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2007年6月10日 (日)

6/9 日本一周267日目(市川大門町)

☆今日の概要☆

・甲州鰍沢温泉「かじかの湯」(通算573湯目)
・氷室神社
・妙蓮の滝
・赤石温泉(574湯目)

★本日の走行キロ 49キロ

☆今日のオススメ☆

・赤石温泉

☆今日の詳細☆

カランバさんに薦められて、十谷温泉「源氏荘」に行ってみた。
混浴の露天と、がま風呂が有名らしい。
カランバさんの家から車で30分ほどのところだった。

どうも山梨地域はauがだらしない。
そこそこ集落があるところでも、平気で圏外の表示が出たりする。
十谷温泉に向かう途中、鰍沢あたりがそうだった。

「源氏荘」に着いて、宿の人に声を掛けてみると、
「今日は危ないから露天の方は閉めちゃってるんですよ。
 内湯だけなら入れますが…」と言った。
何となく、「前歯の欠けた生瀬勝久」といった感じのおじさんだった。
がま風呂には入れるんですかと聞くと、そちらも露天風呂側にあってダメだという。
いずれの名物にも入れないようでは、出直した方が良いと思ってやめた。

十谷温泉を訪れる前、通りすがった「かじかの湯」という日帰り温泉に入った。
スタンダードな日帰り施設で、湯船からは塩素臭がして味気ないが、
源泉の出る蛇口があって、そこでお湯を飲むことが出来た。
35℃くらいの湯温だろうか。
少し苦味と塩味を感じた。

午後3時を過ぎてから、カランバさんに赤石温泉に連れてってもらった。
途中、氷室神社と、赤石温泉の奥にある妙蓮の滝にも行ってみた。

氷室神社は全く観光化されてない古社で、
くじけそうなくらい長く続く石段の先に鎮座していた。
こういう神社は何となく、厳粛というか、畏れ多い印象を受ける。
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妙蓮の滝は、温泉の裏手から10分ほど沢を登っていったところにある。
途中、工事現場の仮設足場みたいな鉄の階段を通るが、
段と段の間がスケスケで、そこから崖の下がすっかり見える。
Img_32011
あれは恐くて引き返す人もいるかもしれない。

滝は15mくらいの落差か。
Img_60811
ちゃんとした靴を履いてなかったのでやめたけれど、
試せば滝のすぐ近くまでいけるかもしれない。
かなり危ないとは思うけど。

赤石温泉では、内湯に入った。
Img_31971
雨がだいぶ降っていたため、露天より内湯の方がいいだろうという話になった。
結果的に、内湯で大正解だった。
湯治場的な雰囲気を感じさせる岩風呂だった。
お湯は「酸性鉄-硫酸塩泉」という鉱泉で、茶褐色を呈していた。
さほど酸味は感じなかったのだが、PHは2,5くらいと比較的酸性が強かった。
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女性専用の時間が3タイプくらい設けてあり、
その他は恐らく混浴なのだと思う。

湯船に浸かりつつ、カランバさんと「つげ義春的な温泉」について、
あれこれと話していた。
要するに、鄙び過ぎるほど鄙びていて、今にも朽ちそうな感じの温泉について。

赤石もだいぶ鄙びてはいるが、
「つげ的」というには
ところどころに季節の花が飾られてあるなど、
女性的な感性が見られ、瀟洒に過ぎる気がした。
テレビドラマのロケも入ったくらいだし。

僕の経験では、つげ義春的な温泉は、
秋田の田沢湖以北や、南会津の方に多く点在していると思っている。
乳湯の黒湯温泉なんかは、つげさんが絵に描いたほとんどそのままに今も残っているし、
福島・磐梯山の横向温泉あたりには今にも朽ちそうな温泉があったりする。

赤石温泉は、客がフロントに入ってきた時の呼び鈴がやかましい。
しょっちゅう、大音量で「ピロピロピロリ~♪」と鳴って、
あれではせっかくの雰囲気が台無しのように思われた。

ここも「日本秘湯を守る会」の会員宿だけれど、
何となく思うことには、
「もはや本当に秘湯と呼べるのは、
 秘湯を守る会にも設定されないような、
 目立たず零落した鉱泉宿くらいしかないのではないか」ということだった。

「秘湯」と呼ばれる温泉ほど、今では有名になってしまってお客がたくさん来る。
でもそれってやっぱり違うような気がするのである。


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