2007年3月14日 (水)

2/13 日本一周219日目(伊勢神宮~久居市)

  伊勢~久居

☆今日の概要☆

・二見興玉神社
・伊勢神宮(外宮・内宮)
・おかげ横丁で伊勢うどん

★本日の走行キロ 54キロ

☆今日のオススメ☆

・伊勢神宮
・伊勢うどん

☆今日の詳細☆

鳥羽出身の友人、はっしーくんから、
伊勢神宮への参拝には順序があるらしいことを聞いた。

二見興玉神社→伊勢の外宮(げくう)→伊勢の内宮(ないくう)の順らしい。
どうしてその順序なのか、詳細は忘れてしまった。
ご祭神は、二見が猿田彦、外宮が豊受大神、内宮が天照大神だったはずで、
猿田彦は神様の案内役をやったからとか、そういう意味だったかな。
間違ってるかもw

二見興玉神社は「夫婦岩」が有名のようだ。
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元旦には夫婦の岩の間より立ち昇る初日の出が拝めるとか。
さぞ壮観な風景だろう。
寒そうだけど。

神社のそばにあるレストランで、「伊勢うどん」を初体験した。

伊勢うどんは、極太の柔らかいうどんで、
うどんの下に色の濃いタレが沈んでおり、
それをかきまぜ、からめながら食べるうどんだ。
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タレは見た目ほど味が濃くなくて、食べやすい。
っていうか、かなりうまい。

ここまで、
「山梨・富士吉田のうどん」
「富山・氷見うどん」
「香川・讃岐うどん」
「三重・伊勢うどん」と食べてきたが、
ひと口にうどんと言っても、それぞれ顕著な特色があるのに驚いた。
思っていたよりずっとずっと奥の深い食べ物だと知った。

伊勢の外宮は、ご神気あふれる清々しい神社だった。
気持ち良く晴れて、木漏れ日が優しく、
爽やかなそよ風まで吹き、心も体も洗われるような心地だった。
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後に訪れた内宮より人の数も少なく、
ゆっくり参拝できたあたりも良かった。

本殿は聖域で写真撮影が禁止されていた。
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お賽銭を入れてお参りをしたら、
奥からさっと風が吹いてきて、
本殿の内部を隠す垂れ幕が一瞬ふわっと舞い上がり、
中の様子をほんの少しだけ見せてくれた。
何となく、女の子のスカートの中を見ちゃったような感じがして、
照れくさい気がした。

外宮には、本殿の他、風の宮とか土の宮などもあり、
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ファイナルファンタジーのクリスタルっぽいなと思ったりした。

外宮では思わぬシンクロに遭遇した。
高野山でひと晩、夕食をご一緒したNさんと偶然に再会したのだ。

「たぶん、火曜日の午前中に参拝することになるんじゃないかと思います」
と何気に言ったら、Nさんも
「予定がコロコロ変わるから分からないけど、
もしかしたら僕もそのあたりに伊勢にいるかも」と言うので、
「じゃあ、もしかしたら会えるかもしれないですね~」と話していたのだが、
まさかそれが現実になるとは…。

Nさんは大学時代は仙台にいて、
しかも僕が以前住んでいた家の、すぐ近くにアパートを借りていたことがあると聞いて、
思わぬシンクロに話が弾み、
その時からすでに何かご縁がありそうだなとは感じていたのだが…。

僕が行ったのは11時半ころで、
午前といってもだいぶ遅い時間だったのだが、それでも再会した。
やはり何かの縁があるんだろう。

そんな風に思ったにもかかわらず、
本殿の参拝はまだこれからだとNさんが言うので、
「じゃあまた内宮で会えますよね。
 その時にお昼でもご一緒しましょう」などと、
自分の名刺を渡しもせずに、
心細い約束をしただけで別れてしまった。

外宮と内宮では3キロも場所が離れているのである。
また、内宮の規模もかなりでかいはずだ。
考えてみたら、再びすれ違える可能性などかなり低い。
しばらくしてから、あんな心細い約束をしたことに後悔した。

でもそれは結局、杞憂に過ぎなかった。
ちゃんと内宮の、しかも本殿でまたNさんとお会いすることが出来たのだ。

内宮は、外宮とは比べ物にならないほどの広さだった。
集ってくる人の数も比較にならない。
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この日は連休明けの平日で、
さすがの伊勢神宮も、さほどに人数少なかろうとタカを括っていたのだが、
いるわいるわ、夥しいほどの人、人、人。
内宮に隣接する「おかげ横丁」は、大都市の繁華街みたいに人が溢れていた。
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神聖な場所なんだろうけど、あまりに人が多すぎて、
僕には外宮ほどのご神気は感じられなかった。
さすがに本殿は素晴らしかったけれども。
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内宮の本殿でNさんと首尾よくまたお会いすることが出来、
今度はしっかり、名刺を渡した。
「お昼を一緒に食べましょう」と言って、おかげ横丁に向かった。

道すがら、Nさんが取り出したハンカチを見て驚いた。
「それ…もしかして僕のと同じじゃないですか?」
そういって、僕もハンカチを見せると、
柄から何から全く同じメーカーのものだった。

なんて分かりやすいシンクロなんだ…。
こういう形で出会う人とは、必ず何かの縁がある、僕はそう思ってる。
偶然は、単なる偶然ではないのだ。
半信半疑でもいいから、そこに何かの意味を感じつつ行動すると、
人生は川の流れに乗るようにスムーズに進んでいったりする。
これは経験上、間違いが無いと僕は感じている。

人で賑わうおかげ横丁をふたりで歩いて、
この日2食目の伊勢うどんを食べた。
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イカゲソ天を食べたり、伊勢名物の「赤福」を買ったりした。

「このあとはどうされるんですか?」と聞くと、
Nさんは、
「今回は、もうここが最終で、あとはまっすぐ横浜まで帰ります」と言った。
おかげ横丁の入り口で、
「またどこかでお会いしましょう」と手を振って、お別れした。

Nさんと別れたあと、僕は一旦、内宮に戻り、
「木花咲耶姫」の祀られている小さなお社にお参りした。
(この神様は、名前がかわいいので何か好きなのだ)

