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2007年6月16日 (土)

6/16 日本一周274日目(宇都宮)

☆今日の概要☆

・芳賀温泉「ロマンの湯」(通算589湯目)
・那珂川温泉旅館(590湯目)
・父方のじいちゃん宅へ行く
・松島温泉「乙女の湯」(591湯目)

★本日の走行キロ 111キロ

☆今日のオススメ☆

・松島温泉「乙女の湯」

☆今日の詳細☆

車中泊した道の駅の構内にあった、芳賀温泉「ロマンの湯」で朝風呂。
源泉が2本あるらしく、内湯と露天でそれぞれ異なった源泉を使っていた。
と言っても泉質はどちらも「ナトリウム-塩化物泉」。
循環、塩素消毒等されているようで、ちょっと味気ない。

内湯はほとんど塩味がないのに対して、露天風呂は多少塩気が感知できた。
同じ泉質なのにどんな違いなんだろうと温泉分析表を丹念に見たら、
成分総計が倍近く違っていて、なるほどと思った。

この頃、成分総計くらいは見るようになった。
各成分の細かなミリグラム数までは興味が及ばないけれど。

ちなみに僕が温泉分析表で眺めるのは、
泉質、泉温、湧出量、PH値(酸性かアルカリか)、
成分総計、ミリバル値くらいかな。

それにしても今朝の栃木は爽やかだった。
気持ちよく晴れて、秋のような爽やかな風が吹いて、
とても心地良かった。
Img_61401
あと少し風がヒンヤリしていれば、
すっかり北海道の夏だと思った。
今、あちらはいい季節だろうなぁ。
知ってるだけにうらやましい。

那珂川温泉は、温泉チャンプの郡司さんが著書で紹介していた。
つげ義春もあるいは気に入ってくれるのではないか
と思えるほど、鄙びに鄙びた温泉。
Img_614611 
中では、おじいちゃんおばあちゃんが4人、
ひしめき合うようにしてご飯を食べていた。

湯船はひとつしかなく、
「今はおばあちゃんが入っているから少し待ってね」と言われて、
休憩室に通された。

田舎のおじいちゃん家にでも来たような雰囲気である。
Img_61491_2
しばらく部屋を見回していると、
「ここで採れたんだよ。甘くて美味しいよ」と
宿のおばあちゃんがトマトを持ってきて下さった。

しばらく待って、お風呂からおばあちゃんが上がってきた。
「はい、どうぞ~」と促されて、お風呂へ行った。

お風呂は細長のタイル張りで、
家のお風呂みたいに、フタがしてあった。
整然と並べば、6人くらいは膝を折って入れるだろうか。
Img_61511

泉質は無色透明の単純温泉で、かなりツルツル感が強い。
少し濁った感じがするのは、泉質のせいかそれともお湯の汚れなのか、
いまいち判断が付かない。
湯船の壁から、強烈に熱い湯が噴出している箇所があり、
危うく尻に火傷を被るところだった。

この温泉は、本当に鄙びていて、
女性はちょっと無理かもなぁと思った。
よほど変わっている人ならOKだろうけど。

一方、オシャレな女性にも安心してオススメできるのが、
3湯目に入った松島温泉「乙女の湯」だ。
シックな雰囲気の館内は、女性がプロデュースしたものだろう。
浴室も黒の御影石が基調となっていて、清潔感がある。

お湯は単純温泉で、少し茶色か黄色に濁っている気がした。
こちらもかなりのツルツル感。
39.8℃のお湯は、わずかに加温されて湯船に注ぎこまれていると感じた。

露天は岩風呂で、こちらは恐らく加温されていない。
外気に冷やされ体温と同じくらいのぬるま湯になっていて、
長湯を楽しむには最適である。
内湯同様、ツルツル感があって素晴らしかった。

露天風呂に浸かりながら、ふと、こんなことを思った。
(日本一周とはまるで関係の無い話)

僕の心の底には、厄介な蓋がしてあって、
その蓋の名前を執着という。
まるで貯金箱の底のゴム蓋を外すみたいに、心の蓋を外した。
すると、それまで心の底に溜まっていた宿便みたいな「重い想い」が、
すぅーっと抜け出て行った…そんな気がした。

ハシゴ湯の途中で、父方のじいちゃん宅に行った。
昼の3時頃である。
3年ぶりで会った。

じいちゃんは前と変わらず、
ひとり言みたいに昔のことを延々話した。
常磐炭鉱に勤めていた頃の話、
戦争で南方戦線に行っていた頃の話、
もう何度も聞いたことのある話を、
まるで初めて語って聞かせるかのように話した。

年取ると、みんなこんな感じになるのかな。
こんな展開になるのは会う前から覚悟していたけど…。

いつ終わるとも知らないじいちゃんの話にテキトーに耳を傾けながら、
僕はじいちゃんに向かってインドのエネルギーを流すことに気を配っていた。
そのためにここを訪れたのである。
じいちゃんももう89歳だという。
もしかしたらこれが一生の別れになるかもしれない。

何となく、いつもよりエネルギーが強く流れている気がした。

ばあちゃんは最初は横に座っていたのだけど、
30分もしないうちに部屋から出てって、いろいろ作業をし始めた。
僕とは二言三言くらいしか話さなかったのではないか。

何となくこのばあちゃんに嫌われているような気がしている。
それで今日来るのがちょっと億劫だった。
僕とは直接血の繋がりはないばあちゃんだ。
父も母も、ばあちゃんが苦手だと言っていた。
でも、それと僕のお役目とは関係ない。
ばあちゃんにも届くようにとインドのエネルギーを流した。

夜、うまく通りがかった宇都宮餃子の「正嗣」に入ろうと思ったら、
18時半の時点で、すでに閉店していた。
昨日はギリギリで食べれたけど、今日はギリギリで食べれなかった。
今いる道の駅は「きつれがわ」。
明日の昼、またその道を通るから、しこたま食べてやろうと思っている。

さて、気が付けば僕の日本一周も、あと3日を残すのみとなった。
旅が終わる、という実感がまるで無い。
昨日、宇都宮で国道4号線に乗った時は、
「この道を真っ直ぐ200キロ行けば仙台に着くんだな」と思って、
少しは感慨深く思ったけど…。

旅中、知人に会うのも今日のじいちゃんが最後。
明日は日光東照宮へ行き、徳川の大御所様にご挨拶し、
何箇所か温泉をハシゴしつつ、夜は会津若松へ泊まる。

あと3日間、あと9湯、
僕らしく旅をして、日本一周を締めくくりたい。


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