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2007年1月29日 (月)

1/25 日本一周200日目(厳島神社・錦帯橋・広島市)

125_1 ☆今日の概要☆

・厳島神社
・岩国城
・錦帯橋
・宮浜温泉「べにまんさくの湯」(通算516湯目)
・広島お好み焼き「たんぽぽ」

★本日の走行キロ 105キロ


☆今日のオススメ☆

・厳島神社
・お好み焼き「たんぽぽ」

☆今日の詳細☆

昨日の鬱憤を晴らしたかのように、旅らしく過ごした一日。
厳島神社→岩国城→錦帯橋→宮浜温泉と巡り、
ラストには広島のお好み焼きを食べた。

厳島は思っていた以上に良い神社。
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陽射し暖かく、風弱く、
波の音だけが静かに響いて、
思わずその場で瞑想をしたくなるくらいに
心の落ち着く場所だった。
特に本殿から海に突き出したあたりが良かった。
心が精妙に澄んだ気がして、
目を閉じながら、一歩一歩ゆっくり歩いた。

厳島はいたるところで鹿が悠然と歩いていた。
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人懐こいのも多く、近寄るとペロペロと舐めてくれる奴までいた。

この辺は「あなごめし」と「焼がき」が名物のようで、食べてみた。
あなごめし=1500円。
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焼がき=1個200円。
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貝類の苦手な僕は、
「焼がき」を買うにはかなり勇気が要った。
食わず嫌いに挑戦するのも、旅らしいと思って頑張った。
かきをまともに食べるのは、これが初めてである。

恐る恐る食べて、何となく旨みはあるような気はするものの、
やはり僕には合わない味だと思った。
これで「かき」も食わず嫌いではなく、「食った嫌い」になった。
ちなみに「ウニ」も「食った嫌い」である。
新鮮なものを北海道で何度試したことか。
20度くらいは口に運んだのではないか。
そのたびに、「うん、やっぱり俺の口には合わない」と不毛な確認を繰り返した。

日本三名橋のひとつ、錦帯橋も訪れた。
すぐ背後の山頂に岩国城が聳えているのに気が付き、驚いた。
こんなところにお城があるなんて、全然知らなかった。
そんな訳でさっそくロープウェーでお城へ。
備中松山城もかくやと思うほどの高所にあり、相当な山城である。
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毛利元就の子、吉川元春が三男、広家が建てたお城だという。
4層5階の再建天守には、かなりの数の刀剣類が展示されていた。

今日は意味不明に心が翻弄される日で、
厳島で良い気分を味わったと思ったら、
岩国城を出たあたりから何故か気分が鬱々と暗くなった。
いったい何故なのか。
原因は自分にもよく分からない。

錦帯橋は木造のアーチが5つ連続した珍しい橋。
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渡るのに300円掛かるけれど、さすがは三名橋のひとつ、
よい風景も見れて面白かった。
このあたりは人懐こい野良猫がいっぱいいた。

一通り観光を終えた夕方、
宮島の近くにある宮浜温泉に入浴した。
実に10何日ぶりの温泉である。
「べにまんさくの湯」という日帰り温泉に入った。
高台から瀬戸内の海を眺めながらの入浴が出来る。
温泉は残念ながら塩素臭の循環式だが、
サウナ、露天と一通りのものは揃えてあり、
日帰り施設としては普通に充実している。
泉質は「単純弱放射能泉」とのこと。
料金は700円だった。

広島といえばお好み焼き。
これを食わずには去り難い。
ホテルの人にオススメのお店を聞いた。
いくつか挙げてもらい、距離や営業時間等考えると、
ホテルのすぐ裏にある店が良いと決まった。
わざわざお店まで案内してくれて、大変親切なホテルマンだった。
泊まったのは「広島インテリジェントホテル」、
入ったお店は「たんぽぽ」というお好み焼き屋さんだ。
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ホテルからの紹介ということもあったのかもしれないが、
入った途端にお店のご主人と常連さんに歓迎され、
あっという間にお店の雰囲気に溶け込むことが出来た。

「さぁさぁ、こちらへどうぞ」と常連さんに促され、
カウンターの中央、鉄板の目の前の席へ。
「広島に来たら、鉄板でお好み焼き食べなきゃ」と
メガネのおじさんが笑顔で言ってくれた。

ご主人の話によると広島市にはお好み焼き屋が1000件以上あるらしい。
広島県全域ともなると2000件を数えるとか。
そこまで地域に密着した食べ物だったのか・・。
この頃、無理やりご当地名物に設えた食べ物が増える中、立派だなぁと思った。

僕が温泉ソムリエで、
日本一周をしながら温泉めぐりを楽しんでると言ったら、
皆驚いていた。
「じゃあ、そのうち本でも書くの?」と言われた。
旅に出て以来、行く先々で本の出版について聞かれる。
僕も出せたらいいなぁとは思っているが、
恐くてなかなか行動に移せない。
「そんなん出したって売れないよ」と冷たくハネられるのが恐いのだ。
実際には旅そのものの他に、
僕がどうやって旅の資金を得ているのか、
そのあたりまで書いたら面白さは倍増するはずなんだが、
ブログの段階ではちょっと内緒にしておきたい。
でも、かなりオリジナルな方法ではあると思っている。

話を元に戻そう。
広島のお好み焼きは初めて食べるのだと言ったら、
「じゃあスタンダードな広島風にしようね」とご主人。
イカ天をトッピングするとかなり美味しくなるというので、お願いした。
目の前で焼いてもらって、鉄板の上でヘラを使って切り、
「そのままヘラで食べるんだよ」と教えられた。
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なかなか扱いが難しく、結局、箸とヘラと両方使って食べた。

お好み焼きの中に細麺の焼きそばが入り、
豚肉、キャベツがふんだんに使われ、
てっぺんに刻みネギの乗っているあたりがまた食欲をそそり、
大満足であっという間に完食した。

一枚では足らずに、ポテトチーズというのも頼んだ。
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お好み焼きの皮の間に、ポテトとチーズとトマトを挟んだもの。
これもまた美味かった。
それから大根のおでんに柚子唐辛子を付けてもらったものを一本、
加えて、ウーロン茶も飲んで、これで1140円は安上がりだと思った。

食べている間も、おじさん、ご主人、奥さんが
いろいろなお話をしてくれ、
おじさんは
「もし岡山に行くんだったら、親戚の家を紹介してあげるよ。
 食事は出ないけど、泊まりなさい」
とまで言ってくださったが、
さすがにそこまで甘える訳には…と恐縮している。
おじさんはお酒も飲んでいたし、
今となってはそんな会話もすっかり忘れているかもしれない。

でも、そういう気持ちは本当に有難い。
ホテル泊の連続で、人情に触れる機会になかなか巡り合えない中、
こういう機会は本当に貴重で、思い出に残る。
広島って、良い街だなぁ。
仙台に来る旅人は、こんな風な人情、味わえているだろうか。
思わず地元を振り返ってみたくなった。

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2007年1月25日 (木)

1/24 日本一周199日目(宇治市~広島市)

124_1 ☆今日の概要☆

・ラーメン來來亭

★本日の走行キロ 205キロ

☆今日の詳細☆

失敗した1日。
日本一周199日目にして、
いちばん不毛な一日を過ごしたと思う。

今日の予定としては、
岩国の錦帯橋を見て、厳島神社に参拝し、
どこかひとつ温泉に入って、広島入りするというもの。

ところが、どれひとつとして、
達成できなかった。

お仕事したり、
少し昼寝して寝不足を解消したりしてたら、
あっという間に時間が過ぎて、夕暮れに。
つっても、仕事は2時間しかしてないし、
昼寝もちょうど1時間だったし、
お昼ごはんに30分掛かったとしても、
時間を詰めて考えれば、13時半にはいろいろ終わってることになる。

それなのに、宇部から周南市に入る頃には
すでに17時を回っていた。
どう考えても4時間半も掛かる距離じゃない。

いったい俺は何をやっていたのか。
もしかしてこの頃、時間の進むスピードが速くなったんじゃないのかと
疑いたくなるほど、あっという間に今日が終わってしまった。
なぜ何も達成できなかったのか、
その理由が全く分からない。

ツイてないのもあった。
昨年オープンしたという源泉掛け流しの温泉施設に行ってみたら、
なんと今月の16日から休業していたのだ。
あれでかなり意気消沈した。

宿の選択も失敗だった。
今後の予定を考えて、広島市に宿を取ったが、まずかった。
宇部から広島までは200キロもあったのだ。
あまりに遠く、岩国の手前から高速に乗ってしまった。
それでもホテル入りしたのは20時頃。

やはり岩国あたりに宿を取っておくべきだった…。
反省の多すぎる一日である。

唯一の救いは、
高知のほたるさんと楽しい電話が出来たことか。

どうせつまらぬ日なら、最後までつまらなく過ごしてやれと
自虐的なことを思い、
晩飯はホテルの自販機で買った赤いきつねを食べることにした。

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1/23 日本一周198日目(北九州~山口県・宇部市)

123_1 ☆今日の概要☆

・とんかつ浜勝
・宗像大社
・九州とお別れ

★本日の走行キロ 136キロ

☆今日の詳細☆

九州を去る日。
朝からテンションが低く、
今日、九州を出るのかと思うとさみしくてならなかった。

仙台人の僕にとって、九州は沖縄を除いたいちばん遠方の地だ。
これから先は折り返しの旅で、
僕の旅も終わりに近づいている。
そのことも、九州を出る寂しさの中に含まれているだろう。
でも、まだまだ先は長い。
あと一ヶ月以上は旅が続くのだ。
寂しがってる場合ではない。

九州の最後に、宗像大社を訪れた。
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天照大神の下の3人のお姫様を祀って、
九州第一の交通安全の神様なのだという。
本殿、高宮、第二宮、第三宮と巡った。
静かで雰囲気の良い神社である。
高宮、第二、三宮あたりが特に良いと感じた。

この頃時間が進むのが早い気がする。
13時頃小倉から宗像大社に出発し、
参拝して戻ってきただけで18時を過ぎていた。
そんなに遠いわけでもないのに何故だ・・。

気が付けば、仙台から戻ってきて以来、
いちども温泉に入ってない。
九州の最後にどこかへ行こうとも思ったが、
このあたりはあまり良い温泉が出ていないようで、やめた。