「そういえば」
と、参拝がすっかり終わったあとで思い出したことがあった。
伊勢神宮の石灯籠には不思議な話があったのだ。

伊勢神宮の石灯籠には、なぜか六芒星(ダビデの星)が刻まれている、
という話を聞いたことがあるのだ。
何故ユダヤの紋章が、日本最大の、とも言える聖地に刻まれているのか。
想像を巡らさずにはいられない。

うまく石灯籠を見つけられないので、警備員さんに尋ねてみた。
内宮から外宮に向かう道すがらにあると教えてくれた。

これがその石灯籠。
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たしかに、六芒星が刻まれている。
上に天皇家の十六菊形紋、下にダビデの星。
物凄い組み合わせである。

先の警備員さんの話では、
「この石灯籠は昭和28年に最初に作られたそうです。
 恐らく六芒星は当時の石屋さんが勝手にデザインしたものでしょう。
 それをそのまま踏襲する形で、数多くの灯籠が作られたと聞きました。
 灯籠は伊勢神宮そのものとは直接関係がなく、
 伊勢を敬う有志の方たちが立てたもので、
 よく言われているようなダビデの星との関係は、
 たぶん無いんじゃないかと私は思っているんですが…」ということだった。

確かに、偶然ということも考えられる。
六芒星は、単に三角形をさかさまに組み合わせただけの単純な形だ。
この程度なら偶然に出来たりもするだろう。

でも、ユダヤの聖地「嘆きの壁」には、
なんと、天皇家の十六菊形紋が飾ってあるらしいのだ。
これは簡単に偶然と片付けてしまうことは出来ないのではないか。
「お花」というところまでは合致してても、
その花弁が16というというところまではなかなか一致しないだろう。
しかも、双方ともが、恐ろしく歴史の古い宗教なのだ。
何かある、と考える方が自然ではないだろうか。

この日の晩は、伊勢より少しだけ北に進んだ久居市に泊まった。
ホテルでは無線LANが使えるとのことだったのに、
僕のPCではうまく使えなかった。
おかしいなぁ。
購入時に無線入れたはずなのに…。

ネットを繋げるためにわざわざ値段の張るホテルに泊まるのに、
こういう事態になるとホントに凹む。
今後は無線LANのホテルには絶対泊まらないことにしよう。

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2007年3月10日 (土)

2/12 日本一周218日目(伊勢市)

☆今日の概要☆

なし

★本日の走行キロ 4キロ

☆今日の概要☆

ここ数日の疲れで、
伊勢神宮を参拝するエネルギーが湧かず、
ホテルでずっと過ごしていた。
仕事もあったからだけど。
一昨日高野山を朝から夕方まで歩き、
昨日は300キロを走破したんだから、
そりゃさすがに疲れるよな。

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2007年3月 8日 (木)

2/11 日本一周217日目(高野山~伊勢)

高野山~伊勢

☆今日の概要☆

・真田庵
・洞川温泉「角甚」(通算529湯目)
・入之波温泉「山鳩屋」(530湯目)

★本日の走行キロ 301キロ


☆今日のオススメ☆

・中華津津
・入之波温泉「山鳩屋」


☆今日の詳細☆

高野山を去る前に、もういちど奥の院まで行ってみた。
この日の高野山はうっすらと雪化粧をして、
昨日とは全く違う風景を見せていた。
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九度山まで下りると天気はすっかり回復して、気温も温かくなった。
地図上に「真田庵」があるのを見つけたので、訪れてみた。
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ここは、関ヶ原の戦いに敗れた真田昌幸・幸村親子が蟄居した場所だ。
小さなお寺と、昌幸・幸村を神様に祀った小さな神社があった。
お寺では真田家グッズとしてステッカーや幟を売っていたのだが、
売店の扉は開かないし、お寺のチャイムを押しても誰も出てこなかったので、
結局買えなかった。

この日は、高野山から伊勢までの長距離を移動した日。
実に300キロも走った。

道すがら、と言うには過ぎた寄り道だったが、
洞川温泉という修験道にゆかりの深い温泉場と、
温泉チャンプの郡司さんがオススメしていた入之波温泉に立寄ってみた。

洞川温泉では「角甚」という旅館(旅籠という方が雰囲気に合っている)に入った。
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温泉は湯温の低い単純温泉で無色透明、
あまり個性のあるものではないけれども、
玄関や館内の風情が良かった。
宿の人の応対が丁寧で、非常に好感を持った。

入之波温泉は、たどり着くまでほとんど車とのすれ違いなどもなかったのに、
到着してみたらものすごい車の数で驚いた。
「山鳩湯」に入湯した。
堆積物の恐ろしく多い温泉で、泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」。
露天風呂から見下ろす吉野川に向かって、茶褐色の温泉がドバドバと流れ去り、
温泉の成分がその流れの中でどんどん堆積して、茶色の崖を作っていた。
北海道の二股ラジウム温泉とか、鹿児島のテイエム牧場温泉とか、
和歌山の花山温泉あたりと、泉質的に近いのだろうか。
カルシウム分が多いとこのように堆積物が多く生成されると
勝手に思っていたのだが、泉質名に「カルシウム」が反映されていないし、
もしかしたらそうでもないのかもしれない。
いや、でも含有グラム数までは見なかったから、何とも言えないな…。

人がいっぱいい過ぎて、とても写真を撮れるような雰囲気ではなかった。
また、落ち着いて湯浴みを楽しむことも出来なかった。
気が付けばこの日は連休の中日だった。

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2007年3月 5日 (月)

2/10 日本一周216日目(高野山参詣)

☆今日の概要☆

・高野山参詣

★本日の走行キロ 0キロ(但し、歩行10キロ)

☆今日の詳細☆

朝から高野山巡りをした一日。
8時半にユースを出て、帰ってきたのが夕方の5時。
実に8時間以上、ブラブラと高野山を歩いた。
歩行キロ数は約10キロとのこと。
こんなに歩いたのは久々である。

ルートとしては、以下のような感じ。

高野山ユースホステル→徳川家霊台→女人堂→
金剛峰寺→大師協会→根本大塔・金堂→大伽藍→
大門→霊宝館→苅萱堂→奥の院→高野山ユースホステル。

重要文化財的な建物や仏像などがたくさん立ち並んでいるが、
どれもこれも大して有難いとは感じられず、
「ふうーん」という感じに流し見しつつ、
「結局作り物だよな」と思いながら、サクサクと歩いた。
大事なのは結局、心だろ、と、生意気なことを考えた。


