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2007年3月31日 (土)

2/17 日本一周223日目(飛騨高山)

  ☆今日の概要☆

・高山ラーメン「桔梗屋」
・飛騨高山天然温泉「ひだまりの湯」(通算535湯目)
・高山ラーメン「つづみそば」

★本日の走行キロ 23キロ

☆今日のオススメ☆

・桔梗屋
・つづみそば

☆今日の詳細☆

南半球が夜まで仕事だというので、
それまで、高山の古い街並みを眺め歩いたりして、時間を潰した。

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昨年の一昨年のGWにも訪れているので、記憶に新しい風景だ。

道すがら、食したのは当然、高山ラーメン。
「桔梗屋」というお店で食べた。
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ここもGWには行列が出来ていた。
僕が行ったのは15時頃と時間外れで、まったく並ばずに食べれた。

チャーシューメン大盛を頼んだ。
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この頃はこれがスタンダードになってきてる。
その分メタボリカルなお腹もどんどん膨らんでいくんだけど。
旅中は仕方ないか。

店主のおじさんがとてもいい人で、
スープの作り方とかダシの取り方を教えてくれたりした。
もちろん、その他にも企業秘密があるんだろうけど。

高山にも掛け流しの温泉が出来たというので、行ってみた。
市街からほんの少し北にある「ひだまりの湯」。
いわゆる日帰り温泉施設である。

サウナ、露天風呂など一通りの施設が揃っていた。
温泉は湯温が33度と低い「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」。
源泉を沸かさずそのまま使っているお風呂が、
ツルツルとした感触で気持ち良かった。
ねそべって1時間くらいダラダラ入っているのも良い。

ただ、料金が高い。
1000円も取るのだ。
日帰り施設としては相場より300円は高い。
(相場といっても、単に自分の経験から概算しただけだが)

南半球と半年ぶりに再会したあとは、
またまた高山ラーメンを食べに行った。
奴は高山に来て4ヶ月が経つというのに、
これが初の高山ラーメンなのだという。
俺なら着いた初日に食べるのに。

「つづみそば」という店に入った。
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一昨年のGWに長い行列を我慢して入ったお店である。

値段はここが一番高いかな。
チャーシューの大盛が1200円だった。
070217_19550001 (画像はチャーシュー普通盛です)

もはやステーキさえ食べれそうな値段である。
ただ、それだけに味は良い。
程よい脂濃さの醤油スープが
細麺と柔らかい豚バラのチャーシューに良く合う。
高山の各店で食べたけど、「つづみそば」がいちばん僕の好みだ。

夜は、南半球の家に泊めてもらった。
布団がないというので寝袋を車から持ってきて敷いた。

明くる日は、世界遺産の白川郷合掌造りの集落を見に行くことにした。

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2007年3月28日 (水)

2/16 日本一周222日目(高山~奥飛騨)

☆今日の概要☆

・高山ラーメン「やよいそば」
・奥飛騨温泉郷・新穂高温泉「佳留萱山荘」(通算533湯目)
・奥飛騨温泉郷・栃尾温泉「荒神の湯」(534湯目)

★本日の走行キロ 135キロ

☆今日のオススメ☆

・やよいそば
・新穂高温泉「佳留萱山荘」
・栃尾温泉「荒神の湯」

☆今日の詳細☆

飛騨高山といえば「高山ラーメン」。
昔ながらの街並みもそりゃあ魅力的だろうけど、
僕にとってはラーメンが第一だ。

というわけで、早速「やよいそば」に行ってみる。
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チャーシューメン大盛を注文した。
あっさり系のしょうゆ味で食べやすい一品だ。
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ネックは値段か。
1100円だったか1150円だったか、そのくらいはした。
これは何も「やよい」に限ったことではなく、
今回の滞在中に食した「桔梗屋」、「つづみそば」にも
言えることだった。
高山全体がそんな感じなのだろうか。
ちょっと設定が高いと思う。

午後から、奥飛騨の新穂高温泉を訪れた。
かなりの高所にあり、例年ならさぞかし雪深いのだろうが、
この日は道路にほとんど雪は積もっていなかった。
昨晩あれほど降ったのに、日の光でさっさと溶けてしまったのだろうか。
今年は本当に季節がおかしい。

「水明館 佳留萱山荘」という旅館に立寄った。
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新穂高は、大抵どの宿も自然の中の大露天風呂を売りにしているようで、
ここの露天風呂もかなり広かった。
立ち寄り料金は800円。

大きな露天風呂が5つくらいあり、
奥の方にはちょっとした洞窟風呂まであった。
ほとんど混浴のようだが、女性専用もあるらしい。
いちばん手前の露天の中央で、
温泉が跳ねるように吹き上がっており、これが結構熱かった。

湯船が広いだけでなく、温泉もしっかりしたもので、
単純温泉のようだが、少し鉄味がした。
湯量は相当に豊富のようだ。

それはそれとして…、僕はここで凄い光景を目撃した。
その時のことをミクシーに書いたので、そのままこちらにもアップします。

--

今日の温泉では目のやり場に困っちゃいました。
露天では、カップルが二組、ぬる湯の方で
楽しそうに浸かってました。

あ、いるんだ…と思って僕は背中を向けて、
なるべくそっちを見ないように気を使ったんだけど、
でも別の露天風呂に行く時とか
どうしても視界に入っちゃう。

で、メチャクチャびっくりした。
その女の子たち、
お互いの彼氏の前で胸も何もまるで隠さずに歩いたりしてた。
まさかあんなに堂々と入ってるとは・・。

ってか君らいったいどういう関係?
いくら仲の良いカップル同士でも、
そこまでは普通しないだろ。

しばらくすると片方の彼が
おっきなカメラを持ってきて、
僕の前を通り過ぎていった。
どうやら入浴風景を撮るつもりらしい。

うーむ、いったいどういう関係なんだ・・。
もしかして雑誌かなんかの撮影だったのかなぁ。
でもそんな感じでもなかったが…。

僕も露天の写真を撮ろうと思って
脱衣所までカメラを持ってきてたんだけど、
とてもじゃないがファインダーを向けられる状況じゃない。
ここは広い露天が5つくらいあって、
別の露天を撮ってたとしても、
変な嫌疑掛けられたらかなわんと思って、
結局やめときました。