この日の宿は、山口県宇部市(多分高校野球の宇部商業のあるとこ)に取った。
思いがけず時間が掛かりそうだったので、
門司の手前から高速に乗り、一気に宇部まで来た。
結局、関門海峡は、船でなく橋で超えた。
離れゆく北九州の夜景に手を振ってお別れを言い、
スッキリ気持ちを切り替えて、中国地方に戻った。

あ、そうそう。
お昼は「とんかつ浜勝」というお店でランチを食べた。
長崎、福岡あたりでよく見かけるお店だ。
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オススメには載せなかったけど、特に意図があるわけではなく、
ちゃんとおいしい味だった。

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1/22 日本一周197日目(福岡~太宰府~北九州)

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・長浜ラーメン「元祖・長浜屋」
・太宰府天満宮

★本日の走行キロ 121キロ

☆今日のオススメ☆

・元祖長浜屋

☆今日の詳細☆

仕事が忙しすぎて、チェックアウトを13時まで延長した。
初動が遅過ぎて、その分見て回るところも減るが致し方ない。

連泊していたのは和白の「亀の井ホテル」で、
楽天で予約すれば一泊4000円強という安価だ。
館内、室内ともに清潔で広く、
冷蔵庫の設置が無い以外は、LANもスムーズな接続だし、
また、隣接して24時間営業のファミレスもあり、
僕には過ごしやすいホテルだった。
何より駐車場が無料というのが熱い。
博多都心では、一泊の駐車場代に
1000円以上徴収するホテルさえある、
それを考えれば、
多少、都心から離れるとはいえ、
値段的にかなり魅力なホテルだろう。

博多とのお別れに、
長浜ラーメン「元祖・長浜屋」に行った。
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ネットで調べると、
店に入った瞬間に、麺の固さを指定するお店らしい。
博多は「カタ」麺がスタンダードで、
僕も堂々と「カタッ」と、言い付けようと思っていた。

が、うまく行かなかった。
店に入って、あっけに取られている間に
「カタッ」と一声あげるタイミングを外してしまったのだ。

昼下がりだというのに店内は混雑していた。
席は全てテーブル席。
どの客も相席で食べる仕組みになっているようだ。
一瞬、どこに座って良いのか分からず、うろたえた。
店員さんが「こちらへどうぞ」と案内してくれると思ったのだが、
それも無かった。
店員さんは4,5人、
厨房の目の前にヌーボーと立ってこちらを見ているだけで、
何の接客をしようともしなかった。
数秒、身を持て余し、空いてる席に座った。
食券を取りにくる訳でもなく、
どういうシステムになっているのか全然分からない。
立ち上がって店員さんに食券を渡しにいこうとしたら初めて、
「あっ、そのまま席に座っていてください」と言われた。

こんな感じでまごついている間に、
「カタッ」と頼むタイミングを失った。

あとから続々客が入ってくるが、
みんな、当たり前のように、
店に入った瞬間、「カタッ」っと言って、
自分で汲んだ冷水を片手に空いてる席に座っていく。

この店ならでは流儀というか、流れなんだろうが、
僕のような初めての客は、
雰囲気的に戸惑い気味なのは店員さんとても分かるだろうに、
何か少しあっても良いような気がした。
サービス業として営業しているという印象は感じなかった。

程なく運ばれてきたラーメンは、
適度にコシのある、良い麺だった。
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十分カタ麺だと思った。
少し透明感のある白濁のスープに、細麺。
その上に、煮込んだ豚肉が無造作に乗っていた。
あれはチャーシューというよりは豚肉だ。
これで料金は400円。
わずかに豚骨独特の臭みはあるが、
店内に悪臭が漂うほどのひどさは無い。
僕としては十分許容範囲だ。
味も良かった。

無愛想な店内の雰囲気、シンプルなラーメンの味、
何というか無骨な男の世界という感じがした。
女性客ももちろんいるんだけど、
全体的に醸し出してる雰囲気としては、
男社会のそれだという気がした。
何というか、市場で忙しく働く男たちが、
短い昼休みにラーメンをかき込むためにやってくる店、
そんな感じがした。
全て、僕の印象だけで書いているだけの話だが。

ところで、僕はカタ麺を頼むのを失敗したわけだけど、
結果的にはそれで正解だった。
先にも書いたが、それでも十分、
良いコシだったのである。

初めにスッキリ頼めなかったことに何となくの敗北感を感じ、
替え玉をする時には、「カタ玉!、肉!」と声を上げて注文した。
向かいのオッサンがそう頼んでいるのをそのまま真似た。

そうして運ばれてきたカタ麺は、ホントに固かった…。
生煮えの乾麺という感じにボソボソパリパリで、
明らかに消化に悪そうだった。
何ヶ月も食べ続けていれば、
だんだんカタ麺が良くなっていくのかもしれないが、
僕は普通の麺で十分だった。
お客さんの中では「麺は普通で」とあえて頼んでいる人もいた。

しかし、博多のラーメンは本当に安い。
ここもラーメン一杯400円。
替え玉にいたっては一玉50円である。
「半玉」と頼んでいる人もいたが、
ということは25円になるのだろうか。
丼に乗っかっている豚肉も50円で追加することが出来る。
僕は500円でラーメン+替え玉+肉トッピングを食べたことになる。
マジで安い。
仙台では500円でラーメンを食べれるお店は
だんだん少なくなってきた。

独特の雰囲気に初めは戸惑い、
無愛想な店員に苛立ちまで覚えたけれど、
何度か通えば、だんだんそれもいい味として感知できるのかもしれない。
味も良かったし、値段も安いし、
また来ても良いかなと思った。

太宰府天満宮を訪れたのは、もう夕方に差し掛かった頃。
本来なら九州に上陸してすぐにご挨拶に行くべきところなのに、
すっかり遅れて、結局いちばん最後になってしまった。

修学旅行生で門前町が賑わう中、鳥居をくぐり本殿まで進む。
特に願い事もないまま、無心で、二礼、二拍手、一礼。
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規模としては思ったほど大きな神社ではなかったが、
室町時代に建設された小社が重要文化財に指定されていたり、
じっくり見れば見どころは多いだろう。

大宰府からは内陸を通って北九州市に入った。
明日はいよいよ九州を出る。
昨年12月8日に上陸して以来、40日強を掛けて周遊した。
温泉も良く、人も優しく、冬でも暖かい。
僕はとても気に入った。

夕方にはフェリーで関門海峡を渡るつもりだが、
どうにも名残惜しく、正直、気分は暗い。
渡り切ってしまえば、気持ちもスッキリするんだろうけど。

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2007年1月22日 (月)

1/21 日本一周196日目(福岡市)

120_1 ホテルに缶詰で仕事してまーす。
なので今日も、ラーメンネタ一本で終わりでーす。

ホテルから志賀島の方に3分くらい走ったところにある、
「長浜ラーメン 長浜一番」ってお店。
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看板は立派なんだけど、
いつ見てもお客さんが入ってない様子だから、
「うーん、ここはもしかしてハズレなのか?」
と思ってたんだが、
他にめぼしい店もないので、恐る恐る入ってみた。

チャーシューメンのバリカタを頼んだ。
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食べ応えのありそうなチャーシューが
7枚くらい丼を囲んで、
これで600円は見た感じ割安感があった。
「ニンニク潰し」でひと欠けら丼に投入して食べた。
結果、メチャクチャうまかった。
この店が何で流行ってないんだろう。
「長浜」と冠していても、
豚骨特有のあの臭みは全然感じなかったし。
(ってか、だから博多人は来ないのか?物足りないとかで)

麺はバリカタを頼んだんだけど、
あまりバリカタっぽく感じなかった。
もちろん柔らかい訳ではなかったんだけど、
比較的伸びやすい麺だったのかもしれん。
でも、俺的にはあの程度の固さでも全然許容範囲だ。

俺はうまいと思ったけどなぁ、和白の「長浜一番」。

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2007年1月20日 (土)

1/20 日本一周195日目(博多ラーメン・一蘭)

120 ☆今日の概要☆

・博多ラーメン「一蘭」

★本日の走行キロ 35キロ

☆今日のオススメ☆

・一蘭

☆今日の詳細☆

太宰府天満宮にお参りしようと思ったけど、
ホテルの部屋にデジカメのメモリーカードを忘れて、あっさり断念。
また月曜日にでも赴くとして、
今日は博多にラーメンを食べに行っただけでホテルに戻ってきた。
何気に金欠気味なので、
(っていうかこれまででいちばんピンチかもw)
今日、明日で一生懸命お金を作らねばならない。

食べたラーメンは、
旅芸人さんや別府の野湯・鶴の湯で一緒になった2人組から
オススメされていた、「一蘭」。
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珍しい造りのお店である。
全席仕切り付きのカウンターで、
正面には暖簾も掛かっていて、
誰の目も気にせず、
ひとりでゆっくりと味を堪能出来るようになっている。
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また、追加注文する場合も、
箸袋の裏にある追加メニュー表にペンで書き込んで、
テーブルのボタンを押すだけ。
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女の子でも気兼ねなく替え玉など頼めるようになっている。
要するにプライバシーが守られた造りなのだ。

食券を出すと、味の好みを仔細に尋ねる用紙を出され、
それに
「味の濃さ」やら「ニンニクの量」、「ねぎの量」、
「麺の固さ」などを記入する。
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ラーメンの出てくる早さは、
吉野家もかくやと思うほどにスピーディである。
釧路ラーメン以上の速攻ぶりで驚いた。
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ひと口食べて、「ウマい!」と思った。
うんあのね、ここ、ウマいです。
こってりめのとんこつスープに超カタめの激細麺。
そいつが、赤唐辛子の特製ダレ+多めに頼んだニンニクに
絶妙に合っていた。

勢い込んで麺を平らげ、すぐさま替え玉を注文。
さらに白ねぎのトッピングまでお願いして、
快心の昼食となった。
これで料金は900円。

土曜日だから、行列を覚悟していたが、
程よい込み具合で全く待たずに食べることが出来た。

今日はこれからお仕事なので、
明日、明後日であと2,3食は
博多ラーメンを食べたい。

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2007年1月19日 (金)