とりあえず、高野山らしい画像をいくつかアップして、
その後に、長い長い、この日の出来事を。
(不思議な出来事もありました☆彡)

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左から、「大門」、「女人堂」、「金剛峰寺」の枯山水、弘法大師・空海さん




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左から「根本大塔」、その周辺のお堂、「苅萱堂」

印象深かったのは大師教会。
500円払うと「お受戒」が受けられ、
これが新鮮な体験で面白かった。

時間が来るとお坊さんが呼びに来て、
中講堂と呼ばれる大広間に座っているように促された。
僕が行った時間は他に人が全然おらず、
ひとりでポツンと大広間に佇むことになった。

ステージのすぐ目の前に座った。
中はだいぶ暗く、ステージ背後の壁に三本の大きな掛軸が掛けられていた。
曼荼羅と弘法大師とあともう一人、何とかという仏様の絵。
そこだけぼんやりと明かりが灯され、あとは大広間全体が真っ暗。
恐いとは感じないが、異様な雰囲気ではある。

しばらくして舞台袖からお坊さんが出てきて、ステージ中央の座に着いたら、
異様な雰囲気はますます濃くなった。
お坊さんの背後から光が来るので、顔が全く見えず真っ黒で、
いろいろと話す声だけがこちらに伝わってくる。
これは威厳があった。

戒めの話がメインだった。
しばらくお話を聞いて、
「お題目を一緒に唱えてください」と言われた。

不殺生、不悪口、不慳貪、不偸盗…とかいうやつである。
お坊さんのあとに続きながら、
「これは到底守れないな」と思う項目もあった。

10分ほどの唱和のあと、
お受戒の書かれたお札を頂いた。

あんな暗い中で儀式が行われて、
もしかしてあれのことを「イニシエーション」と言うのではないかと思った。

訳も分からず参加してみたけれども、
面白い体験が出来てよかった。
神聖、というか、神妙な気分に浸れるし、
恐らく一生忘れない光景だ。
これで500円なら、体験するのも良いと思う。

奥の院ではさらに面白い出来事があった。
後述するが、その前に奥の院の説明を。

ここには、お大師さんの即身仏が祀られており、
院の手前に数万とも言われる夥しい数の墓石が並んでいる。
ほとんどは一般の人たちのものだが、
名だたる戦国武将の墓も点在している。
一の橋から奥の院に進んでまず目に入るのは、
僕の地元・奥州伊達家の墓、その隣に宇和島伊達家の墓もあり、
さらに進むと、薩州島津家、武田信玄・勝頼親子の墓、
上杉謙信、明智光秀、石田三成、豊臣秀吉、そして織田信長と、
そうそうたるメンバーのお墓がここにある。
また、社葬された人たちのお墓もあって、
メジャーな企業の殉職者たちがそこに眠っていた。

不謹慎にもパシャパシャと写真を撮りつつ、
インドで培ってきたエネルギーを流しながら、
院を奥へと進んだ。

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Img_5366_1 これより先、写真撮影禁止なり。





面白い出来事は、一般人が進める最奥の場所で起こった。

弘法大師の即身仏が安置されている最奥のお堂の前で、
家族分のロウソクと線香を上げたあと、
傍らに腰掛けて瞑想するように目を閉じていると、
右隣から不意に声を掛けられた。

「あなた、お大師さんが好きなの?」
驚いて目を開けると、司馬遼太郎みたいな顔をしたおばさんだった。
「いや、あの、僕のおじいちゃんがお大師さんを信仰してたんです」と答えた。
「あぁ、そうなんや~」とおばさんは言った後、
 しばらく僕を見つめて、
「あなた、背中苦しくないか?」と言った。
突然のことで戸惑ったが、言われてみれば、確かに苦しかった。
我慢できないほどのシンドさではないが、
何せ朝の8時半からずっと歩き通しだ。
背中から腰の辺りまで、だいぶ張ったような感じになっていた。

「わたし見えるんよ、そういうの。
 ちょっと背中こっちに向けてくれる?」
素直に背中を向けた。
あぁ、恐らくまた、ドラクエみたいな流れが始まったんだなと思った。

おばさんは両手で僕の背中をさすり始めた。
上から下へ、上から下へ。
「こうすると楽になるからね」

背中をさすりつつ、おばさんは尋ねてきた。
「あなた、どっから来た?」
「えっと東北の仙台です。今は旅の途中ですけど」
背中は1分くらいやってもらった。
「これで、だいぶ楽になったとは思うけど、
 今晩寝る時にな…お大師さんの真言は知ってる?」
「南無大師遍照金剛…ですよね?」
「そう、それを寝る前に21回唱えなさい。
 そしたら、寝てる間にお大師さんが来て、
 背中さすってくれて、明日の朝にはすっかり楽になってるから」と言った。
「分かりました。ありがとうございます」
確かに背中はだいぶ楽になった。
まだ多少の苦しさは残っていたけれど。

「私な、お大師さんの声が聞こえるんよ。
 お大師さん、こんなこと言ってる。
 よく来てくれたなぁ。
 あなた、心のきれいな人や。
 後ろにお坊さんが一人ついとる。
 そんなに位の高いお坊さんでもないけど、
 あなたが人を喜ばせたり、人を助けたりすると、
 後ろのお坊さんの徳が上がっていくし、
 あなたの徳も上がるんよ」
 
そんなことを言った。

また、妙な人に遭遇したものだ。
しかも場所が場所だ。
奥の院の最奥、日本屈指の聖地ときている。
何かの意味がないはずが無い。
いったいどんなお導きなのか。
とにかく今はおばさんの話を聞こう。
こんな流れにはきっと乗るべきだ。

「あなた、何の花が好き?」
唐突に聞かれて戸惑った。
少し考えて、「菜の花」と答えた。
「菜の花か、ちょっと弱いな。他には無い?」
「じゃあ…」とまた少し考えて、
「桜が好きですね」と言うと、
「うん、桜はええな」とおばさんは言って、
僕の胸の真ん中に手の平を当てた。
そうして目を瞑り、しばらく黙ったあと、
「今、あなたの心の中に桜の木を植えたからね。
 さっきも言ったみたいに、
 あなたが良いことをすると、
 ひとつひとつお花が咲いていくから。
 どんどん良いことをやって、どんどん桜を満開にしていけば、
 あなたの人生も、自然とどんどん良くなっていくからね」と言った。
 