--

一人旅の身には、こういう状況はちょっと酷である。
悶々とした気持ちのまま、逃げるように旅館を去り、
同じ奥飛騨の栃尾温泉「荒神の湯」に行った。
こちらは男女別の露天風呂だ。
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料金は200円と安価。
無人で、コインを投函するしくみになっている。
うっすらと雪化粧をした山並みを眺めつつ、
今度はひとりきりで、静かな奥飛騨の温泉を満喫出来た。
泉質は、恐らくこちらも単純泉だろう。

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2007年3月19日 (月)

2/15 日本一周221日目(多治見~高山)

多治見~高山

☆今日の概要☆

・犬山城
・飛騨川温泉「しみずの湯」(通算532湯目)

★本日の走行キロ 181キロ

☆今日のオススメ☆

・犬山城
・「しみずの湯」



☆今日の詳細☆

日本最古の現存天守、国宝・犬山城に登った。
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小雨の降る寒い日だった。
織田信長の叔父、信康がこの天守の大元を築いたのが1537年、
のち、1617年に成瀬氏が天守の唐破風を増築して現在の姿になったという。

通称は白帝城、荻生徂徠が名付けた。
中国の城で、三国志の劉備玄徳が病没した城で有名だ。
通称の由来は、白帝城が長江のすぐそばにあるのと同様、
犬山城も木曽川のすぐそばにあったから、であるという。

名古屋と岐阜の県境にあり、犬山市はギリギリのところで愛知県だ。
僕はてっきり「岐阜県犬山市」だと思い込んでいたので驚いた。
何となくそんなイメージがあったのだ。
聞けば木曽川を境として北が岐阜、南が愛知ということだった。

犬山城は3層5階。
同じく現存天守の丸岡城や丸亀城、宇和島城などと同じ規模に見えるのだが、
城内に入ってみると、地階を2階ほど上るため、見た目より高層の天守に思える。
また、城内を巡った感じでも、他の3層のお城よりも規模が大きいように感じた。
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松江城でも感じたような、妙な懐かしさ、去り難さを胸に覚え、
土産屋の庇で雨をよけつつ、しばらくお城を眺めていた。

現存天守巡りも、ここが最後。
日本一周の旅も220日を超え、少しずつ終わりが近づいている。
そういう寂しさも、城を見上げる心に含まれていたかもしれない。

犬山城のすぐそばで、味噌煮込みうどんを食べて、
体が一気に温まった。
初めて食べたけど、なかなかうまいもんだ。
汁まですべて完食した。

犬山からはひたすら北上し、高山に向かった。
高山には小学時代からの友人、南半球が住んでいる。
南半球は、数ヶ月前に仙台から高山に移住し、
家具職人になるべく日夜、頑張っている。
無二の友人とも言うべき大切な存在で、
会うのがとても楽しみだ。

下呂温泉を通過したあたりから、雪の降りが強くなった。
途中、「飛騨川温泉 しみずの湯」という日帰り温泉に入ったが、
お湯から上がった時には、車にうっすらと雪が積もっていた。

「しみずの湯」は、わずかに硫黄の香る、無色透明の単純温泉で、
露天では、九州・黒川温泉以来の雪見風呂を楽しんだ。

雪は、高山市内に入るといよいよ物凄くなった。
さすがは豪雪地帯だと思ったが、
ホテルのフロントに聞いたら、
こんなに雪が降ったのは今年初めてだということだった。
僕が来たから、いつもの冬らしい景色を披露してくれたのかもしれない。
そんなことを思った。

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2007年3月17日 (土)

2/14 日本一周220日目(久居~多治見)

久居~多治見

☆今日の概要☆

・片岡温泉(通算531湯目)

★本日の走行キロ 152キロ

☆今日のオススメ☆

・片岡温泉


☆今日の詳細☆

三重県に入ってから、まだひとつも温泉に入ってなかったので、
湯の山温泉に程近い「片岡温泉」に行ってみた。
源泉掛け流し、非加熱、非加水というので選んだ。
この頃は温泉本を見ても、掛け流しの温泉しか選ばなくなってきた。

僕の使っている本では、掛け流しは黄色、一部掛け流しはオレンジ、
掛け流しのない施設は灰色という色分けで表示されているけれども、
あれはあれで問題があるのではないか。
灰色のところに行く人が減っていくだろう。
まぁそもそも、湧出量の少ない場所に大きなお風呂を作る方がおかしいのだけど。

片岡温泉は単純温泉ながら、硫黄の香りが浴室にあふれる良い湯だった。
少し緑がかったお湯は43.6度の泉温で、
露天では冬の空気に冷やされて若干ぬるめになっていた。

休憩所でまたもや伊勢うどんを食べた。
本当にうまい。
恐らくこれが最後になるんだろうな・・。

この日は仕事をやりつつ、岐阜の多治見市まで移動した。

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2007年3月14日 (水)