1.19 日本一周194日目(仙台~福岡)

119_2 帰ってきました。福岡へ。
こないだ泊まったのと同じホテルにいます。
今日から3連泊。
この間、太宰府天満宮とか、宗像大社とか巡りながら、
いくつか博多ラーメンを堪能して、
九州に別れを告げます。

しかし…飛行機ってのはリアリティがないなぁ。
夕方まで仙台にいたのに、今福岡って…。
まるで夢から覚めたみたいに、
福岡に舞い戻ってきた。

仙台を出る前に、「ラーメン味よし」で
チャーシューメンを食べてきた。
味噌ラーメンが有名なお店なんだけど、
僕はここの「ラーメン」も結構評価している。
スッキリとした醤油ラーメン。
チャーシューもとろける感じでウマいのだ。
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チャーシューは以前は大判5枚だったんだけど、
今はそれを半分ずつに切って、
丼の周りを囲む形で盛られるようになってた。
これはこれで良いと思うけど、
大判5枚の方が、かえってダイナミックだったような…。

何となく喜多方ラーメンを食べてるような錯覚に陥った。
これまでそんな感覚を味わったことはなかったんだけど。
まぁウマいから良しとするか。

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2007年1月17日 (水)

免許更新終了&仙台・麺屋とがし

117_2 仙台で課せられてた唯一のミッション、免許更新が終了。
金沢でセコいネズミ捕りに引っ掛かったおかげで、
ゴールド免許じゃなくなっちゃった。
でも有効期限は5年。

2002年の更新の時も思ったこと。
「次の更新2007年って言ったら31歳だよなぁ。
 その頃、ちゃんと生きてんのかな。
 いったい何やってんだろうか…」

で、2007年。
まさか日本一周の途中で再訪することになるとは
予想も付かなかった。
まぁ5年前も予想してた通り、
やっぱり俺はどこにも勤めずフラフラしてる訳だけど。

次の更新は2012年。
うーん、まぁ多分生存してるとは思うけど、
うまく生きれてるかどうかは全く自信がない。
いったいどんな状況の中、またここを訪れるのやら。

話を今に戻すと、
交通安全協会にはもちろん加入してこなかった。
「今お金ないんで」と言ったらあっさり引き下がった。
難病の手術でお金が必要な人に寄付したり、
何か熱い本を買って感動する方が絶対にマシである。


免許センターに行く前に、
かなり久しぶりで「麺屋とがし」の
「味玉つけ麺」(こってりめ)を食べた。
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やっぱりうまいな、ここは。
魚ダシとエビのダシなのかなぁ。
詳しくは知らないけど、とにかく仙台では個性が光っている。

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1/15 日本一周193日目(福岡~仙台)

15_2 何か、不意に何もかもが嫌になって、
一日掛けて仙台まで帰ってきちゃいました。
旅にも疲れたし、もういいかなと思って。























ウソです。
っていうか、半分ウソです。
別に何もかもが嫌になってないし、
旅にもまだまだ疲れてない。
でも、仙台には帰ってきました。
飛行機で。


以前から何度か書いてた通り、
免許更新のために帰仙したわけです。
たったそれだけのために…orz

免許を更新したらすぐ、福岡にトンボ帰り。
19日夜の飛行機でまた旅立ちます。

まさか、こんな形で初めての
バースデー割引を使うとは思わなかった…
ちなみに往復で26600円です。
安く上がったとはいえ、痛い出費に変わりは無い。


久しぶりの仙台は、あんまり寒くなかった。
今年は暖冬なのかしら。
たまたま風がなかったから、寒く感じなかったのかも。

やっぱ地元はいいねぇ。
風景とか見て安心しちゃった。
どこ見ても見慣れた景色だからね。
前より仙台のことが好きになってるかも。
なごみの家に帰ってきて、すごくホッとしたし。

今日から4日間はホテルを移動しなくて済むんだなぁ。
お金も掛からないし。
いい感じだ。

あ、そうそう。
今回は多分、誰とも会えないまま、
福岡に帰ることになると思います。
(あっちに帰るってのも変な表現だが)。

みんなに会って遊びたいけど、
2月末に帰ってきたら、いっぱい遊んでください☆彡

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1/14 日本一周192日目(志賀島温泉)

114_1 ☆今日の概要☆

・志賀島温泉「休暇村・志賀島」(通算515湯目)

★本日の走行キロ 36キロ

☆今日のオススメ☆

・志賀島温泉

☆今日の詳細☆

金印の発見で有名な志賀島に
掛け流しの温泉があるというので行ってみた。
「休暇村・志賀島」というところで、
その名も「金印の湯」(そのまんまだな・・)。
強烈なしょっぱ苦さの
「ナトリウム・カルシウム塩化物強塩温泉」で、
内湯、露天ともに質の良い温泉だ。
源泉を加熱せずに入れてある樽風呂がぬるくて心地よかった。

休暇村のすぐ目の前に広がる海がきれいだった。
波打ち際がエメラルドグリーンで、露天風呂から海が覗けた。
サーファーが10数人いた。
こんな冬でもサーフィンってするんだなぁ。
サーフィンをやる姿は初めて見た。
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波のタイミングを見計らい、
ボードを脇に抱え、まるで竹槍突撃のように
猛然と海に向かってダッシュして、
サーフボードを投げ出し、すばやく乗る。
波にうまく乗れる者あり、派手にすっ転ぶ者あり、
見ていて飽きなかった。

この日は早々にホテルにチェックインして、お仕事。
晩飯もコンビニで簡単に済ませた。


あ、そうそう。
車のメーターが面白いことになってた。
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1/13 日本一周191日目(佐世保~本土最西端~福岡市)

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・本土最西端・神鼻崎
・佐世保バーガー「ラッキーズ」
・唐津城
・「はなわ」の牛丼の「吉田家」(失敗!)

★本日の走行キロ 194キロ

☆今日のオススメ☆

・唐津城

☆今日の詳細☆

ホテルを出てすぐ、本土最西端・神鼻崎に向かった。
これで一応、今回行ける範囲で四方の突端を制覇したわけだが…。
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制覇したという感慨は何もなかった。
ただ「ふーん、ここがそうなのか」という感じだった。
これが、最後に宗谷なり納沙布を残しておいたなら、
感慨もまたひとしおだったろう。

何の感慨も抱かなかったのは、そのロケーションが良くないせいだろう。
あまりにも最西端らしくないのだ。
岬のすぐそばにまでアパートが迫って、生活感が溢れ過ぎているし、
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最西端といっても他の突端と違って、見渡す限りの海というわけでもない。
海のすぐ目の前に平戸島がでーんと横たわって視界を遮っている。
またそれ以外の島も、ぽつぽつ目に入るし、
はるか遠くには薄く霞んだ五島列島も確認できた。
要するに、学術的に(?)ここが本土最西端だとしても、
それを体感としては感じられないのだ。

最西端という実感は、
岬を管轄する小佐々町にしてもあまり無いのだろう。
何せ、売店のひとつさえないのだから。
おかげで、最西端の記念ステッカーを入手できなかった。
これまで、宗谷、納沙布、佐多とゲットしてきたのに…。
あとひとつで四方揃ったのに…。
最西端のしるしとして、
役所に申し出れば証明書の発行をしてくれるらしいのだが、
あいにく土日でそれも叶わなかった。

岬の高台に広場があり、
そこにタイルで造ったミニチュアの日本列島があった。
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去年の6月19日に仙台を出発してから今日までの道程を、
歩きながらなぞってみた。
5分くらい掛かってようやく、今立っている神崎鼻までたどり着き、
ずいぶんグルグルと日本を周ったものだと今更ながら思った。

そういえば昨日、久しぶりに日本地図を取り出し、
大分の行橋市以降のルートを赤で書き込んだ。
そして地図全体を見渡し、途方も無い思いに駆られた。
「俺、すげえことやってんだな…」と改めて思った。
ホントに日本一周やってるんだ、俺。

唐津へ向かう道すがら、一旦佐世保に戻ったので、
うろ覚えに覚えていた「佐世保バーガー」を食べに行った。
これはB級グルメのうちに入るのだろうか。
「ラッキーズ」という店の「昔バーガー」を食べた。
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昼時なのに客は誰もおらず、
「もしかしてハズレなのか?」と思ったが、
僕の入店後に、半分以上席が埋まった。
こういうことって、何となく多い気がする。
僕が入った後に混み出すって、結構よく見る光景だ。
「昔バーガー」は見た目以上においしくて満足した。
値段は520円と割高だけど。

焼物の里・伊万里を素通りし、唐津城へ。
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豊臣の家臣、寺沢志摩守広高が建てた城だという。
天守閣はコンクリート造りだが、
もともと天守台はあっても天守閣はなかったらしい。
その存在を示す史料が一切見つかっていないのだとか。
ということは「再建」という表現はこの城の場合、当てはまらないことになる。
新築といって良いのだろう。
意外な事実だった。

見た目の美しさから「舞鶴城」とも称される唐津城。
この付近には戦国期、龍造寺氏や鍋島氏がいたと思ったが、
そのあたりの歴史は一切展示されてなかった。
どこに行ったら見れるのだろう。
名将・鍋島直茂に触れたかったのだが。

唐津にはもうひとつ用事があった。
芸人「はなわ」の歌う「佐賀県」に、
「この町にもやっと牛丼屋が出来た。と思ったら、吉田家って名前だった」
というような歌詞があった。
もしホントならぜひ食べたいと思っていたのだ。
だが、調べてみると最近まで「吉田家」は実在してなかったらしい。

それじゃいけない(と思ったかどうかは知らないが)ということで、
2005年の夏、はなわプロデュースで、
「吉田家」という牛丼屋が新たに立ち上げられた。
そのお店が唐津にある。
ネットにはそう出ていた。

ところが…。
立寄ったセブンイレブンの店員さんに道を尋ねると、
「吉田家…たしか最近潰れたんじゃなかったかな…」と驚愕の事実をつぶやいた。
思わず「はやっ!もう潰れたんすか!?」と返してしまった。
でもまぁ、いちおう行くだけは行ってみようと思い、
道順だけは聞いておいた。
安田美沙子似の店員さんはまぶしい笑顔で道を教えてくれた。