また、こんなことも言った。
「あなた、人を癒す力があるから、この数珠をあげる」
差し出されたのは、おばさんが左手に付けていたミサンガだった。
(まぁ、数珠ではない…けどね)と思いつつも、
「ありがとうございます」と受け取った。
「これ、仙台に帰ったら洗って清めて、
 いつも身に付けておきなさい。
 これを付けて人の辛いところをさすってやると、
 その人、楽になるから。
 数珠自身にその力があるし、あなたの力も入ってくからね」

 

狐につままれたような気持ちのまま、
おばさんに「ありがとう」とお礼を言って、僕はその場を離れた。

そんな訳で、僕は奥の院にてひとつアイテムをゲットしてしまった。
ドラクエ風にいえば
『はむれっとは【赤いミサンガ】をてにいれた!』ってとこだろう。
恐らく、こいつがどこかで役に立つのだ。

それにしても…お大師さんはいったい僕に何をお望みなんだろう。
答えは恐らく、旅が終わった後に分かるのかもしれない。
何となくそう感じた。

そういえば、奥の院ではもうひとつ、
面白いというか、トクをした出来事があった。
お堂で、家族分のお守り7つと、自分の分のお守りとステッカーを買った。
お守りひとつ700円だし、合計6100円だなと考えながら、
お坊さんに「これ、ください」と持って行った。
お坊さんはお守りの数を数えて、「はい、4000円ですね」と言った。
明らかに1個500円だと勘違いしていた。
間違いを指摘するべきかとも思ったけど、
あ、これはきっとお大師さんの恩寵だなと感じて、
有難く黙って受け取ることにした。
東北から、2度目の参詣だし、きっとお大師さんのご褒美だ。

そんなラッキーを抱えたまま、奥の院の最奥に進んだら、
先述したおばさんとの不思議な交流があり、そして赤いミサンガを手に入れたのだ。

この日の晩は、京都から来たという二人の社会人と相部屋になった。
どちらも24歳だと言った。
お菓子やお酒をたくさん持ち込んできていて、
「どうですか?」とビールを差し出されたけれども、
お酒は全く飲めないので、お断りした。
その代わり、お菓子はガンガンいただいた。

ふたりとも楽しい性格でアッサリ打ち解けて、
旅の話や、ここには絶対に書けないような話までw、
実に色んな話で盛り上がった。
隣の部屋が22時で素直に消灯してなかったら、
僕らはかなり遅くまで喋っていたのではないか。
ユースホステルの良さを存分に味わった、思い出深い夜となった。

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2007年3月 3日 (土)

2/9 日本一周215日目(川湯~湯の峰~十津川~高野山)

☆今日の概要☆

川湯温泉→高野山

・川湯温泉「仙人風呂」
・湯の峰温泉「つぼ湯」(通算527湯目)
・十津川温泉公衆浴場「庵の湯」(528湯目)

★本日の走行キロ 110キロ

☆今日のオススメ☆

・仙人風呂
・つぼ湯
・庵の湯

☆今日の詳細☆

川湯温泉の冬の名物、仙人風呂に入った。
川床からポコポコと温泉が湧き上がり、川の水と相まって、
入浴するのにちょうど良い温度になっている。
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温泉地の名前の通りに湯の川に入るという、野趣に富む露天風呂だ。
いつかは入ってみたいと思っていた湯船のひとつだ。

露天はかなり広い。
25mプール以上に広いのではないか。
深さはあまり無く、川底にちょうどお尻が着く程度。
湯温は場所によって差があった。
でも大抵の場所では、水面近くでは湯温が高く、
底の方はだいぶぬるかった。
っていうか冷たかった。
ヨタヨタと湯の中を移動して心地良い場所を探ったら、
岩場の方、露天風呂の少し外れのあたりがいちばん心地良かった。
あまり人が行かないポイントらしく、
川底の石にコケがいっぱい生えていてちょっと気持ち悪かった。
僕が訪れたのは朝10時頃で、ちょうど誰も入っておらず、
広い露天風呂を独り占めできた。
土日や連休ともなれば、きっと観光客で混むんだろう。

お湯は無色透明でも、水着着用がOKで、
女性専用更衣室もあるから、女の人でも大丈夫だろう。
泉質は単純温泉で、入っている時はそうでもないけれど、
湯上りはかなり肌がスベスベする。
美肌の湯と言って良い。

湯船から上がった後、白い犬が近づいてきて、
僕と遊んでいった。
小学5年の時、犬に噛まれたことがトラウマになってて、
今でもちょっと恐いのだけど、
この頃は少しずつ大丈夫になってきた。

湯の峰温泉は、雰囲気の素晴らしい温泉場。
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ひと目見てすぐに好きになってしまった。
山あいにひっそりと佇んで、車通りも少ない。
小雨が降って、より一層落ち着いた雰囲気を醸し出していた。

「つぼ湯」という名物共同湯がある。
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湯の峰温泉を含んだ「紀伊山地の霊場と参詣道」は、
世界遺産に指定されており、当然「つぼ湯」もその中に含まれている。
裸で味わうことの出来る世界遺産って、世界広しと言えども、
なかなか無いだろう。

湯船は大人2人も入れば満杯の極めて小さなもので、
共同湯とはいっても、1グループ30分ずつの予約制で、
いわゆる共同浴場とは趣を異にしている。
僕は1時間待って入った。

岩場の陰にひっそり湧いた温泉、という雰囲気だ。
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白濁の湯は「含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉」。
湯底の方のどこからか温かいお湯が湧き出ているが、
方々に足を伸ばしても、それがどこなのか掴めなかった。
脱衣かごの上に腰掛を置き、その上にカメラを乗せて、
何枚か自分の入湯風景を写してみた。
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湯の峰では、山陰の湯村温泉のように
川沿いに小さな源泉が沸いていて、
そこで玉子を茹でて食べることが出来た。
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2個100円で買って、僕もやってみた。
「12,3分したら食べごろです」とアドバイスされ、
実にちょうど良い半熟具合になった。
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またしても冷やし方が下手で、うまく皮が剥けなかった…。
ゆでたまごもなかなか難しいものだ。