2/13 日本一周219日目(伊勢神宮~久居市)

  伊勢~久居

☆今日の概要☆

・二見興玉神社
・伊勢神宮(外宮・内宮)
・おかげ横丁で伊勢うどん

★本日の走行キロ 54キロ

☆今日のオススメ☆

・伊勢神宮
・伊勢うどん

☆今日の詳細☆

鳥羽出身の友人、はっしーくんから、
伊勢神宮への参拝には順序があるらしいことを聞いた。

二見興玉神社→伊勢の外宮(げくう)→伊勢の内宮(ないくう)の順らしい。
どうしてその順序なのか、詳細は忘れてしまった。
ご祭神は、二見が猿田彦、外宮が豊受大神、内宮が天照大神だったはずで、
猿田彦は神様の案内役をやったからとか、そういう意味だったかな。
間違ってるかもw

二見興玉神社は「夫婦岩」が有名のようだ。
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元旦には夫婦の岩の間より立ち昇る初日の出が拝めるとか。
さぞ壮観な風景だろう。
寒そうだけど。

神社のそばにあるレストランで、「伊勢うどん」を初体験した。

伊勢うどんは、極太の柔らかいうどんで、
うどんの下に色の濃いタレが沈んでおり、
それをかきまぜ、からめながら食べるうどんだ。
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タレは見た目ほど味が濃くなくて、食べやすい。
っていうか、かなりうまい。

ここまで、
「山梨・富士吉田のうどん」
「富山・氷見うどん」
「香川・讃岐うどん」
「三重・伊勢うどん」と食べてきたが、
ひと口にうどんと言っても、それぞれ顕著な特色があるのに驚いた。
思っていたよりずっとずっと奥の深い食べ物だと知った。

伊勢の外宮は、ご神気あふれる清々しい神社だった。
気持ち良く晴れて、木漏れ日が優しく、
爽やかなそよ風まで吹き、心も体も洗われるような心地だった。
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後に訪れた内宮より人の数も少なく、
ゆっくり参拝できたあたりも良かった。

本殿は聖域で写真撮影が禁止されていた。
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お賽銭を入れてお参りをしたら、
奥からさっと風が吹いてきて、
本殿の内部を隠す垂れ幕が一瞬ふわっと舞い上がり、
中の様子をほんの少しだけ見せてくれた。
何となく、女の子のスカートの中を見ちゃったような感じがして、
照れくさい気がした。

外宮には、本殿の他、風の宮とか土の宮などもあり、
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ファイナルファンタジーのクリスタルっぽいなと思ったりした。

外宮では思わぬシンクロに遭遇した。
高野山でひと晩、夕食をご一緒したNさんと偶然に再会したのだ。

「たぶん、火曜日の午前中に参拝することになるんじゃないかと思います」
と何気に言ったら、Nさんも
「予定がコロコロ変わるから分からないけど、
もしかしたら僕もそのあたりに伊勢にいるかも」と言うので、
「じゃあ、もしかしたら会えるかもしれないですね~」と話していたのだが、
まさかそれが現実になるとは…。

Nさんは大学時代は仙台にいて、
しかも僕が以前住んでいた家の、すぐ近くにアパートを借りていたことがあると聞いて、
思わぬシンクロに話が弾み、
その時からすでに何かご縁がありそうだなとは感じていたのだが…。

僕が行ったのは11時半ころで、
午前といってもだいぶ遅い時間だったのだが、それでも再会した。
やはり何かの縁があるんだろう。

そんな風に思ったにもかかわらず、
本殿の参拝はまだこれからだとNさんが言うので、
「じゃあまた内宮で会えますよね。
 その時にお昼でもご一緒しましょう」などと、
自分の名刺を渡しもせずに、
心細い約束をしただけで別れてしまった。

外宮と内宮では3キロも場所が離れているのである。
また、内宮の規模もかなりでかいはずだ。
考えてみたら、再びすれ違える可能性などかなり低い。
しばらくしてから、あんな心細い約束をしたことに後悔した。

でもそれは結局、杞憂に過ぎなかった。
ちゃんと内宮の、しかも本殿でまたNさんとお会いすることが出来たのだ。

内宮は、外宮とは比べ物にならないほどの広さだった。
集ってくる人の数も比較にならない。
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この日は連休明けの平日で、
さすがの伊勢神宮も、さほどに人数少なかろうとタカを括っていたのだが、
いるわいるわ、夥しいほどの人、人、人。
内宮に隣接する「おかげ横丁」は、大都市の繁華街みたいに人が溢れていた。
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神聖な場所なんだろうけど、あまりに人が多すぎて、
僕には外宮ほどのご神気は感じられなかった。
さすがに本殿は素晴らしかったけれども。
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内宮の本殿でNさんと首尾よくまたお会いすることが出来、
今度はしっかり、名刺を渡した。
「お昼を一緒に食べましょう」と言って、おかげ横丁に向かった。

道すがら、Nさんが取り出したハンカチを見て驚いた。
「それ…もしかして僕のと同じじゃないですか?」
そういって、僕もハンカチを見せると、
柄から何から全く同じメーカーのものだった。

なんて分かりやすいシンクロなんだ…。
こういう形で出会う人とは、必ず何かの縁がある、僕はそう思ってる。
偶然は、単なる偶然ではないのだ。
半信半疑でもいいから、そこに何かの意味を感じつつ行動すると、
人生は川の流れに乗るようにスムーズに進んでいったりする。
これは経験上、間違いが無いと僕は感じている。