その通りに行ってみたが、やっぱり吉田家は見つからなかった。
HPも無くなっているし、噂の通り潰れたのかも。
まだオープンして一年半なのに…。
話のネタにしたかったのに…。

この日の宿泊地は福岡。
本当は唐津あたりに泊まりたかったのだけど、
ネットの使えるホテルが楽天トラベルで引っ掛からなかった。
唐津のホテルはもう少し頑張ってください。
ネットの使えないホテルなんて、もうそろそろ本気でヤバいですよ。

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2007年1月14日 (日)

1/12 日本一周190日目(長崎市~佐世保市)

112_4 ☆今日の概要☆

・長崎・平和公園
・長崎原爆資料館
・佐世保・させぼ温泉「ホテル万松楼・弁天の湯(通算514湯目)

★本日の走行キロ 138キロ

☆今日のオススメ☆

・平和公園
・長崎原爆資料館
・させぼ温泉

☆今日の詳細☆

昼前11時にうっこさん宅を辞した。
4日間もお世話になってしまった。
うっこさん、ありがとうございました☆

初めに向かったのは長崎の平和公園。
有名な平和記念像のある場所だ。

静かな場所だった。
車の通る音はするし、
すぐそばの売店のスピーカーから音楽が流れてはくるが、
そういうこととは次元の違う静寂を感じた。
単に人がまばらだったからかもしれない。
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被爆して死んでいった人たちのために祈っていると、
不思議に涙が出て、自分自身驚いた。
昭和20年の8月9日午前11時2分、
この公園の上空に起こった閃光によって
7万数千人が一瞬にして灰になったのだ。
その後、数日で死んでいった人たちや、
原爆後遺症で亡くなった人たちも含めれば、
犠牲者は一体どのくらいになるのだろう。
その恐怖、苦しみ、悲しみはいかばかりであったろうか。
僕の想像をはるかに絶したものであったろう。

戦争とは嫌なものだ。
僕には経験がないけれど、
それでも良いものだとは思わない。
今生きてるこの時代の方が、どれだけ良いか。

平和ボケ、とよく言うけれども、
僕はそれは意味が違うんじゃないかと思う。
本当の意味での平和ボケとは、
平和に慣れ過ぎて、戦争の苦しみ、傷みをすっかり忘れ、
軽々しく戦争の方に突き進まんとすることを言うのではないか。
戦争はファミコンじゃないのだ。
戦争は映画じゃないのだ。
そのあたりをもっとリアルに感じなければ。
そのための施設として、
広島や長崎の原爆資料館などがあるのだ。

平和公園から歩いて5分のところに、資料館はあった。
大人でも200円で入場できる。
安価の割に、館内資料は非常な充実を見せていた。
僕は2時間くらいいたのではないか。
それでも全てをゆっくり見ることは出来なかった。
こういう資料館の果たす役割はとても大きい。
戦争を体験していなくても、
やっぱりこんなこと二度と繰り返しちゃいけないという気に、
強くさせられる。

今晩泊まった佐世保のホテルは、
併設の温泉宿に200円の安価で入湯出来た。
通常、1800円くらいするようだ。
それはあまりにも高すぎだと思うけど、泉質は良かった。
ツルツル感の強い「ナトリウム-炭酸水素塩泉」で、
無色透明、わずかに循環かと思ったが、それでも泉質は損なわれていない。
内湯にはサウナ、ジャグジーなどもあり、
5階には佐世保の夜景を見渡せる爽快な露天風呂もあった。
ここはオススメしておきたい。

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1/11 日本一周189日目(小浜温泉・四次元パーラー)

111_1 ☆今日の概要☆

・雲仙小浜温泉「脇浜温泉共同浴場」(通算514湯目)
・長崎県川棚町「マジックパーラーあんでるせん」

★本日の走行キロ 140キロ


☆今日のオススメ☆

・脇浜温泉共同浴場
・「マジックパーラーあんでるせん」



☆今日の詳細☆

うっこさんがこの日もお昼は用事があるというので、
僕は雲仙の小浜温泉まで足を伸ばし、
「脇浜温泉共同浴場」に入ってきた。

いったいいつからここに存在していたんだろうと
思ってしまうほどの鄙びた外観。
温泉マニアには堪らない風情だ。
※写真に収めたはずなのに何故か見つからない・・・

脱衣所の隅っこに片付けられた看板を見ると、
旧漢字で「入浴券發賣所」と書かれ、
「大人 金三銭  小人 半額」とある。
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昭和ひと桁くらいだろうか、それ以前からあるのだろうか。
現在の入浴料は大人150円、子供70円だ。

脱衣所も素晴らしい風情。
文句の付けようがない鄙び方をしている。
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浴槽は2つに分れ、
青、緑とそれぞれ湯底のタイルが違っている。
中央の蛇口で、源泉の量を調節できるようになっていた。
Img_4619

僕が入っていると、
おじさんがひとり入ってきて、源泉の蛇口を大きく開き、
「もし熱かったら言ってね」と笑顔で言った。
「大丈夫です、僕も熱いのが好きなので」と笑って応えた。
長崎市の人で、毎週一度は車を1時間飛ばし、
この脇浜の湯を訪れるのだという。
その気持ちは僕にもよく分かった。

泉質は食塩泉。97℃という気合の入った温度だ。
頼もしく熱く、僕は大好きな温泉だった。

陽光がまぶしく浴室を包んで、
鹿児島の海潟温泉を思い出した。

湯小屋の風情、泉質とも、
僕としては100点の温泉であった。

夕方、四国の大黒さまから教わっていた、
川棚町の「マジックパーラーあんでるせん」に行ってみた。
何でもこの喫茶店では、
マスターが超能力ともマジックともつかぬショーを見せてくれるのだという。
事前の予約が必要とのことで、2日前の朝に予約した。

予約の際に言われたとおり、16時に店に行った。
いかにも怪しげな外観である。
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「四次元パーラー」って…?w
隣の店も負けじと微妙な名前を冠していた。
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これで、お客さん入るんだろうか…。

指示に従って店内に入る。
ショーが始まるのはどうやら18時過ぎで、
それまで、何か注文をして待機するらしい。
僕とうっこさんはそれぞれ、
ケーキセット(840円)と
飲むヨーグルトみたいなジュース(500円)を注文した。
2時間待つのは辛いけれど、
初めから分かっていたので暇潰しの本は持参していた。

店員の女性ははじめ無愛想に感じたが、
見ていると対応は親切で、
無愛想な印象を与える顔をしているだけらしい。

店内のカウンターには、ビッシリと
訪れた著名人の写真が貼られていた。
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記憶しているところによれば、
藤岡弘、川淵チェアマン、MEGUMI、石黒賢・・・などなど。
全部で100人くらいはいたのではないか。
力士も多かった。

18時過ぎにいよいよショーが始まった。
ショーはカウンター越しに行われるが、
予約の早い順から良い席に座れるようで、
僕らは4,5番目で、カウンターの席に座れた。
おかげで目の前でマジックを楽しめた。

予約の遅かった人はその3列くらい後ろで、
立ち見まで出た。
お客さんは全部で20人くらいだったろうか。
広い喫茶店ではないので、そのくらいで満員だろう。

ショーは2時間にも及んだ。
内容をいちいち詳細に記しても、
どうせ「百聞は一見に如かず」なのは分かっているので、
箇条書きみたいな感じで記していく。
忘れてしまったものもあるし、順番もメチャクチャだ。

・客からもらったタバコを手のひらの上で浮かせ、そのまま空中まで持って行く。

・僕が出した千円札を宙に浮かせ、また自由自在に操る。

・客がテキトーに崩したルービックキューブの図柄と全く同じ図柄に、
 別のルービックキューブで10秒で完成させる。

・メチャクチャな形のキューブを、10秒で6面全面きれいに揃える。

・コインを宙に浮かせたり、またコップの底から中に通す。

・ひとりの客に絵を描かせる。
 マスターはその客が描くのと同じ絵をその日の朝にすでに描いていて、
 紙を小さく折りたたみ、ビンの中にフタをしてしまってある。
 要するに客の描く絵を、予言的に描いてある。
 (客が書いたのは星の絵で、星の大きさや線の角度も、
  なぞったようにピッタリだったし、
  描いた勢いで少し線が出っ張ったところまで全く同じだった)
 
 ※僕なら、ラーメンマンとか臨機応変マンとか描いたのに…。

・客の本名や、両親の名前を当てる。

・ひとりの客の生年月日を、
 他の客にテキトーに計算機で計算させて当てる。
 いちばん端の人にはテキトーに考えた4桁の数字の後に+を押してもらい、
 次の人に回して、また4桁の数字を押してもらって+を押してもらい…
 というのを5回くらい繰り返して、
 出た値が、 たとえば「860119」となって、
 これは「86年1月19日」という意味で、それがどういうわけか当たっている。
 僕も参加させてもらって、かなりテキトーな数字を選んだのに何故当たるのか…。

・スプーン曲げ。手のひらに置いただけでどんどん曲がっていく。

・10円硬貨、50円硬貨を歯でかじる。
 かじった痕が思い切り硬貨に残るが、息を吹きかけると一瞬にして戻る。

マジックの合間に、思考の現実化の話やポジティブ思考の話など
スピリチュアルな匂いのする話をいくつか展開した。
基本的に見ている人が希望を持てるような話をしていた。

マジックについては僕がいろいろと説明するよりも、
実際に見に行った方が良い。

あのショーが超能力なのかマジックなのか
僕には判断が付かなかった。
それはそうだろう。
たとえマジックだったとしても、
僕のようなド素人に簡単に見破られるようなタネでショーに臨むはずがない。

とにかく特筆すべきは、値段が安いこと。
2時間にも渡るマジックを目の前で見ることが出来て、
それでいてショー自体の値段は無料だ。
観る条件は喫茶店で飲食をするだけ、というのだから、
サービス精神は旺盛と言っていい。
僕の場合はケーキセットと曲げられたスプーン代の
1140円で2時間楽しむことが出来た。
安く済ますなら、500円くらいで見ることも出来るだろう。

曲げられたスプーンは1個300円で皆に販売していた。
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でもそれで営利目的、とは言えないだろう。
20人全員が買ったって6000円なのだ。
ショーの割には売り上げは低い。
あれほどのショーなら5千円払っても惜しくないと思ったくらいなのに。