玉子を買った茶屋で、めはり寿司も頼んだ。
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めはりって本当にウマいな。
炊きたてのご飯だったから尚のことうまかった。
あとはお味噌汁と何か一品もあれば大満足だ。

川湯・湯の峰とはしごした後は、熊野本宮大社に参拝した。
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本来なら熊野三山をすべて巡りたいところなのだが、
今回はタイミングが合わず、熊野本宮だけとなった。
規模は大きくとも静かな雰囲気で、
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ちょうどお参りをしている時に、
「ボン、ボン」と鈍い太鼓の音が響き、
続いて宮司さんの祝詞が聞こえてきた。

はしご湯の最後は「十津川温泉」。
奈良と三重の県境あたりにある温泉だ。
数年前に出来たばかりの共同浴場「庵の湯」に入った。
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平日だからか、今日はどこも人がまばらで、
「庵の湯」も独占して入ることが出来た。
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窓外にダム湖の風景が広がり、
晴れていれば尚良い眺望だったろう。
雨に煙っているのもそれはそれで良いのだけど。

温泉はかなり熱めの「ナトリウム-炭酸水素塩泉」。
木風呂から贅沢に掛け流されていた。

入口のところに飲泉場もあった。
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鉄っぽいような味がしたが、飲みにくくはない。

十津川温泉は【源泉掛け流し宣言」をしており、
おそらくどこの旅館もそうなっているのだろう。

川湯から高野山へ至る道のりは険しかった。
クネクネと蛇行する細い山道(国道なのに)をどこまでも進み、
いつ果てるとも知れないと気が遠くなった頃、高野山が開けた。

高野山ではユースホステルに2泊予約した。
人生初の相部屋である。
一緒になったのは横浜の大学生で、
メガネを外したら中田ヒデみたいな風貌をしていた。
性格的にも凛としたところがあり、ますます中田に見えた。
高校時代にチャリンコで四国を回ったとか、
いろいろ活発に旅しているらしく、
ユースホステル利用者の王道を行ってる感じだった。

ユースの夜は早く、22時には消灯。
僕だけわがままを言うわけにもいかず、大人しく床に就いた。
この晩から早寝の癖がついた。

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2007年3月 1日 (木)

2/8 日本一周214日目(白浜~南紀勝浦~川湯温泉)

☆今日の概要☆

・白浜温泉露天風呂「崎の湯」
・南紀勝浦温泉「ホテル浦島・忘帰洞ほか」(通算525湯目)
・川湯温泉「大村屋」(526湯目)

★本日の走行キロ 158キロ

☆今日のオススメ☆

・崎の湯
・ホテル浦島

☆今日の詳細☆

白浜温泉といえば、名物露天「崎の湯」である。
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「原チャリ野郎のハラペコ日本一周」という、
僕の日本一周の野望の原点となった本にもここが紹介されていて、
当時23歳だった僕は、この露天に強烈に憧れたものだった。
あれから8年の時を経て、ようやく念願叶った。

「崎の湯」の名前の通り、
露天風呂のすぐ目と鼻の先に海がある。
歩いて10歩も行かぬうちに海だ。

露天は岩風呂で、海に突き出すようにふたつ縦に並んでいた。
手前の方が湯温が高く、海に近い側は少しぬるめ。
波の音を聞きながらの入湯はとっても気持ちよく、
せっかく景観の良い場所での入湯なのに、
何故か僕はひたすら目を閉じて、瞑想のような入浴を楽しんだ。
その方が心地良いと思ったのだ。

湯船の写真を撮りたかったのだけど、
人が結構入ってて断念した。
まぁネットで調べりゃすぐに写真なんか出てくるからな。
最近では本屋で売ってるガイドブックなんかよりも詳細なサイトがあったりして、
これから「る○ぶ」とかの旅本ってどうなるんだろうと思うけど、
そんなことは今はとりあえず関係ない。

僕はデジタル一眼レフで写真を撮るのだけど、
あれを温泉に持ち込むのはいかにも大げさでダメだ。
もっとコンパクトなカメラの方が良い。
近いうちに何か買おうかなぁ。

白浜には「白良浜」という砂浜があって、
ここが目の覚めるような白砂、
海もまるで沖縄みたいにきれいで(行ったことないけど)、
温泉以上にこの砂浜が印象に残った。
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なるほど、それで「白浜」温泉なのか。
思いがけず名前の由来が分かった。
こんなきれいな砂浜は初めて見た。

あまりにきれいで、
僕は30分以上も砂浜に佇み、
海を見たり波と遊んだりした。

この日の昼食は、南紀勝浦にてマグロ丼。
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この地方の名物だという「めはり寿司」も食べた。
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めはり寿司というのは、塩漬け(醤油漬け?)にした高菜で、
たわらに握ったご飯を巻いたものだ。
これがまたウマい。
シンプルな味わいがたまらず、めはりと味噌汁だけでも十分満足だと思った。
マグロもこの地方の名産で、冷凍しておらず美味しかった。

南紀勝浦温泉といえば、「ホテル浦島」の「忘帰洞」が有名だ。
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桟橋に車を停めて船に揺られること5分、
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島全体が施設になってる「ホテル浦島」に到着する。

入浴料1000円で、6つの温泉が楽しめる。
僕はそのうち、3つの湯船に入った。
「忘帰洞」、「山上露天風呂・狼煙の湯」、「磯の湯」の3つだ。

このホテル、島全体が施設になっているだけあって、
規模がありえないくらいに膨大だ。
湯船から湯船への移動は、誇張でなく10分以上掛かる。
山上露天風呂へは全長150mを超えるエスカレーターに乗って、
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下を見下ろすたびに目の眩む心地だったし、
成分が最も濃いという「磯の湯」へも、
長い長い廊下をひたすら歩かねばならなかった。

青森三沢の「古牧グランドホテル」もだいぶ広かったが、
館内の景観としてはあんな感じだ。
もっとも、ホテル浦島の方が活況を呈してはいるけれども。

温泉チャンプの郡司さんがオススメしているだけあって、
泉質も「含硫黄-ナトリウム-塩化物泉」と文句なし。
少し黒味がかった白濁は、硫黄を含んだ食塩泉特有のものなのだとか。