人で賑わうおかげ横丁をふたりで歩いて、
この日2食目の伊勢うどんを食べた。
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イカゲソ天を食べたり、伊勢名物の「赤福」を買ったりした。

「このあとはどうされるんですか?」と聞くと、
Nさんは、
「今回は、もうここが最終で、あとはまっすぐ横浜まで帰ります」と言った。
おかげ横丁の入り口で、
「またどこかでお会いしましょう」と手を振って、お別れした。

Nさんと別れたあと、僕は一旦、内宮に戻り、
「木花咲耶姫」の祀られている小さなお社にお参りした。
(この神様は、名前がかわいいので何か好きなのだ)

「そういえば」
と、参拝がすっかり終わったあとで思い出したことがあった。
伊勢神宮の石灯籠には不思議な話があったのだ。

伊勢神宮の石灯籠には、なぜか六芒星(ダビデの星)が刻まれている、
という話を聞いたことがあるのだ。
何故ユダヤの紋章が、日本最大の、とも言える聖地に刻まれているのか。
想像を巡らさずにはいられない。

うまく石灯籠を見つけられないので、警備員さんに尋ねてみた。
内宮から外宮に向かう道すがらにあると教えてくれた。

これがその石灯籠。
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たしかに、六芒星が刻まれている。
上に天皇家の十六菊形紋、下にダビデの星。
物凄い組み合わせである。

先の警備員さんの話では、
「この石灯籠は昭和28年に最初に作られたそうです。
 恐らく六芒星は当時の石屋さんが勝手にデザインしたものでしょう。
 それをそのまま踏襲する形で、数多くの灯籠が作られたと聞きました。
 灯籠は伊勢神宮そのものとは直接関係がなく、
 伊勢を敬う有志の方たちが立てたもので、
 よく言われているようなダビデの星との関係は、
 たぶん無いんじゃないかと私は思っているんですが…」ということだった。

確かに、偶然ということも考えられる。
六芒星は、単に三角形をさかさまに組み合わせただけの単純な形だ。
この程度なら偶然に出来たりもするだろう。

でも、ユダヤの聖地「嘆きの壁」には、
なんと、天皇家の十六菊形紋が飾ってあるらしいのだ。
これは簡単に偶然と片付けてしまうことは出来ないのではないか。
「お花」というところまでは合致してても、
その花弁が16というというところまではなかなか一致しないだろう。
しかも、双方ともが、恐ろしく歴史の古い宗教なのだ。
何かある、と考える方が自然ではないだろうか。

この日の晩は、伊勢より少しだけ北に進んだ久居市に泊まった。
ホテルでは無線LANが使えるとのことだったのに、
僕のPCではうまく使えなかった。
おかしいなぁ。
購入時に無線入れたはずなのに…。

ネットを繋げるためにわざわざ値段の張るホテルに泊まるのに、
こういう事態になるとホントに凹む。
今後は無線LANのホテルには絶対泊まらないことにしよう。

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2007年3月10日 (土)

2/12 日本一周218日目(伊勢市)

☆今日の概要☆

なし

★本日の走行キロ 4キロ

☆今日の概要☆

ここ数日の疲れで、
伊勢神宮を参拝するエネルギーが湧かず、
ホテルでずっと過ごしていた。
仕事もあったからだけど。
一昨日高野山を朝から夕方まで歩き、
昨日は300キロを走破したんだから、
そりゃさすがに疲れるよな。

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2007年3月 8日 (木)

2/11 日本一周217日目(高野山~伊勢)

高野山~伊勢

☆今日の概要☆

・真田庵
・洞川温泉「角甚」(通算529湯目)
・入之波温泉「山鳩屋」(530湯目)

★本日の走行キロ 301キロ


☆今日のオススメ☆

・中華津津
・入之波温泉「山鳩屋」


☆今日の詳細☆

高野山を去る前に、もういちど奥の院まで行ってみた。
この日の高野山はうっすらと雪化粧をして、
昨日とは全く違う風景を見せていた。
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九度山まで下りると天気はすっかり回復して、気温も温かくなった。
地図上に「真田庵」があるのを見つけたので、訪れてみた。
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ここは、関ヶ原の戦いに敗れた真田昌幸・幸村親子が蟄居した場所だ。
小さなお寺と、昌幸・幸村を神様に祀った小さな神社があった。
お寺では真田家グッズとしてステッカーや幟を売っていたのだが、
売店の扉は開かないし、お寺のチャイムを押しても誰も出てこなかったので、
結局買えなかった。

この日は、高野山から伊勢までの長距離を移動した日。
実に300キロも走った。

道すがら、と言うには過ぎた寄り道だったが、
洞川温泉という修験道にゆかりの深い温泉場と、
温泉チャンプの郡司さんがオススメしていた入之波温泉に立寄ってみた。

洞川温泉では「角甚」という旅館(旅籠という方が雰囲気に合っている)に入った。
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温泉は湯温の低い単純温泉で無色透明、
あまり個性のあるものではないけれども、
玄関や館内の風情が良かった。
宿の人の応対が丁寧で、非常に好感を持った。