もし長崎に行くことがあるのなら、
ここはぜひオススメしておく。
長崎県・川棚町、駅のすぐ左斜め向かいのビルの2階にある、
「マジックパーラーあんでるせん」。
ネットで調べれば電話番号とかは出てくるだろう。
どうせなら事前に予約して、
カウンターで直にショーを見たら良いだろう。

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1/10 日本一周188日目(諫早・長崎市)

110 ☆今日の概要☆

・唐比温泉センター(通算513湯目)
・オートバックスにてオイル交換
・長崎・思案橋ラーメン
・稲佐山から、長崎の夜景を見る

★本日の走行キロ 111キロ

☆今日のオススメ☆

・唐比温泉センター

☆今日の詳細☆

うっこさんが昼間は用事があるというので、
僕は諫早あたりの温泉に入ったり、車のオイル交換をして過ごした。

入った温泉は「唐比温泉センター」。
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温泉本には載ってなかったんだが、
ツーリングマップルにわずかに温泉マークが見えて、
それで試しに行ってみた。
料金は500円で、内湯がひとつのみのシンプルな造り。
地元のおじいちゃんおばあちゃんで休憩所なんかも賑わっていて、
僕は結構好きな雰囲気だった。
泉質は「弱食塩泉」のこと。

夕方、うっこさんと合流して、
長崎市の思案橋ラーメンが有名だというので
案内してもらった。
芸能人も足繁く訪れるお店のようで、
福山雅治はかなりお気に入りらしい。
サインが2つも飾られてあった。
ニンニクを練りこんだような「バクダン」というのが
この店のオリジナルで、
僕はチャーシューメンに「バクダン」をトッピングして食べた。
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思っていたより、ニンニクがきつくなく、
僕にはパンチ力が弱いように感じられたが、
その分食べやすくはなっていると思った。



それにしても四国以西の食べ物屋は不思議だ。
特にうどん屋とラーメン屋。
何故、どこに行っても大抵おでんがセットになっているのか。
東北ではおでんなんて、それなりのお店に行かないとまず見かけない。
どうしてこうも市民の味として密着しているのだろう。
面白いからいいんだけど。

稲佐山から長崎の夜景を見た。
きれいだったけど寒くてすぐに下りてきてしまった。
九州も熊本以北はけっこう寒いのだ。

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1/9 日本一周187日目(島原半島)

19 ☆今日の概要☆

・雲仙・小地獄温泉(通算511湯目)
・島原城
・みずほ温泉「千年の湯」(512湯目)

本日の走行キロ 112キロ


☆今日のオススメ☆

・小地獄温泉



☆今日の詳細☆

うっこさんと島原観光の日。
1月なのに「秋晴れ」とでも言いたいくらいの爽やかで暖かな日だった。

小地獄温泉は、雲仙温泉からほんの少し外れたところにある。
立ち寄り専門で、料金は400円。
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白濁の単純硫黄泉が心地よく体に沁みこんで来て、
さすがは長崎一の名湯だ。


島原城は昭和になって復興されたお城で、5層5階。
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破風のない造りは珍しいのではないか。
シンプルな佇まいがかえって他の城と一線を画し、印象を強くしている。
城内は隠れキリシタンの資料館となっている。
マリア観音とか、石灯籠の底の方にこっそりと十字を刻んだものなどが
数多く展示されており、
厳しい弾圧の時代を、それでも何とか工夫して信心を守り抜いてきた
苦難の歴史がうかがえた。

また、お城に隣接して、
先の雲仙普賢岳大噴火の記念館もあった。

晩にもうひとつ温泉に入った。
みずほ温泉「千年の湯」。
ここは「仮設時代からのスグレモノ」と題して、
温泉チャンプの郡司さんが紹介していたところだが、
入ってみると、多少の循環はしているようだった。
それでも濃い温泉の循環なので、
だいぶ温泉らしさは残ってはいた。

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1/8 日本一周186日目(佐賀市~長崎・諫早市)

18 ☆今日の概要☆

・武雄温泉「元湯」(通算509湯目)
・嬉野温泉「元湯」(510湯目)
・諫早のうっこさん宅に泊まる
・「北御門」にて、「石焼ひつまぶし」を食べる

★本日の走行キロ 見忘れです・・・

☆今日のオススメ☆

・武雄温泉「元湯」
・諫早「北御門」

☆今日の詳細☆

今日は諫早のうっこさん宅に泊まらせていただけることになった。
先日、数年ぶりに連絡を取ってみたら喜んで、
ぜひ、と言ってくださったのだ。
うっこさんは4、5年前、僕がHPをやっていた頃のお友達である。

佐賀から諫早への道すがら、
名湯の聞こえ高い武雄温泉、嬉野温泉に入った。

武雄温泉は珍しい造り。
共同浴場が街の1か所に集っているのだ。

琉球風というか中国風というか、
そんな感じの門をくぐると(重要文化財だとか)、
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すぐ左に元湯、蓬莱湯とあり、正面にはやはり琉球風の大きな旅館、
その右手には鷺の湯という共同湯があった。
さらに、殿様湯、家老湯、というのもあるらしい。
その名の通り、幕政時代のお殿様や家老クラスが入湯した湯船らしく、
立ち寄りなのに金額は4000円弱と恐ろしく高い。
僕には縁遠い温泉である。

僕の入った元湯は、300円。
いちばん安い共同浴場だ。
でもきっと、この中でいちばん良い風情だろう。

大きな湯小屋風で、ぬるい湯、熱い湯とに分れていて、
ぬるい湯でも、42℃~43℃と記載があった。
熱い湯は、44℃~45℃と強烈だ。

多少ツルツル感を感じ、無色透明でわずかに濁りがある。
PH8.5の「アルカリ性単純温泉」だった。
地元のおじさんたちで賑わい、雰囲気が良かった。

武雄温泉朝湯会、というのがあるらしい。
こんな唱歌作ったとのことで脱衣所に掲示されていた。

(一番)

あいさつかわして

おじぎして

たのしく温泉

はいりましょう。

(二番)

ちんちん洗ろて

しり洗ろて

きれいな身体で

はいりましょう。

(三番)

じょうだん言って

わらわせて

一日笑顔で

すごしましょう。


温泉を楽しむ極意が全て、
この歌の中に詰まっている。
素晴らしい歌だと思った。


嬉野でも「元湯」に入った。
こちらはここが唯一の共同浴場。
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料金は土日祝だと値上がりして500円。
通常は350円のようだ。

わずかに塩素臭がするものの、温度別に3槽に分れた湯船は、
ツルツル感があるし、良泉だと思った。
浴場の奥に飲泉場があった。
こうして新鮮なお湯を飲んでみると、
当たり前だが塩素臭がなく、違いがハッキリ分かった。



夜7時頃、諫早でうっこさんと合流、「初めての再会」をした。
市内の「北御門」という鰻屋さんに連れて行ってもらった。
このあたりは鰻が名産なのだという。
諫早といえば干潟とムツゴロウ、それしか知らなかった。

ひつまぶしというものを生まれて初めて食べた。
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食べ方が4つあった。
そのまま普通に食べる、
半熟玉子を崩して食べる。
ダシを掛けて食べる。
薬味をふりかけて、お茶漬けにして食べる。

豪快にうな丼をかきこむのも良いが、
こんな風な食べ方もいろいろ楽しめて良いものだと思った。

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2007年1月 7日 (日)

1/7 日本一周185日目(熊本市~佐賀市)

17_1 ☆今日の概要☆

・宮原(みやばる)温泉「元湯」(通算506湯目)
・平山温泉センター(507湯目)
・久留米「大砲ラーメン」
・「天然の湯 あおき温泉」(508湯目)

★本日の走行キロ 112キロ

☆今日のオススメ☆

・宮原温泉「元湯」
・平山温泉センター
・久留米「大砲ラーメン」
・「天然の湯 あおき温泉」

※だいたいいっつも、行ったとこ全部オススメなんだよな…

☆今日の詳細☆

宮原温泉は、熊本市から国道3号線を久留米方面に北上したところにある。
立派な建物の長命館と、鄙びた元湯旅館と2つある。
当然、鄙びた方に入った。
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元湯旅館は目立たない湯治宿という感じでひっそりと佇んでいた。
立ち寄りは400円。

浴室の風情が素晴らしい。
教室くらいの広さの浴室の片隅に、2つに分れた湯船がある。
脱衣所と浴室は間続きで、天井も高く開放感がある。
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こういうタイプの浴室、僕は大好きだ。

温泉は赤茶けている。
源泉はかなり冷たく、浴用に加温している。
Img_4600
はじめ湯船にはビニールシートが掛けられていたが、
僕が浴室の写真を撮ろうとすると、
「じゃあ、全部取った方がいいね」と言って、
おばさんが外してくれた。
その後、おばさんは湯もみをしてくれた。
良い絵だと思ったので写真に収めてみた。
Img_4594

手前がぬるい湯、奥が熱い湯だった。
熱い湯の方が、湯の華の量が多い。

僕の他には誰も入っておらず、しみじみ良い湯を満喫した。
浴室のところどころに干されたタオルは、
温泉成分ですっかり茶色に変色していて、
それがまた味があって良かった。
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平山温泉は国道3号を宮原からさらに北上したところにある。
郡司さんの本を頼りに、「平山温泉センター」に入った。
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温泉街の共同浴場といった雰囲気で、料金は150円。
ボンボリ帽子をかぶったおばあちゃんが受付にちょこんと座っていた。
中は地元のおじいちゃんで混んでいた。

お湯は無色透明だが、硫黄泉。
匂いと味がしっかりとして、肌触りがツルツルして良かった。
湯船は3つに分けられており、それぞれ温度が異なった。
洗い場が特に設けられていないのは珍しい造りだと思った。

今日は、僕の旅の典型のような一日。
温泉に入ってラーメン食べて、仕事をやりつつ宿泊地へ。

そういう訳で、ラーメンの名地・久留米へ。
前の職場(つってももう3年も前だけど)で一緒だった
Mさんに聞いた「大砲ラーメン」というお店。
チャーシューメン大盛に煮玉子をトッピングして食べた。
もちろん白濁の豚骨スープだ。
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店内はかなり広いのに、お客さんがいっぱい入って、
人気ぶりを証明していた。
当然僕も、大満足。