「忘帰洞」では海を眺め、
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「狼煙の湯」では勝浦の町を眺め、
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「磯の湯」では温泉そのものを堪能し、
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船での往復も付いてこれで1000円はかなりお得である。
僕としてもオススメの一湯で、誰が来ても楽しめるだろう。
でもバリアフリーではなかったかも・・。

「ホテル浦島」では、湯巡りをしているうちに
マフラーを落としてしまった。
付き合い始めの頃に彼女がくれた手編みのマフラーで、温かく重宝していた。
失くしたとあっては彼女に烈火のごとく怒られるだろうと青くなった。
自力で探して見つからず、フロントにも尋ねたりして、
2時間くらい粘って粘って、それでもどうにも見つからず、
諦めてホテルを出ようとしたその時、
ホテルマンが息を切らして走ってきて、
「ありました!ありましたよ!」と言って、僕に手渡してくれた。
「大事なものだと聞いていたので…」と言ってくれて、
一生懸命探してくれたのだろう。
心遣いにうれしくなった。
彼女にも怒られずに済んで、めでたく南紀勝浦をあとにした。

そんなこともあって、川湯温泉に着いたのは夜の10時近く。
「大村屋」という民宿に泊まった。
昨日の民宿に引き続き、こちらもLANが引いてあって快適だった。

ただし、4階の部屋に通され、しかもエレベーターがないので、
重い荷物を担いで階段を上がらねばならなかったのは辛かった。
温泉はこじんまりとしていながらも掛け流しで、良く温まった。

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2007年2月21日 (水)

2/7 日本一周213日目(和歌山~白浜温泉)

☆今日の概要☆

・和歌山ラーメン「○宮」
・龍神温泉「元湯」(通算523湯目)
・白浜温泉「民宿Aコース」(524湯目)

★本日の走行キロ 185キロ

☆今日のオススメ☆

・ラーメン「○宮」
・龍神温泉元湯
・白浜温泉

☆今日の詳細☆

龍神温泉へ向かう道すがら、
いかにも和歌山ラーメンっぽい店を通り過ぎたので、
わざわざ引き返して入った。
「○宮」(まるみや)というお店。
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(※この「○」というのは別に店名を隠してるわけではなくて、
「○」の中に宮という文字が入っている)

ネットで調べたら、「○宮」は和歌山ラーメンとしては
結構な老舗になるらしい。
ここでもチャーシューメンを頼んだ。
(ってかこの頃はほぼ100%の確率でチャーシューを頼む)
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どちらかというと、昨晩の「○イ」に近いかも。
井出商店ほどに際立ったとんこつではなく、しょうゆベース。
やはりこちらが本当の和歌山としてのスタンダードなのかも。
適度な脂っこさとスッキリしたしょうゆ、
細メンも程よい腰があっておいしかった。
和歌山ラーメン、おいしいです。
3店食べて、全部うまかった。

龍神温泉は山あいのひっそりとした温泉場。
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島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉と並び、
「日本三大美人の湯」に数えられる名湯だ。

温泉街入ってすぐの「元湯」に入湯した。
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近代的な建物で、内湯2つに露天がひとつ。
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小さい内湯の方は、源泉掛け流しのようだ。
当然、そちらに浸かる。

無色透明の「ナトリウムー炭酸水素塩泉」で、
柔らかくスベスベして、何となく女性的な印象を感じさせる温泉だった。
…もしかして、だから「美人の湯」なのかな。

もしかすると、美人の湯っていうのは、
「そのお湯に入ると美人になる(美肌効果がある)」という効能自体もさることながら、
「お湯そのものが女性的で美人」という意味なのではないか。
後者の方が詩的で、僕は好きだなぁ。
「温泉」という言葉の響きが持つ、
神秘的で不思議な意味合いを感じさせて良い。

車の音さえもまばらな静かな温泉場。
これが温泉の本来あるべき姿だと思う。
湯治って、温泉に入ることそのものにも当然効果はあると思うけど、
こういう静かな場所で日々を過ごす、ということに
非常に大きな精神的効果があると思う。
もっとも、僕が訪れたのは平日だったし、龍神温泉は有名だから、
休日には沢山のお客さんが訪れるのかもしれないけど。

僕の好きな東北の湯治場にも、
こんな雰囲気の場所が多い。
山形の肘折温泉や、南花巻の鉛温泉とか。

白浜温泉に着いたのは夜9時頃。
「民宿Aコース」という変わった名前の宿に泊まった。
民宿といっても規模は大きくて、
温泉付きのビジネスホテルみたい。
まぁ部屋は和室なんだけど。
LANも繋がったり、かなりの充実を見せていて、
僕は非常に満足した。

温泉は、循環も加温も加水も塩素消毒もしているのに、
ひどくツルツル感があって、良いものだった。
バイブラバス付きの内湯と、露天風呂があった。

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2/6 日本一周212日目(和歌山市)

☆今日の概要☆

・和歌山市内・花山温泉(通算521湯目)
・和歌山ラーメン「井出商店」
・和歌山城
・和歌山ラーメン「○イ」
・和歌山市内・本町温泉(522湯目)

★本日の走行キロ 41キロ

☆今日のオススメ☆

・花山温泉
・井出商店
・和歌山ラーメン「○イ」
・本町温泉

☆今日の詳細☆

午前中、旅芸人さんと再び合流して、
和歌山市内の花山温泉に行った。
市民のための鄙びた日帰り温泉という感じだが、
宿泊もやっているらしい。

赤茶色のいかにも濃そうな源泉は、意外に温度が低い。
25℃前後の表示を見たから、
計るタイミングによっては、
「温泉」と判断されたり、はたまた「鉱泉」になったりもするだろう。
(泉温25℃以上、というのが、温泉と鉱泉を分ける基準なのだ)
これだけ色が濃いのに「鉱泉」というのは初めて見た。

カルシウムの含有が多いせいだと思うが、
湯口や浴槽の縁、手すりなどに、温泉成分が岩のように堆積していた。
鹿児島のテイエム温泉や北海道の二股ラジウム温泉なども、
こんな感じになっていて、多少の泉質の違いはあっても、
大まかな傾向としては似た泉質なのではないか。