入之波温泉は、たどり着くまでほとんど車とのすれ違いなどもなかったのに、
到着してみたらものすごい車の数で驚いた。
「山鳩湯」に入湯した。
堆積物の恐ろしく多い温泉で、泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」。
露天風呂から見下ろす吉野川に向かって、茶褐色の温泉がドバドバと流れ去り、
温泉の成分がその流れの中でどんどん堆積して、茶色の崖を作っていた。
北海道の二股ラジウム温泉とか、鹿児島のテイエム牧場温泉とか、
和歌山の花山温泉あたりと、泉質的に近いのだろうか。
カルシウム分が多いとこのように堆積物が多く生成されると
勝手に思っていたのだが、泉質名に「カルシウム」が反映されていないし、
もしかしたらそうでもないのかもしれない。
いや、でも含有グラム数までは見なかったから、何とも言えないな…。

人がいっぱいい過ぎて、とても写真を撮れるような雰囲気ではなかった。
また、落ち着いて湯浴みを楽しむことも出来なかった。
気が付けばこの日は連休の中日だった。

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2007年3月 5日 (月)

2/10 日本一周216日目(高野山参詣)

☆今日の概要☆

・高野山参詣

★本日の走行キロ 0キロ(但し、歩行10キロ)

☆今日の詳細☆

朝から高野山巡りをした一日。
8時半にユースを出て、帰ってきたのが夕方の5時。
実に8時間以上、ブラブラと高野山を歩いた。
歩行キロ数は約10キロとのこと。
こんなに歩いたのは久々である。

ルートとしては、以下のような感じ。

高野山ユースホステル→徳川家霊台→女人堂→
金剛峰寺→大師協会→根本大塔・金堂→大伽藍→
大門→霊宝館→苅萱堂→奥の院→高野山ユースホステル。

重要文化財的な建物や仏像などがたくさん立ち並んでいるが、
どれもこれも大して有難いとは感じられず、
「ふうーん」という感じに流し見しつつ、
「結局作り物だよな」と思いながら、サクサクと歩いた。
大事なのは結局、心だろ、と、生意気なことを考えた。


とりあえず、高野山らしい画像をいくつかアップして、
その後に、長い長い、この日の出来事を。
(不思議な出来事もありました☆彡)

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左から、「大門」、「女人堂」、「金剛峰寺」の枯山水、弘法大師・空海さん




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左から「根本大塔」、その周辺のお堂、「苅萱堂」

印象深かったのは大師教会。
500円払うと「お受戒」が受けられ、
これが新鮮な体験で面白かった。

時間が来るとお坊さんが呼びに来て、
中講堂と呼ばれる大広間に座っているように促された。
僕が行った時間は他に人が全然おらず、
ひとりでポツンと大広間に佇むことになった。

ステージのすぐ目の前に座った。
中はだいぶ暗く、ステージ背後の壁に三本の大きな掛軸が掛けられていた。
曼荼羅と弘法大師とあともう一人、何とかという仏様の絵。
そこだけぼんやりと明かりが灯され、あとは大広間全体が真っ暗。
恐いとは感じないが、異様な雰囲気ではある。

しばらくして舞台袖からお坊さんが出てきて、ステージ中央の座に着いたら、
異様な雰囲気はますます濃くなった。
お坊さんの背後から光が来るので、顔が全く見えず真っ黒で、
いろいろと話す声だけがこちらに伝わってくる。
これは威厳があった。

戒めの話がメインだった。
しばらくお話を聞いて、
「お題目を一緒に唱えてください」と言われた。

不殺生、不悪口、不慳貪、不偸盗…とかいうやつである。
お坊さんのあとに続きながら、
「これは到底守れないな」と思う項目もあった。

10分ほどの唱和のあと、
お受戒の書かれたお札を頂いた。

あんな暗い中で儀式が行われて、
もしかしてあれのことを「イニシエーション」と言うのではないかと思った。

訳も分からず参加してみたけれども、
面白い体験が出来てよかった。
神聖、というか、神妙な気分に浸れるし、
恐らく一生忘れない光景だ。
これで500円なら、体験するのも良いと思う。

奥の院ではさらに面白い出来事があった。
後述するが、その前に奥の院の説明を。

ここには、お大師さんの即身仏が祀られており、
院の手前に数万とも言われる夥しい数の墓石が並んでいる。
ほとんどは一般の人たちのものだが、
名だたる戦国武将の墓も点在している。
一の橋から奥の院に進んでまず目に入るのは、
僕の地元・奥州伊達家の墓、その隣に宇和島伊達家の墓もあり、
さらに進むと、薩州島津家、武田信玄・勝頼親子の墓、
上杉謙信、明智光秀、石田三成、豊臣秀吉、そして織田信長と、
そうそうたるメンバーのお墓がここにある。
また、社葬された人たちのお墓もあって、
メジャーな企業の殉職者たちがそこに眠っていた。

不謹慎にもパシャパシャと写真を撮りつつ、
インドで培ってきたエネルギーを流しながら、
院を奥へと進んだ。

Img_5346 Img_5347 Img_5349 Img_5351


Img_5355 Img_5356 Img_5363 Img_5364

Img_5366_1 これより先、写真撮影禁止なり。





面白い出来事は、一般人が進める最奥の場所で起こった。

弘法大師の即身仏が安置されている最奥のお堂の前で、
家族分のロウソクと線香を上げたあと、
傍らに腰掛けて瞑想するように目を閉じていると、
右隣から不意に声を掛けられた。

「あなた、お大師さんが好きなの?」
驚いて目を開けると、司馬遼太郎みたいな顔をしたおばさんだった。
「いや、あの、僕のおじいちゃんがお大師さんを信仰してたんです」と答えた。
「あぁ、そうなんや~」とおばさんは言った後、
 しばらく僕を見つめて、
「あなた、背中苦しくないか?」と言った。
突然のことで戸惑ったが、言われてみれば、確かに苦しかった。
我慢できないほどのシンドさではないが、
何せ朝の8時半からずっと歩き通しだ。
背中から腰の辺りまで、だいぶ張ったような感じになっていた。