佐賀に入る前にもうひとつ、どこか温泉に入ろうと思って温泉本で探すと、
掛け流しで良さそうなところをひとつ見つけた。
「天然の湯 あおき温泉」だ。
予想通り、とても良かった。

ここも地元客で混雑していた。
ごった返していたと言っても過言ではない。
大人気の温泉である。

人気の理由はよく分かる。
泉質が素晴らしく良いのだ。
先の平山温泉以上かと思われるほどにツルツル感があり、
見た目わずかな白濁、匂いは硫黄臭+臭素臭だ。
泉質名は「含硫黄-ナトリウム-塩化物泉」。

湯船は内湯が2つ、露天のほか、サウナ、水風呂とあった。
シャンプー、ボディソープあり、シャワーも完備で、
泉質の良さ、設備も充実して、僕としては完璧な温泉だった。

熱い湯の、あの痛快な熱さ。
43℃くらいで温泉が体に沁み込んでくるのが感じられ、
非常に気持ちが良かった。

久留米から佐賀までは、たった23キロ。
こんなに近いとは予想外で、拍子抜けした。

佐賀市はかなり小さな街だ。
久留米市の方がはるかに大きいと思った。
だいたい街が混雑してないし、
繁華街の少し裏を覗くと、すぐ街灯もまばらになり、
街としての厚みが感じられない。
もちろん、だからといってダメな街だなんて言うつもりはない。
混雑のない街は、快適である。

人口は20万人だという。
20万といえば、盛岡とか福島あたりと同じはずだが。
これだけ街が小さいというのはいったいどういうことなのだろう。
駅から離れたところにもっと大きな繁華街があるのだろうか。

もしかすると、はなわが歌うとおり、ホントに何もないのかも…。
あとでネットで、牛丼の「吉田家」を探してみよう。

今ちょっと佐賀県のHPを見てみたが、
大阪まで500キロあるのに対し、
朝鮮半島までは200キロだという。
すごい話だ。
ずいぶん遠くまで来たんだなぁ、俺。
佐賀、長崎あたりも、
北海道の突端のように、国防に対する意識が高いのだろうか。

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1/6 日本一周184日目(地獄温泉・黒川温泉)

16_1 ☆今日の概要☆

・地獄温泉「清風荘」(通算504湯目)
・黒川温泉「山みず木」(505湯目)
・黒川温泉「もとむら湯小屋」
・黒川温泉「新明館」
・熊本名物・馬刺しを食べる(店名は失念)

★本日の走行キロ 254キロ

☆今日のオススメ☆

・地獄温泉「清風荘」(通算504湯目)
・黒川温泉「山みず木」、「もとむら湯小屋」、「新明館」



☆今日の詳細☆

日本一周をスタートして以来初めて、本格的な雪に遭遇した。
阿蘇山は、ひどい濃霧と横殴りの吹雪という大荒れの天気だった。

阿蘇は「草千里」と呼ばれる大草原で、馬が草を食む姿など、
ガイドブックによく載っていて憧れていたけど、
残念ながら見れなかった。

しかしながら、阿蘇を走るのは面白い。
ススキのような黄金色の草が群生していて、
まるで大きなラクダの背中の上でも走っているみたいだ。

地獄温泉「清風荘」はいちど訪れたいと
長い間恋焦がれていた温泉。
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施設内のいろいろな湯船に入れるようだったが、
僕は「すずめの湯」にだけ入った。
湯小屋風の男女別内湯と混浴の露天風呂。
どちらにも白濁の濃い硫黄泉が掛け流されていた。
弱酸性の泉質は、珍しい。
僕も数えるほどしか入湯経験がない。

混浴露天は、熱い湯2つ、ぬるい湯9つ(?)とに分れていて、
どちらも湯底のいたるところから、ポコポコと温泉が湧いてくる。
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熱い湯は43℃くらい、ぬるい湯は37,8℃くらいか。
時折吹雪く空を眺めながらの入湯は思い出に残った。
今日は温泉をはしごする予定なのに、
地獄温泉だけで1時間ほども浸かってしまった。

宿の食堂で、鴨そばとヤマメの塩焼きを注文。
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そば自体は微妙だが、鴨肉と塩焼きはかなりうまかった。
熊本名物の馬刺しは2500円もして、
さすがに手が出せなかった…。

黒川温泉では3湯はしごした。
「山みず木」、「もとむら湯小屋」、「新明館」の3湯である。
このうち、「山みず木」と「新明館」は
黒川温泉名物の「入湯手形」で入った。
これで1200円で3つの宿の露天風呂を楽しめるのだ。
半年間有効なのだという。

このところ、由布院と並んで脚光を浴びている黒川温泉。
ひと言で紹介するなら、「一流の田舎」だろうか。
どの宿も品の良い和風の宿といった感じで外観の統一感があり、
それでいて純和風には拘らず、和洋の良い部分を折衷しているあたり、
由布院の雰囲気にも似ていると思った。
女性が気に入りそうな、綺麗でオシャレな感じのする温泉である。

しかしながら、由布院よりさらに
温泉そのものに力を入れているのが黒川か。
温泉本を眺めても、各宿で内湯、露天ともに趣向を凝らしているようだし、
今回僕が入った3湯も、それぞれ個性があった。
黒川は泉質も4種類くらい湧いているらしい。
僕が入った3湯も全て泉質が違った。

「山みず木」では「幽谷の湯」という混浴露天風呂に案内された。
川に面した広い露天風呂で温泉は無色透明、打たせ湯が2本あった。
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「ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」で、泉温が90℃と気合が入ってて申し分ない。
湯底に敷かれた小石のアスファルト(コンクリート?)の
肌触りが優しくて入り心地が良かった。

「もとむら湯小屋」は温泉本を見て選んだのだが、
ここも素晴らしく良かった。
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内湯のみのシンプルな造りだが、僕にはこれで十分だ。
泉質が良い。
単純温泉でありながら、濃厚な茶褐色で、しかも希少な弱酸性。
タイミングが良かったのか、ずっと僕一人で入ることが出来て、
じっくりゆっくり良泉を満喫した。

「新明館」では、珍しい洞窟風呂に入湯。
(洞窟風呂は湯気が篭りすぎて、撮影出来ず・・)
ありきたりの露天風呂にはすっかり慣れてしまっている僕も、
この洞窟風呂には、ワクワクしっぱなしだった。
子供が入ったら、大喜びだろう。
「新明館」は洞窟風呂以外でも、
どこか人をワクワクさせる雰囲気に満ちている気がした。
出来ることなら2泊くらいしてみたい。

ちなみに、「山みず木」と「新明館」は
経営者が同じ方なのだそう。
後藤さんという方で、観光カリスマと呼ばれているらしい。
「新明館」の洞窟風呂は、
後藤さんが自ら彫って作り上げた労作だ。
「お客さんの喜ぶ顔が見たい」と思って造ったそうだが、
実際、僕は大満足だった。

晩御飯には、名物の馬刺しを食べた。
1300円位したけど、一皿に10枚くらいしか乗ってなかった。
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これって相場なのだろうか?
それとも店の選択を誤った?
霜降りと書いていたが…肉に詳しくない僕には分からない。
ただ、味は良かった。
馬肉って、あっさりしててうまいよなー。

今日のホテルは、一昨日に連泊をキャンセルしたホテル。
ネットが繋がると聞いたのに繋がらなかったホテルだ。
しっかり改善されていて、
これで、部屋の広さ、LAN接続、禁煙、
という相場では、熊本市内1安価なホテルになった(あくまで楽天トラベル調べ)。
名前を「ホテル松鶴」といって、人情味のあるホテルである。
これで、連泊時の昼間滞在禁止の件のみ改善してもらえれば、
僕的には最強のホテルになるんだが…。

さて、明日は熊本県に別れを告げて、佐賀に入る。
はなわが歌うとおり、ほんとに何もないのだろうかw

熊本を去る前に、あとひとつくらい、熊本ラーメンを食べたいな。

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2007年1月 6日 (土)

1/5 日本一周183日目(熊本市)

15_1 ☆今日の概要☆

・熊本ラーメン「文龍」

★本日の走行キロ 10キロ

☆今日のオススメ☆

・文龍

☆今日の詳細☆

仕事漬けの一日。
っつってもそんなに大したこと無かったけど。
泊まってたスーパーホテルは、
21時まで滞在OKという不思議なプランだったから
(その分、値段は高いんだけど)
まったりしながら仕事&ブログ更新やってました。

今日は熊本ラーメンを一杯食べて終わり。
健軍という場所にある「文龍」ってラーメン屋さん。
ここは、別府温泉の野湯、「泥湯」「鍋山の湯」で一緒になった、
大分の大学生に聞いたラーメン屋さん。
律儀にちゃんと覚えてて行ってみるあたり、
俺ってホントいい人だよな☆彡

店内は若い人メインで混んでいて、10分くらい待った。
とんこつラーメンにチャーシューをトッピングして注文。
とんこつ590円+チャーシュー200円。
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結構、天下一品ラーメンに似てる気がした。
スープはかなり濃厚でとろみがある。
ラーメンは麺の固さが選べるみたいで、
他のテーブルの注文を盗み聞きすると大抵みんな
「バリかた」とか言って頼んでる。

店員さんが俺んとこに来て「麺の固さは?」と聞いてきたから、
俺も「バリかた」にしようと思ったけど、
よく分かってないくせに通ぶって頼むのも、
何か下手こいて素人なのがバレた時に恥ずかしいと思って、
結局「あ…普通でお願いします」と、
東北人らしく慎ましく言ってみた。

んでも、「普通」の麺はあまり良くない。
スープがノタっとしてる上に麺までノタっとしちゃうと、
単に重いだけで小気味よく食べれないと思った。

そういうわけで、替え玉は
今度は「バリかた」でお願いしてみた。
あのね、絶対「バリかた」の方がうまい。
細麺のあのコシと、トロンとしたスープが絶妙に合う!
麺ひとつでこうも変わるとは…。
替え玉はひと玉分の麺と、刻みチャーシューも付いて100円。
これは絶対お得だ。

「バリかた」の麺は、
そのまま五目焼きそばに転用して食べてもうまそうだった。

結果的にはかなり満足した。
チャーシュートッピングに替え玉もやって890円は、
なかなかリーズナブルだ。
お腹もいっぱいになったしね。

これは大学生の好きそうな味だわ。
うまいラーメンを紹介してもらって良かった良かった。
どうもありがとうございました☆

さて、明日は温泉めぐりの一日。
黒川温泉、地獄温泉と、
阿蘇の名湯をいくつか入ってくるつもり。

明日の晩はまた熊本市内に泊まり、明後日には佐賀に移動する。
来週頭には長崎入りして、
僕の日本一周も、いよいよ4つ目の最突端、神崎鼻を目指します!