入り心地の良い加熱した大風呂の隣に、
源泉そのままの冷たい湯船。
冷たいといってもその辺の水風呂みたいに
17℃とか苛烈なものではないから入りやすい。
熱い湯と交互に入れば、かな~り気持ちいい温冷交互浴となるだろう。

こじんまりとした露天風呂もひとつあった。
旅芸人さんに入浴風景を撮ってもらった。
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花山温泉には飲泉場もあって、
源泉をそのまま飲んでみたら、猛烈な苦味が口に広がった。
思わず顔をしかめてしまうほどだった。
微炭酸も感知できるけれど、それを味わう余裕が無いほどの苦味。
本当は水で希釈しながら飲むのだとか。
そりゃそうだよな・・・

旅芸人さんとは、この日の午前中でお別れ。
その後僕は、昼食に和歌山ラーメンを食べに行った。

和歌山の人からいろいろオススメは聞いていたのだが、
結局、通りすがった有名店「井出商店」に入った。
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店の外は、とんこつの臭みが漂っていて、
中はお客さんでいっぱいだった。
大盛中華そば(700円)を頼んだ。
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濃厚なとんこつしょうゆのラーメンだ。
地元の人はあまり行かないと聞いていたが、
食べてみると美味しい。
やっぱり有名店だけのことはある。

和歌山ラーメンでは、カウンターに玉子や早寿司が置かれていて、
これらは会計時に自己申告するのが主流だという。
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僕は食べなかったけど、
ラーメン屋に寿司があるのはちょっと新鮮だった。
寿司といってもマグロとかじゃなくて、鯖の飯寿司だ。
魚介のあまり得意でない僕は手を出さなかったが、
こういう、地域による文化の違いは、旅をしていて非常に面白い。

和歌山城にも行ってみた。
再建された紀伊徳川家のお城である。
3層の天守閣、2層の小天守の他、
隅櫓や多聞櫓などもあり、
連立式平山城というらしい。
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館内はご多分に漏れず地域の歴史資料館になっており、
紀伊徳川家の歴史をここで見ることが出来る。

戦国期が終わってしまうと、
とたんに歴史への興味が薄れる僕としては
あまり面白い史料は無かった。

戦国で紀伊和歌山といえば鉄砲の雑賀衆で、
その辺の歴史にも触れられるかもしれないと思ったのだが、
そのあたりの展示はまるで無かった。

和歌山城には、こんなかわいい奴らがいた。
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台湾リスなのだという。
おじさんがヒマワリの種で餌付けしていた。
僕もひと粒もらってあげてみた。
僕の手から取ってしゃかりきに食べた。
人にはかなり懐いているようだ。

この日はホテルに早々にチェックインして、
バタバタと仕事をやった。
冬場は連日のホテル泊まりで、
出費が激しい分、仕事もガッツリやらねばならない。
そのせいでブログの更新が遅れているんだけど…
本当は車中泊がしたい。

夜、もう一軒、和歌山ラーメンを食べに行った。
地元の人オススメの「○イ」というお店。
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ここはデフォルトでも大量のネギが乗ってくるという。
チャーシューメンを頼んだんだけど、
肉が見えないくらいのネギ、ネギ、ネギ。
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井出商店とはまた違った風味で、
もしかするとこっちが和歌山ラーメンとして正統派なのかもしれない。
(正しくは中華そばと言うらしいけど)
井出商店はしょうゆを使いながらも
とんこつのこってりを前面に出して、
この点、九州のとんこつに似た雰囲気を持っていると思ったけど、
○イのラーメンは、どちらかというとしょうゆがメインになっていると思った。
僕はかなり好きな味だった。
でも、ちょっとネギが多すぎかな。
若干少ない方が、麺やスープの味を堪能できて良いと思った。

ラーメンを食べたあと、
閉店時間(0時)ギリギリに駆け込み、
和歌山市内・本町温泉に入った。
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炭酸カルシウムが豊富だというお湯は、
朝に入った花山温泉のように、茶褐色を呈していて、
お湯の表面に沢山の湯華が浮かんでいた。
あれ、温泉に不慣れな人なら、きっと垢が浮いてるんだと思うだろうな…。
クレームが付いたりすることもあるだろう。
その度に「あれは湯の華でして、新鮮な温泉にこそ…」
と繰り返し説明する従業員さんのイメージが、
パッと浮かんでしまった。

泉温は35℃というから、多少の加熱はしているのだろう。
でもさほど熱くなく、長湯には適していると思った。
泉質は「含二酸化炭素・鉄-ナトリウム・マグネシウム-塩化物強塩泉」
という物凄さ。

昨日から、有馬・花山・本町と、
茶褐色の温泉にばかり入って、
僕の白タオルもすっかり真っ茶っ茶になってしまった。
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これは洗濯して取れるものではない。
他に使い道も無いので、本町温泉でお役御免と決めた。
さよなら、蔵王ハイツのタオル。

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2007年2月16日 (金)

2/5 日本一周211日目(有馬温泉~和歌山)

☆今日の概要☆

・旅芸人さんと合流
・ケンタッキーフライドチキン食べ放題
・有馬温泉「金の湯・銀の湯・上大坊」(通算520湯目)

★本日の走行キロ 199キロ

☆今日のオススメ☆

・ケンタッキー小野原店(全国でこの店だけっ!)
・有馬温泉「金の湯」、「上大坊」

☆今日の詳細☆

朝、ミクシーでお友達になった旅芸人さんと伊丹空港で合流した。
旅芸人さんはプロの競輪選手。
僕とは「温泉ソムリエ」つながりである。

はじめに、なごみがネットで見つけてくれた、
食べ放題のケンタッキーフライドチキンに行ってみた。
全国にケンタッキーのお店は数あれど、
食べ放題をやっているのはこの店だけ。
大阪・箕面市の小野原店である。
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フライドチキンだけでなく、
パスタやポテト、サラダなども食べ放題で、
さらにジュースも飲み放題。
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1時間の時間制限で、料金は1050円。
ワクワクして気合入れて頬張った。