「わたし見えるんよ、そういうの。
 ちょっと背中こっちに向けてくれる?」
素直に背中を向けた。
あぁ、恐らくまた、ドラクエみたいな流れが始まったんだなと思った。

おばさんは両手で僕の背中をさすり始めた。
上から下へ、上から下へ。
「こうすると楽になるからね」

背中をさすりつつ、おばさんは尋ねてきた。
「あなた、どっから来た?」
「えっと東北の仙台です。今は旅の途中ですけど」
背中は1分くらいやってもらった。
「これで、だいぶ楽になったとは思うけど、
 今晩寝る時にな…お大師さんの真言は知ってる?」
「南無大師遍照金剛…ですよね?」
「そう、それを寝る前に21回唱えなさい。
 そしたら、寝てる間にお大師さんが来て、
 背中さすってくれて、明日の朝にはすっかり楽になってるから」と言った。
「分かりました。ありがとうございます」
確かに背中はだいぶ楽になった。
まだ多少の苦しさは残っていたけれど。

「私な、お大師さんの声が聞こえるんよ。
 お大師さん、こんなこと言ってる。
 よく来てくれたなぁ。
 あなた、心のきれいな人や。
 後ろにお坊さんが一人ついとる。
 そんなに位の高いお坊さんでもないけど、
 あなたが人を喜ばせたり、人を助けたりすると、
 後ろのお坊さんの徳が上がっていくし、
 あなたの徳も上がるんよ」
 
そんなことを言った。

また、妙な人に遭遇したものだ。
しかも場所が場所だ。
奥の院の最奥、日本屈指の聖地ときている。
何かの意味がないはずが無い。
いったいどんなお導きなのか。
とにかく今はおばさんの話を聞こう。
こんな流れにはきっと乗るべきだ。

「あなた、何の花が好き?」
唐突に聞かれて戸惑った。
少し考えて、「菜の花」と答えた。
「菜の花か、ちょっと弱いな。他には無い?」
「じゃあ…」とまた少し考えて、
「桜が好きですね」と言うと、
「うん、桜はええな」とおばさんは言って、
僕の胸の真ん中に手の平を当てた。
そうして目を瞑り、しばらく黙ったあと、
「今、あなたの心の中に桜の木を植えたからね。
 さっきも言ったみたいに、
 あなたが良いことをすると、
 ひとつひとつお花が咲いていくから。
 どんどん良いことをやって、どんどん桜を満開にしていけば、
 あなたの人生も、自然とどんどん良くなっていくからね」と言った。
 

また、こんなことも言った。
「あなた、人を癒す力があるから、この数珠をあげる」
差し出されたのは、おばさんが左手に付けていたミサンガだった。
(まぁ、数珠ではない…けどね)と思いつつも、
「ありがとうございます」と受け取った。
「これ、仙台に帰ったら洗って清めて、
 いつも身に付けておきなさい。
 これを付けて人の辛いところをさすってやると、
 その人、楽になるから。
 数珠自身にその力があるし、あなたの力も入ってくからね」

 

狐につままれたような気持ちのまま、
おばさんに「ありがとう」とお礼を言って、僕はその場を離れた。

そんな訳で、僕は奥の院にてひとつアイテムをゲットしてしまった。
ドラクエ風にいえば
『はむれっとは【赤いミサンガ】をてにいれた!』ってとこだろう。
恐らく、こいつがどこかで役に立つのだ。

それにしても…お大師さんはいったい僕に何をお望みなんだろう。
答えは恐らく、旅が終わった後に分かるのかもしれない。
何となくそう感じた。

そういえば、奥の院ではもうひとつ、
面白いというか、トクをした出来事があった。
お堂で、家族分のお守り7つと、自分の分のお守りとステッカーを買った。
お守りひとつ700円だし、合計6100円だなと考えながら、
お坊さんに「これ、ください」と持って行った。
お坊さんはお守りの数を数えて、「はい、4000円ですね」と言った。
明らかに1個500円だと勘違いしていた。
間違いを指摘するべきかとも思ったけど、
あ、これはきっとお大師さんの恩寵だなと感じて、
有難く黙って受け取ることにした。
東北から、2度目の参詣だし、きっとお大師さんのご褒美だ。

そんなラッキーを抱えたまま、奥の院の最奥に進んだら、
先述したおばさんとの不思議な交流があり、そして赤いミサンガを手に入れたのだ。

この日の晩は、京都から来たという二人の社会人と相部屋になった。
どちらも24歳だと言った。
お菓子やお酒をたくさん持ち込んできていて、
「どうですか?」とビールを差し出されたけれども、
お酒は全く飲めないので、お断りした。
その代わり、お菓子はガンガンいただいた。

ふたりとも楽しい性格でアッサリ打ち解けて、
旅の話や、ここには絶対に書けないような話までw、
実に色んな話で盛り上がった。
隣の部屋が22時で素直に消灯してなかったら、
僕らはかなり遅くまで喋っていたのではないか。
ユースホステルの良さを存分に味わった、思い出深い夜となった。

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2007年3月 3日 (土)

2/9 日本一周215日目(川湯~湯の峰~十津川~高野山)

☆今日の概要☆

川湯温泉→高野山

・川湯温泉「仙人風呂」
・湯の峰温泉「つぼ湯」(通算527湯目)
・十津川温泉公衆浴場「庵の湯」(528湯目)