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2007年1月 5日 (金)

1/4 日本一周182日目(幣立神宮~阿蘇)

14_2 ☆今日の概要☆

・幣立神宮(再訪)
・阿蘇神社
・阿蘇内牧温泉「田町温泉」(通算503湯目)

★本日の走行キロ 182キロ

☆今日のオススメ☆

・田町温泉

☆今日の詳細☆

元旦に引き続き、幣立神宮に参拝した。
ひとつ見逃したものがあったのだ。

本殿左から下って行ったところに湧き水があるが、
そのすぐそばに八大龍王様が鎮まっている小さな池があって、
その池のご神気が物凄いのだという。

僕は湧き水まで行っておきながら、
そんな池があることに全く気が付かず、
とても重要なものを見落としたような気がして、
ひどく気になっていた。

このままでは後ろ髪を引かれて、
気持ちよく熊本から出ていけない。
というわけで、幣立を再訪することにしたのである。

今日の幣立は初詣客もまばらで、
物静かで精妙な雰囲気だった。
心のすぅっと静まる、気持ちの良い神社である。
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元旦と同じように、まずは本殿にお参りをする。
宮司さんに神楽鈴と大麻で身を清めてもらい、
二礼、二拍手、一礼。

そして、目当ての竜神池に下りていった。
行ってみると湧き水の目と鼻の先にあり、
あの時どうしてこんな近くを見逃したのだろうと、
自分自身が情けなくなるくらい、本当にすぐそばにあった。
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明らかに視界には入っていたはずだが…、
それでも見えなかったということは、
「見せてもらえなかった」と捉える方があるいは正しいのかもしれない。

ご神気というのは、鈍感な僕にはよく分からないけれども、
心のスッキリする場所だというのは何となく分かる。
Img_4520 Img_4523
よく、ファイナルファンタジーなんかで、
HPやMPが全快する聖なる泉があったりするが、
あんな感じと言っても良いかもしれない。
ドラクエで言えば、「光あれ!」のじいちゃんである。
とにかく、心がゼロになる感じがしたのだ。
気持ちが良いので、立ったままで5分くらい、
目を閉じて瞑想した。

別々の場所から二流、湧き出ている水を、
半分ずつペットボトルに汲んだ。
何となく甘いような味のするお水である。
Img_4516 このふたつの湧き水がひとつになって、竜神池に注ぐのだ。

本殿に戻って幣立関連の本と、神社一般に関する本を購入し、
何度も何度もご神体に向かって頭を下げ、
幣立を辞してきた。

今年こそ、世界が平和になりますように。
幾度も念を押してはお願いした。
もう2007年なのだ。
新世紀に入って、6年も経つのだ。
そろそろ、人や国同士の野蛮な争いごとは無くなっても良い。

国道265号を阿蘇方面に向かう道の途中で、
雰囲気の良さそうなお蕎麦屋を見つけた。
名前を何と言ったか残念ながら忘れてしまったのだけど、
味噌豆腐が全国的に人気の店らしい。
ごはんセットに少しだけ載ってきたのを食べたが、確かにうまかった。

国道を北へ走っていくと無性に眠くなった。
どうにもならなくなり、車を停めて30分くらい寝た。
幣立のエネルギーが強過ぎたのか。
起きた後も眠気がスッキリとは取れなかった。

阿蘇神社は立派な造りだった。
簡素な幣立に行った直後だけに、余計そう思うのかもしれない。
Img_45341 Img_45351
本殿にお祈りをして、社務所でステッカーを買った。
願掛けの岩、縁結びの松とあったので、
ふたつとも巡ってみた。
Img_45391 ←縁結びの松。回ってる人がいますな。

願掛けの岩に、世界の平和を祈願して振り返ったら、
すぐ後ろで一組のカップルが僕の終わるのを待っていた。
これはこれはと恐縮して、立ち退いた。
きっとふたりで同じ願い事をしたのだろう。
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真摯にお祈りを捧げていた。

阿蘇には黒川温泉、地獄温泉と名高い温泉が多く、
今日はどこに入ろうかと迷ったが、
夜に差し掛かってきていたので遠出はやめて、
近くにある阿蘇内牧温泉の共同湯「田町温泉」に行くことにした。
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100円で入れる、シンプル極まりない共同湯で、
浴室にいくつか掲示されたお店や病院等の看板が、
風情を感じさせた。

わずかに白濁した湯は「含石膏苦味芒硝泉」。
湯船は2つに分れていた。
熱い湯の方でも、湯温は40℃ほどと入りやすい。
湯口から注がれるお湯と、湯船の湯温にほとんど差はなかった。

冬の神社めぐりで体が冷えたせいもあり、
入った瞬間には身も蕩けそうになるほどの気持ちよさを感じた。
でも、時間が経つにつれて、だんだん湯温に物足りなさを感じ始めた。
僕の場合はやはり、43,4℃くらいの頼もしく熱いお湯で、
一気に温めてもらう方が性に合っている。

夜はスーパーホテル熊本に入った。
スーパーホテル系は、
何となく杓子定規で融通が利かないイメージがあり、
(0時以降のチェックインは一切出来ないとか、
 チェックアウト後の延長も一切ダメとか、そのあたり)
あまり好きではないのだが、
総合的なバランスは確かに取れているので、
今旅中でも何度かお世話になっている。

天然温泉「城の湯温泉」が館内にあるというので入ってみた。
プールのような塩素臭がして、
循環、加温、消毒とも行っており、
掛け流しの温泉と比較するとさすがに見劣りはするが、
それでもこうして大浴場が備えてあるというのは
お風呂好きにはうれしいものだ。

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1/3 日本一周181日目(八代市~熊本市)

13_1 ☆今日の概要☆

・天草四郎メモリアルホール
・熊本城

★本日の走行キロ 135キロ


☆今日のオススメ☆

・熊本城(特に宇土櫓!)

☆今日の詳細☆

上天草市にある「天草四郎メモリアルホール」に行ってみた。
天草四郎については中学の授業で習ったくらいの
浅過ぎな知識しか持ち合わせがないので、
この機会に深く学んでみたかったんだが、
期待してたほど史料が充実しておらず、物足りなかった。

とりあえず島原の乱が、単に切支丹の反乱というだけでなく、
時の藩主の重税、圧政に耐えかねた農民の反乱という意味合いもある
(むしろそちらの方が強い)ということは分かった。
この藩主は本来の石高を2倍も水増しして幕府に報告し、
年貢も本来の倍を農民に課したらしいのだ。
飢饉が襲っても徴収は容赦なく行われたという。
そりゃ爆発もするだろ。

弱冠17歳の天草少年が、いったいどんな風にして
反乱の指導者になったのか、その辺りに興味があったのだが、
あまり突っ込んだ知識は得られなかった。
奇跡を行って人心を掴んだとも、
利発であったから人々に担がれたのだとも言われているようだが・・。

熊本城は、入り口付近がかなり渋滞していた。
警備員に聞いたら、
どうやら城のさらに奥にある「加藤神社」(清正を祀っている)に
参拝する初詣客の車で、これだけの渋滞が出来ているとのことだった。

そういうわけで、年始に熊本城に行こうとする人は、
お城に入る少し手前の角を左に曲がったところにある
桜の馬場駐車場に停めることをオススメする。

ここに停めて、僕は正解だった。
お城まで歩いて10分程度だし、渋滞を避けてあっさり駐車することが出来た。
二の丸駐車場とか、さらに奥に入った駐車場に停めようとしたら、
かなりの時間ロスになったろう。

熊本城は、さすがは54万石を誇っただけのことはある。
規模がかなりでかい。
Img_4447 Img_44961
築城は加藤清正によるものだ。
大天守、小天守の他、3層5階の宇土櫓もあり、
また2層や平屋の櫓は近くに遠くにいくつも見えた。

大天守、小天守は昭和になって復元されたもので、
鉄筋コンクリート造り、城内は歴史資料館になっていた。
Img_44881
階が上るに従って、
加藤氏のフロア、細川氏のフロア、西南戦争のフロア
と展示テーマがハッキリ分れていた。

熊本城で素晴らしいのは宇土櫓である。
天守閣のすぐ目の前に聳えているこの櫓は、
3層5階の堂々たる造りで、しかも現存の櫓だ。
当然、重要文化財の指定を受けている。
Img_4458 Img_4471
これまで見てきた現存天守の、
丸岡城やら宇和島城やらと比べても、
宇土櫓の方が断然でかい。
ほとんど天守閣クラスである。
ここは一見の価値あり、というか、必見である。
往時には、この規模の櫓が5つほどあったという。
熊本城の威容が分かろうというものだ。

熊本城には大小49の櫓があったらしく、
現在も積極的に復元事業を進めている。
こういう姿勢は非常に好感が持てる。
わが仙台も何とか頑張ってほしいものだ。
あれだけ政宗に頼ってんだから。

また、熊本城は西南戦争の際、
1万を超える薩軍の総攻撃にも陥落せず、
難攻不落の名城ぶりを世に知らしめたらしい。
さすがの西郷どんもこの城は落とせなかったのだ。
清正、恐るべしである。

晩は熊本市内のホテルにチェックインした。
LANが使えると聞いていたのにどうやっても繋がらず、
結局エアエッジでの接続を強いられた。
個人経営ホテルではこういうことがままある。
高知の西で泊まったホテルでもネットに不具合があって閉口した。
不思議と大きくチェーン展開してるホテルではこういう事態には遭遇しない。