しかし、いかに食べ放題といえど、
フライドチキンはなかなか数を食べれるものでもない。
結局、値段相応くらい食べてお腹いっぱいになってしまった。

その後向かったのは、兵庫の名湯・有馬温泉。
旅芸人さんと一緒に巡るため、これまで寄らずに取っておいたのだ。
公衆浴場の金の湯、銀の湯の他、
「上大坊」という旅館が源泉掛け流しだと
旅芸人さんが調べてきてくれて、
結局有馬温泉だけで3ヶ所も温泉に入った。


また、源泉巡りを兼ねて温泉街をそぞろ歩き、
天神泉源や炭酸泉源などを見た。

天神泉源は、大きな湯釜の中から、
ボコボコと温泉の湧出する音が聞こえ、迫力がある。
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不思議なことに、同じ敷地の神社に
僕らがお祈りを捧げた直後から、湧出量が増えた。
本当にあからさまに増えた。

炭酸泉源には飲泉場があり、
飲んでみると、鉄味の炭酸水だった。
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けっこうピリピリ来て、
昔の人はこのお水に砂糖を入れてサイダー代わりに飲んでいたとか。
鉄の味さえ気にしなければそれなりにうまいだろう。

有馬温泉は赤茶色のお湯だというのは知っていたが、
「金の湯」に入ってみると、チョコレートみたいな色のお湯で驚いた。
大抵、赤茶色の温泉はもっと明るい色を呈しているものだが、
「金の湯」はまるで違った。
あんな色のお湯を見たのは初めてで、さすが日本三名湯のひとつだ。
ほんの数分入っただけで、汗がなかなか引かない。
冷え性の身には有難いお湯だった。
泉質は「含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉」。
Img_50371←金の湯の玄関

「上大坊」の源泉風呂がまた素晴らしかった。
天神泉源から直にお湯を引いているらしく、
「金の湯」にさらに輪を掛けたようなこげ茶色。
もはや泥水のような色の温泉だ。
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湯口から注がれるお湯はまさに熱湯で、
味は強烈にしょっぱく、髭剃り痕にジンジン沁みた。
分析表を見るまでもなく濃厚この上ない温泉で、
こんな良い温泉に入ることが出来、旅芸人さんには感謝感謝である。
こちらも泉質名は「含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉」だ。

「銀の湯」は無色透明で、「金の湯」などに比べると、
インパクトに欠けるお湯だが、
しばらく入っているとだんだん体が重くなってくる感じがして、
あれは小さい頃によく通った「ラドン温泉」の感覚に似ていると思った。
少しの時間入っているだけで体がグッタリくるのである。
泉質を見ると、炭酸泉と単純放射能泉の混合泉。
恐らく後者の影響が強いのだろう。

Img_5069 ←銀の湯の玄関

有馬で湯めぐりをして、僕はすっかり疲れてしまった。
昨晩、仕事をやって寝不足だったせいもあったろう。
どうにも眠気には抗えず、途中で運転を代わってもらい、
和歌山に入るまでグッスリ寝てしまった。


旅芸人さんも温泉のHP&ブログをやってます↓
http://onsen-sommelier.web.infoseek.co.jp/indexpc.html

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2007年2月15日 (木)

2/4 日本一周210日目(大阪市)

☆今日の概要☆

大阪観光2日目

・新世界→道頓堀を歩く
・たこ焼き「かんかん」
・串カツ「串かつじゃんじゃん」
・金龍ラーメン
・たこ焼き「たこ八」
・新大阪駅・神戸ラーメン「皇蘭」

★本日の走行キロ 0キロ(電車で移動のため)


☆今日のオススメ☆

・新世界の街並み
・たこ焼き「かんかん」


☆今日の詳細☆

昨日に引き続き、大阪観光の一日。
大阪の下町、新世界から通天閣を眺め、
ゆっくりと道頓堀まで歩いた。

大阪は何というかアジア的な雰囲気を感じさせる街だった。
お店の看板がギラギラしているからなのか何なのか、
とにかく、日本の都市というよりは香港とか上海とか、
そっちの方の雰囲気を感じた(行ったことはないんだけどさ)。

大阪はたこ焼きやお好み焼きだけでなく、
串カツも名物なのだろうか。
新世界あたりでは串カツ屋がひどく目立っていた。
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串カツ屋というのは何となくひとりでは入り辛い。
お店の暗黙の流儀とかがありそうで、敷居が高く感じられるのだ。
長蛇の列が出来ているお店は一軒や二軒じゃなかった。
その中で一店、何となく入りやすそうなお店があったので、
意を決してみた。
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串カツとどて焼きを頼んだ。
どて焼きは、牛スジを味噌やみりんに漬け込んだものらしい。
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僕的には好みではなかったけど、まずい訳じゃない。
串カツは一本100円で、思っていたより小振りだったけど、
味はとっても良い。
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ガツガツ食べたいところを今後のために抑えた。

また、新世界ではたこ焼きも食べた。
「かんかん」というお店。
芸能人も多数訪れる有名店のようだ。
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あまりにも熱すぎて、口の中を思い切り火傷した。
上顎の皮が剥がれて出血するほどに火傷して、痛い目にあった。
味がどうというより熱さが厳しく、食べるのが大変だった。
ここに限らず、本場のたこ焼きは、中がふわとろで激熱なので、
慣れない人は注意が必要である。

新世界から道頓堀までの道のりは、
東京でいうなら秋葉原に当たる地区であろう。
電気屋やCD屋、アニメ屋が林立していた。

道頓堀は、僕が何か書くまでもない。
大きなカニの看板とか、くいだおれ人形など
大阪らしさ100%の街である。
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「たこ八」のたこ焼きと、
金龍ラーメンを食べた。

大阪ではとりあえず、
「神座」と「金龍」が有名ラーメン店のようだけど、
僕としては金龍の方が好きかな。
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臭みの少ないとんこつラーメンという感じだった。

くいだおれの街に来たからだろうか、
これだけ食べても何か物足りず、
晩にはまたラーメンを食べてしまった。
新大阪駅構内にある「皇蘭」というお店。
チャーシューメンを頼んだ。
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何げに大阪ではここがいちばん美味しかったかも。
3店しか食べてないけど。
味にうるさい大阪人のこと、
きっと僕が知らないだけでもっともっと美味しいラーメン屋さんはあるんだろうなぁ。

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