアに貼ってある、数々のステッカーを見てもらったら、
「人吉の青井阿蘇神社のステッカーを持ってますよ」と言うので、
お言葉に甘えて、ご主人に貼っていただいた。
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一人ぼっちの旅が続き、
年末くらい人の温かみに触れたいと思っていたので、
「ピルミレンゲ」での宿泊は、とても良い思い出になった。
お世話になりました。
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ピルミレンゲのご夫妻☆新婚さんです。
どうもありがとうございました!

さて、今日は2006年の大晦日にして、
通算500湯達成のメモリアルな日だ。
天も僕を祝うかのように、爽快に晴れている。

昨日も書いたように、500湯目には人吉の「鶴亀温泉」を選んでいた。
その後ネットで調べてみたら、どうやら営業はしているようだ。
これで何の迷いもなく節目の入湯を達成できると思った。

が。

いや、別に「が」、というほどのことでもないんだが、
鶴亀温泉は14時からの営業だった・・・。
朝風呂に入ってない僕は、
髪の毛やヒゲが気になって気になって仕方ない。
何とか粘って時間を潰すものの、
こんな時に限って時の歩みはのろいものである。

そのうち、500湯記念など、
下らないこだわりのようにも思えてきて、
結局、14時の営業を待たずして、別の温泉に入ってしまった。
何事につけ、我慢の出来ない僕である。

しかし、選び直した500湯目は、
なかなかメモリアルにふさわしい良泉だった。
熊本の人吉から宮崎・えびの市に抜け、
さらに鹿児島方面に少し南下したところにある、
「鶴丸温泉」である。
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美しい紅茶色のモール泉で、非常に香り高い。
切り出したばかりの木材のような清潔な香りが、
浴室内にスッキリと漂っている。
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飲泉してみても、味がどうというより、
舌を伝って香りを感じる、という具合である。
少しツルツルして入り心地としても素晴らしい。

そういえば、401湯目は山梨のカランバさんと、
こんな感じのモール泉に入ったことを思い出した。
モール泉に始まり、モール泉に終わるのかと思えば、
鶴丸こそ、500湯目にふさわしかったのかもしれないとひとり納得した。

料金は200円で、泉質は「炭酸重曹泉」とのこと。
露天もあったようだが、不覚にも入るのを忘れた。

鶴丸温泉の入湯後、改めて「鶴亀温泉」に向かった。
かなり分かりづらい場所にあった。
何度も道端の人に尋ね、ようやくたどり着いた。
住宅地の中ほどに、まるで隠れるようにして建っていた。
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大きな木造小屋を見つけて、嫌が応にも期待が高まる。
圧巻の風情を誇る脱衣所を、ようやくこの目で観ることが出来るのだ。
少し緊張しながら、ドアを開ける。

番台にはおばあちゃんが座っていた。
200円を払って脱衣所に入り周囲を見回す……。




あ、あれ…?
看板がない・・。
何か様子が違う。
おかしいな。
この脱衣所には、
昭和30年代を思わせるような、
レトロな看板がいくつも飾ってあったはずなんだが…。
「パール美容室」とか、「新町のパン」とか、「吉田ふとん店」とか、
いろんな看板が飾ってあったはずなのに、いったいどうしてしまったんだ・・・?

あとで番台のおばあちゃんに聞いたら、
1年半前の改装で取り外してしまったらしい。
「なんてことを…」
と思ったのは僕だけではないらしく、
改装直後、常連のお客さんの幾人もが同じ感想を漏らしたらしい。
あのままあと20年も経てば、
重要文化財クラスにさえなれたかもしれないのに…。

うーん、期待していただけに残念だった。
ずっと楽しみにしていたからなぁ・・・。
だけど往年のおもかげは、
脱衣所のいたるところに感じることが出来た。
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和24年という表記のある入浴心得、
今も健在なのかどうか分からない金融会社の看板、
仕切りの向こう、女湯の壁の高いところには、
「服地の玉屋」の看板が見えていた。

事前の期待が高かっただけに、
入ってしまうと拍子抜けだったが、
何の期待もないまま、思いがけずこの共同湯に入ってきたなら、
それはそれで、この風情に吸い込まれるように魅了されただろう。
そういう魔力は、今尚、持ち合わせている。

温泉は素晴らしいものだった。
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えびす様の湯口から、恩寵のように溢れ出ているお湯は、
わずかに茶のモール色を呈していて、泡付きが良い。
いくら払ってもまたすぐに肌に泡が付く。
非常に気持ちの良い感触だった。
湯温も42℃程度でちょうど良く、お気に入りの温泉となった。
501湯目も、良いスタートを切れたと思った。

人吉から、宿泊地の八代市に向かう時、
そういえば…と、
青井阿蘇神社のステッカーを貼ってもらったことを思い出した。
これも何かの縁であろう。
どうせ通り掛かるのなら、参拝して行こうと思った。
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たこ焼き屋や綿飴屋などの露店が、初詣の準備をしていた。
思えば、大晦日に神社を参拝するのなんて初めてだ。
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何と神社は、今年で1200年を迎えたのだという。
そのメモリアルな年の、最後の最後に、
参拝することになろうとは…。
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本殿の他にも稲荷神社など数社あったので、
それぞれ、丁寧な気持ちで参拝した。
「明日から新年です。
今後も人吉の温かい人たちを、どうぞお護りください」
とお願いした。

ビジネスホテルで迎える大晦日も、人生で初めて。
振り返るに、今年は人生でいちばん充実していた。
4月にインドに21日間も滞在し、
6月には念願の日本一周をスタートさせ、
考えてみれば地元・仙台には3ヶ月しかいなかったことになる。

旅に出てからは、人に感謝することばかり。
ここには書き切れないくらい数多くの方々から、
温泉のように温かい気持ちをいただいた。

月並みな言葉でしか伝えられないのですが、
本当にありがとうございます。
心底から、感謝しています。
全ての瞬間が、人生での宝物になりました。

また、ブログを読んでくださっている皆さんにも、
深く感謝いたします。

この日本一周は2月末まで続けます。
来年も、温泉ソムリエ&温泉求道家・はむれっとを、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

それではみなさん、良いお年を!


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コメント

カランバさん、
明けましておめでとうございます☆

こちらにもコメントくださってたんですね(^^)
僕もいよいよ31歳になりました。
まさか旅先で誕生日を迎えるとは
去年の今頃は思ってもみませんでした。

山梨では入り逃している温泉も
沢山あるので、
またぜひ、ご一緒してくださいね(^o^)丿

投稿: はむれっと | 2007年1月 2日 (火) 10時20分

はむちゃん、あけまして おめでとう!
それから 誕生日も おめでとう!
いつも ブログを愛読しています。
これからも お身体に気をつけてて
楽しい旅を続けて下さい。
また、何時の日か一緒に温泉に浸かりましょう!

投稿: カランバ | 2007年1月 2日 (火) 00時57分

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