僕は出来れば小さなホテルに泊まって、その経営を応援したいのだけど、
こういうことが連続すると、やっぱり避ける方向で考えてしまう。

今回のホテルは値段も安価で、連泊を決め込んでいたのだが、
ネットが使えないのでは泊まる意味が無く、
次の日の予約はキャンセルさせてもらった。

また、このホテルでは、
午前10時~16時までは必ず部屋を空ける、というルールがあり、
連泊のメリットがまるで感じられず、
その点も2泊目をキャンセルした理由だ。
時間を気にせずゆっくり滞在したいがための連泊なのに…。
この辺は柔軟な対応をした方がいい。
っていうかほとんどのホテルが当たり前に対応してくれるんだけど。

宿の人は腰が低くアットホームな雰囲気だったので、
僕も連泊できず残念であった。

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2007年1月 2日 (火)

1/2 日本一周180日目(八代市)

12_2 ☆今日の概要☆

・熊本・八代市「桂華ラーメン」

★本日の走行キロ 0キロ

☆今日の詳細☆

今日は僕の31歳の誕生日。
信じられない、そんな年になったなんて。
自分ではまだ二十歳くらいのつもりなのに。
(だからこんな無謀な旅をやってられるのだ)

今日は何の予定も立てなかった。
お昼頃ダラダラと起きて、
ホテルは八代のアーケード街に近いので
ちょっと歩きに行ったくらい。
目的もラーメンとお誕生ケーキくらいしかなかった。

このあたりは「初売」というイベントが無いのだろうか。
僕の地元・仙台では、毎年2日には、
どこの店も足並みそろえていっせいに「初売」をやって、
中心部は大いに賑わうのだけど、
八代の繁華街はひどく閑散としていた。
営業しているお店は3割くらいだった。
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中には「二日から営業します」と貼り紙がしてあるのに、
シャッターが閉まっているところもあった。

奇跡的に、ラーメン屋さんはやっていたので、
今年の初ラーメンを食べた。
「桂華ラーメン」というお店。
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ほんの少し豚骨の臭みが匂うけど、
恐らく本場の長浜とかに比べたら大したことは無いのだろう。
東北人の僕にはどうしても慣れない匂いである。
チャーシューメンを頼んだら、サービスでおにぎりが付いた。

アーケードを端から端まで歩いてみたが、
ケーキ屋さんは見つけられず、
ついに今年の誕生日はファミマのケーキという、
味気ないものになってしまった。
今まででいちばんテンションの低い誕生日だったかも。

部屋に戻ってからはテレビを見たり、本を読んだり。
日本一周に出てから、こんなにダラダラ過ごしたのは初めて。
天草四郎メモリアルホールというところに行こうとも思ったけど、
思い立ったのが昼過ぎで、やめておいた。
明日はそこと熊本城に行ってみる。

明日明後日は、熊本に連泊。
4日は、黒川温泉とかそっちの方に足を伸ばしてみようかなと。

僕も今年で31歳。
ちょっと大人になったので、
タバコに手を出してみることにしました。

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嘘です、チョコレートです。
懐かしいでしょ♪

ファミマで買ったのはこんなケーキ。
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それなりにおいしかったけど…、
やっぱりちゃんとケーキ屋さんのが食べたかったな。

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2007年 1/1 日本一周179日目(幣立神宮)

11_4 ☆今日の概要☆

・高天原・日の宮 幣立神宮
・元湯温泉かりまた(通算502湯目)

★本日の走行キロ 176キロ

☆今日のオススメ☆

・幣立神宮
・元湯温泉かりまた

☆今日の詳細☆

ブログを見てくださっている皆様、
新年明けましておめでとうございます。
昨年中は、はむれっとを見守ってくださり、
ありがとうございます☆
僕の旅は2月末まで続きますので、
あと2ヶ月ほど、お付き合いをよろしくお願いいたします。

さて、2007年元旦の今日は、
以前から予告していた通り、
高天原の幣立神宮に参拝してきた。

今朝はどういう訳か起きた時からテンションが低く、
悪い夢を見た覚えもないし、理由が分からず不思議だった。

幣立は、あちらから呼ばれないと行けないという。
まるでインドみたいな神社である。

もしかして呼ばれてないのだろうか…と思ったが、
ホテルの部屋の鏡に向かって、
「今日は必ず参拝します」と宣言したら、
テンションの低さが雲散霧消して、行こうという気が出た。

八代から幣立までは、80キロ弱。
分かりにくい場所にあると聞いていたが、そんなことはない。
ちゃんと国道218号線沿いに、駐車場も鳥居もあった。
Img_4389 Img_4392
           ↑オーブのように見えてるものは、多分雨粒です。

参拝客は思っていたよりも少なかった。
混雑とは言えないが、閑散ともしていない、
ちょうど良い混み具合だった。
停めてある車は、熊本ナンバーがほとんどだった。
スピリチュアル界ではかなり有名な神社だから、
もっと各地から来ているものと思っていたが、
恐らく今日の参拝者の中でいちばん遠方なのは僕だったろう。


ここが、高天原神話発祥の神宮なのだという。
神妙な気持ちで鳥居をくぐり、本殿への階段を上る。
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本殿の参拝には少し行列が出来ていた。
宮司さんが、神楽鈴と御幣を持って、参拝者を直接清めてくれる。
こういう風景は初めて見た。
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僕は15円を賽銭箱に入れて、
鈴の音を聴きつつ神様にお祈りした。

ちなみに(何て言っては甚だ失礼だと思うのだが)、
幣立神宮の主祭神を列挙しておくと、
・神漏岐(かむろぎ)命・神漏美(かむろみ)命(どちらも宇宙からご降臨の神)
・大宇宙大和神(オオトノチオオカミ・神代七代の初代)
・天御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ・天神七代の初代)
・天照大神(アマテラスオオミカミ・地神五代の初代)
などなど。
とにかく、錚々たる神々が名を連ねている。

参拝客の声で雑然とはしているが、
雰囲気としては何となく静寂に包まれている。
本殿の左から東御手洗に降りていくと、
その静かで厳かな雰囲気はさらに高まった。

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御手洗(みたらい)のお水は、別々の水源から二本注がれていて、
それぞれ味が異なるというが、僕にはよく分からなかった。
何となく違うかも…という程度の違いだった。
でも何故か、「左が金の水、右が銀の水」だと思った。
ここには八大龍王様が静まっているのだとか。
皇孫のニニギノミコトがこのご神水で全国各地を清められ、
また秦の始皇帝は不老不死の妙薬としてこのご神水を求めたらしい。

このあたりの静寂はとにかく素晴らしい。
心がすっかり落ち着いて、非常に気持ちの良い場所だった。
何となく心がゼロになっているような気がした。

これを書いている今、幣立についてネットで調べていたのだが、
御手洗のすぐ隣に、ご神気の物凄い竜神池があったらしい。
僕は完全に見逃した。
いや、見たのかもしれないが、記憶にない。
悔しいから再訪してみようかと思うけれど…どうかな。
(撮影した写真の中に、それらしい池を見つけた…)

Img_4412 多分、中央右あたりに見えるのが竜神池かと・・

御手洗の向かい側の谷を少し上ると、聖徳堂がある。
その名の通り、聖徳太子を祀り、
また、広島・長崎の原爆で亡くなられた方々もお祀りしているらしい。
Img_4411
僕はここでしばらく時間を過ごした。
誰もいなかったので、
少しでも慰霊になればと思い、
ゆっくりとインドの風を流させていただいた。

驚いたのは、寒いはずなのに、
祈っている間、手の周りにだけ明らかに暖かな空気に包まれていたことだ。
ドキッとするほどハッキリした暖かさだった。
思わず目を開けて、手を何度か振ってみたくらいである。
あれはいったい何だったんだろう。

とにかく早く、全ての人が笑って幸せに過ごせる世界になるといい。
21世紀ともなって、もうそういう準備がすっかり整っていると思う。
あとは僕も含め、人々の意識がもう少し変わってくれれば、
3日くらいで世界平和は達成できると思うのだが…。
神様方、何とかよろしくお願いします。

御手洗、聖徳堂のあたりに1時間くらい佇んで、本殿の方へ戻った。
本殿の他に、伊勢の内宮、外宮、東の宮があり、
また本殿のすぐ右脇には天神木があった。
Img_4430 Img_4435

Img_4425 Img_4426 こちらは本殿。

本殿には、靴を脱いで上がっても良さそうだったので上がってみた。
神宮の由緒書きを貰ったりお守りを買ったりした。
ご神体でお祈りをしていると、
傍らにいた宮司さんが、
大麻(おおぬさ)を持って僕の頭に軽く触れる感じで清めてくれた。
目を開け、「ありがとうございます」と言うと、
ニッコリ微笑んでくださった。

トイレで50円を拾った。
そのお金でおみくじを引いた。
末吉だった。

僕は末吉を引く確率が非常に高い。
誇張でなく、5回中4回は末吉だ。
大吉なんて、小学3年以来お目に掛かってない。
なんだ、今年はパッとしないのかと落胆しながら内容を見てみると、
別段悪いことが書かれてない。
というか、良いことばかり書いてあった。

社務所で、破魔矢とお札を買った。
こんなの買ったのは初めてだ。
日本一周が終わったら、自宅に厳かに飾るつもり。

これで、今年の初詣はおしまい。
どうしてあんなに参拝が億劫だったのか、
自分でもよく分からない。
実際の幣立神宮は、僕を優しく温かく迎えてくれた。

でも、億劫なことほど、実際やってみると良い感じだったということは、
僕の人生においてかなり多いパターンだ。
また、ほんのちょっとの手間を、面倒くさがらずに我慢して行うと、
良い結果が出るということも多い。

そういう、「ほんのちょっとの辛抱」を繰り返していくと、
僕の人生も今よりもっと好転していくのかもしれない。

参拝の帰りに、温泉に立寄った。
「元湯温泉・かりまた」という温泉である。
宴会客でかなり混雑していた。
Img_4446

シンプルなタイル張りの湯船は、
無色透明のアルカリ性単純硫黄泉で、
硫黄の香りがふんだんに漂って良かった。
露天風呂もあった。
北薩地方、南熊本には、PH値の高い温泉が多い気がする。
ここ数日で入湯した温泉のどこもが、
大抵9以上のPH値を誇っていた。
美肌の湯が多いということである。

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