★本日の走行キロ 110キロ

☆今日のオススメ☆

・仙人風呂
・つぼ湯
・庵の湯

☆今日の詳細☆

川湯温泉の冬の名物、仙人風呂に入った。
川床からポコポコと温泉が湧き上がり、川の水と相まって、
入浴するのにちょうど良い温度になっている。
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温泉地の名前の通りに湯の川に入るという、野趣に富む露天風呂だ。
いつかは入ってみたいと思っていた湯船のひとつだ。

露天はかなり広い。
25mプール以上に広いのではないか。
深さはあまり無く、川底にちょうどお尻が着く程度。
湯温は場所によって差があった。
でも大抵の場所では、水面近くでは湯温が高く、
底の方はだいぶぬるかった。
っていうか冷たかった。
ヨタヨタと湯の中を移動して心地良い場所を探ったら、
岩場の方、露天風呂の少し外れのあたりがいちばん心地良かった。
あまり人が行かないポイントらしく、
川底の石にコケがいっぱい生えていてちょっと気持ち悪かった。
僕が訪れたのは朝10時頃で、ちょうど誰も入っておらず、
広い露天風呂を独り占めできた。
土日や連休ともなれば、きっと観光客で混むんだろう。

お湯は無色透明でも、水着着用がOKで、
女性専用更衣室もあるから、女の人でも大丈夫だろう。
泉質は単純温泉で、入っている時はそうでもないけれど、
湯上りはかなり肌がスベスベする。
美肌の湯と言って良い。

湯船から上がった後、白い犬が近づいてきて、
僕と遊んでいった。
小学5年の時、犬に噛まれたことがトラウマになってて、
今でもちょっと恐いのだけど、
この頃は少しずつ大丈夫になってきた。

湯の峰温泉は、雰囲気の素晴らしい温泉場。
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ひと目見てすぐに好きになってしまった。
山あいにひっそりと佇んで、車通りも少ない。
小雨が降って、より一層落ち着いた雰囲気を醸し出していた。

「つぼ湯」という名物共同湯がある。
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湯の峰温泉を含んだ「紀伊山地の霊場と参詣道」は、
世界遺産に指定されており、当然「つぼ湯」もその中に含まれている。
裸で味わうことの出来る世界遺産って、世界広しと言えども、
なかなか無いだろう。

湯船は大人2人も入れば満杯の極めて小さなもので、
共同湯とはいっても、1グループ30分ずつの予約制で、
いわゆる共同浴場とは趣を異にしている。
僕は1時間待って入った。

岩場の陰にひっそり湧いた温泉、という雰囲気だ。
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白濁の湯は「含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉」。
湯底の方のどこからか温かいお湯が湧き出ているが、
方々に足を伸ばしても、それがどこなのか掴めなかった。
脱衣かごの上に腰掛を置き、その上にカメラを乗せて、
何枚か自分の入湯風景を写してみた。
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湯の峰では、山陰の湯村温泉のように
川沿いに小さな源泉が沸いていて、
そこで玉子を茹でて食べることが出来た。
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2個100円で買って、僕もやってみた。
「12,3分したら食べごろです」とアドバイスされ、
実にちょうど良い半熟具合になった。
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またしても冷やし方が下手で、うまく皮が剥けなかった…。
ゆでたまごもなかなか難しいものだ。

玉子を買った茶屋で、めはり寿司も頼んだ。
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めはりって本当にウマいな。
炊きたてのご飯だったから尚のことうまかった。
あとはお味噌汁と何か一品もあれば大満足だ。

川湯・湯の峰とはしごした後は、熊野本宮大社に参拝した。
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本来なら熊野三山をすべて巡りたいところなのだが、
今回はタイミングが合わず、熊野本宮だけとなった。
規模は大きくとも静かな雰囲気で、
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ちょうどお参りをしている時に、
「ボン、ボン」と鈍い太鼓の音が響き、
続いて宮司さんの祝詞が聞こえてきた。

はしご湯の最後は「十津川温泉」。
奈良と三重の県境あたりにある温泉だ。
数年前に出来たばかりの共同浴場「庵の湯」に入った。
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平日だからか、今日はどこも人がまばらで、
「庵の湯」も独占して入ることが出来た。
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窓外にダム湖の風景が広がり、
晴れていれば尚良い眺望だったろう。
雨に煙っているのもそれはそれで良いのだけど。

温泉はかなり熱めの「ナトリウム-炭酸水素塩泉」。
木風呂から贅沢に掛け流されていた。

入口のところに飲泉場もあった。
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鉄っぽいような味がしたが、飲みにくくはない。

十津川温泉は【源泉掛け流し宣言」をしており、
おそらくどこの旅館もそうなっているのだろう。

川湯から高野山へ至る道のりは険しかった。
クネクネと蛇行する細い山道(国道なのに)をどこまでも進み、
いつ果てるとも知れないと気が遠くなった頃、高野山が開けた。

高野山ではユースホステルに2泊予約した。
人生初の相部屋である。
一緒になったのは横浜の大学生で、
メガネを外したら中田ヒデみたいな風貌をしていた。
性格的にも凛としたところがあり、ますます中田に見えた。
高校時代にチャリンコで四国を回ったとか、
いろいろ活発に旅しているらしく、
ユースホステル利用者の王道を行ってる感じだった。

ユースの夜は早く、22時には消灯。
僕だけわがままを言うわけにもいかず、大人しく床に就いた。
この晩から早寝の癖がついた。

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2007年3月 1日 (木)

2/8 日本一周214日目(白浜~南紀勝浦~川湯温泉)

☆今日の概要☆

・白浜温泉露天風呂「崎の湯」
・南紀勝浦温泉「ホテル浦島・忘帰洞ほか」(通算525湯目)
・川湯温泉「大村屋」(526湯目)

★本日の走行キロ 158キロ

☆今日のオススメ☆

・崎の湯
・ホテル浦島

☆今日の詳細☆

白浜温泉といえば、名物露天「崎の湯」である。
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「原チャリ野郎のハラペコ日本一周」という、
僕の日本一周の野望の原点となった本にもここが紹介されていて、
当時23歳だった僕は、この露天に強烈に憧れたものだった。
あれから8年の時を経て、ようやく念願叶った。

「崎の湯」の名前の通り、
露天風呂のすぐ目と鼻の先に海がある。
歩いて10歩も行かぬうちに海だ。

露天は岩風呂で、海に突き出すようにふたつ縦に並んでいた。
手前の方が湯温が高く、海に近い側は少しぬるめ。
波の音を聞きながらの入湯はとっても気持ちよく、
せっかく景観の良い場所での入湯なのに、
何故か僕はひたすら目を閉じて、瞑想のような入浴を楽しんだ。
その方が心地良いと思ったのだ。

湯船の写真を撮りたかったのだけど、
人が結構入ってて断念した。
まぁネットで調べりゃすぐに写真なんか出てくるからな。
最近では本屋で売ってるガイドブックなんかよりも詳細なサイトがあったりして、
これから「る○ぶ」とかの旅本ってどうなるんだろうと思うけど、
そんなことは今はとりあえず関係ない。

僕はデジタル一眼レフで写真を撮るのだけど、
あれを温泉に持ち込むのはいかにも大げさでダメだ。
もっとコンパクトなカメラの方が良い。
近いうちに何か買おうかなぁ。

白浜には「白良浜」という砂浜があって、
ここが目の覚めるような白砂、
海もまるで沖縄みたいにきれいで(行ったことないけど)、
温泉以上にこの砂浜が印象に残った。
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なるほど、それで「白浜」温泉なのか。
思いがけず名前の由来が分かった。
こんなきれいな砂浜は初めて見た。

あまりにきれいで、
僕は30分以上も砂浜に佇み、
海を見たり波と遊んだりした。

この日の昼食は、南紀勝浦にてマグロ丼。
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この地方の名物だという「めはり寿司」も食べた。
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めはり寿司というのは、塩漬け(醤油漬け?)にした高菜で、
たわらに握ったご飯を巻いたものだ。
これがまたウマい。
シンプルな味わいがたまらず、めはりと味噌汁だけでも十分満足だと思った。
マグロもこの地方の名産で、冷凍しておらず美味しかった。

南紀勝浦温泉といえば、「ホテル浦島」の「忘帰洞」が有名だ。
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桟橋に車を停めて船に揺られること5分、
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島全体が施設になってる「ホテル浦島」に到着する。

入浴料1000円で、6つの温泉が楽しめる。
僕はそのうち、3つの湯船に入った。
「忘帰洞」、「山上露天風呂・狼煙の湯」、「磯の湯」の3つだ。

このホテル、島全体が施設になっているだけあって、
規模がありえないくらいに膨大だ。
湯船から湯船への移動は、誇張でなく10分以上掛かる。
山上露天風呂へは全長150mを超えるエスカレーターに乗って、
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下を見下ろすたびに目の眩む心地だったし、
成分が最も濃いという「磯の湯」へも、
長い長い廊下をひたすら歩かねばならなかった。

青森三沢の「古牧グランドホテル」もだいぶ広かったが、
館内の景観としてはあんな感じだ。
もっとも、ホテル浦島の方が活況を呈してはいるけれども。

温泉チャンプの郡司さんがオススメしているだけあって、
泉質も「含硫黄-ナトリウム-塩化物泉」と文句なし。
少し黒味がかった白濁は、硫黄を含んだ食塩泉特有のものなのだとか。

「忘帰洞」では海を眺め、
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「狼煙の湯」では勝浦の町を眺め、
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「磯の湯」では温泉そのものを堪能し、
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船での往復も付いてこれで1000円はかなりお得である。
僕としてもオススメの一湯で、誰が来ても楽しめるだろう。
でもバリアフリーではなかったかも・・。

「ホテル浦島」では、湯巡りをしているうちに
マフラーを落としてしまった。
付き合い始めの頃に彼女がくれた手編みのマフラーで、温かく重宝していた。
失くしたとあっては彼女に烈火のごとく怒られるだろうと青くなった。
自力で探して見つからず、フロントにも尋ねたりして、
2時間くらい粘って粘って、それでもどうにも見つからず、
諦めてホテルを出ようとしたその時、
ホテルマンが息を切らして走ってきて、
「ありました!ありましたよ!」と言って、僕に手渡してくれた。
「大事なものだと聞いていたので…」と言ってくれて、
一生懸命探してくれたのだろう。
心遣いにうれしくなった。
彼女にも怒られずに済んで、めでたく南紀勝浦をあとにした。

そんなこともあって、川湯温泉に着いたのは夜の10時近く。
「大村屋」という民宿に泊まった。
昨日の民宿に引き続き、こちらもLANが引いてあって快適だった。

ただし、4階の部屋に通され、しかもエレベーターがないので、
重い荷物を担いで階段を上がらねばならなかったのは辛かった。
温泉はこじんまりとしていながらも掛け流しで、良く温まった。

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